シンプルでユニークなアイデアを形にした面白い事例まとめ

前から書きたいというか、まとめたかったものです。

友人からアイデアを推すという意味でも、アイデアに対しての専門度という意味で、「アイデアが形になって一発でいけたもの」とかを紹介したらどうかとかなり前に言われてました。

何かヒントになれば嬉しいです。

目次

一発アイデアで形になったもの

じゃがいもにメッセージを書いて送るだけビジネス

ネタ元は、「ジャガイモにメッセージを書いて送るだけ…」このビジネスで月収120万円を稼ぎ出したアメリカ人が話題にです。

こういうコロンブスの卵的なものが好きですね。とはいえ、思いついてもやらない人がいるしやってもうまくいかないことのほうが多いでしょうね。とはいえ、やらないなら意味はないわけで、この葛藤をどれだけしたかはおいておいてやったものが、あとで結果的に形になったものが報われる。良いのではないでしょうか。

配信元のらばQでは動画もあります。

「ジャガイモにメッセージを書いて送るだけ…」このビジネスで月収120万円を稼ぎ出したアメリカ人が話題に

サイトURLは記事ではないようですが、動画では紹介されていました。potato parcelがサイトですね。

インスタグラムもですが、ハッシュタグをつけてユーザーが投稿しているものがありますね。

そして、じゃがいもの商品ですが、Potatoes N’ Thingsで買えます。メッセージを書くものは、$9,99なので、1,000円はしますね。写真を転写?するのは$14.99とか色々あります。すごいですね。サプライズギフトボックスを5ドルで買って、そこにメッセージじゃがいもで15ドルくらいがセットなのかもしれません。

そしてサイトを見ているとリアルタイムに「購入されました」バナーが左下に出てきます(笑)

いやあ、じゃがいもでここまでやれるとはって感じしませんか?

日本の飴を月2回送るビジネス

Gigajineの記事で知りました。Candy Japanです。連載というかいくつか取材記事があるので気になる方は全部見てみましょう。僕が確認出来たのは4記事です。

2012年、2014年、2015年、2018年ですが、2018年は広告ネタなのでちょっとずれるかも。

日本のキャンディを月2回発送する「Candy Japan」が利益を上げるまで

月間収益100万円を突破した「Candy Japan」のビジネス戦略の手法とは

日本のお菓子を世界に届ける「Candy Japan」が2015年売上レポートを公開中

日本のお菓子を世界中に届ける「Candy Japan」が150万円かけてYouTube広告を出してみてわかったこと

それで、シンプルにこのビジネスは、日本にあるスーパーに売ってるような飴などお菓子を海外に月2回発送するだけです。

外国人視点で見て面白かったものをやるというだけでもやればできるということかもしれません。もちろん売りたい気持ちや仕組みを考える意味で、簡単ということはありません。

記事では1000人規模のユーザーがサブスクライブしているので、単純に月24ドルだと2400円以上ですが、それの1000倍なので、240万円の月売上となります。実際にこれらは海外送料が高いので、送料コストがどれくらいかによりそうですね。また飴を買うのも相当量になる感じもします。一つのことをやるだけでもなかなかですね。

とはいえ、このシンプルに飴を送るというアイデアも秀逸ですね。

なんと英語ですが、Bnmmuさんは毎年売上レポート記事をアップしてくれています。2017年の年間レポートはこちらの、Candy Japan 2017 Year in Reviewにあります。またちゃんと読んでみたいと思いますが、数字的には、

This year was a bloodbath. From the start of 2017 to the end, subscribers declined by 40%, going from 636 to 385 members.

(同サイトより引用)

となっています。適当に訳すと「今年は死んだわ。2017年末で、購読者(購入者)は、1年で636人から40%減少の385人になったよ。」

となります。売上の数字は引用できますが、数字だけ出してもあれなので、その下にあるSales statsを確認してみてください。売上は14万ドルなので1400万円くらいで、経費が10万ドル(飴、輸送コスト、箱、広告費)で、1000万円。利益は4万ドル=400万円。1日2時間くらい作業しているので365日を掛けるたもので、利益で割ると時給的には大体50ドルくらいっすということですね。他の仕事をさらにしているならば、秀逸なビジネスですよね。

その記事では他の商品開発というか他のこともやっていこうとしているようで、もちろんCandyJapanも全然回るのでふんばりたいって感じでとりあえず読みました。また読んでみたいですね。

ちなみに、記事にある影響を受けたという個人開発者の方のサイトも面白そうでした。Bingo Card Creator (and etcetera) Year In Review 2011の記事ですね。

