2021年を振り返る

仕事納めをして、年末年始ダラダラモードに突入しました。とはいえ、掃除や色々雑多なことをやっていると、まあすぐ年越しになりそうですし、気づけば年始になっていますよね。

簡単ですが、2021年を振り返ってみたいと思います。

今年はフリーランス試行錯誤の年

フリーランスという状態についてのリスクやリターン、状況についてとかく言うことはないのですが、まあ思ったより仕事が出来たのと、または課題も見つかったというところで、わりと客観的に見ることが出来ました。

試行錯誤はフリーランスでなくても、二足のわらじ状態のときも、ましてや会社員時代でも、起業時代(笑)でも同様ですが、簡単にいえば、4ジャンル程度試みをして(人によっては分野やスキルなんていうかもですが)残りそうなのは何かという検証でした。

ITネタやITスキル、プログラミングは、お金にはなるのですが、これって結果的にシステム開発やWeb制作他にもありますけど、わりと時間を使うか、作品ではないですがアプリとかある程度収益化できる仕組み化、あとはツールとかを作るみたいなことをしないと稼ぎづらいなと。それを否定しているのでなく、それってなんだろうなと考えると、僕がわりかしやりたいのは、個別の困りごとのトラブルシューティングみたいなものでした。それは文字通りいくらでも仕事はあるのですが、個人ベースでは単価は低くなりがちで(予算がある個人があればいいですが(笑))、あとは法人向けだと外部IT担当みたいなコミットをできるかみたいなところかなあと。

現時点ではIT的なことはほぼほぼやってないのですが、ITが嫌いとかでなくて、単にコミュニケーションやトラブルシュート的なこと、それをうまく回せてわりかしいいよなーという着地がしづらかっただけですね。

一方で、リサーチ、とくに市場調査や調べてまとめる、考察するというところは元々の単価が高いってこともありますが(大手企業等の単価が)、冷静にクライアント目線で見ると割安で依頼できるので、ここは手ごたえも単価アップもできそうだと。さらに、事業企画もこれも結局予算や発注者次第なのですけど、これも一定程度はいけるなあと。

結局枝葉としては、細かい検証や仮説とか色々なんですが、ある程度心地よく自分が学べつつ面白くは外せなく、そこで飽きが生じにくい工夫があるとか、正解がないので考えてどうかというプロセスがあるか。あとはコミュニケーションがあるか(チームとかでなくクライアントと)、0→1的な要素があるかみたいなところで、今はリサーチと事業企画って二本柱となっています。

これで完成とかってことはないのですが、ITスキルをどこに入れるといいか、それでお金を得るべきかどうかもあるのですが(これはポートフォリオとかバランスとかってことですが)、例えば運営サービスでは稼いでいるわけではないけど、どうも趣味って枠にITをはめるのもなんか違うなとか(笑)色々と欲もですが、グラつきはあります。

ただただ、自分の時間が有限であって、誰か他にいるわけではないので、その時間を最適化、最大化、みたいなことをしたいと。とはいえ、それだけでは面白さや余地がなくなるので、ITもですし、文章や違う企画やアイデアもやると。これ手当り次第ってイメージになるんですが、何度も確認してきたのは、0→1要素があればそこまで違和感になるとか、学び要素があればそこまでやりたくないとかってないんですね。という適応性があるのでそこはある程度手当り次第で、広げていくのもいいかなって感じです。

つまり、色々試みてある程度絞れてきたけど、では絞ったままこれでカチカチに仕上げるかというと、それは違うかもなっていうのが今年の大きな収穫かなと言えそうです。今年というか、全体通してですけどね。

コアを通して広げていく

つまり、0→1的なこと、正解がないこと、曖昧なものを整理する、概念でもやっとするところを対話するなど、そういうファシリテーションというか、対話というか、ニュートラルな感じをもっと大事にしたいなと。今も大事にしているんですけどね、よりというか(笑)

その時、なんでもいいといっても、結果的に調べるとか、アイデアを出すとか、企画と仕立てるとか、ビジネス化するというところは、コアスキルというか土台にあるので、まあ他にも文章とか、取材とかでもいいし、図解みたいな整理でもいいんですけど、そこを通すといいかなと。通すというか組みわせる方が実践的ですけどね。

そうすると、意外にITネタもしれっと入れて形にできたり、または違う目線からアプローチしたらポロっと生まれる感じとか、もっとできそうだなって感じがしています。

想像に過ぎませんけど、例えばアート企画みたいなものをやるとか、支援とかするとしましょう。そんな予定ないですけど(笑)でも、そうするとき、自分なりのやり方がまああると。そういう自己スキルなりやりたい、学びたいことを組み合わせるといいですよと、自分に言ってるのですけど、そうやってカチカチでなく、ぐにゃっと柔らかくするフェーズかもしれないなというところです。

