ビジネスデザイナーとして生きる

最近振り返りをしていて、気づいた仕事意識についてです。僕の自分語りですが、気になる人は読んでみてください。

結果的に僕は僕らしくいくというまあ人からみればどうでもいいことにもなりますが、自分にはとても感情的、つまり心が動く=エモい選択をしたという話です。

もちろん、「ビジネスデザイナー」としてやっていけるかどうかは、全て僕が判断するわけなので、誰かが決めるわけではないっていうのも重要なポイントです。

そんなことを色々書いてみました。まさに思考の垂れ流しですね(笑)

僕はビジネスデザイナーになる!

肩書が正直興味ない人も多いはずです。一方で初見の人には、気になると質問をしたくなる人もいるはずですよね。分かります。

「ビジネスデザイナー」という仕事が定義されているかはおいておいて、多分定義もかなり色々なのと、実績ある人が事業売却だーとか言われると世界が違うので一旦おいておきましょう(笑)それを否定しているのではなく、自分のスケールにおいて使っているのでそこはとくに妥協せず、自分なりに定義するだけですよね。というわけで、定義してみると、

ビジネスデザイナーとは、ビジネスを作る領域において青写真や仕組みの概念を提供する。当然いうだけでなくやる。抽象的なモデル構築から、具体的な施策まで一環して行いクライアントと一緒に考える相棒的存在である。

自分の定義

みたいな定義を考えました。ところどころに自分が出来ているのか?というセルフツッコミを覚えたのですが、出来ているところは出来ているし足りないところは足りないと、受け止めつつ書いています。細かいツッコミはあとで書くとして、なぜビジネスデザイナーになるとか、そういう肩書を使うか、思うところがあったのでそこを共有させてください(笑)

自分がその職業を作ればいい

花田さんという人が書いた本があります。そこに書かれていたのは、書籍「 出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと」は、本好きが本をオススメする面白実践記だったに書いているのですが、

中学生みたいだと思って恥ずかしかったので冗談めかして叫んだ。

「じゃあ菜々子さんの仕事のプライオリティーって何なの?」

「もっと心のこもった……というか……」

さすがに自分で言いながら照れて笑ってしまった。

「じゃあ心のこもったアドバイザーをやりゃいいじゃんか!」

(同書、位置1513より引用)

こういう下りがあって、今でも覚えてるフレーズというか文脈です。

つまり、僕がビジネスデザイナーって言葉を使おうがそうでなかろうが、何かしら「ビジネスデザイナー」っぽい響き、イメージがあるんですね。つまり、自分のイメージを言語化したのですが、それとイメージが違う人はギャップがある、知らないので分からない、まあ色々ですよね。

少なくともここは自分語りなのですが、上でいう花田さん(上では菜々子さん)が、心のこもったというところで、なんちゃらコンサルって胡散臭いとか怪しいとか(笑)そういうのが嫌なら、ということで、遠藤さんが「そうじゃないアドバイザー」であり、自分がやればいいのではって言ってるということですね。

これはそのとおりだなあと思っていて、自分のものさし、スケールで自分が定義したりこうだと思えばそれでいいんですね。というかそれしかないというか。僕がビジネスデザイナーとして必要なことはこれとか、それも決めてもいいし、または決めなくても良い。少なくとも僕がどうこう言おうが関係なくて、お客さんがある程度イメージできるか、そこで価値を作れるか、つまり仕事として頼んだ良かったかどうかだけなんですよね。これはもう断言できます。

もちろんブランディングだーとかそういう認知活動は別だったりしますが、認知を取りに行って有名になるという思想はないので、そこも自分にあったやり方でいいんですよね。そうやって自分のものさしで測っていくと気づくことがあります。あなたもそうではないかなと思うのですが、ぶっちゃけ考えなくていいこととか、他人の目次第のものとか、そういうのってコントロールできないんですよね。それが多いこと多いこと(笑)

どう思われるかは少しくらい考えてもいいですけど、それ以上にそもそもまずは自分がどうかというのが大事という話でもあります。どうなりたいかって詰められればうざいかもしれないですが(笑)自分でどうなりたいかを考えていくってデザインとしては自律的だし、そうありたいというところですよね。

