今回はアイデアを出す連想力について書いてみました。
端的に言えば
- アイデアを出すには、連想力はめっちゃ大事
- 「観て」いるなら、情報量は増える
- 概念を増やせばより連想できる
- 連想知識が増えると組み合わせが増えてアイデアが生まれる
という感じです。
アイデアを出せる人には当たり前のことですが、アイデアが出せないとか、出てこない人とかになるべく分かりやすく書いてみたつもりです。
どういうアイデアを出すかについては触れてません。あなたの今考えていることや、出してみたい、解決したいことを意識をしながら読んで頂き、使えそうなところを使ってみてください。
なぜ特定のアイデアをテーマにしてないかですが、ビジネスアイデアでも、趣味を充実させるでも、仕事の効率化でも、デートどこへいくなどでも、基本的にアイデアが出るには共通のことがあり、それが今回の連想力ということになるからです。
目次
連想力とは何か
連想とは連続する何か考えやアイデアを思いつけるかどうかです。
妄想力や想像力なども似ていますが、妄想は現実とやや離れたまたは相当離れたこと、想像は連想を含むという感覚です。
つまり、想像力の中に、近い概念や関連概念を思いつく連想があり、距離が遠いものは妄想といえます。どちらも想像力だと考えます。
風が吹けば桶屋が儲かるという言葉があります。これは、連想力であり、かつ最初と最後を結びつけた妄想とも言えます(笑)
大風で土ぼこりが立つ
土ぼこりが目に入って、盲人が増える
盲人は三味線を買う(当時の盲人が就ける職に由来)
三味線に使う猫皮が必要になり、ネコが殺される
ネコが減ればネズミが増える
ネズミは桶をかじる
桶の需要が増え桶屋が儲かる
(Wikipedia「風が吹けば桶屋が儲かる」から引用)
ネコが殺されたりするので、ネコ好きはあまり使えないたとえだと思いますが、ちなみに、この言葉自体は因果関係がなさそうなこともありえるとか、突飛すぎるという様子で使ったりします。
アイデアマンは何を連想しているか
面白いツイートを発見しました。
頭の良い人と悪い人の物の見方の違い pic.twitter.com/veezNfo7HO
— micorun🍎みこるん (@micorun) 2017年5月27日
このツイートでは、頭の良い人、悪い人の物の見方の違いということを図解しています。りんごを見た時に何を感じているか、考えているかということですね。
文章を書く人も連想している
アイデアが出る人=アイデアマンは、言葉の使い方に優れているケースも多数あります。つまり表現としてより正確な言葉を使おうとするわけなので、ライターや小説家などもアイデアマンといえます。
小説家の独り言
「りんご」と書いても伝わらないなら「赤いりんご」と書けばいい。いや、それだと熟したりんごらしさが伝わらないので「熟した真っ赤な林檎」として、漢字もいれつつ表現したらどうか。違うな、熟したことを伝えたいのではなく、ここでは主人公が感じる「りんご」と他の登場人物が感じる「りんご」は異なるということを示したいから、主人公は「りんご」として、他の人は「リンゴ」として、表記を変えてみようとか。
これらは小説または文章の表現アイデアといっていいでしょう。そして連想してこれらの表現アイデアが出る人はアイデアマンであり、ライターや小説家であるといっていいでしょう。
小説家=文章表現が優れており物語構成ができて世界観を構築できるという人だと思われる人もいそうですが、一方でそういう小説家はアイデアを生み出す必要があり、そういう部分に着目すれば相当のアイデアマンだと僕は考えています。毎日何かアイデアを見つけ蓄積しないと面白いものにはならないはずです。
「見る」と「観る」の違い
引用ツイートは、見方とありますが、正確にいえば、頭が良い人は「観る」のだけど、頭が悪い人は「見る」のだと思います。
「ty」と書かれていても「ティーワイ」としか分かりません。これはオンラインゲーム等のスラングと言われるもので、thank you(ありがとう)を省略したものです。
あなたがこの言葉自体を知らないとします。つまり、「ty」は「ティーワイ」という反応をしたとします。
頭の悪い人の反応
- tyとあったら、ありがとうということだ
- tyはティーワイと読む。またはサンキューの略である
文字とその意味の「紐づけ」のみで終わります。1対1といってもいいでしょう。覚え方みたいなのと関連していそうです。
頭の良い人の反応
- tyは省略といったな。では他の言葉もあるのか?
