承認欲求のお化けからメジャーになりたいか問題までを自分なりに考えてみる

承認欲求のお化けというのは多分存在があると思っていて、その付き合い方って結構難しい気がします。

倫理感だけではきつい気がしますが、色々考えていくと、「あー自然と違うなあ」と見えてくる、その感覚がとても大事で、最終的に良い塩梅で着地するのではないかなという話です。

どうすれば見てもらえるか?

SNS発信なども含めて、僕ならブログやラジオですが、承認してください!とかはないですが、PVが伸びたり、ラジオで再生数やいいねが伸びると嬉しいわけですね。それはわかります。

ですが、ここで逆に「こうすれば見てもらえるかな」というところ「だけ」に走ると、何をやってもいいわけですよ。いわゆる炎上ネタというのがどこまで仕込みかはおいておいて、仕込み度が低ければいいとは思わないですが、まあそういうやらかすというか、どんどん歯止めが効かなくなる。

まるで麻薬のようですね。中毒というか。もっともっとくれ!と。

そうなったら重症ですが、多かれ少なかれ人には、僕もですがそういう気持ちは分かるんですよ。もっと見てねというような。

でもですね、冷静になってください。見てもらえれるようにしたいは全然良いのですが、そのためにやっていくことはわりと努力とか工夫とかアイデアとかになりますが、「だけ」だとなんでも良いことになります。

ここが分かりづらいですが、一部含まれても良いんですよね。ただ「だけ」でやると、崩壊する。

なので、「だけ」っていう一点突破でギャンブルっぽいですが、一個にかけて全部投じてやるぞみたいなのはまあ辞めた方がいいですよねってことになります。

もう一度いいます。

どうすれば見てもらえるか?聴いてもらえるか?というのはありです。素晴らしいのではないかと。

でも、そのため「だけ」しか考えないと、歯止めがないですから、なんでもアリとなります。

だから塩梅としては「どうすればいいか」というところと、「一定の歯止め」があるところで、制約を持ってやるわけです。こういうと何かシビアで難しそうですが、そこまで難しくないのはわかります。

そもそもメジャーになりたいのかどうか問題

これなんですが多くの人は例えば芸能界みたいに出てくる人とかはレアなのかなと思っていて、目立ちたいとか有名になりたいとかって分かるのですが、僕はちょっと分からないんですね。というか大分分からない(笑)なので、有名になるとかはなくて、それはスルーしています。

ですが、一部ではメジャーになりたいって人もいるわけです。ちなみに、メジャーだから優れた作品を出せるとか、仕事があるとかは僕は別だと思っているので、ここは混同しないようにしたいですよね。つまり知名度があるから仕事が来るのは、文字通り広告や影響力があるからです。でもそれだけですから、そこにアグラをかいたら終わりでしょうね。まあ賢い人は分かっているわけですよね。

話を戻します。

メジャーを目指すかどうかであれば僕は目指さないので、その上でってなります。ちなみに目指したい人はほぼほぼ僕のアウトプットは役に立たない気がするので、読んでないのではないかなと思いますので、こちらもスルーします。夢?をおいかける姿は否定しませんが、しんどそうなのと、その分報われる=その人が感じている幸せならいいですが、そうでない作られた(他人が作った)幸せならしんどいです。それってなんでもなので、そこだけですかね。

それで、ここで路上アーティストのくだりの話を入れてみます。話は簡単です。

路上でシンガーソングライターとして僕がですが、歌う場合正解はというか、やり方としていいのはどれか?って感じです。ある本に載っていたので知っている人もいるかもしれません。

自分のオリジナルソングを歌いたくなるを堪えて、メジャーな誰もが知っているものを歌うが多分正解です。ただこれは戦略的で、メジャーで足を止めて、最後に盛り上げて聴いてくれるならば自分の歌を出す。それだけです。ファンはそうやって作ると。

これは僕は良いと思っていますが、ここで疑問が出てきます。メジャーを歌うのは何かと?足を止めてもらうためにそこまでしなきゃいけないのかと。つまり、迎合とは言わないですが、そこまでしないといけないならやりたくないよという声です。ここでの声は、僕から出てくる内面の叫びといってもいい。あなたはどうですか?そういうことを感じないなら、特段問題なくこのやり方が出来ると思います。でないなら、思考が似ているかもしれません(笑)