よって、僕は「ビジネスデザイナー」がないなら、「ビジネスデザイナー」になればいいし、名乗ったもの次第というやつですね。そしてそのビジネスデザイナーがやることを定義したり決めていけばいい。例えば農家とかも、自分がイメージする農家がないなら、そういう「農家」を作ればいい。まさに仕事を自分で作るという視点の説明になったかと思います。

ビジネスデザイナーとしてやること

それで終われば軽い話かもしれないのですが、まだ続きます。

それらはイメージ、つまりビジネスデザイナーって抽象概念なんですよね。僕の頭のイメージでしかないし、あまり汎用的なものでもないはずです。でも、ビジネス開発とか新規事業を作る人はわりといて、そういう人が専門的であるかに関わらずいなければ、新しいビジネスは生まれないです。

一方で、起業家=ビジネスデザイナーかというと違うこともあります。簡単にいえば、起業はするけど自分のビジネスに特化していればビジネスデザイナーとはいい難いという定義です。自分のことをやれるということでは、フリーランスも経営者も一緒で、ビジネスデザイナーではないということです。

ではビジネスデザイナーというのはどういう立ち位置かというと、自分のビジネスをやりつつも、他の人のビジネスを手伝うという視点、つまりコンサル寄りになります。でも、コンサルって特定のことができるという担保が必要で、ないと説得力がないので価値が出しにくいだけですが、実績や経験をもって語るしかない世界かなと。なんでもそうですけどね。

とはいえ、そういう人にアドバイスするとか支援する人でかつ自分のビジネスをやる人もいるわけですよ。その自分のノウハウでーみたいなのはあまり僕はないので、そうなると結構価値付けが見出しづらいんですよね。そこは課題というか見せ方次第かなと思うので、一旦保留です。

そういう新規事業とかに関わる人が多いというか一定数いるとはいえそれは社会的には少なくて、しんどいというか成果も頑張っても出づらいし、なんというか結構闇というか見えづらいですよね。冷静に考えてください。やったらやっただけ成果出るとかってわけではないので、まあ評価しづらい(笑)ある種の問題児でもありますし、とはいえそれらがないと何も生まれない。これは面白いところですよね、という思えるかどうか。

正解がないところで、どう判断して価値生成をするか。多分僕が0→1が好きなのはその点があるからです。正解はこれ、大体こっちでいいとか決まっていれば僕はいいやってなるんです。それが上手い人は一杯いるしということですね。僕のパフォーマンスが出ないからですね。

というわけで、前置きが長くなりましたが、やることは具体的には以下になります。こう書くとそれだけしかやらないってなるんですが、正確にはそれをベースにそこから広げる、ぐいぐいやるよっていうスタンスです。

マーケティング・リサーチ

まずは市場調査や分析です。これも難しいフレームワークがどうとかはなくて、合るとそれっぽいんですけど、考え方の枠でしかなく、それに当てはめたところで次の考察や考えが見えなければあんまり意味ないという感覚です。フレームワーク自体は否定してないですよ(笑)でも、それに頼るとかはないのでって感じですね。考えましょうと。

これらのリサーチ系の業務は考えるレベルが高いものになるので、つまり考察や抽象度、具体策とかもですが、幅広くなります。

僕の中でそういうことって色々な人が出来ると思っていたし実際にはそうなんですが、実際には僕の経験からでしかないですが、結構限られます。つまり、色々な具体をやれるか、抽象でいえるか、どっちかだけだとまあ価値になりづらいです。往復しつつ、あとは人生デザインといったほうがいいでしょうか、僕はビジネス、社会、心理、ITとか色々興味ベースでやっていったので、統合感はあったりします。有能感とかではなくて(笑)できない意識の方が強いですよ。

