その例えで分かったつもりになっていないだろうか

穴の空いたバケツに水を入れても漏れるので、まず穴をふさぐという例えって色々あります。
目的としては、水を入れて運びたい、または貯めておきたいなどがあり、そのためにバケツという道具があります。でも、穴が空いてたら勝手に漏れていく。
それで、今回はこの話もですがちょっと違う点に気づいたのでメモがてら書いてみます。
ちょっと頭を使うかもしれないので、オモタメの記事です(笑)
目次
穴が空いたバケツの話
まず、これは比喩であり例えの話です。
ですので、ここで出て来る水やバケツや穴などはそれぞれの言いたいことに対応する感じです。
具体的にいえば、Webサイトでアクセスアップをしたい、というのがあれば、
目的:Webサイトでアクセスアップ
水:利用者の数や流入経路など
バケツ:Webサイト自体
穴:利用者の流出、ミスマッチなど
という感じになります。つまり、目的→3つの「現実世界で身近なもの」にして分かりやすくしているんですよね。
ここで確認なのですが、目的に対してそれぞれの要素に分解出来ること、同時にその要素の内容が明記されることがめちゃくちゃ大事です。言語的表現が極度に苦手であるとかでない限り、出来るなら書けるからです。
他にも考えてみましょう。
目的:将棋がもっとうまくなりたい
水:将棋の勉強や本を読む、将棋を打つ
バケツ:棋力など自分の将棋のレベル
穴:すぐ忘れる、勉強しても身にかない
やや強引な感じもします。適切ではないことは踏まえつつ、こういうように分けられること、または書けることが大事だと思います。
くどいですけど、他にもやります。ダイエットとか英語とかそんな世俗的な話はスルーした例でいいでしょう(笑)
他には、
目的:考えたことをたくさん文章にしたい
水:文章のネタ探し、インプットする出来事
バケツ:文章にしたもの、小説、評論などの文章自体
穴:文章に出来なかったり、下書きで終わるなど
という感じでこれもちょっと辛いです。
遊びはこれくらいにして、見えてきたものは、水は行動習慣とか普段目的に対してやることみたいなイメージです。Webサイトの例だと利用者アクセスなのでちょっと違うんですけど、普段とか状況って感じですよね。
バケツはその受け皿であり見えるものでしょうか。水ってバケツに入れないと留まらないですからね。
最後の穴はやってるのになぜか消えてく、学習にならない、思ったことにならないロスみたいなことですね。
ここから何が出来てないかを考える
それで、Webサイトアクセスアップの例で考えてみます。
アクセスアップの場合は、アクセス数を増やしたいから、ここでは問い合わせ数などを増やすとかはスルーします。それで、アクセス数を増やす場合、バケツの話で穴が空いてないかどうかっていうことになります。
目的:Webサイトでアクセスアップ
水:利用者の数や流入経路など
バケツ:Webサイト自体
穴:利用者の流出、ミスマッチなど
水が増えればアクセス数は増えたことになります。ただバケツに穴が空いていれば漏れていきますので、100きても穴がいくつもあいてたら、80くらいになる、または気づいたら全部なくなるみたいなイメージでオッケーでしょう。実際のwebサイトではありえないですが、比喩であり例えです。
そもそもなんでバケツを使う?
本題はここからです。では、このバケツに穴をが空いてるのをあなたは実際に埋めますか?
というくだらないかもしれませんが、バケツを身近で使っていて水を移したり、雑巾かけたりとかってバケツに穴が空いたら直すか捨てるかかなと。もちろんリサイクルできるなら別用途もあります。ガムテープなどで補修すればいいかもしれないし、穴の数や大きさもあるし、バケツの大きさもあります。
埋めてもそれってただの付け焼き刃となっていて、一時しのげればいいければ根本を直さないと終わらないですよね。新しいのを買えばいいとかってことではないんですが、バケツにこだわる必要はあるのかどうか。
誘導しているわけではなく(笑)僕はそもそもそのバケツにこだわってしまう状況がまずいのではないかと思ったんです。Webサイトアクセスアップにおいて、一つの現象として例えがバケツなだけで、そこに深い意味はないし、ただの例えで終わりです。
しかし一方でそういうバケツの例えは、分かるかな?という程度で本質的にではバケツってなんでそもそも使ってるのだろうとなります。これは本質や哲学っぽい話でやりすぎると面倒な人になります。既に十分ここまでで面倒感は感じられたらオッケーです(笑)
他に手段や選択肢、アイデアはないのか?