僕の中でも、迎合とは言わないが、僕の中でメジャーソングを歌ってファンサービスというか、慮るのは「どうなのか」というのが正直あったんですよ。今もあります(笑)だから違うやり方をするとかになるんですが、正直なところ、人が知っているコンテンツをいじったりしたほうが分かりやすいので話も分かりやすいなと。

で、ここでポイントなのは、確かに入りとしては全然ありなんです。やってもいいとも思う。でも、それってまあ色々な人がやるので、そういう入り口自体もレッドオーシャンなのかなと。例えばみんなサザンを歌っていてジブリを歌っていると(笑)なんかそれもういいやってなるんですね。そういうシンガーソングライターの人ばかりではないと思うし、細かい点は違えど、合理的戦略となるとそうなるんですよね。それどうなのかなと。面白いのかなって考えてしまう。

結論は面白くないので不採用となると。そして、先の話に戻しますが、メジャーって何かと。フォロワーでいうと数百万人の人ですよね、もっとあるかもしれませんが、そんなのは目指してない。ナノインフルエンサーでも数万人と呼ばれていますがそれも何か違うなと。インフルエンスする人とかになりたいわけでもなくて、逆ですよね。もっと身近な人に心からやりたいわけです。で、その時「心から」というと、そういうインフルエンスする人達は心を込めてないわけでもないわけですよ、きっと。そう見えるだけなのでそれは偏見だと。

つまり、自分の課題に引き寄せてしまえばシンプルです。

  • メジャーでなく、近くの人を一人でもというところを目指す。多くの人という時にマス=誰もが知るなんてものをそもそも目指してない
  • 合理的戦略として皆が知っているのも大いにあり。でも自分がやりたくないなら、なんか引っかかるならやることもない。もちろん気が変わればやればいいわけで(笑)でも長続きしなさそうでもあるところ。ここはもうマインドセットの話で。

そうやっていくと、では着地はどこになるかというところになります。

1,000人のファンを作れ

これは1,000人のファンがいれば全然食っていけるモデルというのがまことしやかにあるわけです。近くの人でやっている人がいないのがちょっと実証性の問題はあるのですが、これは僕は結構できるのではないかと勝手にですよ、思ったりしています。

例えばフォロワーの質と言われると怒られそうですが(笑)僕のTwitterアカウントは1,000人はフォロワーがいたりします。とはいえ多くの稼働はないでしょうし、狙ってやったわけでもないです。ちなみにTwitter歴は14年ですがベテランに入るでしょう。インフルエンスするためではない、日々適当なことをやっているので媒体の価値とかではないんですよね。伝われば嬉しいですし、自慢でもなんでもなく実態だと。

だからですが、耕すようにゆっくりというか急がずやっていくと多分出来るんです。それをメジャーだとか、拡散だとか、成長を急ぐと多分、マスならいいのですが、そうでないビジネス、つまり小商いとかならもっとスピードが遅い。のんびりでいいというか、遅くていいというか。ゆっくりというのが多分自然なんですよ。この世界観でいえば。

だから世界観が異なるということが見極められる!のであれば、見極めたなら半分もう正解というか、ここでの正解は意味がないんですが、僕はその人がやりたいようにやれるのではないかなと思ってるんです。

そう思えば、承認欲求のお化けとかとても小さい問題で、メジャーな歌で惹きつけるような合理的戦略もとても小さい。枝葉になると。

それで、1,000人のファンってどうなのかというと、10人なら多分できるはずですよね。頑張らなくても?多分それくらいはできる。ちなみに一生ですよ。この期間でいえば。

100人だとどうでしょうか?クラウドファンディングとかの支援者ってこれくらいが結構な規模になってきそうです。1万円出すなら100万円。それで生活はできませんが、一つのプロジェクトとすればそこそこの額ですよね。何ができるかとかは別問題として。

1000人。これは一つのサービスでもいいし、プロジェクトでもいいし、なにか提供する累計でもいいのかなと。例えばあるサークルとかサロンみたいなもので、累計1000人だと、1ヶ月とか数ヶ月で20-30人として、それを年で数回繰り返して、まあ100人から150人くらいとなると、最低10年くらいはかかります。この時どういう人が来てどういう人と関係したか。よほど駄目でない限りファンか、関係性はあるわけで、それならそこまでって思いませんか?

