自家製クラフトコーラレシピ
自家製というのはどこまでかという問題はあるのですが、基本材料ベースを買ってきてひと手間やるならば自家製といっていいでしょう。先達のレシピを参考にしつつ、そこから自分的には最適解(執筆時点で)のレシピを書いておきます。
改良があればまた修正していきたいと思います。
目次
クラフトコーラレシピ
5回ほど色々試行錯誤して作ってみた最適解です。もちろん好みがあるのでそのあたりはやってみて調整してみてください。
材料(500ml分)
- 水500cc
- きび糖100g
- レモンスライス3~5枚(種ごと)
- シナモンスティック 1本(2本だと強そう)
- カルダモン2g(10個)
- クローブ2g(20個)
- バニラエッセンス 適量(5振りくらい)
スパイスの量はデジタルスケールみたいなのがないと分からないのですが、カレーで使う数種類のスパイスの小さじor1粒の重さ一覧という神サイトがあるので、使わせてもらいました。個体差はあれどざっくりでいいでしょう。上の個数はそこから換算して実際にそれで作ってます。
準備したほうが良いもの
- 瓶など入れ物(クラフトコーラを入れるため)
- じょうご(瓶詰めするときにあると超便利です)
- ラベルシール(マスキングテープが余ったので適当に使ってます)
手順
- 水、レモンスライス、シナモンスティック、カルダモン、クローブ、キビ糖を入れて煮込む。
- 粗熱を取って、瓶にいれる。このときバニラエッセンスを数滴いれる。
- 冷蔵庫で一晩寝かせる(6-8時間程度)
飲み方
水ベースなので、このコーラ1:炭酸水2or3くらいでいつも飲んでます。砂糖多めになれば、この割合が炭酸水多めになるって感じですね。他にも色々工夫すればいいのですが、基本的に炭酸水で割って飲むのが最適な気がしています。
実際の手順メモ(写真付き)
上記手順はおそらく料理慣れてる人なら全然なレベルなのでしょうが、初めてやるとか慣れてない人は色々手間な感じもするので、写真付きでお届けします。初めてやるーという方の参考になれば幸いです。
材料を揃える
まず材料がないと駄目なんですが、そもそもどこでスパイス売ってるんだ?ってなると思ったりします。スーパーで売ってますし、通販もありです。
きび糖(100g)
きび糖です。グラニュー糖などでもオッケーですが、きびの色がつくのでいい感じです。僕は、カップ印 きび砂糖 750gを使ってます。
シナモン(1本)
シナモンスティックを使ってます。シナモンパウダーでは駄目ではないものの、パウダーが溶けるかが良くわからないですね。シナモンスティックは色々ですが1本50円くらいはしそうです。例えば、シナモンスティック カシア カシャ 50g シナモン スティックとかですかね。
1本でなく2本にすれば多分シナモンフレーバーが強くなるのかなーくらいです。シナモン好きならもっと入れてもいいのかもしれないですね。
カルダモン(2g=10個程度)
カルダモンはホールを使って、潰してから使います。包丁で切れ目を入れて、中の実が見える感じにしたら、包丁を寝かせて潰す感じです。
潰したカルダモンはこんな感じです。この時点でいい匂いがしてます。マスコット カルダモン 25gなどでいいでしょう。
クローブ2g(20個程度)
ちょっとぼやけてますが、クローブです。クローブもホールを使っていてパウダーではないですね。クローブ 原形 50g 業務用などでいいでしょう。
レモン(半分)
レモンは皮を使うので輸入ものでなく国産がいいでしょう。残留農薬がないという輸入ものがあったのでそれを使うのもありです。当然ですが国産の方が高いですね。レモン半分を3-5ミリ程度にスライスしておきます。レモンの種類などによるのでしょうが、種や皮が苦味になるっぽいです。
レモン自体はスーパーで手に入れるしかないです。それか、レモン絞りみたいな市販品を使うかですが、これも国産レモンだと結構な値段です。例えばビオカ 有機レモンストレート果汁100% 700mlなどであれば他でも使えるので、レモンを料理で使うというケースで使えるので損はないでしょう。
バニラエッセンス(数滴)
粗熱とった後に加えます。適当なものを買っておきましょう。とはいえお菓子とか作らないとまずないような。僕は、バニラエッセンス 28ml /共立食品を使ってます。
作ってみる
1.水、レモンスライス、シナモンスティック、カルダモン、クローブ、キビ糖を入れて煮込む。
水500ccを鍋に入れて、上の材料をがっと鍋に突っ込んで、火にかけます。数分で砂糖も溶けていい感じになります。沸騰してぐつぐつすると多分色々と香りが飛んでくので、溶け切って沸騰前くらいでオッケーです。
こんな感じで飴色ほどではないですが、色が付いて美味しそうです。溶けた時点で良い匂いがします。
2.粗熱を取って、瓶にいれる。このときバニラエッセンスを数滴いれる。
上の鍋をそのまま放置して、粗熱を取ります。粗熱取りは鍋が手で触れるくらいを目安ですが、まあ適当に放置しておけば冷めます。
ボウルなどに茶こしとかでこしていきます。茶こしなければ、ざるとかなんかで代用しましょう。
ボウルに入れ終わったらこんな感じになります。こすものが、デカイものばかりなので、まあ下に入ることはないでしょう。
ここで、バニラエッセンスを数滴お好みで入れましょう。
次に適当な瓶を用意して、ここでは友人おすすめでカルディで買ったGSのブラックティー(アールグレイ)の残り瓶をアルコール消毒か熱湯消毒して使ってます。
