振り返りのコツを考えてみる

振り返りをしてみたいけれどどうやっていいか分からない。そんな人向けにちょっとコツを書いてみました。

振り返りをやるためのヒント

まずそもそも振り返りをやろうとしてもできないとか、振り返り以前の問題ということでヒントを書いてみます。

いつやるかを決める

いつやるかは決めたほうが良いです。定期的な方がワークするわけですね。月1回とか、月末とか、月初とかどっかで決めてみましょう。この時、色々やることが多い時だと「飛ばされる」てしまって何も起きないので、設定した時間は死守するイメージでやるほうがいいです。死守できないと多分できない(笑)という感じですね。

もちろん無理しては駄目ですが、やれる感覚がないとやっぱできないですね。

何をやるかを決める

運営するブログでもいいし、仕事でもいいんですね。何をやるということでいえば。

僕の場合は全部まるっと仕事からプロジェクトを時間をとって見直すこととしています。1ヶ月に最低1回(多いと2回、動きによる)、3ヶ月にも大きめで友人らと1回という感じですね。

つまり、年で12回をセルフでやって、友人らとグループ振り返りを4回やってるので、まあ数値でいえばそこそこやってるという感じでしょうか。比較してもしょうがないのですがこうやっているということですね。

振り返ってもネタがないぞというなら、行動してないと何も出てこないのはよく分かるので、動きましょうという目安にもなりますね。

一人の時間を大事にする

孤独と孤立は違うみたいなことを見かけたのですが、僕の解釈では、物理的には一人でいることが孤独で、一緒に誰かといても満たされないとかが孤立という感じでした。

本質的には一人でいることって大事なので、「孤独」を大事にってことですね。精神的には一人の時間を豊かに過ごせる人は人とも相手を大事にできるので豊かだと感じますね。

セルフ振り返りは自分との内面と向き合うので、慣れないと疲れまくるはずですが、慣れればそこまでです。むしろ、客観的に自分を見返すので変なおごりや不安定感が消えます。正確にはおごっても、不安定でもいいんですが、冷静に見つめることで修正されるという感じです。むしろ慣れることを意識して振り返りをすることで慣れてしまうみたいな。

実際に誰かとやると時間も取るので、基本セルフ振り返りをおすすめです。たまに人とやるのもいいですしね。人とやるとは、誰でもいいわけでなくて、信頼関係とかがないときついですね。限られた人しか出来ないのですが、まあかなりやると豊かになれるのは確実ですね。

振り返りのコツ

違和感を含めて気づきを書き出す

僕がやっているのは、期間は1ヶ月で、何をやったかを書き出します。例えばブログ、仕事、案件単位、イベントなどです。シゴトクリエイターとして意識しているのは、様々な仕事をやると散らかるので、プラットフォームを縦断し、自分にどう寄せるかがポイントです。

例えばアイデア出しでもAプラットフォームとBプラットフォームでは手応えが違うとかがあるのですが、そういう細かい差異も記録してもいいし、書いておくといいわけです。(後で見返すことはあまりないんですが、書くだけで整理されるというのがポイントです。書くのはおすすめです)

自分の活動や行動、意識や考え方、違和感などもしっかり感じたままを出していくといいかなと思います。

書き出したものはできれば数値があると良い。なくても定性的にいい感じとか微妙とか書いたほうがいい

やったこと、やっていることの手応えが微妙だという振り返り結果があるなら改善点を出したほうがいいんですよね。でも、あんまガチガチにやると楽しくないので、例えば微妙なものが続くなら「これまずいのでは?」となってきますよね。

そこからどうするかを考えようとするきっかけになるので良いわけです。そういう刺激を生み出すともいえます。もちろんここで改善点がないから詰んだみたいな短絡的な考えはおいておいて、記録して、振り返って向き合って、どうか。その材料を得るために振り返りをするわけですね。

