個人の人生戦略が必要な時代になって思うこと

ブログでもビジネスでも趣味でもそうかもしれませんが、やっているとぶれていくことを感じることありませんか?

僕もブレを感じることがあります。一方でブレない時は「僕はぶれてない」という言葉を言うだけでは意味がなく、実際に行動やアウトプットがブレてない必要があります。

結論的にはブレないためには、戦略が必要だということです。その戦略を立てれば全てハッピーというわけでなく、地味な仮説検証があるのみです。

成功している人やうまくいっている人を見る時、多くは僕もそうですが、スナップショット(一枚の絵)だけで見ます。でも冷静に考えれば、いきなり成功なんて怪しいわけでまずないです。仮に1万歩譲ってあったとしても、毒にしかならないためそんな毒はすぐに捨てましょう(笑)

そして多くは動画であり、長い一連の動きやプロセスがあって成功とか、ある種一定の場所に来れることになります。

そういう観点から戦略をどう立てていくかについて考えてみたいと思います。

ビジネス、投資などは戦略ありき

当たり前なのですが、投資で騙される人は多くいます。僕も騙されたとは思いませんが、リスキーなものに結果的に委ねてしまい、そのリスクを知っていたので後悔はしていませんが、失敗経験があります。FXとかではありません(笑)

友人と話していて思ったのですが、株式投資もそうですし、不動産投資もそうですがこれらは投資であり、戦略が必須です。ビジネスや商売も戦略が必須だと思います。ブログも戦略が必須でしょう、ビジネスを目指すならですが。

一方で、不動産投資例えばワンルームマンションへの投資をサラリーマン向けに促すような仕組みが根強くあります。サラリーマン大家さんというのはなんとも絶妙なコピーで、ターゲットを魅了します。サラリーマンだけど大家になれる。複業としても全くオススメできませんが、当然成功例というか、まあキレイに見せてしまうので「出来るかも」と思っちゃうんですよね。まあ、嘘ではないんでしょう。

そういうビジネスや商売、投資、不動産投資もですが、ものすごく当たり前のことをいえば投資であれば「何をもって成功とするか」「何を目指すか」が定義されてないケースが多いと思います。その場合何が起きるかですが、何をしていいかは自分で判断が出来ません。判断材料がないのももちろん、任せたり委ねたりしているからであり、悪く言えば鴨です。言いなりです。

もちろんフォローすれば、例えばサブリース等の転貸するような仕組みは誰が考えたのか分かりませんが、「任せられる」という意味で、素人でも参入できるようになったのは確かです。それって投資信託のようなものもそうで、プロがやるから素人も参加出来るという構図に変わりはありません。ここで明確に言えるのはリスクがあることを認知しているか、何かあっても責任は自分でというのが投資の基本です。説明が必ずあるし、それをもってやるのが投資です。

投資家が絶対これをやれば大丈夫というのはまずないでしょう。ただ目利きのスキルや見抜く力、市場や動向を見る力は相当あるわけで、確率として高いからこそ投資を続けられるとも言えそうです。

長くなりましたが、ここで言えるのはそういう投資をやる上では必ずゴールや結局どうするかを決めて、そこに向かって動いていくという考え方、それが戦略ですが、がないとやっちゃ駄目だと思います。仮に無戦略でもやってもいいけどその場合成功確率が低いのと、あと何かあった時に誰かの責任にすることはできない、そこを踏まえないといけません。

矛盾しますがそういうのを踏まえている人に限って人のせいにしないし、自分の考え不足や実力がないということをきちっと認めます。それが戦略の有無というよりも、基本的な考え方の差ではないかなと思ったりします。投資を始める人をどうとかいうことはなく、単に戦略がなければ何もない、ただ失敗しかないという感じです。

個人の人生戦略が必須となった

本題はこちらです。そういうビジネスや事業投資とか不動産投資等、資産投資においてはプロがやっていたり、そういうプロ領域はスルーです。分かりませんし。

ただプライベートな個人、個人の人生となると戦略がなかったりするのが多いです。戦略っていうのはここでは、人生プランでもいいし、人生にやりたいことでもいいし、仕事でやりたかったことでもいいし、生き方みたいな話です。

これについては長くなるのでかなりざっくりいきますが、昔はそういう戦略がなくても、社会の成長が支えてくれたのでなんとかなりました。と僕は思います。成長社会ではない、成熟社会または衰退が見込まれる社会においては、ものすごく乱暴にいえば、人生においてどうやっても生きられるぬるさがあるので、どう生きるか決めないとね、という感じです。

どうやっても生きられるは極端なのですが、逆に言えば生きていても何もいいことがないとか、面白くないといって生きるのもなんだかなと思ってしまいます。ですから、好きなことをやろうという短絡的な話でなく、どう生きたいの?少なくともそういうのがないのか?ということを問われる時代です。ないのであれば、ないなりにもがくか、またはないことを認め翻弄されても仕方がないと割り切るしかありません。

誤解がないようにいえば、戦略なしでは生きられないのではなく、戦略がないとやや翻弄されがちということです。もちろん翻弄される、自分で決めない、人に決めてもらうことでうまくいく人もいるはずです。僕はそういう気質ではないので自分で決めます(笑)これはタイプ、または生き方の話なので、正解はないんです。だから、皮肉でもなんでもなく、戦略として「人に決めてもらう」ことで生きるというのもありだと思っています。ただ社会イメージ、つまりどう思われるかとして「自分は決めないんです。人に決めてもらってます」というとなんか恥ずかしい、いい大人がそんなのは駄目じゃんとなって、言う人は多くないのだろうと思います。