でもその上で、なんかこうやったらいいのでは、これとあれは一緒かも、そういう好奇心も手伝って色々調べていって貢献したい。そこが強いです。

よって、ビジネスデザイナーとしては、重要なインプットです。社会や世界やビジネスを知ることで手抜きはいけないんですね。手抜きというのはサボりや怠惰ですね。もちろんお金も時間も有限ですから、何を体験したいか、何を見てみたいかで決まってくると。面白いですよね。別にこれも正解がないです。流行りのものを体験していれば良いとかそういうことでもなく、観察していなければ得られるものは薄いですしね。

そのインプットを自分なりに加工していくことで、抽象化され次のアイデアや別の視点となっていく感じです。

あ、もちろん自分が全く興味が持てないとか、倫理的にどうなのということはやらないですよ。ただ多くは興味が持てるんですが、なぜかといえば、ビジネスやお客さんの視点に経ったら困っているなら役立ちたいが発動するからですね。そう思わないならやらないと。非常にシンプルなルールがあります。

事業企画作成

次に企画的、どちらかといえば事業企画とか事業計画といったほうが一般的でしょうか。新規事業企画でもいい。そういう企画書やリサーチして固めていく、その壁打ちでもいいし、ツッコミでもいいし、そういったことをしています。これも鉄板です。

ビジネス経験に応じるというか、準ずるということですよね。これも僕はあらゆる人が色々な経験してないとコンサル、アドバイス、企画作成をできないと思いこんでました。輝かしい実績、例えば大手企業で何かやったとか、M&Aやったとか、誰もが知る企業を興したとか。まあそういうキラリと輝く人は正直すごいし、それでOKです。自分と比較する意味がないなと思ったんですね。尊敬というか良いのでは?というだけでいいというか。

自分ならどうするかってことなので、自分の価値を最大化すればいいというか、どこなら価値を出せられるか、そこですね。きっとやりたくてもフィールドが遠すぎるのと、正直違う世界にいれば言語がズレてて噛み合わないこともあります。これは色々あるので、あとは自分が選んだり、ハマりやすいところがいいかと。合うという意味ですよね。

結論的にはビジネス経験とかビジネスを立ち上げて成功したとか、失敗したとかってもう人それぞれです。つまり成功体験があるから成功するアドバイスが出来るって思いたいじゃないですか。でもそれもどうかは正直分からないです。成功しているからこそ、うまくやれない人の視点も分からないかもしれない。となると途端に怪しい感じになりますよね(笑)失敗してても成功してないじゃないかとか。これも一言でいえば、成功失敗という言葉の粒度が荒いので、もうちょっと細かくしないと話にならない感じです。それも踏まえて経験みたいな感じはしますよね。

そういう中で、僕がやってきたことは、あくまで僕の認識では、ビジネス的には成功しているかというとうまく立ち上げていけたって感じはないですし、むしろ失敗したり道半ばで終わるとか、そんなのが多いですよね。でそれは経験としていいのですが、面白いのはそういう状態であろうが次を仕掛けられるか、どう学んでいくかってだけかと思います。失敗フォーカスを当てすぎてもどうかと思うのと、成功に捕らわれるのもまたどうかみたいな話ですかね。そういう自分でもお客さんに偉そうにはしてないですし立場をわきまえつつではありますが、アドバイスをしていたりします。仕事になっていたりします。

よって、何がいいたいかというと、キラリと光る人はおそらくそれこそ大手や売上が大きいとか大きい仕事ということもチャンスが多いのだと思います。逆にいえばそれだけなので、むしろ小さいチャンスや機会、そういう打席みたいなのもは一杯あるし、それこそ先に書いた最大化が近いです。価値の最大化でいくと、他では比べづらいし、そこで勝ちやすくなるみたいなものですね。端的にスキル組み合わせでもいいし、意識でもいいし、提案力でもいいし、もうここは総合競技みたいな(笑)小さいチャンスを丁寧に拾っていけば、めちゃくちゃ高いスキルがなくてもいいし、むしろ世界が変わると「スキル」は同程度か変わらなくて、当然差はあれど、あとはコミュニケーションとかどう伝えるかとか、技術ではなく適応になるのだなと。どんなにすごいAIがアイデア出しても、「何言ってるか分からん」なら、使えないですよね。そんな感じで捉えています。

