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ビール売り子さんのピットイン(補給)動画を観察して、観察の仕方を考える

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今回は観察の話です。行動観察とか専門家ではないのですが、とはいえ人より見ているという根拠のない自信があります(笑)根拠のない自信は、最近の考察からすると「絶対出来る」みたいものの塊がぽっと口から出る状態なのかなと思ったりします。

それはさておき、売り子さんネタですが、そこからあなたも見て観察結果とどう思ったかご一緒出来れば幸いです。観察って楽しい!色々とアイデア出ることが伝われば幸いです。

観察することって面白い

基本的に僕は観察からアイデアを出しています。もちろんこれはインプットの組み合わせですよーということと矛盾してないです。インプットの仕方は、目で何かを見た情報や刺激によるわけです。ただ何を見るか、見たかは同じ方向を見ていても得られる情報が異なるのが実際です。

だから街を観察するって言われても全く「入ってこない」人もいると思います。例えばセクシーな格好の女性を見たり(男性諸君もそうでしょうか)、可愛い女性を追っかけているナンパ師は、どこにどういう人が多いかを言い当てることが出来るでしょう。職業柄かもしれませんが、まさに「女性」を見ているんですね。

ビラ配りの人は、取ってくれそうな人を見ています。当たり前ですが、これを自分が意識することや何を見たいかに設定するだけです。僕は漠然と何か面白そうなこと、ネタはないか、異変やいつもと違うことはないか。という感じで見ています。いつも行かない場所であれば発見が多いです。いつも同じ場所にいると思うならそれでも変化がないだろうか?を考えて絞り出す方が観察が面白いですね。

まあ、そんな感じでやってみたら、では面白くないので、実際にネタを使ってみてきましょう。今回はそんな実践的な記事です(笑)本ブログにしてはかなり頑張っている方でしょうか。

ビールの売り子さんの観察動画

ビール売り子がピットイン、まるでF1! 神宮球場の舞台裏動画が話題という記事を見て面白いなと思いました。

少し前にどういう売り子さんが売れるのかを少し考えた記事があるのでそれらも見てもらえるといいかもしれません。あと売り子さんネタの本としては、新幹線ガール本を2冊買って読みましたが、やっぱ観察力が半端ないというか、そこから提案や行動まで持っていける人はすごいですね。

野球観戦で見かける売り子さんを観察して接客の心得を考えてみる

ちなみに僕が買った本はこの2冊です。どちらも同じ新幹線の話で内容はやや被ります。ただそういう売上を作る売り子さんでも個性はあるというか、違いはあります。

斎藤さんの本から読んだのですが、斎藤さんは真摯に売り子を追及する感じです。茂木さんはどちらかというと多分本自体もかぶるので、テクニックとして接客術みたいなところもかなり割合が占めます。好みによるのでなんともですが、茂木さんの方は失敗談もあるけれど、わりと若いうちから開花しているのと、そもそも人が好きという部分でテクニック的な部分を説明しても「ベースのスキルが高い」感じも受けました。斎藤さんが低いということではなく。

このあたりは読み比べてもいいかもしれません。

さて本題へ行ってみましょう。

 

こちらがネタ元になります。動画は40秒です。スマホとかで無音で見てもいいですが、音情報もあると臨場感が伝わってきて現場感が分かりますね。

僕も何回か見ていますが、観察というところで何度か回数にわけて見ていきましょう。40秒だから何回も見られるはず。

1回目

はい、どうでしたか?

ツイッターでは本文にありますが、ビールの売り子のお姉さんが(男性もいるはずですが少ない)樽の補給に戻ってくるわけです。補充の一部始終を説明する動画となっています。

二人のお姉さんがいますが、僕は左の最初にいるお姉さんが「水」らしきものをカップに入れて飲んでいる。おそらく暑いから給水なんでしょうが、それを同時にしているところに目が行きました。

また、ピットインする右のお姉さんはカップホルダーの補充などを同時にしていますね。これらもピットインのように効率的ですね。F1ならタイヤ交換や燃料やその他もろもろを一瞬でやるわけですが清々しささえ感じます(笑)

基本的に樽の補給は、売り子さんが背中に背負っている樽をテーブルの上に置く。それを男性スタッフがカバーを取り、その樽にビールを補充するように見えます。交換?とは樽ごと交換しているか分かりませんでした。

また補給役の男性スタッフでなく、前にもスタッフがいてカップホルダーを手渡しているので、そういうスタッフもいるんですよね。実際に売上という現場に出ている売り子さんはまさに戦いの場から帰ってくるのと、時間勝負ということが伝わってきますね。

そんな感じで1回目でした。あなたはどんなところを見ていましたか?別にこれが正解とかはなくて、深く読んでいく体感をしてもらえればいいので、何度も見ていきましょう。

2回目

今回は男性スタッフの補充の手つきを凝視してみました。

他に見えたものはありますか?何に注目しましたか?色々見えてくると面白いですね。

3回目

今回は見る前に人の動きに注目ということを意識してみます。そうすると人の動きという部分がわりと見えてくると思います。

4回目

もうそろそろ辛くなってきましたか?まだ見えてないところがないか、まだ見てない部分がないか、同じところを見てないか、そういう意味で見てないところに注目してみましょう。僕も同じところしか見ていないかもしれません。

こんなところでしょうか。何か見えましたか?

5回目

そろそろ飽きてきましたか?これでラストにしましょう。

くらいでした(笑)

観察の振り返り

さて5回ほど見て何が分かりましたか?

意識をして見ればそこが見えるし、深まるというところもあります。一方でより理解を深めたり、なぜそうなっているのかという疑問などもここから出てくるとより楽しそうです。

今回ボクであれば、

というところです。

これはたまたま売り子さんの動画であって、実際に街を観察するとはこれが連続して自分の歩くスピードや止まった時など、移動手段によっても見え方が異なります。

ちなみに、カバンについては、ビアショルダーとかランドセル型ビアサーバーといったりするようです。友人の結婚式でついでもらったことがありますが、泡泡でしたね(笑)球場ではそういったことはないので、多分品質が違うんでしょうね。サーバー側のですが。

また、見ればみるほど細かい点や疑問や見えなかった部分も見えてきます。多分この40秒動画を5回見る人は稀でしょう。僕も記事にしないなら、1回で終わっていました。

では最後に、観察の仕方というか今回から考えられる見方についてまとめておわりたいと思います。

観察の仕方

あんまりまとめになってないですが、今回から言えるのは、一部の映像や動画を見るところで得る情報があなたと僕で異なる、または共通点がある、または全然違うことを感じたり思ったりするのであれば、それはそれで面白いわけです。

もちろんある内容を伝えたいという時に全く印象がことなるのであればまた課題となりますが、今回はピットインの風景が伝わればいいので固定目線でオッケーでしょう。例えばスタッフごとの目線で見れば全然違う動画になりますし、ピットインの激しさをもっと表現出来るかもしれません。これは動画の撮り方のアイデアになりますよね。

こういうアイデアが観察から僕は生まれてきます。アイデアを生み出すというよりも、そういう情報を得て「こうなると面白いかも」「こうなるとより違うことになりそう」という妄想であり空想であり、楽しみ方であり、現実をもっと楽しむみたいな感じが近い感じがしますね。

ぜひ、観察をしようというよりも、見るということを観るというところに意識して変えてみると全然違う世界が見えると思います。

おわりに

今回は売り子さん動画をたまたま見つけたので観察というところについて書いてみました。少しでも観ることについて理解が深まったり、観る行動が少しでも増えれば嬉しいです。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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