チューリップ球根を機転を利かした売る

「助けてくださーい!」 事故で横転し品種ごちゃ混ぜになった“訳あり”チューリップ球根が涙の完売直前

これも一発逆転というか、アイデアの賜物です。

困った担当者は球根ガチャという命名して、SNSで拡散することに成功して、なんとか売り物にならなかったものを売り切ったという話です。

こういった事故的な話は同情しますが、とはいえ実際に話題になったり救済されることは稀だと思います。

そういう意味でも諦めずヘルプ!を求めてアイデアで売ったというのは素晴らしいですね。

ハエのイラストで清掃費を1億円以上削減

便器にハエのイラストを描いてそこに向けて用を足してもらうという仕掛けですね。本能的にそこに向けて飛ばすことで、飛び散りが減ってということですね。

小便器にハエの絵

これもハエイラストというジャストアイデアに近いもので、コストを大幅に削減して貢献したアイデアでとても好きなアイデアです。

ZOZOTOWNが3億円でアイデアを購入

ニュースっぽいネタですが、実際にZOZOTOWNがアイデアを買ったそうです。それがなんと3億円。実際にどのようなアイデアレベルかももちろん分かりませんが非常に楽しい金額ですね!

アイデアの買取。知的財産を「売買」するビジネスモデル – ZOZOTOWN関連会社 #ニュース拾い読み

公式サイトはこちらのZOZO研究所のページです。2018年2月15日に買い取りがあって、それ以降はないですね。軽く応募しようとしましたが、求めるレベルが高そうでさすがにやっていません(笑)

技術的なものがある人は面白いアイデアを売り込んでみてはどうでしょうか?

例えば、右利きが多いなら右ポケットが劣化しやすいから強くつくるとかってすでにやっていそうです。ですが、そこに落とし物だとか、作業着として使うとか、モデル向け服とか色々なデータを重ねることで違ったアイデアが出せるかもしれませんね。

関連記事もあります。

制限速度を守れば宝くじが当たる

制限速度を守れば宝くじに当たっちゃう!スウェーデン発、効果テキメンの新たな交通ルールとは?

社会的な課題を解決するアイデアで面白いです。秀逸なのは、違反者は当然罰金をもらうわけですが、そのお金を速度を守った人、マナーが良いドライバーに当てるわけですね。賢いなあと感じます。

こういったアイデアが日本で実行されるかどうかはおいておいて、アイデア一つで社会も変えられるかもしれないと、これも好きなアイデアです。

1ピクセルを1ドルで売って1億円

The Million Dollar Homepage

イギリスの青年が売ったネタですね。これすごいアイデアだなあと。実際にそもそもこのサイト自体が人気でアクセスがあるとかってことがなければ成立しないわけですが、それをやったのがすごいですね。

これで1億円ですね。素晴らしいとしかいいようがない。

馬鹿げたオンラインビジネス10例

こちらの1で紹介されています。馬鹿げたという意味はとても好きですねえ。記事にあるサンタさんの手紙もいいですね。

3つの言葉の組み合わせで世界を分ける

スタートアップのネタですが、アイデアが秀逸すぎるということで。

世界を57兆個の小さな区画に分割してそれぞれにユニークな名前をつけたwhat3wordsに投資が殺到

素晴らしいですね。まずこの3つの言葉で分けられるというシンプルさとそれによって位置情報や待ち合わせが簡易になるというインパクトがいいですね。

これこそスタートアップなのでうまくいくいかないはありますけど、事業として大きなビジネスに化けそうで楽しそうですね。

乗客がいない空港をアイデアで成功させる

乗客が一人もいないのに大繁盛の空港? 夢を追う2人の青年のアイデアが大成功

これもめちゃくちゃ好きです。この二人の青年のアイデアが秀逸です。ぜひ読んでみてください。

結局、同じ資源や見えるものでも、どう使うかで全く異なるので、そこをアイデアというシンプルな提案で示した好例と言えそうです。

小型衛星を打ち上げる夢も叶えそうでものすごく素敵なアイデアですね。

もちろんアイデアが成功したのは、採算性のシミュレーションなり時代の流れにあったとか色々あるんですが、そもそも夢を見ていて実現しようとしていたからこそのアイデアといえそうですね。

だし自販機で稼ぐお店

だし自販機自体は知っていましたが、元々のお店がうどん屋さんだけどそのビジネスでなく、自販機で回しているというのが秀逸です。美味しい出汁を作って自販機で売る。シンプルですが、自販機=出汁を売ろうとか、売れないと考えているとまず出来ない発想です。