だからこそ、ここは踏ん張って割り切りもありますが、これならいけるという事業企画を作る、または作りたいし、それは駄目と思うなら駄目というし、分からんなら分からんですという。そういう感じで仕事をしています。だから、それで揉めるとかもないし、意見の相違があればそれで考え方が違うでOKです。価値観もあるので、お客さんと友達になるというのでもないですから。でもですね、価値観が相違でもやることはこうだとか方向性がどうだとか、やっぱそこは同じ方向見ているなら一緒にやりたいと。そういう感じですよね。

事業企画自体はそれほど難しいわけでもないと思います。とはいえ、自分でビジネスをやろうとかやったとか、考えたとか、経験値で解像度ががらっと変わるので失敗でもなんでもいいので、僕は偉そうには言えないですけど、やったほうが良いと思います。

リサーチでのインプットから、実践として自分でやるビジネスはもちろん、お客さんの手伝い支援をするということで具体化する。そういう意味で事業企画もビジネスデザイナーとしては必須の仕事という理解です。

ITよろずや

ITよろずやはいきなり感がありますが、要するにITが僕は好きで、これからも変わらないし、自分のやり方で開拓しようという作り方です。プログラミングも独学でやってきましたし、その知識や感覚が現場のエンジニアや現役に叶うなんて思ったことはないですよ。一方でプログラミング自体、IT自体が嫌いとかになったことはないですね。むしろ面白いですね。

高校生の時にチャットしまくって全国の高校生と毎日話していた原体験があります。自分でプログラミングの説明をして難しいなあと当時思ったこともあります。一方でゲームを作りたいがイマイチ作りきれなかったり、仕事で稼ぐプログラミングと趣味で作る表現的なプログラミングの違いは何だとか考えたこともあります。

そして今着地としては、ITが得意っぽいので飯の種には困らないはずだというやや下世話な視点(笑)ですが、現金的な意味でもいいのではないかと。おかげさまでIT詳しいという認知を頂いた方からは相談頂いて嬉しい限りです。そういう人を増やしていけば、ITよろずやも悪くないし、いい感じで出来るなあと思っています。

ビジネスデザイナーとしてのITはまあ正直どちらでもいいのでしょうが、これは僕がというところで、ITを入れています。別に自分でサイトを作れればそれもいいし、プログラミング出来ればそれはそれでいというか、強みにすればいいって感じですね。僕はコミュニケーションというところと、説明というところ伝えるところで面白さを感じますね。

ビジネスの立ち上げとかでITなると、ツワモノのエンジニアくらいしか僕は思い浮かばないので、そういう特殊な著名な人は当然います。例えば、自分でITやプログラミングして起業に成功したり技術で著名な人とか、バンバン本書いている人とかでもいいですし。これも先と同じでそれはそれでいいということです。僕は僕でいいということでもあるので、そうなると、自分なりのビジネス×ITというところになるわけですね。

以上3点が主に僕がやる、ビジネスデザイナーのイメージです。ここにもっとマーケティング視点でゴリゴリやりたいならそうすればいいし、もうこれはアイデア次第ですよね。

バランスに気をつける

僕の人生デザインになりますが、一つのことを極めてみたいなのはどうも苦手です。今でもそうなので、ビジネスデザイナーなんてふわっとしたものにしたというのもあります。もちろん、何かを極めるとかのデザインをする人を否定しているわけではなく。

あと、1つ極めたらそこから見えることもあって次へというやり方もあるので、それもいいでしょう。ただ問題は僕がどう思うか。あなたがどう思うかってことです。

自分の中でしっくり来ないものはやはりこないです(笑)これはシコリというか、なんか違和感として残っています。ネタになっていますが、僕が合同会社を立ち上げて名刺を出してもちろんほとんど仕事はなかったので大きなことは言えなかったのですが、「面白そうなことをしていますね」と言われたのは良かったんです。でも、次に「面白いことは儲からない」なんて言われまして。その人と喧嘩になったことはないですし、「あーそういう人はいるよなあ」で話は終わりました。

