
AIとも壁打ちしますし、人とも壁打ちします。という僕の感覚や経験から、ざっと書いてみます。
目次
結論
- スピードを求めていてすぐアイデアが欲しい
- 量を求めている
- 出てきたアウトプットをある程度判断できる
- 質は犠牲でぶっちゃけなんでもいいこともある
- 安く済ませたい
なので、それこそストックフォト素材で満足ってあるわけですし、質を求めなくてそのパターンが何枚も、沢山欲しいならそれでいいみたいな感じです。
一方、人は、写真家とか、色々動くしコストもかかる。でも、こだわりや世界観やいろいろAIにはないものが得られる。そんな感じですね。
人とAIの壁打ちの違い
| AI | 人 | |
|---|---|---|
| 発散 | AI×発散 ・量と速度が圧倒的 ・切り口は凡庸化しやすい ・質を高めるには時間コスト↑ | 人×発散 ・即興性と偶発性で質が乗りやすい ・経験ベースの独自角度 ・当たり外れやムラあり、相手依存 |
| 収束 | AI×収束 ・分類、整形、整理に強い ・基準を一貫適用 ・最終判断は人が必要 | 人×収束 ・温度感/現実制約を踏まえられる ・矛盾や違和感へのツッコミ ・バイアス/忖度のリスク |
こんな感じになりそうです。異論はありそうですが(笑)
前提として、AIと別にバトルしたい気がなくて、違うよなというところでした。
そして、ここから読み取れるのは、AIを使う場合と、人を使う場合では違うよなと。あ、壁打ち相手をですね。
何を求めるかで異なる
| AI | 人 | |
|---|---|---|
| 発散 | AI×発散 ・量を最優先ならAI ・スピードで一気に広げたいとき最適 ・ただし質を高めるには往復が必要で人より時間がかかる | 人×発散 ・質を優先するなら人 ・偶発的な角度や経験に基づいた切り口は人ならでは ・スピードと量ではAIに劣る |
| 収束 | AI×収束 ・整理、分類、整形は速い ・基準に沿ってブレなく処理できる ・ただし最終判断は読む人に依存する | 人×収束 ・「どちらが良いか」の判断に迷うとき有効 ・温度感や現実的制約を踏まえた意思決定 ・合意形成や感情面まで含められる |
こちらは何を求めるかという観点です。
簡単にいえば、
発散状況なら、
- 量・スピード=AI
- 質・偶発性=人
収束なら、
- 構造化・整理=AI
- 判断・合意形成=人
となりそうです。
発散とはこれからアイデアを出す、広げていきたいこと。収束はそれらのアイデアをまとめたい、整理したいという状況を指します。
状況により変わる
では、再度考えてみます。
人視点で考えて、「アイデアの量とスピードが欲しい」なら、AIでいいですよね。人は量も出せますがまあ限られると。AIに比べてですね。そしてスピードも遅いです。AIと比べてです。
そしてアイデアを整理だけなら、AIでもいいですよね。構造化もできます。ただ、それを判断して読み取っては人がやると。
これは大事なポイントですが、人がやるのであって、全部丸投げはできない点です。
人にお願いする時は、どちらかというと、質や偶発性を求める。あとは、判断を助けて欲しいとかですよね。それなら人です。
で、そういうと、スピード早く量を質高く!みたいな人がいそうですが、まあ無理ですよね。がんばって、AIで出してそれを人に判断してもらうケースですが、ここでその依頼者がAIをただ何も考えてない人でプロンプトを打ち込んで、それを人に投げて「考えたのでどうかを教えて下さい」といっても意味がないです。意味がないとは、シンプルにその依頼者が理解できないからです(AIのアウトプットを理解できてない時点で、人が介在する意味が薄い)。
僕はその依頼は断ります(笑)
AIで十分じゃんというのは多分こういう人
- スピードと量 を主に求めている
- 出てきたアウトプットを 自分で選び・判断 できる
- 質が多少凡庸でも、自分で加工・補正できる
つまり 専門家/自走できる人ということですけど、これって専門家か、そこそこAIに指示して判断できて、色々できる人です。
率直にいって、こういう人がそこまで多いと思わないので、むしろシンプルにAIの出したものがわからないのでは?なので、この手で「AIで十分」という人はそう多くはないかなと。
もっといえば、多くのケースは「なんでもいいので、それっぽいものでカバーしたい」ケースとなりそうです。
これは僕もその通りで、そうやってAIを使うと。
それこそ、絵とか適当でいいのでそれでいい。それが絵を描く人には失礼ですけど、そうお願いしてはいないのでというところですね。ただ、それが結果的に社会にどう影響を与えていくかはまた別問題としておきます。
人がやっぱりいるケースは?
- 質や偶発性 を重視したい
- 判断そのものに迷う/視点が足りない
- 相手のリアクションや感情的な温度感が必要
つまり 思考を一人で回せない/相互作用を要する人といえそうです。むしろ、だから壁打ちなんですよね。安心してください(笑)
AIと人の壁打ちの違いは?
