新しいことにワクワクする

空き店舗、つまり閉業した店を目にするようになった。コロナ禍においてはじわじわと影響が出ていると感じる。

一方でそういう空き店舗は、ニーズがあれば別の新規開業者がなにかチャレンジをする場となる。ポジティブに捉えると、空き店舗の整備された、「ガラス窓にビニル」がかけてある様子はなんだかとても好きだ。

ややエッセイ風でお届けします。

日常生活の中で見るポジティブ

違和感発想などでもそうだが、結局日常の積み重ねでしかない。小さいものでいいのでそれがスイッチとして入れて得られたり、保存したり観察で得られないならやはり「得られない」というわけだ。

例えば、上の閉店や開店準備か分からない状態が僕は面白いと思っている。どっちかが明確にわかっている、必ず失敗も必ず成功も全くおもしろくない。それは関わる余地がないと思ってしまうからだ。自分が関わっても未来が変わらないからだ。

散歩をしている犬(されている犬?)は、暑さはあるが外を歩けるのが楽しいので、その姿はポジティブかもしれない。しかし無理に散歩に釣れられている犬も、または自宅で籠もっていて外に出たくない人はその散歩が苦痛に過ぎない。そもそも歩きたくない、ひと目に触れたくないなど色々な理由もあるだろう。

同じ散歩でもポジティブかそうでないかは大分違う。

道を掃除する人がいる。仕事でやる人もいるが、多くは街の人であり住民であり、近くの人であり、職場の人かもしれない。その行為自体がどう役立てているかは分からないが、少なくとも「きれいにしようとする人」が目前にいることは人の心を優しくする気がする。同時にポイ捨てをそこでするような図太い人が捨てるのをためらうかもしれない。

掃除も公共空間となると随分毛色が違ってくる。

お店でテイクアウトしたコーヒーを幸せそうに飲む一人客、楽しそうにサンドイッチを頬張る4人組。人の幸せや楽しさやポジティブは至るところにある。

そういうポジティブに触れる量が多ければ当然ポジティブな感覚になれる。逆にそれを恨んだり憎んだりという人はその状態にないことが圧倒的に多い。もちろんそれも環境なのだが、そこを振り返られるかはポイントかもしれない。

つい観察してしまう定点観測

全く自分に利益がないが、面白いというかついつい見てしまうことはある。

ある服屋さんの店員さんの声掛けであったり、人のあるき方や格好でもいいし、年代で分けても分けなくてもいい。買い物の仕方や人の会話も面白くて良い。

社会への興味、人への興味が全くないという人は知らない(そう言わないだけで)のだが、やはりその小さいというかあなたの興味がそこから開拓される。

例えば、買い物のレジでのお金の払い方だ。あなたは小銭からか、お札からか、それともキャッシュレス決済で忘れてしまったか、そういう払い方は多分人によって違う。それがどうということではなく、違うことを知っているだけで、面白いということだ。

この手の面白さが至るところにあるので、ぐるぐると見渡すと色々な人がなにかしている状況は基本的に僕は好きだ。

新しいことにチャレンジするのが普通という状況

0から1が好きとは安全なところで「おーい、がんばれ」という感じではない(笑)実際に自分もリスクというか、前傾姿勢でやっている。それが形にならない、成功的な成果がないと、人は途端に冷たくなるというか、何をやったかを知りたい人は多いみたいだ。

でも、残念ながらやったことを知っても、自分でやって知るのは意味が違うし、少なくとも自分でやって知って想像できてその上で人のことを知る意味がある。順番が違っていてもそれぞれのやったことがなければ学べない。これはもう人間の学び方で変えられる部分とそうでない部分があるようだ。

自分の状況をそういう前傾においとかないとサボるし、何もやらないだろうなということを常々把握というか知っている。サボり症でありサボる人なのだ。だからこそ、環境で0から1をやらないとだめとすると、フシギなことにそういう思考とやろうとする意志が出てくる。

とはいえこれも追い込みを激しくしすぎれば(借金しまくるとかね)だめで、普通に終わる。これも、背伸びでないが、適した追い込みがいる。それって難しそうで人それぞれなんだけど、多分、自分を把握すること、環境を把握すること、そのズレを認知して少しだけやってみること。

この繰り返しなのでめちゃくちゃ難しいことでもない。人参が通用しない人もいるから、自分に素直に向き合ったり、振り返ったり、どう動くかをわかる人は多分これは結構簡単な世界だ。分からない人は苦労するが、とはいえ今から始めても全然間に合うというか出来る。みんな出来るが、意志とか性格とかだと思いこんでいるからだ。環境をいじるほうが多分再現性が高くやれるという感じだ。

自分が見た景色は昔描いていたなにか景色か風景かは正直分からない。ただ純粋に今やなにかこれから起きることを想像していくと、ポジティブにとてもわくわくしている。こういうワクワクするときって今までの経験則では大体文字通りなにか出来るのである。出来たというイメージが経験的、体感的に強い。そうでないとワクワクでないと人は不安や恐怖で動けないからだ。これは訓練に近いと思う。どう動けるか、未知数であればあるほどそこにポテンシャル=潜在的可能性がある。

そんな状況を楽しんでいきたい。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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