メモは面白いし、思考を助ける話

最近メモを読み返すというか整理しています。

基本的にメモは何かしらアウトプットする形としていて、それが会話なのか、意識を高めるためか、何かのネタにするか、アイデアの素材となるかは、そのメモ次第です。気分も大きいですね。

その中でとくにメモ自体の中身でなく、こういった気づきを書いてメモしていき整理する中で気づいたことを、メタ気づきみたいなものとして書いておきます。

メモが読めない(笑)

メモした当初は走り書きで後で読み返せるだろうと思っていますが、結構読み返せないことがあります。確率的には1割もないですが1割もあるのかで分かれそうですね。

実際には文字の情報から、前後の文脈が書かれていれば結構思い出せるのですが、そうでないと「記号」となって、かなり判読が厳しい。

そういう時どうするかというと、そこまで大事なら「記号」とならないし、別のときにまた同じことを思うよねということでスルーしちゃっています。

こうならないためには、なるべく早くアウトプットしたり、そのメモを走り書きでなくすという感じでしょう。ただ、走り書きしてかつ重要というのはさすがに何か印をつけるし、読めないとかはない工夫をするので、大体大したことがないことが多いです。

何度も同じことを言っているよ、この人

自分に対して客観視してそう思います(笑)

このネタ前も言ってたなあとか。本ブログもその塊な気がしますが、それは大事なことなので言いすぎてもいいというスタンスです。

同じ意見やアイデア、主張を色々な視点で補ったりということです。逆に、当初メモした時と違う考えというか、「こいつ変なこといってるな」というのもあります(笑)

人の成長は分かりませんが、半年くらい経てばコアな部分は変わりませんが、細かいところは大分変わる感じがします。

振り返りは楽しい

自分が考えたというか、面白いと思ったものなどメモはいくつかで構成されます。

例えば、

  • ブログのネタ
  • サービスのアイデア、ビジネスアイデア
  • 調べたいキーワード
  • 気になったサービス、商品
  • 自分の考え、気づいたこと
  • 細かなタスク、やらないといけないこと
  • やってみた気づきメモ

などが多いです。

こういうのって、メモした時は興奮していたり、面白い!と思ったからこそやっているので、自分で自画自賛してますが、その精度はなかなかです。自分が面白い!と思ったけどあとで冷静に見ると面白くないネタも多い中で、冷静になっても面白いじゃん!というのはなんかテンションが上ります。

こういうネタを大事にしまっておきたいという気持ちとかでなく、こういうプロセス自体面白いし、自分を高めていけるし、良い状態に仕上げていく感じもしますね。

不要なものは捨てる

読めないネタに近いですが、「すでにこれはアウトプットした」とか「これって言ってること一緒かな」というのであれば、そのままです。

メモ自体は紙切れを残しておくことはなくて、そのまま捨てます。メモというと残しておくのもありですし、残すアイデアメモも全然良いのですが、結局メモを読み返すということはないんですね。

多分読み返す時は、自分の記録や思い出に浸る、自信をなくした時(笑)とか限られます。例えば本ブログを自分が読み返す確率はかなり低いです。ただアイデアをメモっているので「あのアイデアあったなあ」という時探せるのが便利ですね。

残しておいたメモをばばっと見る時、自分の思考プロセスとか、そうそうという感じで読めると思います。もちろん忘れていたとかで思い出せる仕組みは大事ですが、実際に読み返して今のヒントになるというのはそこまでないかなと。確率的にですね。むしろそういう思考がインストールされていることにより、全く関係ない最近の出来事から、「鮮度が高いネタにリ・アイデアする」方が筋が良いと思っています。

そこで鮮度を持ったネタでリアイデア出来ないならそのメモしたものは大したことがないと考えています。重要な何かなら大体局面問わず使えるからです。マニアックな限定された局面で使える知識やノウハウって大体遭遇率が低いため、大体忘れます。それを覚えていたり使えるレベルというのは、そもそもかなり極めているか、運が良いという感じでしょう。

とりあえず、もういいやというものはメモを捨てる。捨てるからこそ、またメモするという感じは強いですね。捨てるから入ってくるって、人のメモリーやメモれる量、メモったものを処理できるというものが何か革命できるわけではないからまあキャパシティに限界があるということで。

メモの効力

書く力は基本的に、考えと直結していると思います。相手の考え方を理解して、自分で解釈したものをメモる。良い考え方をメモる。

または相手の言ったことを処理できない、整理したいからメモる。色々なメモがあります。

メモすることで書いた文字となり、それは記号になりやすいですが、一方で記号でなく客観視した情報として、自分の手垢がついているのであれば、そのメモで色々と状況と考えたことを再現し、ふくらませることが出来ます。

書き言葉=論理や考えであり、話し言葉=コミュニケーションって感じです。

だから、メモに「それってどういうことだ」と書いてあれば、話し言葉なので、対話が生まれやすいです。自分が読み返すなら自分との対話ですよね。もちろん「それ」の説明がいるので、その「それ」自体は書き言葉で、「背水の陣」とか書いてあれば、「あーなんだったかな」と脳が動いてくれる感じです。まあこれだけでは何かは分かりませんので、その人が思い出せるギリギリのラインがいいかもですね。なぜなら、たくさんメモがあれば読まなきゃ思い出せないのはちょっと面倒で、とはいえ短すぎて情報が足りない、思い出せるきっかけが少ないというのも厳しいからです。

このギリギリのあたりを攻めるのが楽しいかもしれません。実際にメモすることで考える癖をつけてる人は、書いて考える癖があるので、冷静に考えたり、論理的に「メモ」がなくても考えることが相当出来る気がします。書かずに脳内で済ますと大体キャパオーバーになって、混乱して迷います。同じこと何度もやっていたりする時の整理にも使えるし、人に伝えるときにも使えると。

ただ書くことが慣れてないと「面倒」となって、どんどん遠ざかる気がします。ここがポイントになりそうですね。

おわりに

メモを書くこと、読み返すこと。それらの気づきを簡単に書いてみました。

自分が考えたことを書くというのは面白いもので、その考え方がユニークであろうが、そうでなかろうが、自分を確立してくれる、一つのアイデンティティとなるかなと思っています。

全く同じ考え方の人はいないし、全く違う考えの人がいても良い。その中でどう立ち回るかですが、その立ち回りに「自分はこうです」といえる環境や状況のためには、日々考えること、日々メモすること、これらなしにしては僕は成立していないし、今の自分はなかったといえます。

メモするというのは学生くらいから意識的に意識を高めていくという意味でやってきたことです。とくにメモ技術とかはないですが、メモができるかどうかは「書く」行為が良いのでなく「書く」ことでどういう意識をしているかが分かるからですね。当然、メモをするのを見せてすごいんでしょアピールというのがあれば論外です(笑)実際にそれはいいので、メモしてどう考えたかそっちが大事ですからね。

蒸し暑いですがどんどん思考をメモして、アイデアをメモして、楽しんでいきましょう。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

ビジネスアイデア相談窓口

ビジネスアイデアに関する、アイデアや企画、事業、起業についてカジュアルなご相談はお気軽に壁打ち可能です。

詳細はアイデア相談窓口(お仕事依頼)をご参照ください。