ところで、先に表にまとめましたが、以下のようなAIとのやりとりから導き出しています。参考になるかなと思います。
- ある程度の知識
- 人同士
- テーマに対してある程度の知識がないと成立しない。
- 無知すぎると「わからない」で止まる。
- AI
- データを元に何かしら返せるので、完全にゼロからでも壁打ちが可能。
- ただし「意味あるやり取り」にするには、発話者側に最低限の理解が必要。
- 人同士
- 疑問や問いかけ
- 人同士
- 「これってなに?」「どういうこと?」という問いが出ないと進まない。
- 疑問を出せるかどうかは関心や理解の度合いに依存する。
- AI
- 疑問を生成してくれるが、それを「拾えるかどうか」は人次第。
- こちらが問いを投げないと、一方的な情報提供に流れがち。
- 人同士
- 言語化の力
- 人同士
- 思いついたことを即時に言葉にできるかどうかが大事。
- 言語化できなければリズムが崩れる。
- AI
- 出力は常に言語化済み。ただし、それを理解し、自分の言葉に変換し直す必要がある。
- 「自分→仮想自分→自分」構造の負荷はここにある。
- 人同士
- リズム(テンポ)
- 人同士
- 会話のテンポが合えばスムーズに広がる。合わなければストレスになる。
- 言葉の間やタイミングの「呼吸」も重要。
- AI
- 非同期(チャット)ではリズムを調整しやすい。
- リアルタイムだとラグやテンポのずれが顕著になりやすい。
- そもそもAIはリズム感を持たないので、利用者が調整する必要がある。
- 人同士
ここで思ったのは、確かにアイデアの量とか質とか、偶発性とか人の感覚や感情とかはあるんじゃないかと。
ただ、僕は「リズム」それこそ、呼吸ですよね。AIは呼吸しないのでまあやりづらいとか。そういうのもありそうです。これは人なら誰でもいいわけでなく、リズムが合う人とやりたいですよね。そこも人との難しさやブレがあります。
あとは、負荷強度です。AIと一人で壁打ちとなるのですが、これはこれで結構疲れるはずです。本当に考えているならです。1時間程度やれば結構疲れるはずです。僕は現に疲れます(笑)多分人と一時間話すほうが疲れないですよね。一対一とかで、そこそこ知り合いの人というイメージなら。
なぜかというと、自分で考えてAIに仮想でぶつけると。そのAIのアウトプットは自分が読むからです。これは前から指摘していたというか、感じていたのですが、意外に指摘している人が少ないかなと。全くいないわけではない。もちろんそれは当たり前という前提ですが、それはやはり読むので疲れるんですね。楽しいですけど(笑)
AIが好まれる可能性?
なんとなくですが、ここからは主観全開として(笑)メモしておきます。
なんとなくですが、もっとシンプルに、AIと壁打ちが好まれるのは?ってことですけど、
- 人でないので、なんでもいえる。言葉に限りがあるが、色々言える。
- 24時間サービス範囲ならいえる(無料なら制限あることが多いですけどね)
- そこまで質とか何かを求めない。愚痴とかちょっとーという相手としたい(これは僕は愚痴聞きとかはやれないのですごいと思うんですけどね、人にも、AIにもですね)
- 人と話すのが苦手、機械やロボットならいい(分かるんですが、あまりそれやるとやばくない?というのが正直な気持ちです)
- コストが安い。ほぼかからないか、人なら僕なら30分3300円ですけど、まあChatGPTプラス月額くらいですから、それと比較されるときつい(笑)けど、まあそれ以上の価値があるとアイデア局面ではって思うのでそれはどうなるかですよね
というところですね。
そう考えると、機械的に、効率的に、ぱぱっと、色々それっぽいのを全部ではなくても、そういうのを求める人がいるんですよね。それはありそうです。
人、つまり僕との壁打ちとは異なるもの
改めて重なるところはありそうな気がします。
それはあるとすれば、専門家や判断ができる人においてはAIで済むことはありそうです。友人もそんな感じで使っているかなと。それは分かるんですよ。ただ、そういう人ばかりではないというか、多くの人は「AI」をうまく使えない気がしています。判断もいるし、自分で考える必要があるので。結構しんどくないですか?ということです。
でも、専門家や自走できる人は辛いとは思ってないんですよ。楽しいと思っている。僕もそうなので。だから、AI壁打ちを否定する批判するものではないんですよ。ただ、違うよね、というだけです。
言い方があれですが、家族と回転すしも美味しいし安価で楽しめる。でも回らないお寿司も大事な場なら必要じゃないですか、それもそれで記念日で楽しいとか。どっちも大事じゃないですか?というところですね。
あとは、質を求めないとか量でーとか人が無理なのはそれで。でもそういうものって僕やってないので、まあ関係ないがないと。
そこでもっといえば、自走したり専門家でできる人は僕に依頼はないです。相談はない。あえて聞きたいはあれど。メジャーケースではない。
あとは、人で今まで壁打ちがあったらやっていた、やりたい人。その人達はAIスキルを高めて使えたらまあ壁打ち依頼は減りそうですね。ただ、そもそもなんでもいいからーというなら、それは僕は取れてないところだし、取らないですからね。
となると、そういうAIがまだ慣れてない人たちが慣れていってどうなるか?一方で、AIスキルというとプロンプトって思いがちですが、それって慣れはあるんですが、思考したり、批判したり、疑ったり、問いとかがあるかどうかです。それは学びとかの態度やそれこそ対人スキルがないとできないというか。。。なので、結局対人スキルが求められる。
となると?最終的には人とうまく会話できないとか、人がだるいという人に偏ったり、AI壁打ちがですね、そしてなんかしょぼいアイデアとなって終わっていくというか。あんま良い未来は描けないんですよね。
誤解がないようにいうと、AIをうまくたたき台だとか、使えている人は、判断して気づいてできる人ですよね。そういう人はAIを手段として使えるはずです。でも、AIが目的となる人はそこでアイデア出して終わりなんですよね。って感じで着地したいと思います。
筆者プロフィール
- 「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア採択実績数は474件。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介、仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューやお問い合わせはお気軽にどうぞ。
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