無理にハードルを下げているのでなくて、僕がそこまで難しいのか?無理ゲーでもないのではないかって心から考えていることが伝われば嬉しいです。

月20人とかの新規でなくてもいいのですよ。それを100人集めてとかでもなく。丁寧に丁寧にやっていくと、例えば、20人で1,000円とか頂くとかってゲキムズでもないってことです。最もそれなりに価値をその人達に提供していないとお客さんになってくれないですよ。でも、そこまで難しいわけではないというのがここで確認したいところです。

実用8:プライベートや想いが2割

というのはどこかで見かけたインフルエンサー的な人とか、商売をやっている人の話です。分かるんですよ。そういう感覚は。

つまり自分にみんなは興味がないってことなんですよ。それは実際に逆の立場でもそうですから。僕も他人に関心があるとはいえ、全部ではない。もっとドライに見てしまっている。少なくとも、頑張っているから見てあげようってのはあんまりないですよね。面白いかどうかだけですから。それだけです。

ということで、8:2の戦略で行くのもありですが、それだと先のメジャー、インフルエンス、合理的戦略という僕が一応は批判しているものと同じです。だから、逆です。

マイナーやニッチで、ノンインフルエンスで、非合理的戦略で、2:8となる。つまり、プライベートや想いをメインにして、たまに実用をやるくらいが居心地は良いと。少なくとも僕にとっての自然となる。多分本来インフルエンサー自体でどうかはおいておいて、自然なコンテンツを作って勝手に見てもらって楽しんでもらえるみたいなのを作りたいはずなんですよ。でも、まあ加工するし編集できるから色々いじる。まあそれはそれでいいかもしれないですが、早くなってきて疲れてしまう。まああるあるですが、そういうことになると。

あとは体力とかやり方の問題になるので、そういうのが甘いですよ、みたいなことは全然あるんだと思います。甘いというのは、そういうコンテンツにどれだけ時間をかけて作ってどうかをやっているから面白いのだという見方です。それも一理あるのですが、コンテンツに力を入れて見てもらうみたいなことをどこまでやれるか、専業でない限りコツコツやるしかないので、限られると。となると、個人でですよ、やれることって結構ドライに削るか、割り切るしかないと。まさにそんな心境です。

だからこそ、違うなという諦めるというか、見極めて違うなということは捨ててしまう。捨てるというと悪い言い方ですがまあ見なくて良いというか。ものさしが違うのだからそこと比較する意義がないんですよね。ってことが伝われば良いのかなというところです。

というわけで、8:2でなくて、2:8でやると。とはいえ、と言ってもそうならなくて色々とバランスが変わっていくのでしょうが、そこはもう色々と理想と実践では違うってことで解釈しています(笑)

おわりに

あるべき姿って人で大分違いますよね。インフルエンサーの人を否定しているというよりも、一つのものさしでなくて色々なものがあるよねというわけでインフルエンサーみたいな存在が出てきたはずです。Youtuberしかり。でもそういう人達もごくごく一部でしかそれだけで食べるのは無理な話です。なんでも専門性とか、0.001%の世界になっていくからです。

でもそれはそういう見せかけであって、実際はうまく塩梅をコントロールして、適宜やると自分の調整しやすいものが作れるのではないかというのが僕の仮説です。仮説なのでやっていかないといけないですが、それが複業とかでもいいし、マルチポテンシャライトみたいな生き方とか性質でもいいし、小商いを一杯やったりするでもいいし、ぶっちゃけここは自分デザインってやつで、自分の設計次第かなと思います。

そうです。ここで例えばビジネスで売上を一杯上げたいとかであればそれはそれでいいのではないかってなるんですよ。別にそれはそういうのもあるよねという一つのものさしとか価値観でしかない。当然それが絶対とかみんなそのように考えているという世界観ではないし、僕はそう見てないです。そこで関われるかは別問題で、まあお金お金した人とはちょっと付き合いづらいってだけですね(笑)

そういうところでいえば、自分をデザインして設計してこうなっていくであろう生き方とかを可視化してどこまで出来るか。そして出来たかを検証するというか、そういうことをもってやっていきたなと。

長くなりましたが、そうやって改めてラジオの発信もですが、ブログでもどんどん思考と実践を磨いていこうと。それが僕流かはおいておいて、まあそうやってきたので、そのスタイルはそこまで変わらず。とはいえ全く変わらないのもどうかなと思うので変わるところは変わるしそうではないところはそうではないと言う。そのギャップや塩梅もまあ自然に、僕がやってもいいんだなとか、僕がそれは違うなという違和感とか、そういうのを大事にやっていこうと思った次第でした。

まあそんなことを書いたところで何かがすぐ変わるわけではないですが、わりとこの気付きは大事だと思うので共有してみました。じわじわと効いてくる系な予感がしています(笑)

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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