単価も1本あたり高いので、ジュースとか水の飲料と違って売上や粗利が高くなるのかなとも思いました。

一発アイデアというとややずれるのですが、うどん屋で稼ぐよりも、出汁を売ることで家庭用などで使ってもらう調味料として売ることでビジネスを大きくしたというアイデアと理解しています。

だし自販機設置場所はこちらの公式サイトをどうぞ。

ダンボールホテルというアイデア

パレットルーム

ダンボールで泊まれる部屋を作ってしまうというリノベーションコストを削減して、目新しさで稼働率を上げるかつ間取りを自由に使えるという機能性もありというアイデア商品です。

稼働率が向上したというところで、これも素敵なアイデアだと思います。

GEのトースター秘話

アイデアは心の遊びやムダな部分から生まれる

商品開発よりの話ですが、トースターをつくる時にパンのくずにネズミが寄ってくるというところから、商品アイデアが生まれたというものです。

こういう小さなひらめきや何気ないもので、大ヒット商品が生まれることもあるので馬鹿にできないという良い例ですね。

ペーパースコップという発明品

小学校4年の時に犬の散歩で代用した紙のうんち取りをヒントに、発明品としてペーパースコップを開発。すぐ会社を設立し環境商品の企画開発事業へとつなげたという話です。

1. ペーパースコップの誕生の概略にかかれています。現在は、自治体向けのマナーアップ商品であったり、啓発活動だったりというのもされているようですね。

子どもの視点がアイデアとして採用され形になり、事業となって社会貢献されていくというストーリーがとてもいいですね。今後も楽しみですね。

フェンシングの集客逆転アイデア

集客ネタですが、これも一つ変えたことで変わる面白いアイデアです。

フェンシング太田雄貴さん、フェンシングの大会を体育館で千円で開催した時全く集客できなかった為ある方法を試した結果がすごい「逆転の発想」

タイトル通りなのですが、面白い事例ですよね。もしかして価格設定や提供イメージがずれているだけかもしれないということを考えさせてくれるアイデアです。

こういったアイデアは試行錯誤やどういう人が見ているか、対象としたいかなどでも変わるんですが、実行して結果が見える形にするのが素晴らしいですね。

緩衝材をポップコーンにする

通販でモノを送る時にオマケとして使っていたのを、緩衝材と明記したところ話題になったというあぜち食品の取り組みです。面白いですね。

この緩衝材、ポップコーン! 高知の菓子業者が「オマケ」として梱包

荷物を開けたら緩衝材がポップコーン! “食べられる緩衝材”はなぜ誕生したのか

オマケということでくすっと笑えるのもありですが、何も書かれていなければ「緩衝材」という意識も薄いかもしれません。食べられるポップコーンを緩衝材という無機質なものとのギャップが思わず反応してしまうところでしょうか。

ちょっとしたアイデアではありますが、取り組み自体は以前からあった蓄積があったのでしっかりと話題につながったとも言えそうですね。

一粒寿司

このお寿司自体はパフォーマンスであり、価格を請求するということはないようですが、マーケティングとしても話題になるし面白い施策だと感じました。

世界一小さい「一粒寿司」を食べにいく

個人事業やスモールビジネスならあの手この手で知ってもらうきっかけを作る。そこまで追い込まれてないかもしれませんが、ユニークでかつ寿司技術を訴求できるし、目で見ても楽しいし、コト体験としても素晴らしいなあと感じました。

機会があれば食べに行きたいですね。

ポイントはこうやって本業をうまく楽しく遊びつつ(大将が遊びココロでチャレンジしてきたのも分かりますし)というのがいいんじゃないかなと感じました。

ウニに廃棄キャベツを食べさせて成長させる

色々なメディアで見かけましたが、ウニの可食部を増やすということで、廃棄キャベツを使うというアイデアです。素晴らしいですね!

プロジェクターとシーリングライトを一体化した

popIn Aladdin(ポップインアラジン)というプロジェクター型ライト、ライト型プロジェクターどちらでもいいのでしょうが一体化した商品がユニークです。

2018年12月から2年でシリーズ累計10万台という売れ行きです。

国内の業務用は約22万台という規模のようで(プロジェクター・業務用映像装置)家庭用プロジェクタ市場が不明ですが、単純に5-10倍とするとまだまだこのニーズはありそうかなという感じですね。

目の付け所がいいなあと感じました。普段見ていても気づかないですね(笑)

