自分ライフハック。アイデア通帳8冊目へ突入せり。
シゴトクリエイターの大橋です。
シゴトクリエイターという肩書は実は矛盾している点があるのかなと思ったりすることがあります。まあ肩書というか言葉の意味は変わるので気にしているわけではないですが。シゴトを作るというのは実は起業する上では普通であり、なくなればまた作る。作り続けることが普通なんですね。
それをあえて創っているということは実は実力はないのではないか(笑)という突っ込みや遊びを生み出します。ところで、狙いとしては、起業という言葉がよく分からないものということを壊すために、かなり身近ではないかということを提唱するというか、そんな感覚もあります。
つまり、人に役立つことが実はシゴトだと。それでシゴト=お金が稼げないとそれは価値なしですという反論が一瞬で飛んでくるのはちょっとまってくれと。一方で稼げないシゴトは価値がないのかというところまで話を飛ばせます。
実はこのあたり、稼げるシゴトから稼げないシゴトでは非常に見解が狭いわけで、やりがいとか役に立つとかは必ずそこに評価としていれないと価値観としては「稼げればなんでも良い」となります。でもそうじゃないですよね。稼げるから幸せか、稼げないから幸せか、役立つから幸せか。このあたりもある価値が満たされればOKみたいに聞こえますが、実はもっと多様だと思います。
その多様でありバランスであり人によって違うということを前提と出来るか。結構言われた何かに縛られる人が多いのかなと思います。それは分からないでもないけれど、じゃああなたの人生何なのよ。という哲学的でもなくさらっとカウンターを飛ばされた時に動揺しない(思考停止でなく)のならいいと思います。納得してるのだから。そこで動揺してしまうと、多分自分の人生を楽しんでないのかなとなります。人に何か言われても良いじゃないのというある種の割り切りが力になるのかなというところですね。
前置きが長くなりましたが、シゴトクリエイターとして自分ライフハックシリーズ(笑)の筆頭でもあるアイデア通帳が7冊終わり、8冊目となったのでその話です。何かしら習慣化したり、アイデア習慣を身に着けたい人は参考になるかもしれません。
目次
アイデア通帳が貯まると励みになる
1冊30カラムあり、日付、アイデアとして出したものなどをメモれます。通帳形式=アイデアはお金であるということをイメージさせて自分としてはアイデア自体は価値があるという前提の上で、目的として企画であれば形にしないと意味はないというスタンスです。よってアイデアは0ではない、1からスタートしているという感じです。このあたりの感覚は人によって異なりますが、アイデアを売っているという状況なので、アイデアは超大事です。これはそういうシゴトをしないと意味が分からないはずとも思います。
もちろんアイデア系のシゴトというのは様々ありまして、相談的なものから、アイデアを出すことから、コンペ応募というのも含まれます。それらをどれくらいやったかは当然記録に残っているのですが、こうやって分かりやすい形式のメモがあると面白いんですね。ビジュアルでやった感が出ると、もちろんこの通帳が100冊あっても別に何も変わらないのですが、勉強したよねとか、アイデアを出したよね感が出ます。それは自己満足もありますが、自分ってやれるじゃん!という強い価値を実感出来るわけです。
普段のアイデア出しやシゴトを記録する。それだけで励みになる。面白いなと自分で思っています。こういう仕組みを子供だましだとか言わずにやれば多分多くの物事は続きますし、また逆に自分が続けられるルーチンを入れることで安定するのかなと思います。
アイデア出しの何が楽しいか?