バケツ自体を使うのはいい。でもコップだと小さいけれどそれを繰り返せばいい。またはホースをつないで水を入れればいい。ここで「そういうことね」と思ってもらえれば嬉しいです。
つまり、バケツに水を入れる部分ではユーザーを集める、アクセスを増やすということでした。穴の空いたバケツをあえて使う縛りプレイではない限り、他のものを使えばいいとなります。
テクニックでもないですが、現象→例えという場合、例え側で違うものを考える→現象に戻す。というような、抽象から具体、具体から抽象みたいな話です。言っているとかっこいいんですけど、やることは見る人によっては馬鹿馬鹿しいです(笑)
ですがこれはアイデアは出ることも多く、視点をずらしたり、違うOSレベルの気づきを得られることも多いので、おすすめです。トレーニングはしないと身につかないです。ここで書いてあることを自分で出来ればオッケーですが、まあ今回はそのトレーニング方法の話ではないので先に進めましょう。
穴自体は問題なのか?
そして穴自体が問題なのかということも言えます。つまり、バケツに穴が空いてないことを前提としているけども、穴があいても小さい穴なら水は漏れるけど、それで漏れつつも運べるならいいのではないか。それが現場っぽい考え方です。例えば火事で水が必要な時、紙とかで水を運ぶことが無力であっても必死ならそういうなんでもいいからとなって運びますよね。
穴があってもたっぷり水を注ぎ込む(笑)王者の風格みたいな感じでやるのもあるわけですよね。
もっと屁理屈をいいましょう。バケツを傾ければ穴が空いた部分も回避できるのではないか。つまり一時収納としてつかったり、回転させれば普通に使えると容量は減りますけどね。
具体化して出てきたアイデア
ここまで出てきた具体化したバケツでの話を少し整理します。
1つは、バケツでなくてもいいのではないかです。これについては、
- コップを使う
- ホースを使って水を運ぶ
などでした。新しいバケツを使うのもありです。
そして、穴については、
- 穴があろうが漏れが微量なら気にしない
- 傾けて使えば穴は回避できる
という真面目な人が見ると屁理屈のオンパレードです(笑)
でもアイデアってそんなものですというか、気軽なものですよ(笑)
この具体化されたものはただここで終われば「面白い話」にもならないので、元の話に戻します。つまり、Webサイトアクセスアップの話です。
目的:Webサイトでアクセスアップ
水:利用者の数や流入経路など
バケツ:Webサイト自体
穴:利用者の流出、ミスマッチなど
これに対して、バケツ自体と穴自体を疑ってみました。それで、出てきたアイデアを入れてみると、
コップを使う:1回で小さい容量しか入れられないが漏れがない
ホースを使う:効率的。ただし吸った水をどこに入れるが問題。またバケツの穴は回避できないだろうから少しは漏れる
となります。
この時、そもそもコップってWebサイトのアクセスアップにおいて何なのか?と問うことがめちゃくちゃ大事です。というか、そこが肝です。
当然コップがWebサイトにおいて使えるわけではないので、意味することを変換します。
1回ではアクセスが少ないけど確実なものって、何でしょう?多分、SNSとか知り合いでリアルで知っている人にメッセージを送るとかメールで送るとかですよね。もちろん100%ではないですけど、それを繰り返せばアクセスは得られます。やるかどうかはおいておいて。
効率的に出来るけど、新しい水を貯める場が必要。これは、例えば著名な人とか自分より有名という意味でそういう人に紹介してもらうことです。この場合紹介されても自分のサイトコンテンツがしょぼいのであれば皆どこかへ言ってしまうという意味で言い得て妙だなと自分で思いました(笑)
つまり、
コップ:直接の知り合いに連絡してサイトを見てもらう
ホース:自分より著名な人に宣伝してもらう
とかになるわけです。確認ですがこれはたまたまそういう比喩からこういう考えでなっているだけで、これが一般的な例えとして有効ではないです。自分ならこうだというのが大事なので気になったら考えてみてください。
穴もみていきましょう。
- 穴があろうが漏れが微量なら気にしない
- 傾けて使えば穴は回避できる
これについては、1つ目はたくさんあれば別に流出を気にしないということです。多分この考え方は結構あると思っていて特定のユーザーや狙ったお客さんから見てもらえればいいという考え方です。100%全ての人に満足ってやっぱないですからね。とはいえターゲットの人に満足してもらえられないならそれは別問題です。