見た目が悪いトマトを命名し直す

闇落ちトマトという、言い得て妙な名前で人気となったトマトです。アイデアが秀逸ですね!状態が悪い→どうすると興味を持ってもらえるかという捉え直しが素敵です。

億万長者へは意外なアイデアからもいける

石のペットにピクセル販売も……億万長者になるための、意外なビジネス14選が面白いです。

ピクセル販売はAlex Tew氏なので一緒ですが、それ以外はほとんど知らず。色々なやり方があるものだとアイデアを広げられそうですね。石のペットは可愛いですね(笑)これポテトビジネスにも似ているかもしれないですね。

ハードディスクを破壊する体験サービス

なんて面白い視点だと思いました。いわゆるゴールドラッシュの黄金狙いでなく、つるはし売りみたいな感じに近いかなと。

僕もある家電量販店のコーナーでHDD処理をしてもらったことがありますが、結構HDD壊すのは手間というか普通の人は出来ないので、処分で一括PCごとやるかとかですよね。当然その場合はお金を払って破壊してもらう(ドリルで物理的に穴をあける機械がある)ので、自分でボタンは押せません。

そういうところもあって、これは200円ならぜひやりたいなと感じました。瓦割りとかそういうのもありましたね。壊し部屋などモノを破壊できたりするREEAST ROOMというサービスを調べてみたもあります。破壊系サービスはありえるのかもしれないですね。

からくり的な工夫で生産性アップ!

いわゆるQC活動とか改善活動、とくにものづくりの現場ではありそうといえばありそうですが、「ハイテクな機器」をお守りする人間というのはディストピアのようだとも感じられるわけです。当初はやや煙たがられていた活動も次第に業務時間内でやってもいいという成果に。すばらしいですね。

江戸の“からくり”技術応用し、67万円の製作費で5000万円弱を生み出したパナソニック新潟工場のすごい取り組み

ちょっとした視点とはこの場合言わないかもしれませんが、少しの知恵で成果を上げる。やはりできそうな気がしてきますよね。勇気づけられる事例だなと。

マンホールのメンテナンスをゲームイベント化して解決!

マンホール聖戦というイベントがあり、第3回の東京23区でのイベントでは都心ということもあり、24万個も集まった模様です。全国にはメンテ必要な300万個以上があるということで、4回目からは全国化しています。既に東京だけでも一定の手応えと言えそうですが、このようにゲーム化して面白く楽しくやれるのは秀逸なアイデアかなと。

くだらないことを楽しくやるマンホール聖戦という秀逸なアイデアとして、トムソーヤ的視点があるということで別記事で書いてみました。粗い試算ですけど、通常コストの1000分1くらいで出来るので、めちゃくちゃいいのかなというところです。多くの人手がいるというとクラウドソーシングで低コストみたいになりがちですが、つまらないタスクをポチポチやるのでなく、アイデアや思いがあるものでワクワク楽しくやるのがいいですよね。

古い和室物件をレトロ物件としてアピール

畳敷きの不人気マンション4室を即入居させた「マンダラ広告作成法」で出てきたアイデアとはで紹介されていたアイデアです。

和室2部屋物件などの不人気な物件を昭和レトロなどレトロ好きや見せ方を変えてリフォームをすることなく、効果を出したというアイデアです。

こういう小さいアイデアの試みはものすごく好きです。全くコスト0円ではないですが、150万に比べて10万は最小限のプロダクト、つまりMVPと言えるのでこういうのがいいですね。少し記事も書いてみました。小さな試みで効果を上げたアイデア例:レトロ不動産化

修学旅行需要をバスで見つける

何度も使える濃いアイデアがやはり面白いで書いているネタですが、劇団四季の営業マンが見つけた/考えたアイデアが面白いです。東京ディズニーランドに来る学校なら見込み客として優れているという発想です。それによって営業して団体客が8万人まで増えたというものです。

これは営業マンもですが、普段から考えることでぱっと出てくる系かと思いますが、アイデアって面白いですよね。これをせず総当りで学校に当たっても時間もコストもかなりかかります。しかも、学校の予算がどれほどあるかというのも前例=東京に来ているということである程度目安が付くわけですね。

賢いなーというところですね。

ぬいぐるみ専門病院というニッチな切り口

ぬいぐるみ専門病院という切り口で詳細は書いてみました。

簡単にいえば、ぬいぐるみ専門のお直しサービスです。ぬいぐるみって難しいと思うのですがそれを治療するものです。ものを大事にするとか、愛着があると直してでもとなるのでそこがポイントですね。