僕自身はアイデアを出すことは他の人もそうですが脳が良い感じに麻痺して、まるでお酒を飲んで話すとか、語りが入って楽しい、その人の素が出てくる感覚に近いんじゃないかと思っています。アイデア出し=飲み=語りみたいなイメージです。
アイデア出しの中にあるコミュニケーションが面白い
実際に形式ばって何か構えていると、全くアイデアが出ません。良いアイデア以前に口から、頭から何もでてこないんですね(笑)それは駄目なので、酒を飲めってことではないのですが、大いに脳を麻痺?させてどんどん言葉出していきましょうよ。シラフで酔えるって実は最強ですし、飲まずに語れるって僕は好きです。雰囲気じゃないですかね、語るって。
アイデアを出します、それに対して相手のフィードバックやコミュニケーションがある。それがめちゃくちゃ楽しいんですね。一方でアイデア出しを楽しめない人というよりも環境は、それが何かに制約(ここではアイデア出しルールでなく)があって、例えば「笑われたらどうしよう」とか「こんなこといっていいのかな」とか考えちゃうと面白くないですよね。
アイデア出し=コミュニケーション
ここであることに気づきます。そうです、アイデア出し=コミュニケーションで、友人から薦められた本からすれば、天気の話題を出して「今日はいい天気ですね」「そうだね」で会話が終わるみたいな感じだとつまらないですよね。何を言っていいか分からない。相手のレベルもありますし、関係性もありますけどね。アイデアを出す、擬似的にアイデアというボールを投げてキャッチボールする。
会話はキャッチボールですなんていうのは超恥ずかしい言葉かもしれませんが、かなり良い比喩でして、アイデアもボーリングのボールが飛んできたらみんな逃げますよね(笑)でもそこからスイッチが入るかもしれない。散らかして終わりということもありえますが、盛り上げようというキャッチボールは大事ですからね。
アイデア出しはコミュニケーションです。はまったく分からない人も多いかもしれませんが、僕はそう思うってだけの話です。もちろんなぜコミュニケーション足り得るかは会話であり、相手に応じて変わるし、世の中はアイデアで構成されているなんて思うからですね。
シゴトを作り続けたい
なぜ僕がシゴトを作りたいか。そして作り続けたいか。かなりシンプルでして、雇われても何しても面白ければいいなと実は思ったりします。ただ形式だったり拘束というところで、常に自分に対して「俺の力はこんなものなのか」という自問自答をしてしまうんですね。成長意欲があるといえば格好いいですが失敗すればただの中二病です(笑)
人があり、仕事があり、そして価値があるからお金になる
それも紙一重だと思いますが、起業する前に、つまりプログラマ時代から起業1(笑)ステージに入ったところで、既に「人がいればシゴトが生まれる」というところで、さらにそこから「シゴトからお金が生まれる」という原則を徹底的にしました。しましたというか、そう感じたんですね。
これはどういうことか。例えば対等ということです。仕事を出すから下に扱うみたいなのってやっぱり解せません。だから自分も同様にしてもならないし、されてもならない。シンプルです。
人は社会的な生き物です。人との関係は切れないです。切りたい人がいるとか問題があるとかというのも世の中にはあります。そこは例外でもなくありえる。ただ、一人で生きるってやっぱ違うなと思うんですね。一人って別に結婚しないとかそういうことでなく、社会的に孤立って寂しいし、同時に成立しえないというか、何かしら病気になりそうです。孤独が好きという人もいますが、しゃべらないとかやると言葉を失いますね。
コミュニケーションが得意というより、人との関係が鍛えてくれた
そういう原則を得て、これまでやってきました。当たり前ですが、例外やこちらの失敗などを踏まえると99%悪い関係になることはありえません。もちろん不手際等もあるし、意図せず何かしてしまったことということもありますが、あまりにも微妙であれば連絡をしなければ人は忘れていきます。良くも悪くも忘れるって良いことだなと思います。
その上で自分がワクワクし続けられることって何か。起業自体も面白いですし、何かアウトプットすることが非常に好きです。考え方を知るのも楽しい。アイデアを出す以上にインプットからアウトプットまで楽しい。いわゆる魚をしゃぶりつくすみたいに、社会の出来事から自分の出来事まで面白いと思えるから楽しいんだろうなと思っています。
自分の直観とやり続けることがリンクする
自分が成長していくためには、もちろん学び続けることが大事です。そのためには、自分でやるしか無いというか、自分が仕事を作るスキルが出来れば一生楽しいみたいなことを直観的にも、論理的にも感じました。だからこそ、変わったやつだなと思われても、シゴトづくりにフルコミットする、それは形を変えどんな風になれ、根本は変わりようがないと思っています。
どんなことをしてもその考え方が出てきます。文章であれ、ラジオであれ、本であれ、コミュニケーションであれ、アイデアであれ、全て一貫性を保つというよりも、出てしまう。それを隠せるほど人は上手く出来てないし、少なくとも僕はそこは隠して何かやるほど生きたくないと思っています。言葉もニュアンスであり言い様もでありますし、バカ正直であれということもないです。ただ要領がいいだけで天下取れるほど甘くはないということを思っています。逃げ切れないんです。逃げるって単に今の財産とかもので一生を終えるってことですが、心理的にも問題なく生きるってことですが、まあ守りの発想している時点で展開は微妙でしょう。
自分を良い意味でハックしよう
ハックとはうまく改善するみたいな意味あいです。
何かやりたいなら行動をしてそれが回転し続けられるような仕組みを、アイデアを試してみるのがいいと思います。アイデア通帳はものすごく小さな工夫ですが、通帳が貯まっていくとなんか幸せを感じます。当然そのアイデアやシゴトの分、幸せにしたり、役立ったという塊でもあります。それは価値です。アイデアって目に見えないですが、こうやって形にするだけでも感覚が異なるって不思議ですよね。
アイデアだけに限らず自分のシゴトを形にしてみたり、ルーチンとして集中したりすることぜひおすすめします!
