謎のアイデア集団に参加してみてアイデアの可能性をより感じた件

謎のアイデア集団という場に参加しています。最近新聞広告のお題がありそこで盛り上がったという話が主催の松倉さんが書かれています。

謎のアイデア集団の初動がすごかった話

そこに書いてあるとおりなのですがまた違った視点で学びを共有出来ればと思います。

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アイデア出しの基本に立ち返る

僕自身はビジネスアイデアをコンペなり依頼なりに応じて、または普段の仕事でも「何かアイデアないか」と言われれば「待ってました」とばかりにぶつけています。アイデアの乱れ撃ちで相手がぐうの音をあげるか、それとも弾丸が切れるかはその時その時です(笑)

それはともかく、先回書いたようなビジネスアイデア出しの場みたいなことはシゴクリベースであろうがなんだろうがまあやっていこうと思っています。そして同時にアイデアにポジティブな人とどんどん関わっていったほうがそりゃ楽しいわということで、謎のアイデア集団という場に参加しました。

松倉さんのオンラインWSでは、詳細なレクチャーは言いませんが、基本的といえるところでした。どちらかといえば、アイデア出しをしたことがない人でも、アイデアを初めて考える人でも出来るというところがポイントかなと感じました。

とはいえ、僕がやっても面白かったのでぜひにというところです。

基本に立ち返ることで大きなというか、小さくても色々な気づきを得ました。

アイデアスケッチはやっぱりいい!

例えば、A4一枚でアイデアスケッチするのはやっぱいいなとかそういうことです。アイデアソンなどではやられることなのですが、多少長くなりますがこのアイデアスケッチ自体についてちょっと書いてみます。体験がWSの設計上なのか微妙に僕にとっては良い感覚がありませんでした。

アイデアソンなどはもう参加してないのですが一時期面白くて結構参加していました。よくあるのはアイデア出しでA4一枚にタイトル、イラスト、概要を書くみたいなアイデアラフスケッチです。そこまではいいんです。

その後は、ぐるぐる回って全参加者のアイデアに投票します。その時投票が多いものが順にコアアイデアとなって、チーム分けなどが始まります。これもWSという非日常感なところではしょうがないのでしょう。

しかし何度かやっていてこのアイデアスケッチでまず選ばれたことがないんですね(笑)アイデアはセンスではないというところからいえば、端的にいって以下の仮説を立てています。

  • アイデアよりも見た目のうまい絵、イラストに騙される(見た目大事なんだけど、アイデアの評価としては微妙)。例えば、盗聴器を探すアイデア!という無骨な文字よりも、全く同じアイデアでも「ルパン」が描いてあったほうが投票されるイメージ。こうなるとアイデアの価値でなく「人気」投票でしかないと割り切ればそうなんですが。もちろんそこでごねることはないです。ただ違うなという違和感がずっとありました(笑)
  • アイデアをたくさん出せる人はリサーチやインプットをしているため色々な切り口を持っている。例えば面白いアイデアを自分で考えずに持っているリソース(見たアイデア)をコピーすればスケッチ化できてしまう。それを見極める力がなければコピーでオッケーとなる。もちろんハッカソンなどで作っていくなら別だし、オリジナルっぽさがないとかその人の視点でないなら微妙なのは確か。そういう意味で参加者のアイデア経験値も問われる。
  • そして面白いのは人気投票で良かったものほど、アイデアを固めていく段階でイメージが強いせいかあまりおもしろくなくなる。むしろ荒削りなものを色々意見を入れて磨いていく(平坦化させるのではない)ほうが良い感じだと思う。まあこれはいいとして。

という感じで、なんかアイデアスケッチってアイデアをまとめるんだけど、その前後の使い方がイケてないなあという感じでした。

ところが、謎のアイデア集団でやったのはそういうアイデア出しはオンラインというのもあるのですが個人ワークでやりました。お題であった新聞広告アイデアもそれを使ってみて、こんなアイデアはどうかーということをばばっと書き出しました。

そこで気づいたのは、キャッチコピーとかじゃないですけど、色々言いたいとか付け加えたいことはあるけど、まずはA4一枚くらいでまとめてどうかね、くらいがいいのかなと。見る側も、書く側も負担が少なく、イラストも下手でいいので(僕も下手くそです(笑))って話です。同時に投票するとかでもないので、もちろんクライアントワークなので誰かのアイデアが採用されるわけで、採用されないアイデアも多数なのが実際です。