- 英語でなくても、w=waraiなんてものそうだよね
- 最低限の言い回しを見ておけば色々面白そう
みたいな連想ができます。
他の省略事例を調べてみるとか、そういうのはあるのだろうかと考えることが頭の良さとなります。「lol」は大笑いということですが、この笑い方も色々あるようでなかなか慣れないと使いづらいかもしれませんし、そういう他の略称を連想できるとtyの定着も早いですよね。他に、日本語でも「w」が(笑)の意味となっていますが、それと同様と言えそうです。
もちろん細かくいえばtyを知るには、thank youを知らないと駄目ですし、他の言い回しもあるのでは?自体が閃きとも言えそうです。ここでいいたいのは「該当知識がない」場合でも、「なんだろうか?を考えられること」です。当然連想して出てこないなら後述しますが、知識を増やすまでです。(そういう意味で基本的な勉強というのがものすごく大事なことを痛感します。というか勉強しないと終わるといっても言い過ぎではないというか)
見るとは、その事象だけを見てそこから得ることであり、観るはそこから情報を得るだけでなく想像や疑問、アイデアも含めて得ている気がします。
感覚的にいえば、「見る」はそのものがあることを確認するとか、大きさを見るとか、色をみるとか、概念は一個か数個程度です。
「観る」は、手元にメモ帳をもってペンを持ち、一個ずつ出てきた気になる点を確認してメモする感覚です(物理的にメモをしなくてもいいので、比喩ということです)。
僕の目の前に「コップ」があるのでそれでやってみます。
見る場合
- コップだ
- 中身がなさそう
- 机の上にある
くらいです。
観る場合
- コップは、マグカップに近いが、取っ手は途中で切れている
- サイズは直径12センチ程度、高さは15センチ程度である
- 素材はチタンなど保温効果のあるものが使われていたはず(当時買った時にみた)ちなみに、冷たいものは冷たい、温かいものは温かいので重宝している
- 色は紫のような品の良い紫。光沢があるせいか、近くの本が鏡のように映っている
- 中身があるかは見ただけではわからないが、多分先程お茶を入れたのでまだあると思う
- 机の上にあるコップだが同様に机の上には色々なものが、本やらティッシュやらメガネ拭きやらコースターやら付箋紙やらディスプレイなどがある
- コースターがあるのになぜかコップはそこにはない。多分なくても一緒だと思ったのだろう
みたいな感じです。
じっと「見る」ことが観るに近いです。対象物と対話する、記事と会話する、本と話すみたいな感じです。
ここからいえるのは、観ることで情報量を引き出しつつ、知識を増やし、当然情報量が多いなら関連するものも引き出しやすいということです。コップを使っているかどうかもですが、コップをどれくらい見てきたか、作ったか、コップ的な機能があるペットボトルとかグラスとか違うものを想像したり、コンパスみたいに円を描くとかでもいいし、これは連想ゲームで楽しいところです。
ちなみに、常に観ているわけではないです。疲れます(笑)見ると観るを使い分けていて、観たいときは観るし、見るでいいときは見るでみたいな感じです。一日の中で観ることをどれくらいできるかゲームかもしれませんね。
連想できるようにするには?
気になったことは調べる
これだけだと「言葉に対して敏感かどうか」とか「勉強が出来る」とか「覚え方が優れている」とかになりそうですが、アイデアマンはさらに紐付けようとしています。
一昔前なら、知識自体がどれだけあるかが評価されましたが、知識は当然あっていいのですが、それだけでは力にはならないでしょう。
今の時代Google検索をすれば色々な情報が文字通り得られます。その正確性などはまずはおいておいて、調べられるので、誰でも出来るといってもいいでしょう。つまり、情報や知識は増やせるのは誰でも可能なんですね。
連想力というのはわりと誇張している言葉で、ここでは物事に対する関心であり、アンテナのことです。
先程、「tyがありがとう」だと言われて、「そのとおりなんだな」と思ってここまで読んでいる方は素直な方ですが、一方で僕が書いていることが正しいとは限らないし、間違っていることも多いはずです。そこで調べた方は多分、言葉に敏感であるとか、新しい表現を知りたいとか、批判的に文章を読んでいる人です。あとスキがあれば何かアイデアがないかを考えている人です。もちろん単に知らないからというのもありえますが、知らないだけなら「知らなかった、そうなんだ」で終わらずに、調べている点で素晴らしいです。
少し調べるとネット上で使われている、英語の省略で、他の言葉と一緒にTYの説明がありますね。
知らなかったらなら調べるということ、書かれていることを疑うということ、何かに使えないかと考えることが大事になるわけです。
唐突感があるかもしれませんが、
- 英語省略だけでどこまで話せるかを試してみる(youtuber英語チャンネル向けの企画アイデアとして)
- 日本語の省略についても調べて、文章を書く人向けのネタにする(省略語だけ調べたサイトやコンテンツなど。また創作者向けのサービスとしても面白い)
などに出来るわけです。
