アイデア自体をビジュアル化すると自分の理解度が見えてくる

当たり前と言えば当たり前ですが、それをやると理解度が見えると。だからこそ、アイデア→書き出す(アウトプット)→確認して理解度チェック→さらに次へというプロセスが大事なのかなという気づきの話です。

実際に僕がオラオラ書いている図解とかアイデア概念というところをビジュアル化してどうなっていくかで説明してみます。

アイデアが生まれたら何か書き出す

ここではアイデア自体を言葉で書くことに慣れているので、ちょっとビジュアル化して言葉でない説明というところに絞ってみます。言葉ですと自分が書いたでしょ→理解できるでしょ、みたいな態度ではもちろんないですよ(笑)ですが、そう思ってしまっているかもしれないからです。

頭の中にあるアイデアはカオスかもしれない

まずこちらの図解です。

アイデアとして頭の中にあるものが「ぐちゃ」っとしていればこんな感じで出したらぐちゃって感じですよね。というのは伝わりますか?

じゃあ、最初から整理された「アイデア」があるかというとそれはなくて、だから整理していくんですね。整理するために、アウトプットする。ビジュアル化をここではしようってことです。

宣伝ですが、僕はアイデアの壁打ちをしているのでそれを求めている方はぜひご検討くださいね。

頭の中だけではメモリ不足なので、外でやる

外とは頭の中以外ということです。だから紙に書いたら紙上でとか、別に立体物使ってもいいですよ。パソコン上でもいいですし。そこは問わずですが、少なくともマストなのは、頭の中で閃いたアイデアを頭の中でいじらないってことです。

違う観点でいえば、発散状態のアイデア対して収束化することになるのでしぼんだりして良い結果になりづらいです。膨らむ風船を無理に型にはめて膨らまないようにするみたいな感じですね。あまりやると型にはまりすぎて割れるイメージです。伝わりますかね。

なので、カオスなビジュアル状態から整理すると。一つずつかは分かりませんが、とにかく分かるものを取り出すと。ここで完全にカオス→きれいになるとかを望まない方が良いと思います。慣れはあると思いますが、経験値が低ければそれはそれでカオス度が高いはずだからです。

出てきた見えるもので再度ビジュアル化する

整理の整理という感じです。出てきたもので戦うしかない=考えるしかないということです。ここで「何か違うんだよな」というのはぐっと乗り越えるしかないです。僕もしょっちゅうあります(笑)

言いたいことはそれではないが伝えられない。言葉にできない!というフレーズが出てきそうな局面ですよね。普通にあります。誰でもあるかと。

ここで出てきたものを整理して、ビジュアル化した。それで言いたいことが言えたかどうかって話が今回の本題です。

ここで、面白いポイントだと思ったことをビジュアル化したといえるので、それを自分でみてどう思うか。客観的に見てどう思うかを考えればいいということですね。

この作業をすることで、要素1,2が面白いというところを言えることに気づくが大事ということです。要素3やカオスな点が大事ではないということではないですが、少なくとも何がなんだかわからないカオスよりは進んでいるのがビジュアルで分かるんじゃないかと。

要素1,要素2についてあとは深堀りするのか、それとも違うということになるのか。あとは要素3が実はめちゃくちゃ大事だからそこを入れたいとか。まさに整理の話になっていくわけですね。

書き出さないとどうなるか?

書き出さないとエラーが起きます。単にメモリが不足するので、計算エラーというか、論理エラーというか、考えられないという感じですね。記憶力試験をやるわけではないのでここは外部記録とかに頼りましょう(笑)

書き出した場合、脳内がクリアされるか、カオスが減るので、作業メモリが増えるはずです。増えないとかってこともあるのかもしれませんが、書き出すことで考えがはかどる=圧縮される=整理される=キャパが増える=考える余地が増える、みたいな感じです。

これがアウトプット、ここではアイデアをビジュアル化するということの効用かなと思います。

書き出した後はどうするか?

