Bingで画像生成AIを使ってみた

MSの画像生成AI「Bing Image Creator」の使い方とよくある質問 を参照して早速作ってみました。

留意

生成した画像って文字通り「使っていいの?」については、以下Image Creatorの規約として明確にかかれています。

7.作成物の使用。お客様は、本契約、Microsoft サービス規約、および弊社のコンテンツ ポリシーを遵守することを条件に、オンライン サービス以外の場所で、個人の合法的な非商業的目的のために作成物を使用できます。

Bing スレッド エクスペリエンスおよび Image Creator に関する規約 最終更新日: 2023 年 2 月 1 日

これを見ると、「オンラインサービス」以外とあるのでオフラインなら使っていいは早計でしょう。さらに、個人でかつ非商業となるとすると、個人サークルとかNPOとかですかね。さらにここで、オフラインの個人サークルとしてNPO活動でチラシに使ったとするじゃないですか。でも、その著作物が著作権違反かどうかは別ですから、ここが画像生成AIではまだクリアになってないはずです。

だから企業では使えないので、遊びではいいけど正式には使えない、業務では使えないという判断が多いのではないかなと。そういう意味ではchatGPTなど文字生成型は使いやすいですよね。ただこれも小説などで明らかにタイプを似せたり(学習自体が)、あとはアウトプットが似ていれば怪しいのは同様の話となります。

ヘルプ – Microsoft Bing の Image Creator自体はに驚くことに、利用方法はありますが、どう利用するかは書かれてないんですね。その質問がないってまずないので、ここはツッコミどころですね。

よって、このブログでサンプルとして遊んでみた記事程度はまあ怒られることはないという判断ですが、とはいえこれもOKであるということはなく、リスクはあります。まずオンラインで載せている=ブログ記事ですし、そこからですよね。

少なくともそれで遊ぶのはいいけれど、成果物として何かに使うのはまだまだ様子みという認識です。公開などせず、個人で遊んでしまうのが今はベターというところでしょうし、それしか使えないですからね。

そもそもPREVIEW版なので、ベータ版前で遊びたい人向けの試用お試しというところで捉えたほうが良さそうですね。

気づき

  • 画像生成AIは英語でとあるが日本語でも通ったので内部的に「日本語→英語」に変換していると思われる
  • 画像生成AIはDALL・E提供だが本家DALL・Eとは異なるのかも
  • Bingのスタイルは独創でないと「画像検索」になるので、創造的にすること
  • 画像を出してもらって適宜修正や指示が出来るのが便利(プロンプト自体を最初のものをいじってとかではない)

やってみた

Bingを立ち上げ、創造的モードにして、「画像を作成して」などを打ち込む。

「スーパーなどの商品を配達員が手渡している画像が欲しいです」

とすると、

ぱっと見ると良さそうだが、左下の男性の顔は拡大すると結構怖いです(笑)右下の男性の顔の輪郭も妙な感じがしていますね。

ここから修正とか指示を出せます。

「ありがとう。人自体全体が入らなくてもいいかもです」

写真だとちょっとリアル感があるので、テイストを変えてみます。

「イラスト風にできる?」「水彩画風にして」

だいぶ柔らかくなったような。ただ手がちょっと怖いですよね。小指がないようなものも。

「手はなしでもいいかな。」

商品とかだけのほうが自然だなと。これで採用としました。

あとは、保存をクリックしていけば可能です。

出来た画像はこちらです。

他メモ

創造モードではないと画像生成とならない

これは仕様ですね。Bing Image Creatorとは創造モードしか紐づかないということかと。以下証左です。

バランス型だと画像検索をし始めます。

厳密だと出来ないと言われて、Creativeモードに替えてねって言われるのでいいですね(笑)

ブーストの消費量

Bing Image Creator側で確認できるのがブースト量。スマホゲームみたいだが、このブーストが1画像生成で1ずつ減る。1回4枚提案されるが減るのは1ブースト。

ブーストが0になると、生成スピードが遅くなる模様。体感では10-20秒くらいがブースト利用時。つまり生成速度が速いということなんでしょう。

ブースト自体はMicrosoftアカウントのRewardsとは全く異なるので留意。最初一緒かと思ったけど全然関係ないですね。

ブースト初回は25回ほど回復量は不明

記事では回復するとあるのですが、どこまで回復するかは今後見てみてまた書いてみるかもです。

ブースト出来ないと遅いので生成中は別作業とかになりそうですが、あとはどこまで使えるかですよねえ。

生成命令後、チャットは出てくるが画像が見えないことも

たまにですが、Bing Image Creator側では確認できたり、でもBingChatでは見えなかったりとかもありました。このあたりは動きで色々ありそうですねえ。

日本語で可能。Bing Image Creator側で確認できる

例えば柴犬の画像を作成して、可愛くしてというところでは、

「a cuter shiba inu」となっていました。英語でそのまま柴犬なんですねー。先の食料品なら「groceries in watercolor style」でした。

今回はこんなところで。遊んでみると面白いですねー。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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