企業努力をみせる。すなわち、自分のやっていることを見せる。

これも「頑張っているので買ってください」というシンプルな押し付けだと辛くなるので、そういう努力を見せるのはかっこ悪いみたいなことがあればそれを疑うという話です。

つまり、一生懸命育てた作物ならそれを伝えてみるとか、時間でもいいですけど、ストーリーが出てくるんじゃないかと。それ伝えないと(伝え方もありますけど、やはり伝わらないよねって感じるわけです。ジレンマがありますけど。

フリーランスであれば、自分の仕事を作る人であれば、作ろうとするならばそれを誇るというのも違和感はありますが、それを冷静に見せてどうなるかって結構大事だなという話です。

サービスを使って一石三鳥で学ぶ

何してるんですか?って聞かれることが減ってきているので、こちらか書いておくと(笑)とくに意識しているのは、サービスを使うこと、その体験や感覚を言語化することです。

ぱっと見ると遊んでいるように見えますが、これ言語化したり、起こしておかないと、アドバイスとか適切なアイデア出しが出来ないって感じがしています。というか、普段やっていることが普通に試されるので、やってないならできない。準備してないと出来ない。それだけですね。

先回ちらっと書いたのですが、新しいサービスを使う時は、ユーザ視点、企画視点、開発視点、マーケティング視点、など色々な視点で見ます。つまり、一回で3回美味いみたいなことになっていて、得ることが多いです。だから、一回のインプットも擦れば色々と得られるよねって話です。これが分かれば学びに困ることはないはずです。

困るパターン、インプットがないぞ!というのは、擦り足りない、つまり表面の「言語化」されたものを見ているときです。実際って、言語で取られたものしかないので、そうではないと。想像ですよね。これ使う人はどういう人を想定しているか、どういう意図で作ったか。考えるだけでめちゃくちゃ膨らんできます。膨らむとは学ぶこと、考えること、想像すること、そういったことが出てくるってことですね。

そこで1サービスもこすれるだけこすって、学びを最大化します。筋トレ、ストレッチに近い、いや習慣ですけど、新しいものを触れるとまた違う視点が得られるし、そのままアドバイス的な視点(それを相手が知っていれば共通項ができて話しやすい)にもつながります。

つまり、こういうことを普段からしていないとアイデアもアドバイスも出来ないよねというシンプルな話です。アイデアを出すってそういう意味では簡単ではないなあと思ったりします。ただ、これを習慣化できていれば苦労という感じでもないですね。そこで出てこないならインプットが枯渇しているか、踏ん張ってインプットしていないか、考察が足りないか、そういう時って分かりますからね。

自分がやったことを見せる

実績もそうですけど、何かの仕事をやる時、その過程ってある程度見せてもいいんですよね。これ、例えばプログラマがそのやっていることを、プログラマを知らないお客さんに説明するとかって似てるかもです。企画なら企画費ってなんですか?みたいな。

困るかもしれないですが、ない世界を想像してもらうか、そこをある程度説明するかですよね。その感覚って抽象度が高くなるのですが、理解されないなら払えない=価値を認めてくれないので、基本その人はお客さんにはならないですよね(笑)もどかしいかもしれませんが、押し付けるわけではないので、価値がないと思うあなたがこれにお金を投じてください、は無理なストーリーです。

そこでできることって何か。わりと限られるのですが、やってきたこと、学んだこと、こういう思考であること、メモ、僕ならアイデアを出しているわけですが、それを出していくことしかないなと。もちろん伝える工夫は大事ですが、インプットしてそれをアウトプットする流れや仕組みがないのに、いわんやそれをサービスとして出せないですよね?っていう当たり前のツッコミです。

そういうことを大事にしていくことは、すなわちタイトルどおりで、自分の努力を適宜出していくこと。これもやれるやり方でいいじゃないですかと。ブログなら執筆数でも、記事を書いた時間でも、そのコンテンツでもなんでもいいですけど、見えますから。

仮にそれが読者に届かないとしてもですね、それはあまりないようにしたいですけど、自分の糧には確実になります。メモをしてそれで損したってないですから、思考もそれで色々な思考がアイデアとしてまとまることもありますから、書いて損とかってないんですね。そういう気持ちでやる感じが大事じゃないかと。

気負っておらおら書いても疲れるだけですしね。

これ、他でも使えないだろうか?

そんな具体的な経験と、問いを繰り返して、抽象化したり、他でも使えないかな?とか考える。インプットしてアイデアを出して、企画まとめて。お客さんのフィードバックを受けたり、壁打ちして、またアウトプットして。

その繰り返しです。ぱっと見ると止まっているように見えることも、実はあとから振り返れば色々やってたなということがありませんか?そういうのって結構集中しているから出来る話で、ゾーンに入ったからあとで「おお、結構やったな」といえる。その集中感が大事ですよね。

一石三鳥的に、何か使えないか、他にアイデアはないか。そんな体質になると、全部全ていける!なんて有能感はないですけど、ある程度はやれる!って成功体験や自信につながって、自己をしっかりと肯定してくれます。不安が消えるってないんですけど、不安と遊んでいることもまあナンセンスなので、どんどんやれることと、仕掛けを増やして、とにかく動く量を減らさないことがポイントな感じがしています。

そういう意識で仕事をやる、仕事を作ることをやっていくと、色々と見えてきて、後でどさっと学びや知見となるってのが今までの僕のやり方でした。これからも大きく変わることはないとは思いますが、まあそんな感じで楽しくやっていますよという報告でした。

それがブログから、記事から伝わると嬉しいです。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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