これもそれぞれですけど、僕の場合なんかもやっとしたり、甘い部分があるなあというところでも出してしまいます。その上で「自分でツッコミを入れて」みてそこから磨いていく感じです。

なので、プロセスに全然興味ない人は辛いですが、最初はしょぼいな!というアイデアも磨くと面白くなることもあります。または最初から良い線行ってることもあるわけですね。ただそれは結果的に磨くから見えるのであって、最初から分かるわけではないと。なんかもどかしいですがそういうものですね。そういう性質の物体というか、感覚ってことですね。

上の話では、書いてみてまだまだ深堀りが足りないならそうしていくということです。

僕の例で言えば、アイデアを出すにはどうすればいいか?というのは自分なりの考えはもちろんあります。ですが、それがどこまで再現性があるか、または確からしい、または他の人でも言えることかはわからない点が正直多いです。そう思われていることも実はそうではない、細かい点で違うけどそれがかなり大事だったということもありえるからです。保留が常についている感じですね。

だから保留です、分かりませんだと面白くないので少しでもいいので進めていきたい。とはいえ別に研究者だといってどこかに所属して何かやるわけでもない、方向性が違う(笑)のでやり方は色々あるわけですね。

資料を作ってそれで理解したとか、分かったとか思っても実は分かってないかもしれないなんてしょっちゅうです。感じてもらえれば嬉しいのは僕が書いているから、言っているから、分かっていることはそんなになくて(笑)分かってないなあというところがあって書いています。分からなさの発見みたいなのがあるのがメタっぽく、再帰的で面白いとも感じています。

だからこそアイデア→ビジュアル化で完璧にその自分のアイデアが説明できるとかってなくて。多少ずれたりしている。何か違うよなとなっているから面白いんだろうというところですね。

おわりに

アイデアというところで、自分の理解度が分からないなら整理するのが良さそうです。chatGPTとかでもいいですし、そこはいずれにせよ何か自分でアイデアがカオスなりとも、言語化、ビジュアル化してAIでも人でも伝えていく必要がある。その上でフィードバックがあって進んでいく感じですよね。

そうやって地味に繰り返して明確になると。

ただ一点だけ留意したいのは、アイデアを育てるという意味では全然これはありだと思いますが、ブラッシュアップするというところで、時間をかければ良いとかってことでもないと思います。矛盾しているようですが、例えばビジュアル化=資料化を凝って綺麗にしたとしますよね。ビジュアルがすごい=整理されている=分かりやすい。これは素晴らしいです。その資料はですよ。

でも、資料が良くても資料は何かの手段だった。伝えるというところであれば過剰なリソースだったかもしれないわけです。別に伝わるなら最低限のメモでいいわけです。または伝えるのが自分ならそんな凝ったものがいるわけではない。さらにいえば、それはたたき台であってそこからビジネスを進めるとか、アイデアを育てる意図があるなら凝るというのは色々やる中での一つでしかないわけです。

何か資料って作ると面白いから凝りがちです。でもですね、綺麗な資料って実は色々と抜け落ちていて、綺麗にする余力が倍かかっているなら、先のスライドで言えばカオスな部分をさらに明確にできなかったのかとかも言えるわけです。実際はケースバイケースですけどね。

だから時間をかければいいとか、資料を綺麗にすればいいというのは本質とは異なります。あくまでアイデアを説明するとか、ビジュアル化してみて、自分の理解度をチェックしてみるというところでやると良いかなと。そこで全然違うなという場合に誰かに伝わるかですが、やはり伝わらないかもしれないと(笑)でもそれでも伝わる部分があるかもしれない。それはやってみないと分からないので、GOあるのみですね!

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

リサーチとアイデアの出し方講座

大橋のアイデアの出し方やリサーチの仕方などのやり方などを初心者向けに解説したUdemy講座です。本ブログのアイデアやリサーチネタが気になって、どうやってやっているんだろう?と思った方はぜひ。

気になる方はハードルを極限まで下げているのでチェックしてみてください!