仮に僕が難しいのは戦略がない場合、そうやって声を大にしていえるのかというと言わないですよね(笑)でも、仮に戦略がなかったらそれでもいいじゃないかって割り切りますけどね。実際に僕も戦略が本当にあるかということですが、基本的には自分の人生は自分で決める、面白いことをやって生きるということであって、お金持ちになれないなら駄目とか、そういう気持ちはありません。というよりも、経済的な指標しか戦略の成功または達成という点で、それしかないのは多分筋が悪いといつも思います。

個人の戦略があってもなくてもいいのだけど、相対的にいって、つまり今までは8割なくても生きれたしなんとかなったけど、今後は8割は戦略がないと辛い時代になるという感じでしょうか。

冷静に考えてみてください。定年も今後どんどん上昇し、働くことはかなりの時間より人生の時間を占めます。その仕事が面白ければ成功というわけではないですが、その仕事を適当に決めて回るとかそういうことはなくて、やってきた記録や経験はきちっとその人の人生を形作ります。それが70歳でも普通に出てくるわけで、早く死にたいとか思ってもまだ尊厳死などで逝けるには時間がかかるでしょう。今後どうなるかは分かりません。

シンプルにいえば、人生の満足度を高める作戦が僕にはあります。だから、何をやるといいのだろうか(社会にとってでなく自分にとって)を考えることはわりと意識してやってきました。それが今に生きてきていて、人生に悩むということはほとんどなく、悩むというより課題は一杯あるけど、一個ずつやっていこう、領域の中でどうもがくか、そういう感じで生きてきました。これこそが戦略、簡単にいえば作戦です。

例えばリア充のように毎日人生充実楽しい!みたいなのが良ければ(リア充に対して恨みはなく)それでいいと思います。というかそういうのは羨ましいと思えばそうすればいいし、したくないならあなたなりの生き方や楽しみ方をどんどんしたほうがいいでしょう。短絡的に引きこもった方がいいという人はそうしてもらって、最小限社会に接するくらいでもいいですよね。でもそういう人ってものすごく文字を書いたり、表現をしそうなイメージがありますので、そこをネットでどんどんやっていくのもいいですよね(笑)

こんな感じで、なんで生きてるのか、そこを突き詰めていくとまあもちろん正解はないし、人生の満足度を高めるも僕なりの考えでしかないです。ただ概ね僕の感じでは、自分の生き方の方針がある人は、僕から見て危ういとか自分はやらないけどと思う一方、その人はニコニコして楽しそうです。やっとやれたよ!とか、やっと出来る時代になってきた、またはもっといえば、その人は昔から出会った時以前からそういう考え方だったなあという感じです。これがスナップショットではなく、動画であり一連の人生設計や流れがあるからそうなったんだなあということです。

最初からきれいなものなんてない

ダイヤモンドの原石みたいなもので、最初ってやっぱ良くわからない。けど磨いていくと光っていく。そういうのじゃないかって最近思います。

磨いていて粘っていくと結局シンプルに気づきが得られる。その一瞬の気付きでもいいから見つかったらそこをさらに磨いたり、再編集をしていく。それが生き方というか、面白さなんじゃないかって思っています。

戦略とか作戦って難しそうかもしれませんが、戦略を作る側、または作るのが好きな人、僕はそうなんですが、ものすごく楽しいんですね(笑)企画もそうです。これをこうすると、ああなるから、ここは手抜けないし、こっちに力をいれれば・・・とか(笑)

自分の設計図通りにいく気持ちよさもありますが、完璧主義ではないので、概ねなればいいよなあという感じです。そのためにきちっと考えるし、検証をするわけですね。

そして仮説検証から粘って形にしていくことは、スナップショットなど一朝一夕であることはなく、楽して稼ぐなんてまずないんですね。苦労して稼ぐというのを美徳としたいのでなく、楽しいことをやって稼ぐはあるけど、それは楽とはかなり似て非なるものです。簡単にいえば苦労感を楽しいから感じないドーピングに近いです。だから人から見るとなんでやってられるの!という信じられない世界に見えるはずです。そういうのはものすごいことでなく、本人にとって当たり前の世界。そういう当たり前の世界でがしがし仕事を作るなり、ビジネスをする、それってものすごく面白いことだと思っています。

ですので、どんどん試してどんどん磨く。多分何が最初は原石かなんかも分からないところから、試して試して見える何かは絶対あるので、そこをどう捉えるか、得るかだけなんだと思います。

おわりに

会社や所属する企業、国もそうですが、戦略ってあります。ですが、個人の戦略って結構言われているようでぽっかり抜けてたりします。

ビジネスが上手いけどプライベートが最悪では話が別で、やはり人間関係、お金、健康、このあたりはある程度相対的に良くないとどこかゼロでは辛いわけですね。お金が稼げれば友達ゼロでいいとかは極端ですがやっぱやですよね(笑)一緒に話して楽しい友人やパートナーがいることは必須ですし、ビジネスが試行錯誤を通して上手く行かなくてもどうしたらいいかを考えるパートナーがいるのも大事です。健康であり病気をあまりしないということも大事です。

自分はどうやって生きていったらいいのか、戦略という視点で自分の生き方や人生を考えてみたら面白いと思います。戦略思考という感じですが、なんとなく生きていても楽しい人には全くはまらない考えですが、ぶれたり色々乱れるけどここは譲れないというのがある人はハマると面白い考え方かもしれませんね。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。