一方でアイデアスケッチでそのままジャッジというか判断してくれるのはものすごく楽だなあと感じました。描いていてプロッキー握るの久しぶりな感覚もありましたが。

アイデアの可能性って一言でいえばさらなる可能性(説明になってない

僕自身が仮説として、ビジネスアイデアをどこまで高められるか、それはお金とかでももちろんですが、どこまで価値を高く出来るかという実験をしています。現状の仮説検証では、一定以上のお金がビジネスアイデアで得られるぞというところまで来ました。一方で下限は0円とか1円とかで悲しい金額です(笑)

だからこそ自分のアイデアの価値やアウトプットを安くしすぎちゃ駄目だしというのがシゴトづくりの肝となります。ビジネスも一緒ですね。

それで、謎のアイデア集団におけるアイデアの価値はアイデアが出せる人が多いので価値がデフレと思いきや、あるお題に対して「1お題:1アイデア」という構造ではないんですね。どういうことかといえば、誰かのアイデアがナビゲートにもなるし、カタリストというか触媒になる。ハブとなったり、誰かのネタ(アイデアでなくリサーチメモや調べてもらったネタ、ニュース記事など)がヒントになります。

松倉さんも書かれてるように「他の人のアイデア」または「そのアイデア出しの過程」から学べるのは大きいです。だから、「アイデア」を出すだけの超淡々とした場ではなく、「アイデア」を媒介にしてキャンプファイヤというか、「アイデアファイヤ」という感じで、わいわい火の周りに集まって、つまりアイデアの周りに集まって「アイデアを見たり」「その周りで何かしだしたり」している感じです(笑)

これは僕が考えている「アイデアコミュニケーション」であったり、「アイデア」を会話のきっかけや切り口として使う、全てはアイデアだみたいなところと通じます。

そういう意味で、アイデアの可能性は単にアイデアが採用されてお金になりましたー!というのは結構小さい話で、もっともっとアイデアからビジネスがさらっと生まれる、ノンビジネスなプロジェクトが生まれる、誰かの企画を手伝うなんてことが生まれそうな気がします。これは予感でしかないですが、そういうことをしなきゃいけないのでなく、アイデアで深めた関係、サードプレイス的または斜めの関係ってぐーっとそういう何か新しいことをやりやすい気がしています。経験上ですが。

つまり、アイデア自体のマネタイズやビジネス化というのもありですがそれはむしろ小さいかもしれない。仲間やチームやプロジェクトが生まれていくという場こそ価値なのではないか、またはそこで生まれるならさらにもっと面白いことが出来るという印象です。

当然こういうことが出来るのは、松倉さんがやりたんじゃーといって企画されたからこそですよね。素晴らしいアイデアだと思います。謎のアイデア集団を作りたいに詳しい背景は書かれています。

アイデアの価値をマインドマップで書いてみた

アイデアの価値については何度も考えているのですが、まとめたというほどのことはなかったんですね。そこでざっと書いてみました。きったないですが、あとで大きめの手書きでまとめていますので雰囲気だけで(笑)

アイデアの価値をマインドマップしてみた

アイデアの価値とは、僕にとってですが、上で書いたようなコミュニケーションツール(自分を伝える、相手が何かを知る)として、学ぶ一つの方向性や切り口としてあります。アイデアを呼吸のようにすることで、アイデアからプロジェクトが、企画が、ビジネスが、更に次のものが生まれること。それらは何か固執というか、これをしなければという制約はないです。僕が漫画家になりたいなら、面白いストーリーアイデアや構成アイデアや画力をつけるアイデアを考えていけばいいと考えます。いや絵は下手でマーケティングがうまいビジネス漫画家みたいなほうがいいかもしれない(笑)それはいいとして、漫画家というなにかにこだわることはなく、アイデアのゼネラリストになる、またはアイデアのスペシャリストでもいいのですが、それらの得意分野は自ずと決まってくるしやっていれば見えてくると考えています。

最近の僕は、コミュニケーションとしてのアイデアが面白いと思っていて、広告のコミュニケーション設計とか集客における最初のファーストポイントはどこかみたいなこととか、結局どう伝えてどう感じるかを想像していくことになると考えています。だからこそ結果的にコミュニケーションしてないアイデアは弱いし、していれば足腰が強いアイデアになる。体幹が鍛えれていれば多少の風でもぐらつかないんですね。

みえない・みえる横軸と日常・非日常の縦軸で無理やり分けた

こちらは無理やりアイデアの価値っぽいものを分けてみました。整理すると、

  • 呼吸レベルの見えなくて日常的なものでアイデアを感じる、学ぶ、観察する、メモする。
  • そこから見えるレベルのアウトプットに日常的にしていく。
  • それは例えば、コミュニケーションという形、ブログという言語化、企画やコンペとかのシゴト、そしてたまにプロジェクト化する
  • それらはまた見えないが自分の糧となり学びとなる

