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社員食堂のフードロスを解決するアイデア

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4発目は、社員食堂のフードロスを解決するアイデアです。

使っている本は、アイデア練習帳です。

社員食堂のフードロスを解決するアイデア

本書の補足では5,000人の社員がいるということで大手企業を想定すればいいでしょう。

以下、僕が考えたアイデアとなります。

社会貢献的なアイデアもあれば、社員のモチベシステムであったり、冷凍したり、商品開発したりというところがざっとしたアイデアです。広告付きテーブルなども面白いですが、ロスと連動させるのが難しい(収益になり廃棄費用を賄うというのは筋が違う気がした)かもしれません。

ターゲットをよく観察すべし

答え合わせでなく、本書の解説を見ると、ターゲットがズレていることになりました。よって、上のアイデアはあまり使えるものでないかなというところです。本書にあったのは、そもそも健康を意識した健康メニューがあるのだが、男性社員などはほとんど選ばず肉肉しいものばかりだったという話です。それを観察した人がそのための改善アイデアを作り見事解決しています。詳細は本書をどうぞというところで。

さて、上のアイデアはお題テーマの設定が不十分だったという感じでやや肩透かしとなってしまいました。とはいえ、社員食堂においてなぜフードロスとして人気でないメニューがあるのか。それは味がどうとか、価格ということでない点を本書では観察によって見つけています。

例えば社員食堂で売れてないメニューがあるとき、何で判断しますか?なぜ売れるものと売れないものがあるか。それは社員食堂でなくても一緒です。ブログでも読まれる記事と読まれない記事がありますし、YouTubeでも見られる動画とそうでない動画が同じようなコンテンツであっても違ってきますよね。それってなぜでしょうか?思い込みで決めつけると思わぬ肩透かしを食らって、解決にならないんですね。課題設定がミスっているからです。これはよくある話なので、ミスっても再度考える、なぜかを考えていくことで精度を上げられるはずです。

上の僕が出したアイデアを活用するなら、社員同士で褒め合う仕掛けやコミュニケーションとして、ポイント導入はありといえばありです。ただこれも機能するかは別問題なので、優れたアイデアとは言えないでしょう。ただ、健康談義ではないですが、健康を意識した健康経営みたいなものはあるわけで、そことリンクすれば社内的にも導入して、より健康的なメニューを頼むとポイントがもらいやすいというのは短絡的なキライはあれどありかもしれません。

さて、今回はこんなところで、今回で行動観察法の章としては最後と思っていたのですがもう一つありました。次もみていきましょう。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。
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