おわりに
シゴトクリエイター=アイデアを出す人というところですが、ではアイデアって誰もが出せるのでしょうか?これはYESであり、NOです。
誰でもぽんとした思いつきなら言えます。これがYESという意味です。
一方で、NOというのはそれをやり続けられるかというと、訓練を要します。これは特殊ではなく、単にアイデアが好きか、企画が好きか、今後書くと思いますが企画とか何か新しいことが好きか、こだわりがあるか、人に伝えたいか、などの性格や属性も影響します。向き不向きがあります。
アイデアを軽んじる人からは依頼を受けることはありません。これはデザインでもデザインを軽んじる人からデザイナーが受注を受けるかですが、現実的には「そうはいってもそういう素人さんから仕事をするのが仕事ですよ」という人は多そうです。でもこれは根本的に「デザインの重要性を理解してもらうべきですし、そこを説明を省けば価値が減ずる」という印象があります。
アイデアも誰もが出せる。確かにそうなんです。ただ、それをやり続けることこそがプロです。また同時に実現へのこだわりもどこまであるか。それは企画以上にお客さんや人がどういう熱量か、面白いか、魅力的かというところになります。
打席に立ち続けないとヒットは打てない。これをヒット率といってますが、プロでなければ打席に立つことを諦めてしまいます。もちろんラッキーでホームランやヒットが打てることもあります。しかし、やり続けられるのか?となると、かなり人が限定されます。
そういう意味で、アイデア出しは一種の特殊技能といってもいいわけです。もちろんブレストをすれば誰でもアイデアを出せます。そしてそこから企画や事業を作れます。ただそれがうまくいくかはコアなアイデア自体なのか、仕組みの話なのか、全然話が違ってきます。
もっと分かりやすいのは、アウトプットする技術やスキルでアイデアと統合している場合、アイデアが見えづらいわけですね。アプリ開発者はアイデアが必要です。しかし、アプリを作る人はアイデアマンかというとそこは不明です。アイデアが一杯思いつく方がいいでしょうが、どちらかというとアプリ開発者はアプリを作るところであり、あとは売ることも大事です。
僕であればこの時、アプリアイデア、アプリを広めるアイデア、アプリを売るアイデアを考えるわけですが、これってアプリ開発者で売りまくった人が言うアイデアの方が価値が高そうです。ただ、一方でそれはいわゆるノウハウでありすぐに枯れていきます。しかも抽象化すると「お客さんことを観察してアイデアを考える」みたいなことになります。これは確かにそうなるのですが、抽象化した法則や考え方を具体的に展開するとか、具体的に考えることが出来ない場合も多そうです。また違う視点から入れるということをしない、または気づけ無いということも多くあります。
そこにシゴトクリエイターの価値やアイデアのプロとして戦うフィールドがあると思っています。作戦はシンプルです。かき氷にシロップをつけて美味しく仕上げるように、アイデアに適切なアウトプットをして面白く売る、または作る。そんなイメージはずっと変わらないですね。
今回は、自分のシゴトをアイデア通帳という自分ライフハックツールから振り返ってみました。あなたのシゴトもこんな風に振り返ってみたら面白いかもしれません。使ったボールペンの数、メモ帳の数、amazonで買ってる仕事ツールの数、ラフスケッチの束、読んだ本の数。なんでもいいので、定量的なものや見えるものとするとぐっと楽しくなると思いますよ。
筆者プロフィール
- 「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介、仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューやお問い合わせはお気軽にどうぞ。
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