違和感からやりたいことや目標を見出しまくる

「違和感駆動」で目標を見いだそうという記事が面白かったので紹介してみます。

簡単にいうと、目標とか、やりたいことってなかなか見つからないって言われてます。本ブログ読者だとそうでもないような気がしますが、仮にそうだとして(笑)この場合、大上段に構えて、ものすごく意識高くやる!みたいなことはまあないじゃないですか。

この記事では、日常の違和感から「なんだろ?」を調べたり考えて、それって問題じゃないか、じゃあこうしてみたらどうだろう、理想や面白さで巻き込んでみようみたいな、やり方というか考え方を示しています。

そのとおりだなと思ったので、そこらへんで感じたことを書いてみます。

違和感は使わにゃ損損

違和感自体を発想法に仕上げるというところを僕はやっているのもあるのですが、まあなんでも使えるわけだし、誰でも持っているわけですね。違和感センサー。違和感駆動も全く同じで、違和感をトリガーにして解決したり気付いていくということですね。

違和感自体はアイデアを出す時にも使えますが、こういったなにかやりたいことをみつける時にも使えるわけです。

最近の新鮮な違和感を取り上げてみます(笑)馬鹿馬鹿しいとか、そんなのどうでもいいって人は多分違和感を拾えてないので、ぜひ「そういうのでいいんだー」「なんだろなー」というふわっとしたものを大切にしてみてください。

著者でなく監修者が激増!?

たまたまある本で、著者と書かれてなくて「監修者」と書かれていた本がありました。著者ではないんだなあと。監修は言葉的には専門性チェックみたいなもので、その齟齬を見るとかってことですよね。だから、書き手=監修者ってことではないと。

であれば著者のプロフィールや情報が欲しいと思うのですが、監修者しかない。そんなことある?ってことで、同じ出版社の「書籍案内」を見ていたら意外にあるんですね。

本を書いたという場合その新しい視点とかって感じですけど、どちらかというと既存や言われていることをまとめたような、実用系のものに多いかもしれません。

どっちでもいいのかなと思いつつも、著者と書かないのはなんだろうか。ここが気になりました。出版社の人とかに聞いたほうが早いかもしれません。

と思ったら、

声を大にして言いたい。監修者と著者の違いとは?

を見つけました。この記事からすれば、ブックライター(ゴーストライター)というわけではないけれど、文章を書いたメインは編集者や編集プロダクション側であって監修側ではない。そして監修はチェックすることでその作品となると。

多分これのような気がしますね。実際に、本の書き手である人=著者ですよね、が文章がうまいわけでなく、話がうまいけど文章がどうもなとか、苦手な人はいるわけで。時間もありますしね。

ただこれによって本を量産しているとなるとちょっとまた違うような気がするのでそこはまた別問題かなと。

定年退職後やりたいことがない人は何をする?

定年65歳説はどこか別の国の話とは個人的には思いますが(多くのひとは働いていたりすると思う、時代もありますね)、それはともかく、定年後にやりたいことがないから、あるサービスをやろうというのがありました。これは広告のキャッチコピーみたいなものですね。

激しい違和感があったので、これはしばらく保存モノというところです。あなたはどうですか?定年後やりたいことがない時、広告で勧められたサービスを素直にやりますか?そんなことないですかね?これは人や状況やそのサービスや商品次第だと思いますが、まあそこが気になったんですね。

実際にやりたいことがない人がいたり、会社人間で男性だときつそうなのは想像できます。だからなんでもいいから的なニュアンスを感じられるのが違和感の原因です。ならば、別にコーヒーをミルで挽いてこだわる的なことから、e-sportsでもなんでもいいわけですからね。ブログ書いてもいいというか。

これは結論はないですけど、何をしているもんだろうな?または「やりたいことがないから」といってなんでもいいものなんだろうか?またはそれで心理は動くのかなが気になったところでした。

古い人気コミックは中古で転売されているが

転売ネタというか、転売ヤーとして批判されるのは、まあそこそこ需要があるからこそ、話題になるという感じですね。コロナ禍でのマスクとかはまあ明らかにあれですけどね。

このコミックは人気のSFもので、探せば簡単に手に入るかな?と思ったら意外に紙が手に入りづらく、2倍程度まで中古品でも上がっていました。それに対してとくに違和感はなくて、僕が感じたのはこれが正規品=新品で転売されたらそりゃハラタツだろうなって感じですね。

本であれば多くは廃版して、出版されないので、流通したものだけが全てです。捨てられてしまったら消えるので、実際に二次流通って良い仕組みではあるんですよね。

あと、このコミックは電子書籍で読めるので、それが便利でいいのかなと思いました。紙感などファンとして欲しいなら紙な気がしますけど、それもまあ好みですよね。ただ電子書籍は利用権しかないので永久保持ではないことに注意は要りますよね。

それで、転売的な行為も抽象化すれば、仕入れて売るというのはわりかし昔からあるし、小売も仕入れて売るとか、金券ショップの方が近いかもしれないですが、利ざやって少ないですよね。そうであればいいんですが、効率的にやるには何倍も価格設定をしても売れるみたいな、ある種人工的なオークションっぽい感じがするので、情緒に来る(笑)のかもしれないなというところでした。

大した話ではないですが、電子で過去の名作がさっと読めるのはとても良い時代な気がしますね。

いくらでもやりたいことは見つかる

以上、3つほど書いてみました。こうやって違和感が自分の記憶とか、考え方とか、意見とか、様々な引き出しを刺激してくれるわけです。書いた方がいいので書いてもらって、あとはメモしてどこかに記錄しておけばオッケーです。分類とかは僕はしてないです。してもいいかもですが、大変なのでそれは玄人がやればいいと。僕としてはさらに研究的にやるならするかもですが(笑)普通の人はやらなくていいと。