気になったらというところでいえば、何も気にならない人はどうすればいいか?ですが、気にしてくださいとなります(笑)気になるとは、「本当だろうか」「自分とは違う(同じ)考えだな」「この人は何をいっているのか分からないぞ」「この言葉は知らないけどなんだろう」などです。
多分全く気にならないのでなく、気になるようなトレーニングをしていないからという考え方です。「揚げ足取り」というと悪い言い方ですが、「何か間違ってないか?」という点で見ていくと、「間違いが見つかる」というのと一緒ですね。
知識を増やす
これは才能ではありません。僕自身も才能があると思っていなくて、単に知識を入れて考えて「アイデア」を出していくとそうなっていっただけです。
りんごの例でいえば連想概念が多いほうが、アイデア発生には優位です。なぜなら、使える概念が当たる確率が高いからです。りんご=赤い、甘い、食べ物だと、もも=まるい?、甘い、食べ物、となって違いが明確に言えません。つまり、りんご自体の知識であり、りんごに紐づく知識が必須となるわけです。
厳密には、知識は固定的な情報に近いですが、連想は動的な、ダイナミックな情報でかつその場で生成するので都度変わるイメージです。りんごを疲れた時に見たら「かぶりつきたい!腹減った!」みたいなことになるでしょうし、りんご狩りをしてたくさんとった後なら「しばらくリンゴはみたくない」かもしれません。このように状況で都度変化する点も頭に入れいておくと、楽しいかもしれません。
つまり、連想概念が何も出てこないとか、極端に少ないなら知識を入れる、観察するということで補うというか、広げられるということになります。
- りんごを調べてみる。wikipediaはすぐ出てくる
- りんごを育てる人はだれなんだろうか。産地やブランドはなんだろうか。
- りんごビジネスを調べよう
- りんごを使ったスイーツやアップルパイが好きだから調べよう
このようになんでもいいんですね。このなんでもいい「調べるリスト」があなたがいくつか出てこれば、しめたものです。あとはこれを調べたら、「へー」とか思ってもいいし、「これは使えそうだ」とか一個ずつやっていくだけです。ここで「へー」だと頭が悪いのでは?となるのですが、全ての物事を観ると疲れますし、リソースを消費するのでそれは無理です。僕も全てにやってなくて、やるべき時とか、これはなんかあるなという時だけ、観察モードになります。疲れるので長時間は無理です。集中に近いですね。
自分の興味に紐付けると、より記憶や引き出せる量が増える気がします。なぜなら好きだとそれらの情報量が圧縮されていて、しばらく使っていなくても他の関連や連想から出てくるからですね。
好きなものや興味があるものをベースにする
アイデア出しをしている中で感じるのは、例えば女性化粧品などのアイデアを考えろと言われると相当辛いです。僕が男性だからというのもありますが、男性化粧品から連想できるものが少なく、また女性化粧品について調べたことがなく、知識がほとんどないからですね。
僕が頭が良いということを言ってるのでは決してなく、「女性化粧品」を見たら、僕も「化粧品だ、女性用だ、クリームかな?」で終わります(笑)
ですが実際には、「知識がない」場合はどうするかというと、抽象化して他で使えるものを出してきます。つまり、「男性化粧品コーナーの棚を思い出せ」とか「ドラッグストアなどの女性化粧品のラインナップはどうだったか」とか、「化粧品メーカーの有名所どこだったかな、それらの戦略やブランドはなんだったかな」などを調べていき、何か出るかというところです。
つまり、具体例や体験ベースのものがないなら、他で代替するだけです。この代替している場合は、具体性がないのが欠点ですが一方で「女性化粧品業界」の中にいる人にはない視点にもなるので、斬新なアイデアになることもあります。アイデアは他との組み合わせだからですね。
一方で、シゴトづくりやビジネス、企画、Webサービス、コミュニケーション、マーケティングなどについて感度は高いのでそれらの連想力は高いといっていいでしょう。
自分が知らないものなら、抽象化して考えてみる。知っているものなら、具体的なことをどんどん出していく。このやり方で大体は連想自体や考えること自体は止まらないはずです。つまりなにかは考えられる。
そこから調べて知識を増やし、また考えるみたいなことになります。
使える概念を増やす
儲かる発想でも出てくるのですが、電球から何を引き出せるか、切手から何を引き出せるかという話があります。
一般名詞というか一般的なモノに対してこれをやるというのもアリなのですが、どちらかといえばツッコミを入れるほうが分かりやすいです。
「電球」にツッコミを入れるというのは、「なぜ光るのか」「その形はなんだ」「LEDとか出来たけどどうしてだ?」とかです。もっと理屈っぽくいえば5W1Hみたいなものです。儲かる発想ではビジネス的な知見という意味で例えば、LEDが持続時間が白熱電球の10倍程度があることから、例えば商業施設や宿泊施設での電球メンテナンス代が削減できるということが書かれていたはずです。
