ワークショップ系の企画実績をまとめてみました。どんなことをやってきたかを知るためにお使いください。時系列はバラバラです。

違和感発想ワークショップ

概要

違和感からアイデア発想をするワークショップ。友人からのお誘いで初実施し、現在オンラインワークショップで実施中。

狙い

アイデア発想自体をあまり得意としてない、アイデア出しが苦手な人向けに、オンラインならやりやすいので提供しやすいというところから。

実施している場所

【オンライン】日常生活からアイデア発想する「違和感発想法」を学ぼう(ストアカ)

やったこと

執筆時点で開始3週間で3回の実績あり。後発ながら確実に結果を出している。

学んだこと

  • 参加される方はアイデア出しを学びたい人がほとんど。実績あるプロのやり方が「とても使いづらい」のでなく、「自分でもできそうな」ものであるのがポイントだと感じている。
  • アイデア出し自体を学べることや発想自体に対して話すことそういう場がないというところで価値もあることを感じた
  • アイデアが出せるだけでポジティブになれるし、色々と見えることも多くなるので、自己啓発的な位置づけも無理なくできている(参加者に学びや元気を与えたり、僕自身も励まされたりする)

創発講座

概要

友人4,5名のチームで企画した一連のワークショップ企画。企画側である自分たちの知り合いなどからピックアップした人を講師にし、ワークショップに仕上げる企画。基本的に0から1まで企画し、そのトライアンドエラーを非常に楽しんだ。

期間

2010年12月に第1回開催をし、2012年10月に第16回目で実質2年の活動をした。

狙い

当時の狙いとしては、様々な人を講師にし、ワークショップとして参加者は体験し学びを得て、そこから「創発」をすることを狙っていた。多くはほぼ達成できたといえる。参加者の満足度は高かった。

やったこと

チームでそれぞれが何をしたいかのコミットメントを設定した。具体的には、「創発」とは何かをそれぞれがアウトプットして、何かを考えて書いてそれを示した。チームビルディングとして新しいメンバーが入ればサポートしつつ、より良い創発になるようにした。

0から講師となる人を探しだし、その人の良さや持ち味を磨いて、ワークショップという形式に企画することとした。とくに印象に残っているのはアクションゲームから学んだというワークショップ企画だった。

学んだこと

  • 企画を一から立ち上げる、つまり企画を最初に考えてやるのが大事だし、自分でそういう0からやる、予定調和ではないことをやるのがとても好きだということを感じた。やることが毎回違う(ワークショップという形式は一緒)ので飽きずに出来た。
  • ワークショップイベントのへ集客文、集客から参加者管理、メーリングリスト運営、アンケートの分析などイベントとして一通りのことをぐるぐると回してやったといえる。これらのメンバーは友人であり非営利型であり特に報酬があったわけではないが、「非営利型」でも、うまくコミットメントとモチベーションを保てるなら、色々と出来るのだという感触を得た。
  • ワークショップは毎回不定形であり、着地点やこうなって欲しいあり方は決めるけれど、「上から押し付ける」ことはできないし、「時間通りや紋切り型で何か決まる」ことはできなかった。というかそれをやる意味はなかった。つまり、ある程度は考えるけれど、最後は参加者に丁寧に委ねる、何か学びを得て欲しい、思わぬ「気づき」が生まれる創発が生まれて欲しいというところを、丁寧に考えることが出来た
  • 一人でなく仲間と一緒に2年程度回せたのは良いといえる

磨いたスキル

イベント企画、チームビルディング、集客、告知、講師開拓、ファシリテーション、対話、コミュニケーション等

ぼくらのシゴト

概要

コワーキングスペースの朝活として開催。友人と一緒に企画した。月に1回ペースで、ゲストに友人等を招いて2時間ほど、仕事の価値観や考え方を話した。参加者に適宜質問や共有をしていく緩めのイベントだった。

期間

2012年5月から始め、2,3年継続した。

狙い

コワーキングスペースの開店前という時間帯を安く提供してもらい、コワーキングスペースの認知と朝活という流れに乗せた。一方で、人の仕事の話を聞いて理解を深めたり、そもそも働くとは何かということを参加者と一緒に考えていくことを狙った。

コンセプト

初期企画メモは以下。ポイントは、演劇性(一回限り)やラジオ的に聴くだけでも、参加もできるという緩やかさを狙ったが、これはほぼ達成できたといえる。

・ラジオアバンティーのように
聞き耳を立てる。

・演劇チック
その場でのリアルタイム性とやりとりの一回性。

実際には、イベントで、人が集まり、ゲストがいて、トークを聞く、または話すということだが、ファシリテーションや司会、またはディスカッションというよりも、一つゲストのやりたいような形で、やってもらって、それを参加者が見守る、時には介入していくというような形をとる。

この形をとることで、違う可能性が見えてくる。

ぼくらのシゴト企画コンセプトメモより(2011年10月)

やったこと

月1回の朝活をメインに、年に1,2回はゲストを招いて話をするイベントも行った。収益が上がることはないものの、参加費は会場費と講師代というところでトントンで継続は出来ていた。

議事録やバックナンバーを電子書籍雑誌として配布したり、ステッカーを制作したりもした。

創刊号の読み物(過去3回やったことをダイジェストで振り返る)

学んだこと

  • 本企画は友人と二人で行ったが、良い感じでお互いの得意な点であったり賛同できるところや異なるところを尊重して、運営出来た
  • 企画というと非常に大げさに感じてしまい新規性などを求めがちだが、自分たちの等身大でやることでとくにゲストは友人らに話してもらうことで一定の継続が出来たことは大きい(逆にいえばネットワークを広げないとマンネリ化してしまう危険性はある)
  • 自分が学びたいことをイベント化して一緒に学ぶというのは一手間かかるものの、参加者ごとで視点が異なる、イベントごとに異なることで、得られる気づきが最大化するということを感じた
  • イベントを開催する際の集客で最終的に3年目では、集客して人数が集まったら開催するという形も試した。これはたまたま成功したが、イベント開催時の集客ということは仕組み化するのは大変で、やり続けるということは2,3年はなんとかなるが、それ以上は別の視点や仕組み化が大事だといえそう。
  • 最終的には自然解散だが、働くことやシゴトについて考えることは一定以上出来たので良かったのだと思う

磨いたスキル

ファシリテーション、イベント企画、集客、ワークショップ運営