値引きの理由を正直に伝えるというのは悪くない

値引きの理由、正直にお伝えします　ドンキ「研修生が切った肉です」

今回はマーケティングネタですかね。

1 訳ありの理由が明確な値引きは多分正しい
2 最もそれが嫌な人もいる
3 研修生のサービスを安くても受けたいか？

訳ありの理由が明確な値引きは多分正しい

正しいというのは、割引の理由が明確なので、正規価格で買う人の心象は悪くならないということです。他にも、売り場で「訳あり品」「正規品」を並べても、別に訳ありだから安いのだと。訳があってもいいなら、それでいいと。

最近だと、形が崩れたイチゴが安くなっていてそういう感じですね。研修生の場合は品質というか厚さが異なるという意味で、でも肉自体は一緒であるという主張なわけですね。

こうやって示したほうが僕は良いと思っていて、それだから安くした。それでもいいなら買ってねと。

最もそれが嫌な人もいる

ここでさらに考えると、正規価格で買う人はそこが価値だからなわけですね。

訳あり品を買っても良いという人はおそらく、品質が多少落ちても（薄切り肉と厚切りステーキ肉は異なりますが、そんな差ではないという前提）自分の使う料理にあまり影響がない、または厚いならこちらで切るという人は「厚さ」は重視する価値ではないんですよね。

だから、厚さが少しくらい違っても買うよとなる。これは合理的な判断ですよね。

一方で、切り方が揃ってないと火が均一ではないだろうし、提供する際に重さを測る？現実的ではない（笑）とかでそこを重視する人はまず手に取らないと。

嫌というか、価値、期待するものの相違ってことですね。で、当然研修生のスキルも上がればこんな商品は消えていくと。今だけですよということかもしれません。4月なので、現場に入ってやっている作業で素人がやればそりゃそうなるよと。それを捨てるのは流石にという時代なのかもしれないですね。

今まではどうだったのかとか、色々考えたくなりますね。分からないですけど。まかないとかで食べるとかもあったかもですけどね。

研修生のサービスを安くても受けたいか？

ここではドンキの肉でしたが、この話を見て思い出したのが施術です。マッサージなどですね。これが新人でまだ技術が未熟だからやすいというものでした。ちょっと古いネタですが。

新人割を活用し来店機会とスタッフ教育の両方を狙うマッサージ店の集客アイデア

上の記事では安易に割引はしないほうがいいけど、理由があればそこで区切られる（お客様が選べるし分けられる）のがいいと書いていますが、そのとおりですね。今もそう思います。

さて、ここで新人割は50％OFFとかなり大胆ですが、あなたはどうです？受けますか？

僕は疲れていたら時間を決めてそれで受けたい、つまりパフォーマンスとして回復を重視するので受けないだろうなと。新人は経験を積みたいのでしょうが、経験する前に値引きでいくしかないみたいになると。このあたりどう考えるかですが、中には「新人さんがんばれ」ってことでやる人もいるかもしれないですが、正直このあたりは「常連客」がしてくれるかどうか？くらいでないのかなと。それこそ、普段の施術＋新人施術で、合計は1.5倍くらいになるけどそれでもいいよと。

そこまで読んでいたらすごいですが、どうかは不明です。

同時に安いから買うとか、安ければいいという（品質がどうとかでなく）方もいるとも思っています。であれば、安さに反応する人は集まってくるのでそこをどう捉えるかです。そういう人が高いとか、正規に戻して買うかというとそれはないんですよね。

こういう価格戦略はかなり大事なので、なんでその料金や価格にしているか。説明していくのは大事ですね。

というわけで、価格の理由、値付の理由、安いならその訳を示す。そういうのがいいかもしれないですね。