いきなり「電球」=種類によってはコスト削減になるというのは、ハードルが高いですが、ビジネス的な視点やビジネスモデルやマネタイズなどを考えていくと、「電球」を売るとか、「電球」を貸すとか、電球の取替メンテナンス=便利屋、電球自体は切れたら買いに行く(コンビニが儲かる)などのように自分でまずはツッコミなり、面白いという点で増やしていけばいいわけです。
その上で、電球を調べたり、考えた後で電球について再度考えることがあります。
例えば、
- 電球が切れたからコンビニにいったら電球は二択だった。白熱電球かLEDか。いやLEDしかないところもある。そういえば白熱電球の生産中止のニュースがあったけどどうなっていたんだろうか。
- 家電量販店の電球コーナーに行って見ていると店員さんから何度も声をかけられた。電球は色々種類があるから分からない人も多いのだろうか。分かりやすい電球サイズや種類についての説明の仕方とかはニーズがあるかもしれない。
- 防災用の懐中電灯などは当然LEDになってないと不安になるかも。とはいえ替えのものがあるかどうかなどそれらも確認したほうがいいな
という感じです。これは僕の連想や考えたことですので、あなたが考えるこういう何か考えたことが出てくるはずです。それが電球に紐付いていて、調べれば思い出しやすいですし、なるほどと思える視点があればアップデートかつ知識として増えるわけですね。
伝わるか分かりませんが、マインスイーパーのゲームのようにどんどん安全な場所?を見つけてクリックしまくれるみたいな状態でしょうか(笑)最初はぎこちなくてもどんどん一個ずつ増えていくと、急に紐づくこともあるので、地味に関連することを増やしていくのがベターです。
使える概念とは誰にとって使えるかになるわけですが、あなたにとってもですし、あなたのお客さんとか想定する人にとってでもいいわけですね。
アイデアは組み合わせ
少しまとめていきましょう。
- モノはなるべく観て情報を増やす
- 分からないことや気になることは調べて情報を増やす
- 同じモノなり連想する概念をどんどん増やしていく
- それらを組み合わせでアイデアを生み出す
という形になります。
モノだけでなく、サービスやインプットといわれるニュースや記事、本、人の話など全般に言えることです。インプットすれば情報は増えますよね。このブログでも何度も書いていますが、知識は多いほうがいいし、調べたり体験が多ければそれほど優位です。混乱するとか、忘れるとか、整理できてないとか、紐づけられないはまた別の話です。
時ぼーっと見るのでなく、何かないか、どうなんだこれはということで「観る」ことで調べたくなるものとか、気になるものがキャッチできます。これを調べたり考えたりします。
そうすると、りんごなり、電球なり、コップなりのものの概念が増えます。インプットの概念と考えれば、より広く、多視点で見えるということになります。
最後にそれらの知識や連想を組み合わせます。これらは強制的というよりも、りんごから閃いたAを、最近みたニュースで得たBと関連していそうだから、何か思いつきそうだみたいな自然な関連のほうが良いと思います。というよりも、これ自体が「閃き」に近いです。
そういう意味で組み合わせるというよりも、勝手にインプットをして調べて、考えて、ストックしていくと、勝手に「組み合わさる」ほうが適切な気がします。勝手に脳が関連付けてくれるという感じですね。
こういった連想した概念、アイデア、知識はどう整理するかですが、僕はそこまで整理はしていません。実際はアイデアを整理してしまっていても使えることはほぼないからです。
整理していないものの、メモは必須です。メモはするが整理はそこまでしてないのが実際です。ただアイデアを集めるとか、アイデアを貯めるとかは何か目的がないと出来ないはずです。例えば、何か事業をしたいとか、誰かを応援するにはどうしたらいいかとか、色々な目的ややりたいことが規模問わずないと発動しないといっていいでしょう。
そういう意味でアイデアの出し方をなんとなく勉強することはできても、何かしらこれをやりたいというのがないとかなり実践的には弱い気がします。完全に無駄ではないですが、頭でっかちになりそうですね。
おわりに
アイデアと連想力について書いてみました。
これは他でもいえそうです。人を観たらどういう人か色々考えますし、その情報量は多い人は連想しているといえそうです。それらを同時に思いついたり、一瞬で考えられるので、選択肢が多い。または色々な視点で見られます。論理性と情緒性も共存は当然可能です。
例えばこの人の共通点はここかなという共通点を探る行為も知識、連想、アイデアから早くかつ正確に出来るし、それらはユーモアなどにもつながります。
いいことだらけなので、ぜひ連想力を高めて、どんどんアイデアを出す体質を作ってみてください。
筆者プロフィール
- 「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介、仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューやお問い合わせはお気軽にどうぞ。
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