2つ目のは、トンチみたいですが、違う人にとっては穴になりえないってことです。例えばデザインがしょぼいWebサイト(本ブログが優れているとは思ってません(笑))でも、内容が面白いならそこまで気にしない。ファミコンのような粗いドットでも十分ゲームが面白いならいいみたいな。そういうのって多分多いです。どちらがいいとか選択するとかでもなく、実際はそういう感じでしょう。
穴に関しては、そもそも問題となっていないこともあります。ただ穴で漏れているのがターゲットのお客さんで誰もそんな「気にしない」人でなかったらアウトですね。
おわりに
ちょっと時間がないのでこのあたりで強引に終わります(笑)
言いたいのは、いくつかあるんですが、
- その比喩や例えで言われたものが、あなたに合致しているかどうか
- 合っていそうとか、合わなそうでなく、発話者・筆者などの意図が何か含まれてないのか
- イメージしやすい具体例はわかりやすさを覚えるが、同時にイメージとしてずれたイメージのまま伝わるリスクもある
- わかりやすさの危険はわかったつもりみたいなことと似ていて、分かったつもりより、わからん!みたいなほうがシンプル。ただ分からないとモヤモヤしますよね(笑)
- 今回でいえばバケツを買って対応というと新しいWebサイトを作るみたいなことになりそう。だけどそれは筋が悪いこともあるだろうし、バケツ職人としてバケツを一杯作りたいならいいけど、一方で誰も使わないバケツが一杯貯まるみたいなパターンもある。それがどうということでなくそういうことになるかもねと考えられると一手先、二手先が見える気がする
などでしょうか。
さらにいえば、バケツに水が入っているようだけど、アクセス自体が海外の謎アクセスならスパムやボットで本当にそれ人なのかみたいな話も十分あります。だからそれでいえば「水がそもそも入っている」と思ったけど入ってないよねというのもあります。
かなり強引にいえば、現状認知が本当にその認識として正しいかどうかです。でも僕もそうですけど自分がおもったとか感じたことが絶対ではないということを踏まえつつ、違う視点もあるかもねであってここまでいくと何も分かるようで分からない(笑)という哲学みたいな話になります。
今回書いたのは、そもそも例えているんだけど、例えた状況でバシッと合うことって少なくて、微妙に違うんだけど分かったつもりになってしまう。それで分かったつもり=脳が動かなくて、分かってるからやらないとなる。この実証行動というか、検証するアクションが起こせないほうが僕はまずいし、そういうこそが実は「わかっているけどやれない」の原因なのではないかと思ったりしたという話です。
わかっているけどやれないは、「分かってないけど分かったつもりでいるので行動することがない。なぜなら分かっているから」という(笑)状況になります。人が分かったとか分かってないとかっていう言葉は結構危険な言葉で、分かったといったら説明してみる、またはコミュニケーションで探っていくことなしに理解度って分からないですからね。
これはコミュニケーションとか言葉とか理解とか伝え方の話というわけでなく、実はそういう些細な違いからモチベーションがわかない=わかってるからやらないみたいな、そこで罠!みたいにハマってたら一生出来ないんじゃないか。むしろ、それに気づくのは「自分の行動や実際に言われたこと」などのギャップとか、色々考えていくしか見えないのではないか。
そんなことを考えてちょっとぞっとしたところです。言われたことや見たこと、分かるって結構すごいことなんですと。僕も当然分かっている!なんていう言葉は使いたくなくて「それってこれでこうだからこうですかね?」という確認だったり、相手を馬鹿にしているわけじゃないということを伝えた上で再確認だったり、なんですよね。
抽象→具体→抽象みたいな、輸出して逆輸入したものが売れるみたいなの何って思えるのですが、これ出来ると色々楽しいのでぜひ気になる方は遊んでみてください。
筆者プロフィール

- 「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は400超。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介、仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューやお問い合わせはお気軽にどうぞ。
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