Scrapboxでやる知的生産術

書く書く、後で書くといっておいて書いてなかったのでそろそろ書きますということで。

Scrapboxというサービスを友人のすすめで使ってみて、結果的に5ヶ月、まあ半年くらいってことで、完全に習慣化というかルーチーンに入ったので安定行動という感じでアウトプットしておきます。

アイデア、企画、マーケティング的なことだったりする人には普通かもですが、そうでないけどアイデアネタ集めるのってどうしたらいいのとか、企画にしていくためのストックづくりとかってよく聞くけどどうしたらいいのって人は1mmくらいは参考になるかもしれません。

目線をアイデアや企画の解像度が低めの人向けに設定して書いてみます。

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そもそも知的生産術って何よ?

まずこっからいきます。先が長くなるかもしれませんが、端的にいって、アイデアや企画的な「概念」「考え」を扱う仕事です。例えば、プランナー、マーケター、デザイナーとかクリエイティブな仕事といえばいいのでしょうか。そうでない仕事に「アイデア」が不要とか、「知的」でないって意味はないですよ。深読みせずにどうぞ。

それで、こういう仕事は結局は、普段のストックが肝です。ストックとは、観たり、聞いたり、話したり、感じたり、考えたりがそのままネタになるということです。

漫画家なんかでいえば、漫画というアウトプット・表現で、漫画家が感じたことを見せるわけですよね。または漫画家が見たい世界を描く。その時、漫画家は普段何かインプットやストックをしているはずです。仮にゼロから生み出せることってまずなくて、「アイデア出し」の時間を取らなくても、何かの経験や体験、聞いた話、妄想でもなんでもいいから「エネルギー」が動いている、カロリーを使っている行動があるはずです。

それを知的生産といいます。またはその手法ややり方を知的生産術と僕は考えています。

知的とは優れているって意味でなく、アイデアなどの概念的な意味であって、生産はそのまま「産み出す」ことですね。アイデアを産み出す方法って感じです。

ただこのアイデアを産み出す方法っていうと、「発想法」みたいになるわけですが、どっちかというと発想法は目の前の単眼的というか、短期的というか、範囲が狭いです。

多分ですが、発想法を含めたアイデアやそのものをどう扱うかという仕組み自体を「知的生産術」という気がします。

漫画家の例でいえば、アイデアをストックして漫画にしてそれをくるくると仕組みで回す感じです。多分そういうクリエイターは意識せずそれが出来ているはずです。なぜなら漫画が近く、手元にある、概念として得たものを漫画に勝手にしてしまう、自動的にくらい、気づけば漫画が生まれているくらいっていっても言い過ぎじゃないはずです。

企画を考える人が全てとは言わないですが、こうしたらいいんじゃないか、もっと面白くなるのではないか、なんとかして生かせられないかみたいな視点を企画屋さんというか、アイデアを出せる人は持っている気がします。しいていえば、アイデアが近い、企画が手元にあるって感じですね。

なんとなく雰囲気伝わればオッケーです。

scrapboxとは何か

NOTAという会社が開発しているサービスです。

scrapboxは、雰囲気でいえばWikiみたいな書き込める感じのUIUXで、なるべくメモった文章や画像などを有機的にリンクしやすいって感じです。

機能的にもあとで分かったのは、リンクサジェストみたいなのが自動で出来たり、それらを「カギカッコ」で召喚できるので便利ですね。これはやってみると思考が飛ばずに、文脈を損なわずにつなげられるって感じです。

例えば、何か料理をするときにレシピを見て覚えて、また調理して・・という繰り返しはストレスですよね。それを料理しながらほとんど手元を変えずにレシピが見られるイメージです。これって地味そうですが、めっちゃ大事ですね。むしろそのために使ってもいいくらいというイメージですね。

他には何か装飾することも少しは出来るのですが基本はプレーンテキストという装飾がないものなのでインポートとかそういったデータ保存や管理も楽ですね。

あんま書いてもただ褒めてるだけなので、これくらいにしましょう。

そこまでいうならと思うかもしれませんが、これでなんと個人利用で個人はもちろん、フリーランスとかとかでも無料で使えます。なんたる太っ腹。ビジネス利用や企業向けはお問い合わせ的な感じになっています。