でもですね、やはりこれは違うなと。今でも思います。なんで「面白いこと」がお金にならないのかな?という率直な疑問です。当然言葉として「誰かの課題解決」とか「自分が面白いのでなく人が面白いこと」とかってのは、わかりますよ(笑)その上で、というところでした。きっと、仕事のデザインができないとか、あまり考えない方かなというところで対応は変わりません。なのでそこでその方への反論もないのですが、自分としてあくまで僕の中で「面白い=仕事にならない」ってそりゃないなあと。

むしろ逆です。面白いことしか仕事にしづらいし、何より継続できない。そうです。「仕事とは苦しいことを代行すること」みたいな謎の概念があって、それは強力です。ブラッキーな感じですが、それを僕はまあ嫌だなあと。もちろん、誤解がないようにいえば、楽して稼ぐみたいな思想もちょっと情報商材的でスルーです(笑)それで商品として売ってるのがそんなサービスだったりしますよね。でない人かなり限られるというか。「私はこうして成功しました(しているかどうかは関係ない)。だからあなたにノウハウを教えます」なんてもう辞めて欲しいというか。まあそれで釣られる人がいるわけですけどね。

そういうところで、一つとか極めなくても良いなあと。同時に自分が面白いもので複数組み合わせる方がなんかいいなあとか思ってしまいまして、今に至ります。何か一つのことをやり続けると、多分なんか飽きてくるんですね。きませんか?僕はそうなので、変えたいと。プログラマならプログラミング以外をすると息抜きや趣味となります。それはいいのですがあくまで僕はですよ、それ息抜きでなく仕事でもいいわけだし、プログラマ以外の仕事なんでできないのかな?仕事って色々な視点が要るわけでしょ、縛りは要らないなということですよね。

この考えが全てに適応できるわけでもないでしょうし、する必要もないです。僕がその考え方で世界を考える捉えるだけであるし、それでデザインするっていう話です。そういう思考をしていますよってことですね。

だからバランスを今は気をつけてます。例えばリサーチだけしているとリサーチしてそれが何になるんだとかになりますからね。事業企画だけ書いていても「自分でやりたいな!」と思いますし、自分がサービス開発をしていくとインプットが足りない、色々足りないなあと思いますし、サービス作ってる人すげえ!ってなりますしね。それらをぐるぐるするということで僕はバランスを取る。そういうビジネスデザイナーとなるというわけですね。なれるかどうかは、僕次第の話ですよね。あとなったかどうかも分からない話でしょうし、僕だけのものさしということですね。

自分のものさしができそうならそれを試そう

最後にちょっと自己啓発っぽい話ですが、そのとおりかなと。

僕もビジネスデザイナーの前は、アイデアセッター=アイデアをとりあえず出す人みたいな、その前はWebサービスアイデアマンみたいな絞り込みをしたりとかまあ色々いじってきました。やっていることはそこまで変わってない気がします。

で、そういう取り組みを色々やっていくと見えてくのは、結局どういう人と仕事をするか、パートナーでもお客さんでも。あとは何をアウトプットするか、どう表現や伝えるか、何を価値とするか。その検証だなあと思ったんですね。

例えば、アイデア出し。これもアイデアを出した実績はめちゃくちゃ残りました。でもそういう実績があってもアイデアを出すだけではバリューが低い。よって100アイデアがあったら一個でもトライするか、その検証作業の結果が欲しい。本当そんなレベルでいいんですよ、というものでいい。すると、100アイデア出しが、1実践だけでめちゃくちゃ価値が上がるというわけです。と、僕は考えていますし、あなたもそう思ったのではないでしょうか?当然、その1アイデア実践したものが成功するかどうかはあまり関係ないです。試行錯誤やトライ出来る人は、次もやるし、精神的なマインドセットがあるからですね。ここを見れる人がいるかどうかもありますけど、まあそういう人に近づいていこうというところで。意識しているだけで変わることもありますしね。