解決策や行動をどうするかみたいなことよりも、向き合って出てくる何か、自然に出てくるかもしれないですし、単に気の迷いなことも色々あるので、そこは人次第です。

僕の場合は書き出すと色々クリアになるので、何かつながることとか、つながらないこととか、色々あります。

アイデアの材料探しにも結果的になる

書いていると整理されるので、色々やったなーとか、やってないなーとか、あの企画全然進んでないなあとか。見えてきます。

その時に、それぞれの企画に対して辞めてしまうというのもありですし、多分やりたいのだけどうまく回すきっかけがないという気づきを得ることもあります。

例えば本屋ネタを友人にプレゼンしてたんですが、そこで気づいたのはもっとまとめて共有していけば、同じように考える人がいるかはおいておいて、本屋で面白いことをやるとか、色々な視点(本屋だけに限らずですが)の参考になるし、自分のアイデア出しにもつながるかもしれないしみたいな気付きがありました。

つまり、もっとまとめてアウトプットしていこうというアイデアになったわけです。これはできそうですし、無理がないのですぐにでもやれそうなアイデアでした。アイデアを出そうとしてというよりも、振り返ればアイデアも出てくるかもということですね。

くどいですが、全然動いてないとか、思考してないとかなら本当にアイデアは生まれないです(笑)

やりたいこと、やっていきたいことなどのバランスチェック

僕自身はやりたいことだけしているわけではないのですが、仕事に自分を合わせるのが仕事でなく、自分に仕事を合わせるのも仕事という考えです。分かりやすくいえば、やりたいこととは、自分に仕事を合わせることであると。嫌とはいわないところで、そこまで得意ではないがお金になること=仕事に自分を合わせることという感じですね。

100%やりたいことだけというのはわりとないと思ってます。実際に自分がやりたい仕事を生み出してそれを仕事にすれば近いのでしょう。ということが頭で分かっても仕組みづくり、誰かにやってもらう、苦手な部分を任せるなどで、それも信頼関係を作るとか、そんなことを考えていくと、一人で完結したい人はストレスにはなるはずですよね(笑)

同時にやりたいことが0%というか全くないよ、みたいな状態もきついです。よってバランス論です。人によって違いますが、多分究極的には、ちょっと嫌なこととかも面白がれるっていうのが多分筋が良い感じです。

これらを振り返りでいい感じでチェックするイメージです。

公開や非公開は合った形で

ブログならやる気出すために1ヶ月ごとに振り返りとかありです。ただこれは読者視点では参考になるかは微妙な事が多いです。僕もやったことがあるので両者視点から見ると結局、振り返りは非公開でゴリゴリ思ったことを書いたほうがいいですね。あえて公開する意図があるなら別にいいんですが。

なんでも公開して情報としてあるのもどうかなと。うまくこれも使い分けですね。
僕は基本的に振り返りは全てローカルですし、もちろんそこから得たことをアウトプットするとかはありますが、振り返り自体を出すことはないですね。セルフ振り返りでも、公開するならブログとか限定的なことに限っています。

慣れたツールでやる

書くってキーボードタイプですけど、手書きでもいいですね。音声入力はちょっとわからないです。というのは、書くのでない=発話なのでまとまりが多分悪いです。それを文字起こしを何かで自動化してある程度いじっていくならいいですが、面倒そうなので僕はやってません。それでいいならそれでオッケーでしょう。

僕が慣れたツールはテキストエディタなので、サクラエディタというソフトを使っています。Wordでもいいですし、メモ帳でもいいですが、書き慣れたものや、使い慣れているツールがいいかと思います。新習慣として始める人は意気込んで色々新しいツールを使いがちですが、多分慣れなくて詰まることがありますので、慣れ親しんだものでやるのが近道です。例えばアナログ手帳でもいいし、既に習慣化しているのものにかぶせていくのがいいですね。

おわりに

今回は自分の振り返りについてのやり方やコツを書いてみました。多分人によって重視するものが違うのですが、最初は誰でも初心者ということで、何度もやるとしっくりくるやり方が出来るような気がします。

僕も別に完成して固定されたやり方でなくて、都度しっくり来なくなったら変えていたりしてますので。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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