自分のストックを作ることで自信をつける

アイデア通帳という謎の自己モチベアップツールを作っています。とはいっても、物凄くシンプルで、単に提案したアイデアなりを通帳形式の紙に書いて記録するというアナログなものです。アイデア自体は書いてなくてどんなアイデアを出したかだけという記録です。

例えば、2018年7月8日「起業アイデア」とだけです。モチベアップのために、シールとポイントというシステムがあり、当初はポイントを集めたら何かもらえるという自己制度がありましたがそれらはワークしていません(笑)

この取組から自分のストックを信じることの大事さを書いていきたいと思います。

やったことを可視化すると自信になる

自分のやっていることに自信があるかどうかはかなり大事です。自信があれば、やっていることが大したことがなくてもやれる気がします。逆に自信がないと、やっていることがすごくても、出来ない気がします。

これは極端かもしれませんが、大体自信がずば抜けてあるとか、全くないというものはここでは対象外です。またやっていることがすごすぎるとか、全然駄目というのも対象外です。

つまり多くのものは、自信があるかどうか、すごいことかどうか分からないというそういう判断できないものが多数ではないかと思うわけです。

そういうどちらでもないものには上のように「自信があるし、やれると信じる」方が結果が出ます。ダメかもしれないと思うと駄目になることもあります。もちろんメンタルだけの話ではありません。

では、どうすれば自信があるといえるか。それこそストックです。ここではアイデア出しの自信を付ける意味で、まずは量稽古だーといって始めたのがアイデア通帳です。一方でアイデア残高が溜まる=通帳が溜まることを意味しますが、何か幸せを感じます。通帳=お金をイメージしますから、束になっていきます(笑)

このアイデア通帳は、現在12冊目となっています。A4紙2枚を折って出来ています。読書通帳のアイデアを参考にして自分で作って楽しんでいるというところです。面白いアイデアです。

もちろん通帳が12冊というのは主観的ですが、束があれば自分はやってきたんだという安心というか、見えるものから自信につながります。

というわけで、ストックをまずやりましょうという話でした。

自信がつくと説得力が出てくる

自信があれば何をしてもいいとかそういう話ではないですが、自分がやりたいことややっていきたいことに着手する余裕が出来ます。

例えば、農作物として野菜を育てたい人が、色々調べ物をしていくとします。その時の調べたものは取っておくのがいいでしょう。取っておいてあとで振り返ると、「ああ、自分は野菜を作りたいんだな」と感じられるはずです。例えばそういう時に「あなた野菜育てたいとか、農業やりたいっていうけどそんな甘いもんじゃないよ」と言われても「私はここまでこれだけ調べてきました。これは事実です。そして今もやりたいです」と言われれば、大抵の人は「なるほど、この人は本気だな」と感じるでしょう。

これは何も面接突破とか、何かしら「相手にみせる」ためにやることではありません。ここでのストックとは、貯めることですが、自分のために、自分の自信のためにだけやるだけです。

僕もアイデア通帳を誰かに見せるためにやっているわけではないです。ブログのネタくらいにはしていますが(笑)あくまでプロなどがメンタルを鍛える、アスリートがルーチーンで精神を統一する、そのようにストックをきっちり作る。そういう行為そのものが安心や安定を生み出します。

自分のためにやるというのは大事です。いつも自分のためにやればそれらはどんどん純度とか、レベルが高くなっていって改造も惜しみません。アイデア通帳は飽きたら表紙デザインを変えたりしました。仕組み自体はあまり変わっていませんが、気が向いたら何か考えるかもしれません。

一時期はランディングページも作っていました(笑)今もあります。ただこれをやりたい人は相当マニアックで、アイデア好きーな人に限られるし、かつ記録したい人ですよね。

ストックが自信につながり、行動に説得力が伴ってきます。自分はこれだけやったから大丈夫だということです。練習は裏切りません。もちろん練習をやったから必ず成果が出るわけではないですが、それは練習をサボる理由にはならないわけですね。

説得力とは、ストックしていったことで、伝える言葉、行動が変わるということです。今まで自信がなかったけど、「自信がないわけじゃない」という発言になったり、「自信があるかも」になったり、「自信とかあまり意識しなく」なったりという変化です。もちろん上には上が、下には下がいるので、他者との過度な比較も無意味です。アイデア通帳をやっている人がいない、そもそもストック自体は比較する意味はありません。ノート3000冊書いても駄目なものはだめですから(笑)しかし、1万冊ならいいのかという正解や保証でなく、客観的な答えでなく、それらは自分の心の安定、統一、集中、自信のためにやるというだけです。

これらが単に1冊のメモがあればいいならそれで十分ですが、普段自分がやってきたことを記録していることをみえることは安心につながりますからね。デジタルツールで記録して見える化すると安心するのに近いです。ただ安心したいためにやるのでなく、ここでは自信をつけるためなので少し違うかもしれません。

ストック→自信→説得力→ちょっぴり強くなれる

PDCAサイクルとかはスルーして、結局自分のためにストックを作ると、自信になってそれが良い結果や行動につながり、結果的に最初より強くなった、レベルがあがった気がします。これが大事です。

人は前よりうまくなったり、ホメられたり、評価されたり、前と違う変化を見てくれている人の存在を知ったり、頼られたりすることで成長します。

まるでロールプレイングゲームの主人公のようにレベルがあがります。ゲームより楽しいと僕はこの時感じています。実際にゲームは幻想の世界ですが、リアルは実際にレベルが上がります。出来なかったことが出来るようになった瞬間、自転車に初めて乗れた瞬間みたいなものでしょうか。楽しいですよね。

ちょっぴり強くなったらさらにストックを続ける。よく考えたら、僕の学習のやり方は、良いとおもったものをいっぱいあつめてそこから磨いていってどうかって試すみたいなことを繰り返しているだけな気がします。もちろんこれはコピーでなく、参考にしてどうするかをアレンジする。最初は真似ですが、そこからどんどん考えていくことでオリジナル化出来ます。もちろん解釈が様々あり、自分なりの視点があるからこそですが、ここで過度にオリジナルとか自分の視点を意識しすぎて学習が止まるのは避けたいです。が、学習自体そこの突破が難しい点もありますよね。

強くなって出来なかったことに再度チャレンジしてみる。この繰り返しが面白いかなというところですね。何度も魔王に挑戦出来ます。生きている限り。そう考えると楽しくないですか?

おわりに

今回は自分のために自信をつける取り組みである、アイデア通帳という行動を通して考えてみました。

自分のメンタルを強くするのは簡単じゃないですが、とはいえ特殊なことをやっているひとはレアでしょう。実際は自分のためにコンディションや状態を考えてどうすれば良い形になるかを考えていくとやはりこういう自分のための行動というのが大事です。これは意識が高い話ですが、高い意識は自分に向けて整える。人に対して自慢することではありません。

ぜひ自分に自信がなかったり、行動に自信が持てない人は、自分の行動を記録していってやったことをちゃんと可視化してみてください。自信が出るはずです。

うまくいかないケースとして想定しているのは、自身の行動量が足りないから書くことがないとか、やったことを記録していくことで自分のダメさを痛感したくないとかの回避行動でしょうか。ありそうですけど、すごい記録だから書けという話でなく、アイデア通帳も単に量で厚さ、束からのやった感の演出です。しかも自分だけ用です。気楽にストックするのがコツでしょうか。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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