アルコール消毒液とかも普段瓶詰めとかする人なら普通にある気がしますが、ない人は熱湯消毒でいいかなと。もちろん今後何度もやるならアルコール消毒液が便利ですね。
さて瓶詰めを一回でもやると分かるのですが、何でやればいいか?です。そうです、この時活躍するのがじょうごです。たまたま東急ハンズで見かけたのですが特急じょうごがマジでおすすめです。作りが凝ってるので液体も、お米とかも、すぐ落ちます。つまり、注ぎ効率がいいんですね。まあ沢山やらないならそこまでですが、たまたまですが、上のGS瓶にジャストフィットします(笑)
500円はしなかったと思いますが、他のじょうごよりは高かった気がします。一個あればめちゃくちゃ便利なので、二回目三回目とやる人にはおすすめです。というか他の調理でも使えますしね。2個要らないかもですあ、使っているのは特急じょうご 2個組ですね。下部にある凹みがペットボトルには最適にハマったりします。ペットボトルに入れて飲み捨てるとかもありかもですね。
あとはお玉でガンガン救って、とはいえ数回で終わりますが、残りをボウルから流し入れて完了です。
入れ終わったらフタをして、マスキングテープとか適当なものでいつまでに飲むか期限を書いておきましょう。どうでもいいですが、既存ラベルの上に貼るとテープ糊がベタベタしないのでおすすめです。
3.冷蔵庫で一晩寝かせる(6-8時間程度)
上で作ったクラフトコーラを冷蔵庫に入れて冷やします。味が定着するっぽいです。夜作れば、起きてから飲めますしおすすめですね。
飲み方
基本炭酸水で割ってます。ウィルキンソン一択だと思ってます。強炭酸ですが、割るのでそこまで炭酸はきつくないという結果となってます。Amazonで500ml24本入りで2,000円を下回るのですが、実は特別配送料で350円となり、実際には2300円くらいになります。こっそり書いておきますが、ヨドバシのウィルキンソンがコスパ最強です。2,150円で送料無料なのと、さらにポイントを使うと215ポイントつくので、実質1935円で買えます。300円から400円程度といって無視してもいいのですが、炭酸水をわりと常備する人ならヨドバシぜひぜひと(笑)
その場合の割合は、クラフトコーラ1に対して、炭酸水2or3です。
例えば、300ml程度飲みたいなら、クラフトコーラを100mlに対して、炭酸水200mlです。薄め方は好みなので、僕は1:3くらいでいい感じかなと思ってます。グラスのサイズによりますが、1:3でいいなら50mlクラフトコーラで150ml炭酸水で200mlでこれに氷入れるといい感じです。上手く調整して飲みましょう。
味について
味はコーラなのかと言われると、コカ・コーラとかペプシ・コーラのような甘さはもちろんないです。甘いものを求める人は砂糖を増やせばオッケーでしょう。
このレシピだと甘さ控えめくらいですが、全然飲めます。他にレモンを入れたり他のスパイス量を加減すると、よりコーラっぽくなるかと思います。
こればかりは好みなので、全然合わんと思ったらぜひ他のレシピか改良してみてください。
留意点
このレシピは水を使っているので、3日程度で飲みきってます。シロップとして砂糖が多ければもっと持つ気がしますがそのあたりはあまり分かってません。そっと教えてください。
ターゲット
クラフトコーラを作って楽しみたいという人は色々いるとはいえど、普段炭酸水を飲む人、コーラとかジンジャーエールが好きな人、自分で甘みなど色々調整したい人向けです。ひと手間かかるのですが、その分まあ美味しいですよね。
作成履歴:チャレンジメモ
上のレシピができるまでのチャレンジメモです。
最初:チャイスパイスで作るというアイデア
あったのでそれを真似してみたのですが、まずくはないもののジンジャーが強すぎた感じでした。これはこれで手軽ですが、コーラとは違っていました。チャイスパイスの成分によりそうです。
参考:話題の「クラフトコーラ」を作ってみた!意外なあのスパイスを使った簡単レシピとは?
これを試すことで、スパイスを用意して作らないといけんぞと思いました。
2回目:色々なレシピを見て試す
スパイスを買ってきて試しました。レモンの苦味が出てしまったのと、甘みが少なく感じました。
3回目:レモネーディアを使う
手に入ったレモンとみかんの合いの子みたいなレモネーディアが余っていたのでそれを使ってみました。みかんの皮みたいに薄いのもあり、半分くらい入れてみました。レモンではないがこれはこれで美味しい感じでした。
4回目:レモンをさらに追加する
レモン半分でやりつつも、酸味重視でレモン汁も追加してみました。想定通りレモン感が強くなった感じです。
5回目:レモン半分で皮付きで試す
今とほぼ変わりませんが、レモン半分だけでどうかというところで、これで十分かなというところで、ほぼレシピは完成になったというところです。
参考にした先達記事
既にある記事を参考にしつつ改良させてもらいました。ありがとうございました!
瀬戸内レモンとシュガー&スパイスでつくる自家製コーラの愉しみ方
スパイス3つ♪添加物なしのクラフトコーラ原液 レシピ・作り方
自分もこんなレシピで美味しかったとか、何かあればこっそり教えて下さい。良いクラフトコーラ生活を!
筆者プロフィール
- 「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介、仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューやお問い合わせはお気軽にどうぞ。
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