つまり、アイデアを吸って吐くみたいな感じで生きていることになります。どんだけアイデア好きなんだということが伝わりそうですね、こうやって書いてあると。いいかも(笑)丁度自分の芸風みたいな切り口アイデアを考えているので。

右下に手書きで書いたのは、

  1. 自分にとってのアイデアとは日常で見える化されたり、普段の観察から得た学び
  2. これらのアイデアがどんな形であれ形になっていく瞬間がとても楽しい

と書きました。1は呼吸のようにアイデアを学び出しているということです。学びがポイントだと思っていて学びがないと面白くないし、飽きます。成長しないと死ぬまで言わないまでも、やはり毎日同じではつまらんと思ってしまうので変化を入れていくわけですね。

2は、アイデアってそのままアイデアを集めてニヤニヤしてもいいんですよね。そういう楽しみ方もある。コレクターというか。それを否定せず、僕はそれはやだ(否定してる(笑))ということで、せっかくなら開花させて何かしら人に社会に誰かに役立てていくのがいいんじゃないすかね、というテンションをニュートラルにやっています。だからどんなことでも、僕のアイデアがってことでなく、誰かのアイデアが形になっていくのってめちゃくちゃ面白いんですよね。感覚的にいえば、親しい友人がずっと願っていてかつ行動していてそれが叶うある種の夢の実現に近いかもですね。

ここまでいえば、アイデアで呼吸してます!というワードをキャッチコピーにしても怒られないはずです。いやむしろ喜ばれたりユーモアやインパクトになるかなと。そんな感じで実際にやってるのでいいでしょう(笑)

10年間のアイデア活動に終止符はなく、いくぜやるぜ!

これについては長くなるので先回書いた記事を見てみてください。

それで、自分としてはアイデア出し、ビジネスアイデアを考えることって、それだけで完結してないんですね。そこから形にしていくこともやっていきたいし、まだまだ全然足りてないと。そこらへんを踏まえつつ、一方で自分が形にするということもどうも限界というか、もっと得意な人がいるから任せた方が筋がいいんじゃないのかとかもよく思っています。

つまり全部1人でやるから問題というか詰まるというか。だからこそ、今まで企画っぽいことって全部誰かを誘ってやってきました。1人でやるって結構孤独というか、やって振り返ってあーでもないこーでもない、多分冷静になったり切り替えは寝たり、色々イベントを起こして行動していかないと見えづらい。不器用というか、そういう感じでやらないと一人ってやりづらいんですよね。

そんなこと思いつつもアイデア活動は一人だろうがなんだろうがわりと出来たのがここ10年でした。アイデア活動って何か分かりづらいんですが、僕の中で仮にビジネス化出来なくてもやり続ける感じのぶっといやつです。仮にといったのは、当然万一であってあまりグッドクエスチョンとか良い仮定ではないです。普通に考えてどうすればマネタイズやビジネスや商売や誰かに喜んでもらえる仕組みとなって、実現していけるか。その最短でもいいし、長期でもいいし、どういう感覚やテンションでいくのか。そこを考えながらやると。別に明日形にしないと死ぬわけでもないですから。

とはいえバンドマンがバンドを解散してデビューは諦めてみたいな夢破れてみたいな話は眉唾ものです。なぜなら、バンドを一生やることで音楽が楽しい人生みたいなものあって、プロで音楽で食うが正解でもないし、それが絶対に幸せでもない。むしろプロでやり続ける人も限られるので多くの人はそうではない。これはアイデアのプロがあるならば、そうなれないとかアマチュアでいいとかって話ではないです。むしろ、自分にあった最適かまたはいい感じのリズムでやれること、それって人生を自分に合わせる、仕事を自分で作り自分に合わせる、体調が悪い日に食べ物を調整していくように、コンディショニングみたいな話です。やっぱり呼吸というのがぴったりですね、アイデア活動もアイデアも。

そういう感じでアイデアもシゴトづくりもやっていくし、これからもそうありたいと感じたところでした。

謎のアイデア集団の話とはずれましたが、間違いなく日本で最も熱いアイデア温泉であり、沸点も高いというか熱量が高いところです。気になる方はぜひ一緒にどうぞ。または松倉さんが書かれているように、我らに機会をください。アイデア出しまくりますから。

0から仕事をつくる実践記

クラウドソーシングでアイデア出しをメインにシゴトづくりを3年してきた気づきをまとめました。

企画やアイデアをシゴトにしたい人の一つの参考にしてもらえれば嬉しいです。

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