まあ個人の人が多いはずなので無料で使えるよってことでオッケーでしょう。

scrapboxで知的生産する

知的生産とscrapboxを抑えたところで、本題です。実際にどうやっているか、わりとメモしているので書いていきます。

全体というか概要としては、

  • 思いついたメモやアイデアはsimple noteというアプリでメモる(スマホアプリ)
  • 家に帰ったりした時点や時間がある時にばばばっと、simple noteからscrapboxにメモする
  • scrapboxにメモしたものを調べたり、考えたことをメモする(scrapboxでのアイデアの粒度は問わず。思いつきから、ビジネスプランまで様々)
  • これらを日々蓄積する。プライベートな料理レシピもあったりする。画像もさくっと貼れる。
  • page(scrapboxでいう1ファイル)が溜まっていくのでたまに見返す。更新された順とかソート順は色々。あとキーワード検索でpage自体のサジェストや全検索されるので便利。
  • まさに自分の貯めたアイデアや考えたことが出来るので、友人的に言うと「自分wiki」が出来る感じ。正確にいえば、「自分知的生産wiki」という感じですかね。
  • 企画やアイデアが求められる時だったり、ブログを書く時とかアウトプットする時とかにscrapboxを立ち上げてそこからアウトプットしていく。

っていう仕組みというか流れです。

もっといえば、日々のアイデアをscrapboxに入れておけば後は検索したりよしなにって感じです。別に全部のメモを使わなければいけないとかそういうのは個人のルールであって自由にって感じです。またあとで検索しやすいようにとかって配慮はあまりなくて、キーワードが反応すれば全然いいやくらいで書いています。

上でさらっとsimple noteってメモアプリは使うんだって思う方もいたかもですが、日々の軽いメモはそっちで書いて、ライフハックっぽくここを空にするイメージです。つまり、simple noteにはメモがあるんだけど、scrapboxにそれを移動して空にするってことですね。なので、simple noteは好みということで、scrapboxでメモするならそれでもオッケーかなというところです。

scrapboxを半年くらい使ってみた変化

分かりやすいような「これ」というのは実はないです。というよりも、自分の中で色々と整理されて「自分wiki」がある、いつでも検索できるぜ、というのが大きい気がします。自分の頭の中に膨大なアイデアを貯めることはできないので、外部HDDとしてのscrapboxって感じです。

日々のアイデアや観察はワーキングメモリというか、メモリにさっと入れてあとは忘れるという感じですね。

使っていくなかで工夫とかはあるのでそれらも書いてみます。

ハッシュタグでブログの下書きや完了など状態管理をしてる

これが良いやり方かはおいておいて、ブログの下書きみたいなのを書いたら「#下書き」とか、ブログにアップし終わったら「#完了」とかを追加してます。別にハッシュタグみたいに「#」である理由はないです。実際に書いた記事を何度も書くとかは恥ずかしいですし(笑)ブログで再度検索も微妙というか遅いです。

検索ボックスでマイナス検索ができるので、それを使います。実際にあるブログ記事メモは「#完了」とかが書かれているわけで、そうじゃないもの、つまり未完了ものを探したいわけです。そういう時には、検索ボックスに「-#完了」とすれば、「#完了」が書かれてないものがでてきます。

正確には「#ブログ」とかの併記もいりますがそれらは使ってみれば分かると思います。こうすれば、下書きしたもののメモを消すわけでなく、完了したら完了状態もわかります。ちなみに、全てのpageは消すことはほぼありません。本当に間違えたくらいなら消しますが、半年で数回くらいしか消した記憶がありません。

消す必要はなくて、どんどん残していくのがコツです。

時間があればメモを見返すというのは結構良い体験

今までとの違いは今まではsimple noteにメモをしたりしていて、それを消していました。消すというのはデータが消えるということです。それをやると、本当になくなるのですが、実際は別のアウトプットをしているからめちゃくちゃ問題というわけではないんです。

