ガクブルになりながらも名乗るのは大事。何者かは自分で決める

ちょっと自己啓発っぽいですが、仕事論みたいなネタです。こういうネタもたまにはいいかと。

細かな違いが分かれば、さあ専門家と名乗るべしという記事を書いたんですよ。もう4年前とかですけど。で、この考えは今も変わらないというところで、いくつか書いてみます。

あなたの専門性は必ずある

これは自己啓発とかってことでなく、一人が生きる上で様々な環境や興味があるわけです。ここまではいいですよね?で、その一人、つまり日本なら社会における一人として、あなたが誰とも違わない個性がないと生きていけない・・・わけはないですよね。

ここでいう専門性とかは、あなたの強みとかってことです。それって誰でも持っている。ですが、こういう人もいると思うんです。「自分の得意なことって何か分からん。強みはない。専門とかはないな」とかとか。

僕もこれは痛いほど分かるんですよ。僕だって何か専門っていうのは、「そこまでやれてないし」「実績はどうだろうか」とか色々考えて結構逃げ腰というか名乗りづらいとかがありました。で、僕が名乗れたから名乗ってくださいということでもあるんですが、名乗ればいいとか、名乗れば勝ちとか(笑)そういうことでなく、名乗るので自然と相乗効果って感じですけど、よりその専門性が身につく。それによって人や情報を集める、引き寄せるってのがポイントです。

僕で言えば、先の記事はアイデアの専門家とか、ビジネスアイデアの専門家とか言ってました。今はそこまでいってないですが、ビジネスデザイナーとしてビジネスを作るというところをまあ相応は無視して(笑)名乗っています。名乗るとは、自己紹介で相手が初対面で言うということです。これをやると、洗脳できます。相手を(笑)ではなく、自分をですね。

自信が常にあって常に勝つというか結果を出せる人ってどれくらいいると思いますか?実際はプロでも3割くらいみたいな打率だから、多くは失敗です。マイケル・ジョーダンもめちゃくちゃ失敗しています。そういうひとですらなので、況や僕もそれどころではない。だからこそ、名乗る、名乗らないは1mmくらいの誤差しかないなと。つまり、名乗ったところで成功率が上がるわけでもないし、名乗らなくても下がるわけでもない。

え、じゃあ名乗らなくてもいいじゃんってなるのですが、あとは自己意識とかイメージの問題です。そうするほうが、分かりやすいとか、解像度が上がったり先書いたように「自然」と「相乗効果」で、「アイデアに詳しいなら聞いていいですか」となるほうが僕は美味しいのでそうするという感じです。

専門性として「これ」がない人もいると思うので無理に名乗るのでなく、自分がこれ詳しくなりたいぞと思ったらそれをやっていると言ったほうがいいってくらいですね。

ガクブルでも多分行動したほうが結果を出す

こういう比較はあまり意味がないのですが、多くは選択肢としてどっちかしかないってことです。

A:自分はまだまだ実績や勉強が足りない。名乗ってもしょうがないかな。
B:自分はまだまだだけど、まあ名乗ってその後で色々やっていくか。

どちらが正解とかではないです。実際にBに対して批判すると、その実力でよくやるな!ということもできます。Aは謙虚ですけどでもそれで機会を取り逃すかもしれない。

AかBを選べということはあまりなくて、AはAのまま、BはBのままってことがあるような気がします。という意味で異質なものを取り入れる感覚で、Aの人がBもやる、B的な人がAをやるとかが僕のいう着地点です。どっちをやればいいとかでもないので。あとはやって自然かどうか、心と向き合うのはやってください(笑)自分に嘘ついてもしょうがないので。名乗る=実力不足だけどは一瞬は「嘘」ですが、別に騙すのは自分であって、相手ではないです。

当然ですが、相手も期待するので、Bをやったらゴリゴリとやらないといけない。

問題は、仕事ならば、お客さんが評価するってことです。つまり、あなたがあなたのアウトプットを評価してもそこでの評価はあまり意味がないんですね。正確には無意味ではないけど、相手がどう評価しただけなので、自分が「名乗る」「名乗らない」は関係なく、あとはアウトプットをどう見るかだけです。そこで良いなら良い評価であるし、微妙なら微妙だったということでしょう。それだけです。