そうやってネタがあることで、先の記事にあったようにやりたいことっていくらでも見つかるんですね。それが誰かと比較してどうとか言ってるならきついですけど、比較する意味があるかは分からないですね(笑)

ブログ書くのが楽しいからそうしているならそれでいいじゃないですか。お金?まあお金要らない人っていないでしょうけど、全部ブログでやるのはきついので別のことで稼ぎましょう。というか、それはある特定のことで稼げるみたいなのって結局怪しい話になるので、自分で見つけて開拓して、つまり、違和感→みつける→問題解決とか→人に喜ばれる→価値となる→お金になる、ってことをしてみようってことですね。

先の例でいえば、ブックライター的なことをやるのもありなんじゃないかですよね。まあそもそも書き手がいなければですけど、多分インタビュー等のスキルやノウハウで引き出せるかですよね。

定年後にやりたいことがないネタだと、まあこれも色々なネタを提供するのもいいし、一緒に手を動かして夢中になってワクワクしようとかも立派なサービスですからね。そういうのをやるのもいい。

最後は古本とか電子書籍とかでしたね。これもそもそも出会えてない作品とかいくらでもあるので、いくらでも読めるわけですよね。図書館の活用とか面白いかもですし、ただ一人だとつまらないので誰かと読んだり共有できると、つまりやっていることがなにか形にしたり交流に使えるととても良さそうです。

もっと詰めていくと、おそらくやりたいことがないぞとか目標が見つからないって人はこの違和感を侮って、過小評価し、取るに足らないものとしているんですね。無視しているか、それに近い扱いをしているわけです。本質はそうではないと。

その反動というか証拠としては、そういう人は「なにかやりたいことが外にある」「自分がやりたいと思えるものがどこかにある」ある種の正解や自分にぴったりなものを探しちゃってるんですね。えーと、それってまあないですよね。仕事ってぴったりなものがどこかにあってそれをやるんじゃないですよね。なんとなく違うかもとか、ちょっとずれるとか、色々想像とかでずれつつもやっていくと、面白かったりまあずれて違うこともある。そういうのが醍醐味だと思うのです。

それって何でもいいからやれっとか、ひどい環境で働いてもいいみたいなことでなくて、多少の余地なり余白を持って取り組んで修正していくみたいなことのほうが筋が良い感じかなって話です。

やりたいことはないのが当然で、それは創造するしかないのかなと。それこそ違和感を原材料にして、あなたの頭で加工して、生成する感じです。そういうとつまらないと思うのかもしれないですが、それも頭で考えているからで、実際にやってみたり、手を動かすと「なんて面白いのだ」って感じになるんだと思います。頭でっかちになるとこんな感じになるのかなと(笑)

だから、やりたいことがない人は、単に心のアンテナとか情緒に蓋をしているといっていいでしょう。それを外すのが大変というか出来ないのかもしれないので、違和感を使えばできるかも、という話でした。

さらに抽象化すれば大きくなる

見つけた違和感を基にして考えたりやってみると。そうする時に、先の記事にもあったように理想として、否定的なことやネガティブを改善すると弱いので、ポジティブな表現の方がいいですね。楽しいというか、面白いので、やる気が出てくるわけです。

著者は仕事の現場で楽しく働きたいのにプレッシャーでストレスがかかり環境が悪くなったというところから、もっとストレスがかからないとか、良い仕事環境を作るという方向性になったと書いています。さらに、楽しく仕事をするというのを掲げるようになったわけですね。

僕の場合だと、僕はアイデア出しを支援したり、起業アイデアの壁打ちをしています。これもアイデアに困った人を助けるという、アイデア苦手な人を救済するみたいな感じがあります。だからこれもややネガティブなんですよね。ところで、今僕はアイデアを出せるような体質とか、トレーニングとか、違和感発想法とか言ってるのですが、これはまとめると、アイデアを出してどんどん楽しくやっていこう、面白くしていこうとなって、結構ポジティブになります。というか、生活の中にアイデアはあるからそこから発想していると、想像と創造が鍛えられて、まあ基本ポジティブになるんですね。悩む暇がないというか、あればじゃあこれやってみるかとなると。

そういう体質改善にもなるのでコストもかからないし、もっと広がれ!ってことで、どんどんやっていこうとしています。昔起業した時に、「社会を面白くする!」ってことを言っててあまりうまく伝えられなかったし、伝わってなかったのですが、今考えてこういうアプローチというかミッションベースのことは変わってないのだなと感じました。

だから、僕のミッションとか理念みたいなものは、アイデアでもっとワクワクしよう!って感じですね。そのために違和感があるし、違和感を使おうってことになって大分すっきりしてきました(笑)

これが抽象化して概念化する感じです。だから違和感から細かい具体的なことをやるのもいいし、そこからやってみてさらに高めればミッションになるんですね。Why、How、Whatみたいな感じで考えてもいいですし、違和感だとWhatとかHowよりも、「なんでだろ」を直感ベースでやるので、そっちにはまりやすいかもなあーくらいの仮説をもっています。どうなるかは色々見ていけば分かりそうなので楽しみですね。

というわけで、本ブログ読者に刺さるかはおいておいて、違和感色々使えまっせということで、どんどん違和感探ししましょう(笑)

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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