ただ思考過程やメモした些細な違いというかニュアンスですよね、そういうものが全部残せるならというのが今です。

simple note自体も検索できるんですがあくまでメモツールで検索機能はそこまで使えずです。またメモを見返すという意味でも見返すには一個ずつタップしていく、またはそこから関連しているメモというのは探せなかったわけです。

scrapboxは、確かに1pageは独立しているように見えますが、知的生産という意味で自分wiki化していれば、「あるpage」から「実はこのpage」というように、有機的に、つまりグループ化されたフォルダ分けのようなものでなく、全ては何か「タグ」づけされてつながっている感じになります。

この感じは体験してみないとなんともですが、少なくともメモをしてそれを見返すということが今までなかったのが、劇的にそういう「見返す」行為が増えました。これによってアイデアが出るかはおいておいて、そういえばこんなことも考えたんだよねという「フック」「トリガー」が出やすくなったかもしれません。

感覚的に似ているのは自分のブログを見返すみたいなものかもしれないですね。公開前の見直すということでなく、大分経ってから改めて見るという方ですね。

最近やってることは更新順で上に上がってくる

更新されたpage順にしているので、最近いじったpageが上にきます。PCでの作業なので環境によりけりですが、2画面並べていて片方をscrapboxで、他方をブログでみたいに今は書いています。

このとき、見えるpage数はタイトル+最初の数行ですが、これが12page見えています。つまり、これらの12個が最近更新したもので、何か気になったメモとか、追記したいなら編集していけばいいんですよね。

同時に最近やっていることや意識してメモったことも、最近書いた順に見えるので感覚的に「想起コスト」というか、「思い出すのに時間がかかる」みたいなことは起きにくいわけです。もちろん1ヶ月以上前の古いメモなら一緒なんですけど、最近のメモをさらにメモしてみたいなことをしていると結局はよくメモしているpageがあがってきて楽ってことです。

これは先に書いた「見返す」のと同様で、続きやろうとか、これ調べが足りてないなとかそういうことも気づけます。またブログという意味ではメモったけど使えないかなとか、これなんでアウトプットしてなかったんだろうとか、そういうのもあったりします。

これらは自分wikiを楽しんでいる感じでやっています。というか単純に楽しいですね。

容量を気にするとかがないから純粋にメモが増えた(気がする)

ざっくりですが、2019年1月22日くらいから使い始めたのですが、当初たまってたメモを移動しつつメモしていたら、1ヶ月後に200pageくらいまでいきました。

そっから、半年くらいで、今は400pageくらいです。このpage数が何かの指標になるとかはないんで、あくまで自己満足や単なる数値データでしかないといいつつも、何気ないメモというか、これなんだろうとか、気になったみたいなことをまずはメモするということが増えた気がします。

今までだとメモってそのまま調べない、まあいいかとかもあったんですが、それって「まあいいやだとそのまま終わる」わけですけど、scrapboxまで来たら忘れても記録されているわけですね。まあscrapboxに書いて忘れられることもあるわけなのでキリがないんですけどね(笑)

ただ、メモする場があるからメモに集中できるとか、書いておけば消えないというところの安心感は相当大きいです。

どんなくだらないメモとか気づきとか、またはすごいアイデアと思ったものでさえも、pageという意味では同列です。めちゃくちゃ調べたメモも1pageですし、単に一文でも1pageですから(笑)ただ、そういうのも込みでどれだけメモしたかは自分で測れるので、まさに自分の城、秘密基地みたいな感じです。

例えば「アイデア」でscrapboxを検索すると、30pageくらいしか出てこないですけど、まあアイデアがばばばっと出てくるわけですよね。これはこれで面白いなあと。何かのアイデアを創発できるかもしれないし、ボツアイデアから掘り起こしがしやすいかもしれないです。

以前はそういう掘り起こしもしづらかったといえます。なぜならまとまってないし、散乱していたからですね。これだけでも使う意味があるのかなと思います。

何度もアイデアは敗者復活出来る

企画とかもですが、ぶっちゃけ運とかタイミングとかもあります。同じアイデア考えたけどなぜ今はうまくいって、前はだめか。これは永遠の課題というか謎です。答えは時代や社会のタイミングにあったから、くらいしか回答がないです(笑)