微妙なら改善できるならしていけばいい。でもそれがしようがないなら、結構次へ、あとは相性とか期待値の問題もあるので、次いくしかないです。これは投げ捨ててるとかって印象を持つ人もあるかもですが、そんなことはしてないというか、しなければいい。丁寧にやるのは当然です。そのうえでこういう判断はしなきゃいけないって感じですね。

だから、短期的に見たらAの方が実直でみたいな感じがしますが、でもそこでたまに冒険しないといつまでも出来ないわけですよ。成長しないといっていい。でも、Bの人は短期的にはおぼつかないし危ういんですけど、長期でいくと機会を得てゴリゴリと成長しやすいように思います。

だから、じゃあBでいくぞなんていっても行動慣れしてないなら出来ないですよね。という意味でこれも正解ではないので、少しでもやってみることを取り入れるのが大事かなということになります。

自分と他人の認知はずれることが多い

このズレを意識すれば、自分が言い過ぎている、盛っているものも、結果的に他人の認知とすると「へーそうなんだ」くらいでしか思わないことが多いです。つまり、人は自分の話を聞いてないといってもいい。またはこちらが重要だということを「相手が重要」だと感じることもまた確率というか、高い確率であるかは不明です。

つまり、ズレがあるので、言い過ぎたもわりと軽くなるし、言ってないは何もなかったとなると。もちろん、言ってないのに言った(笑)とかもあるので、まあこればかりはしょうがない。ただですね、ズレがあると考えると、ズレをどう修正していくかって感覚になれるので、思考が早くなるはずです。

ずれてないのだ、一致しているのだというコミュニケーションはわりと悲劇になります。相手に失礼とかを思う人はいそうですが、失礼なのはいわないことだったりしますから、思い切りぶつけていくのがいいかなと思います。

名乗りを修正して調整する

あとこれもありがちですが、思い込みとして「一度名乗ったらそれを変えられない」という話です。これも思い込みですよね。まあ、毎日肩書が変わる人はさすがにですけど、実際に色々やった上でですが、まとまっていくとか、共通するものがあるはずです。だからそれを言うことで、見えてくる感じです。

だから、めちゃくちゃ変わることはないけれど、分野を変えると変わる感じはします。あと、大事なことは、自分が名乗ったのでこれは黒歴史だなとかまあ気にする人もいそうです。けど、黒とかは自分が思うだけで、そういう時代もあった、そうやって名乗っていたとかもあったで、逆にそれが変わらないのは成長していないかもしれないぞと。もちろんそれで経験を積んでいる、学びになっているぞと思えればそれはそんなことはないです。

パッケージではないですが、自分はこういうものです、というのは僕は変わっていくものだと考えています。変わらないことが良いことだと思いこめば違うんですけど、必要に応じて変わることは大事かなと。もちろん、変化すれば即ちいいのでなく、名乗ることで自分が変化しアップデートできるなら安いものではないかと。リスクもほぼないはずで、あるとすればそれをちゃんと捉えて意識することですよね。

何度変えてもいいし、自分探しみたいになるとまた違うのですけど、そういうのって自分で考えてもしょうがないこともあるので、人に聞いてもらったり、言ってもらうことで「あーこういうのがいいかも」を何度もやると。僕もコロコロではないですが、意識的に名乗りを変えていたりします。そういうピッタリなものって実はないと思います。なぜならまた自分も変わるからです。違和感があるわけではないが、そこそこ自分を表現しているものはやはり探したり検証していって見つけていくといいのかなと。

そうすることで、セルフイメージも相手のイメージも変わっていくというか、共通のものができるので話はしやすいと。まあそれだけで、あとは自分の持っている、考えていることや伝え方とか実際が問われますから。そこがなければ本当にハリボテです。ハリボテでこすっていけ(笑)なんて話ではなく、中身はしっかりした人こそが外を大事にしようねって方向です。

そもそもですが、ハリボテで偽る人はこんな悩みはないんです。こんな悩みってのは、名乗るとかのズレとかです。こういう悩みは多くは中身がある人が考えがちです。つまりAで謙虚なんです。謙虚も持ち味ですが、時にはしれっと大胆に動いてもいいかもしれませんよ。

そして最後はやはり自分のことは自分で決めるという判断の話になります。自分で決める、リスクを受け入れる、それでやってみる。あとはどうかを検証する。それをやらない限り、文字通りあなたの血肉にはならないんです。誰かが言ったからそうしたから自分は関係ない、はきついってことですね。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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