例えば、リサーチと事業企画ってなんか硬いですよね。物質的なものではないですけど、なんか頭が硬い感じすらする(笑)実際はデータと分析な先入観ですけど、実際は仮説検証は頭をぐるぐる使って疲れるのと、アイデアも試されるのでまあかなり柔らかいんですけどね。そこはおいておいて、同じタスクやパターンにはならないけどその工夫をしても土台やベースがやはり重なると、飽きてくるわけです。なので、全然違うことやこれを組み合わせたらより「ぐにゃっと」なるなというところを好んでいます。

僕の中ではこれは「あいだの戦略」ってやつで、NPOとかボランティアやるならばビジネスで商売をやるとバランスがとれるというか。1つのことで両方を満たすのは大変なんですよね。できなくもないですけど。ならば、別のことを同じ人がやれば頭の中では概念として「あいだ」となるので、実際に間とは0と10の間の5みたいなことでなく、1から9をうろうろしている感じが近いです。

このあいだの感じでいくと、例えばリサーチと事業企画って塊なんですけど、ビジネス寄り、商売寄りとなっていて僕の中ではですよ、0で固まると。では、10になりそうなものってなんだろう。分かりやすくいえばボランティアでもいいしNPOでもいいし、自主企画でもいいし、そこはわりと自由です。要するにお金とかビジネスでないことをやってないと、まあ頭が硬くなるということで。

そこらへんもっとできそうだな―っていうのがいくつかアイデアとして出てくるかもです。

もっと細かくアウトプットベースでいえば、

  • PR記事とか最近書いてないですけど書けるので、書きたいかどうかもありつつ(笑)書くなら書くぞと。その時文章とか企画が問われるわけですが、それはできると。その時、ありがちなのは、「ライター」として動きたいのではないのだけど、ライターって縛りになると途端につまんなくなるんですよね。だから、僕の中では、あくまでアウトプットが記事であって、アイデアを出して0→1って感じでやっていますし、そうでないとやりたくないと。例えば「簡単な仕事です!」とかは論外だと。思考がないなら僕はいいやって感じではあります。ワガママというよりも、そういう仕事を作るか、パッケージングされた仕事でなくて、アウトプットが記事として規定はあるしルールは守りつつも、そこで遊べるか、面白く工夫できるかってニュアンスです。伝わりますかね?
  • 発想法ワークショップ。これもまあ続けてくのですけど、解像度としてより面白くするには、単にアイデア出しのやり方伝えますよーでは面白みがないですと。だから、よりどういうところで困ったりどういう目線や感覚がアイデア出しが苦手だぞという人にいるか、そこを見ていくためのマーケティングでもあると。そこを把握していって、もっとこの発想法は高めていく、解像度を高めたいってことですね。そういう意図でやっていくし、もっとできそうだなと。これも発想法自体はややパッケージングされているとは思うのですが、細かいところや具体的にやってみると「かなり曖昧、抽象化されていて見えてない」ところがあって、そこをもっと見たいわけです。例えば「組み合わせして考えれば出る」は確かにそうなんだけど、実際はもっと複雑なことをしていて、そこが反射として出てくる感じがしますね。
  • コミュニケーションや対話として。イベントとかだと重たいんですけど、とはいえ人と話すとか、より本質に近づく(と思う)のは、思考だなと。まあある種の思考を押し付けたいとかはもちろんなくて(笑)色々な考えで頭を揉んでいくというのはしたいなと。イベント企画をやるかはおいておいて、なんか仕掛けたいなあって感じです。こういうふわっとしたものはいつか形になるので、粘っていきたいですね。
  • Webサービスの展開。趣味ベースとはいえやっているところで見えるものはある、手札としてあるのでそこをサボらずやっていくと。これもWebサービスやエンジニアとしてやりたいとかはなくて、あくまで0→1のものをやっていて、そこから何が出来るかってことですね。

これらは大いにマルチポテンシャライト的な考えというか、組み合わせだったり、そこから本質やコアな部分を抽象化してしまえば、個別の仕事やアウトプットは枝葉という僕の考えがあるので、統一というか、僕の中ではかなりまとまっているんですね。

ここを信じていないわけでなく、自分も信じているので、もっとそこを信じていいのかなと。より信じられる自分というところでやっていきたいですね。

2022年の展開

いつも思いますが、2021年もまあ良い年だったのかなと。そして、来年は、上にあるようにコアな部分を磨きつつも、もっと出来るぞと精神的に追い込むとかはなくて、ニュートラルでもっと出来るのかなと勘違いファーストでやりつつ、仕掛けていきたいですね。

仕掛けるって簡単にいえば、何かアイデアや工夫を誰かや社会に提供して動かしていくことですかね。それ僕の得意なことだしやりたいことであれば、色々まずはやってみて、コミュニケーションしてみて、どうかって感じでやればいいかなと。頭で考えすぎなくてもいいかなって感じですね。

というわけで、いい感じでゆるゆる来年もやっていきたいと思うので、またよろしくお願いしますというところで。

良いお年をお過ごしください!

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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