そういうものに対応するには、ある時点で駄目だったから企画、アイデア、ビジネスも駄目で「絶対駄目」としないことです。少しずらしたらどうだったかと考えてみる。

つまり、3年経ったらどうかとかですよね。または違う視点を入れてみたらでもいいし、違うやり方、人、仕組みだったらどうか。自分がやらなくてもいいじゃないかとかもありますしね。

アイデアの復活戦が出来るのは大きいわけです。そして仕事として、こういうボツだったアイデア、例えばコンペやクライアントがいたり、自分が考えた個人ベースのアイデアや非営利プロジェクトのアイデアとかジャンルを超えてミックスされていきます。

すると、非営利ネタがビジネスのマーケティングで使えるかもしれないとか、個人の気付きがある企画で良いヒントになったりとかって普通にあります。これを体験しているかどうかで、普段のメモやアウトプットを大事にするかが分かれてきそうです。

なので基本消さないのがルールとして運用しています。

どうやってアイデアを貯めていくのか?

今まで書いてきたのはアイデアの解像度が低い人目線とかいっておきながら、色々ふっとばしている気もしてきました(笑)そこはすいません。

そこでフォローする意味で、アイデアをどう貯めるのかについて、つまり企画やビジネスの骨子となるような、普段の筋トレ、がいやなら普段の遊びというのをどうやっているかを書いてみます。

これは普段の観察なので全く日常っぽい話です。これはアイデア出しのためともいえるし、毎日を楽しむためともいえます。その日々の積み重ねがアイデアメモになっていくイメージです。そんな地味なやり方が嫌いな人は多分アイデアの解像度を高めるのはきついかもしれませんね(笑)

1.人

人を観察します。性別とか、年齢とかよりも、オーラとか、何をしているのかという突っ込みを「心」で入れています。例えば、街角に立っている人がいます。

これを見て「立っている人がいる」では解像度が低いままです。ちなみに解像度の説明を全くしていなかったことに気づきましたが、解像度が高い=その状況がよりよく見える、細かく見えるという意味です。低いとは、漠然としかみえないってことです。ディスプレイの解像度とかと一緒ですね。ドットが細かい=キレイか、粗い=良く分からんかって感じでオッケーです。

立っている人でなく、どんな人で何を持っていて、どういう行動をして、その場所はどこでという感じで見ます。これらは一瞬なこともあれば、時間がある時もあります。とはいえ、人を観察すると社会的には「ジロジロ見るな」ということもあるのでそのあたりは適度にとしかいいようがないです。歩いていて立っている前方の人を見るくらいは自然でしょうから。

ある建物の前、店舗の前なら待ち合わせとして、連れの人を待っているかもしれません。最近ではポケモンGOの異様な集団も見かけるので何をしているかというのは良くわからない感じがします。それ以外にも、何か並んでいるかもしれないし(タピオカなど)、時代、社会、地域、場所、時間など様々な要素でこれらは変わります。まるでゲームみたいだなと僕は思うのですがどうでしょうか。

人はしかも動きます。自分もですが、動くからこそ変化します。人はかなり面白い観察対象ですね。

2.建物、道路、全てのもの

急にざっくりなカテゴリになりましたが、道路一つとっても観察しがいがあります。同じ道路なんてありません。道幅、車の通行量、側溝のゴミの量、駐車禁止の札の数、歩行者の横断数など様々です。

最近面白いゲームというか、バカバカしいかもしれませんが、歩行者信号待ちで、通り過ぎる車のドライバーまたは車内の人が何をしているかを見ています。これはある種アートかもしれません(笑)なぜなら車側は歩行者などを景色の一部として見ているかもしれないのであって、自分たちが見られているという意識で走っている人は少ない気がします。それを逆転させているからですね。

携帯で話しながらとか、片手でハンドル握りながらとか、何か食事をしながらとか、助手席では足を上にあげているとか、歩道側をガンミしているとか、色々あって面白いです。動体視力もある程度は鍛えられるかもしれません(笑)

何か面白いことはないだろうか、何か違和感や普段と違うことはないだろうか。探せば結構あります。店が出来たり潰れたりは変化ですし、工事などは新旧が分かりやすいですし、常に変化しています。これらもよく見ると面白いですよね。