Webサービスも、自分で趣味ベースでやっているしうまくいかなかったなあとか思っていたりします。でもこれ他の人がやっても変わらないのでは?とコアのサービスが変わらないしという意味ですよね。演出家がいくらすごくても脚本が微妙みたいな。そこまでディスってはないんですけど、まあそんな感じです。でも、卑下する必要もないなあと割り切ったんですね。むしろポジティブにそのままドーンといけばいいと。やっていることや考えたことを伝える、またはそれまでの思考過程を説明できるのは強みです。そこを知りたいって人多そうだなと。それでまた使えるなと。自分がやってきたこともそのまま糧になるなあということを痛感したり、感じたりの繰り返しです。

そういう試行錯誤を経て、生まれたというか濾過されて残ったといっていい、抽象度が高い本質的なものは、あまり沢山はありませんでした。それはお客さんとか商売って意味ですけど、人に喜ばれることをすると。これめちゃくちゃ抽象的ですけど、仕事にそこまで求めてなかったりするんですよね。求めるとはこれでなきゃ駄目みたいな。でも、どうせなら喜んで欲しい、僕も楽しくやりたい。そういう着地になりませんかと。僕はそうなりました。

しかもそれで誰かに使われるのもいいですし、雇う雇われるの二択って感じでもないですけど、自律的にやるなら自分で人生デザインをする、すなわちビジネスデザインをビジネスデザイナーとしてもやるし、支援もするしというところになるわけです。ならば思い切って自分が描いている世界をぶつけてみようと。とはいえこのスケールって小さいというか、僕の中で言えば大きいものではないですよ。とてもとても小さいけれど大事という感覚です。スタートアップをしたいとかもないですし、大金持ちになりたいとかもないです。どちらかというと、やさしい世界観や平和な方がいいですよね、現状めちゃくちゃ問題あってもそっちを望む方が建設的かなとかってことです。そういう着地を僕はしましたし、これからもそういう感じです。

他に残ったものは、これも卑下してないんですが、アイデア出しとか、事業やビジネスに関わるのはやっぱいいなあとか。0から1のほうがいいなあとか。なんか仕組みづくりでもすでにあるものを修正するとかどうも身体が動かないとか(笑)そういう直観もありつつ、結局、0から1だとか、何か新しいこととか、色々組み合わせるとか、アイデア出し自体をやってやり続けても飽きないとか、もっとやっていってもいいとか、アイデアを出している時ってやっぱ幸せだとか、豊かといったほうがいいでしょうか。そういう感覚が強いんですね。

ってことで帰納です。確かに学生時代に何か起業したいとか思ったし、会社員をやめて立ち上げた会社は失敗ということになりましたけど、それ以降もやっぱり事あるごとに会社員でそれでいいのだみたいな(会社員をディスってるんじゃないですよ(笑))そういうある道はいいやって。いいというか、自分で作りたいなって強く思ったんです。僕は僕の道をいく。これ不思議ですけど、ある種わがままですよね。でもそのわがままがどうかって結局どう社会なり関わる人に還元できるかかなというところです。変に社会に適応してもものさしが削られたり消えるので、尖っている部分は大事です。でも尖りすぎると適応できない(笑)このあたりもバランスですし、最適解はもう僕次第、あなた次第、自分次第ってことですよね。

そういう背景がありつつも、自分なりにやはり挑戦することを常に大事にしていましたし、してきましたし、これからもそうです。演繹的でもあるわけです。自分の人生デザインを自律的にするなら・・・という感じです。一方で帰納的に、これをしていったら残ったのは・・・アイデアだったとか、ビジネス的な視点だったとか、やっぱ何か生み出すことをやろうとか。難しくビジネスとかいってるけど、要するに課題解決や価値を提供して検証していくってことで、それをやり続けられるかってことですよねとか。自分なりに考えていって残ったものが、そう今いっているビジネスデザイナーということでした。

この定義もどんどん変わるかもしれませんが、コアな部分では変わりようがないので、肩書が仮に変わってもコア部分は変わらないなあと思ったので今回書いてみました。

あなたのものさしやあなたの考え方、仕事やデザイン(設計や仕組みづくり)はどうでしょうか。僕はこうです、あなたはこうです。そうやって色々と違う考え方があったり、思考過程が見えていくと面白くないですか。僕は面白いと思っているし、今後も色々アウトプットしたいなあと強く感じました。あなたのヒントになれば嬉しいです。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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