メモ自体はすぐ使えず。あとから使えるために使うべし

ここまで書いてきて見ているだけでそれをどうメモするかという話はしていませんでした。基本的に歩きながらはメモは危ないのでしていません。少しのメモなら後で止まったり、スマホをいじれるときにやっています。そういう意味で少しの記憶力は必要かもしれません。

あと気になるのはそういう観察メモがどう生きるのか?ということではないでしょうか。実際に、ドライバーが何をしているかは結構その時は「使えない」メモです。ですが、車両に関するアイデアとか、ドライバーに対して何かするという意味では少しずつ「リアル」な感じになってきます。もちろんそのまま使えることは稀かもしれませんが、「運転中のドライバーを観察する」人は結構レアかもしれないですし、しかもそれをメモっている人がいたら気持ち悪がられるかもしれません(笑)が、一回でもそういうことをしていればそのメモ、体験、状況が生きる時がある!ってことです。

つまり、ある時点のメモはそのまま、すぐに使えないのが鉄則というか大体です。しばらくした後で、ある時必要になったら思い出したり気づいたり見返した時に「そういえば」となります。この「そういえば」は心配しなくても、メモをしていけば勝手に生まれます。

勝手にというのは少し盛っていて、もう一つ大事なのはそういう「考え」「アイデア」「解釈」「考察」をアウトプットしたりする環境があるかどうかです。人から依頼される仕事であれば分かりやすいですがそうでなくても、日常的に考えてしまう、最初の方で書いた「アイデアが近い」状態にしておかないと、この観察メモ→蓄積→アイデアとして使うみたいなことって回らないんですね。例えば蓄積したメモすら忘れてしまうというか、メモすらしてないとか、または何かやるきっかけがないので「アイデア」を出さずに終わるとか。

こればかりはもう自分でプロジェクトなり、何かアクションして作っていくしかないです。ただそれを無理にやるという話でなく、自分で近い領域を見つけたり「気づいたらやってる」ことでやってる話なので、真似しづらいのかもしれません(笑)

気づいたらメモしていたとか、気づいたら考えていたとか、そういう経験があってかつそれを何かしら企画とかビジネスとかクリエイティブなことで役立てたい、または役立ちたいと思えば大体同じ感じになるはずです。あとはそれぞれの熱量とか、やってきた経験や体験を活かすかどうかくらいですかね。

ある種、禅っぽいかもしれません。

アイデアが必要なんだけど、そういうアイデアとかに使えないかもしれないことをメモする(笑)

実際は意図的に使えないことをとかってことではないんですが、結果的には人は経験や体験を通して想像したりを養っていき、そのネタをもってさらに想像するということしか出来ないと思っています。またこの想像は無限大というのもポイントです。

仮にそれが人の体験でも使えるものは使っていけばいいわけです。ただ解像度という意味では断言出来るのは、自分が見て感じて思ったことの純性というか純度は高いので解像度は高いわけです。これが経験の強さですよね。もちろん経験すれば全ていいとかでもないんですが、基本グッドです。

その経験が強い方が説得力もあるし、同時に想像もたやすいです。自転車に乗ったことがない人はある人の視点を想像するのは結構しんどいです。ただし他の乗り物から類推したりということでカバーもできるので、無理でもない。そのあたりのバランスが面白いところでもあります。

結局はリサーチ不足というのが多いわけで

アイデアの検証もリサーチが必須です。企画も調整やらどういう状況を想定するかが大事です。現実の課題は何か、何をしていけばいいか。考えることだらけですよね。考えればいいわけでなく、そこから最適解なり何かを出しつつ形にしていくわけですね。

ビジネスプランなど、起業もですが、よくあるのは自分のアイデアが良いと思いこんでしまうことです。または前例がないとか、見かけないからいけると思い込むことです。非常によくわかります(笑)

ただこれらはリサーチということで、人に聞く、ぐぐるでもいいし、類似のサービスを試すとか(今自分が知る限りでもいい)で結構解消というか、同じものが見つかります。

残念なのか分かりませんが、やはり100人いや1000人もいれば、よーいどんで出したアイデアはかぶることが普通です。被らないほうがおかしいというくらいです。

考えたものや思いついたものは「誰かがやってる」タグをつけてみましょう。そうすると、そのタグって何でもつくので無視出来ます。それをどうしても剥がしたいなら別なんですが、剥がすコストをかけても見合うリターンは少ないのかなと。

その上でリサーチをすればタグがよりついてしまうか、または色々付加情報がついてくるイメージです。実際に調べることで課題が見えたり、だから人がやらなかったことが分かることがほとんどです。

リサーチというのは実はやっただけアイデアが洗練されるのであって、アイデアが平均化されてこなれるというのとは大分違います。もちろん、色々な人の意見を入れるのがリサーチというならそうですが、あくまで調べることと、その見つけたアイデアを取り入れるかは別ってことです。

調べる癖がなければ、知的生産というか、アイデアが思いつきのまま未発達というか、成長や育成できずそのままです。仮にその荒野で育てるならば、ものすごい数の種をまいて何度も水をやって何度も何度もって感じです。それよりも、温室、ベランダなど自分が育てやすい環境で試しつつそこで検証していって育てる。そこから強くして外に出すほうが「確率は上がる」かなと思っています。

この強くしてから外に出すは比喩であって、アイデアは誰にも言うべきでないとかそういうことではないです(笑)あと、荒野で育てる方が耐性が出来ていいとかってのもありそうですが、それでモチベーションや水やりや育成にめげずにいける人はそれでいいでしょう。

実際にダイヤ自体はなく、ダイヤの原石があってもそれは石ころです。石ころを磨いたものだけがダイヤにたどり着けるという考え方です。実際に口をあけて「アイデアを待っていても」本当に何も生まれません。むしろ、ニコニコしていて笑顔で人と接してないもないのだけど「何かいいことあったの?」ということで会話を誘発していって話を聞く、聞いてもらうほうがよほどアイデアフルです(笑)そしておそらくそういう人のほうがアイデアは生まれるし、アイデアを持ってるし、アイデアが集まる環境を作れるはずです。

まとめ

ものすごくざっくりなまとめになりますが、キリをつけるためにまとめます。

Scrapbox自体はツールに過ぎません。このツールを使って、日々の気づきをメモする。それはアイデアの石を集める行為に似ています。この石を集めて石垣を作るなり、綺麗な宝石を見つけるなり、希少な金属を掘り出すなりはアウトプット次第です。しかし、石集めをしていなければ、またはその仕組がなければ何も始まらないということです。

石集めをすればその保管場所がいります。それがScrapboxというツールでした。別に他のツールやサービスでも出来るものがあればそれでいいんです。そして石垣作ってといわれれば石垣の石を倉庫から持ってきて作るだけです。石像がいいなら彫る道具もいりますよね。そうやってアウトプットするものに合わせて自分wikiを使っていくと。

この日々の石集めが終わることはないわけです。アイデア集めは終わらず、続いてきます。一生というと怖いかもしれませんが、実際に毎日の石集めやアイデア集めが楽しいので一生やってもいいというか、そこまで意識をしていません。毎日やらなければという人は向いていませんが、なんか面白そうというのがあれば多分向いているのでぜひ始めてみてください。

たまにエピソードとして、あるビッグアイデアが生まれる瞬間、とくにその前後を簡単に紹介することがあります。アイデアが生まれなかった→考えていた→何か起きた→アイデアが生まれた→発明へみたいな話です(笑)

これは嘘ではないでしょう。ただ、「アイデアが生まれた」前後は一瞬でなく、アイデアの前は石集めであり考え続けることでしかないです。生まれてもそれを今度は検証していくことが必要です。

そう考えると辛いって思う人がいる分、得意なこととか向いていることを本当にやったほうがいいのではと思ったりします。そういう時代でもありますしね。

同様に苦手だという人がいる分、僕の仕事になったり、必要とされる、役立てることが増えることになりそうです。安心してご依頼ください。アイデアを考えることは僕は楽しいですから(笑)

少しでも本記事がお役に立てば何よりです。

0から仕事をつくる実践記

クラウドソーシングでアイデア出しをメインにシゴトづくりを3年してきた気づきをまとめました。

企画やアイデアをシゴトにしたい人の一つの参考にしてもらえれば嬉しいです。

アイデア仕事の当選率などのデータもあります。
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