入院中のぬいぐるみが見えるのが一番面白く感じました。きちんと手間がかかることには工数で工賃を取っているのが素晴らしいと感じます。

釣り客に魚を釣ってもらい地域循環させる

ツッテ西伊豆という静岡県西伊豆町の取り組みです。

簡単にいえば、観光客が釣り船で「釣り」を楽しんで、一杯釣った魚を認定された市場で値付け。その金額は地域通貨で還元されるので、地域の店で使うというものです。

実際には、地域通貨の流通課題もありそうですが、観光客からすれば、釣ったらそれだけ土産物など買えますし、それだけで済ませる人よりもそれなら元々の予算も使えるなということで、よりものを買えそうです。または飲食店で使うなどですね。

この仕組みが面白いのは、釣り客に釣ってもらうことで、釣りも可能にしつつ、体験価値を高めることが出来ていることです。当然これで漁業が回るとかのレベルではないと思いつつも、理屈では観光客が増えれば、それだけ漁業高も増えるわけで、一石二鳥ですよね。さらに、観光もされるので一石三鳥。地域通貨の流通課題は別としてどこでもあるので、そういう意味でユニークなアイデアだなと思います。

ロストしたゴルフボールを集めてビジネスにする

稼いだ額18億円!​ゴルフボール拾いで億万長者になった男性が話題に【動画】が元ネタです。アメリカですがゴルフ場の湖に落ちたゴルフボールを集めて売るというビジネスです。

金額は置いておいて、日本でもこのようなビジネスが成り立つかというと、おそらく成り立つと思われました。

ロストボールについて調べてみた!権利は?回収、性能は?池に入ったボールの回収作業で料金を払うのは業者側? それともゴルフ場側?などが参考になります。

簡単にいえば、ゴルフ場側はロストボール回収業者さんにお金はあまり出してないわけです。むしろ人が潜って取る手間がかかるので「依頼費」がかかるというわけですね。それを無償でいいのでやってくれるので、業者さんが来ても「どうぞ」って感じとなる。WINWINってやつですね。

1ボール100円が新品の相場のようですが、それが半額以下で売るので、ダイバーの人件費や交通費、車のガソリン代とか色々入れて、それを洗浄する場所や設備ですよね、あとはパッケージに入れてーというところで半額くらいになるのかなと。50円で売って粗利がどれくらいかは不明ですが、ロストボールが売られている、それを買うというニーズもあると想定できるので成り立っていると言えそうです。

これもものすごく面白い視点ですね。要らないものの活用といえばそうですが、そこに目をつけて商品化するまでやれるかというのがポイントですね。

砂浜にメッセージを書いて月収19万円

砂浜にメッセージを書くお仕事。SNSで紹介されたことから依頼が殺到は中国のリゾート地の砂浜が舞台。メッセージや絵を描くことがビジネスになっているようです。

重労働感もあるのと、あとはライバルの出現もポイントになりますが、このアイデアは面白いですね。すぐ消えてしまうけれど、だからこそ儚いからこそ価値もあると。あと中国の人にとって海は貴重、砂浜も珍しいというのも面白い視点ですね。

日本でやるならどうすればいいか?を考えると面白いかもしれません。

工場内のホコリをキャンプ用品の着火剤にして売る

廃棄に困ったゴミ660円→売れすぎて購入制限 欠点が長所になった…意外な大ヒットの理由とはで知ったネタです。ホコリがタオル生産時にでてしまう廃棄品であり、それを有効活用したというわけですね。ホコリといってもカラフルで可愛ささえあるので、そこが面白いですね!

もう少し調べてみると、西染工株式会社が展開するTHE MAGIC HOURというアウドドアブランドで、商品名は「今治のホコリ」となっています。面白いですね。

生産現場では火種になって危険なわけですが、その場所をキャンプに変えれば意味が異なります。環境を変えれば生かせるものって沢山ありそうだなあと改めて感じさせられますね。

ガソリンスタンドでのレシート交換を楽しくするアイデア

面白かったので、レシートロールをお客さんに交換を教えてもらうグッドなアイデアで記事としてみました。レシート紙(レシートに入れる紙)の交換タイミングが分からないし、切れたらお客さんに教えてもらうではちょっとお客さんも微妙。まあそれを承知で使う人もいるとは思いますが、レシート必要な人が持っていけないのは不便ですからね。

それらを楽しく解決するということで秀逸なアイデアだと感じました!

関連しそうな本の紹介

上のアイデア自体で何か変えた事業や取り組みが面白いと感じる人は他にも知りたいと思うかもしれません。

そういう意味でおすすめの本を紹介しておきます。面白そうならぜひ。

1万円起業 片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法

1万円起業 片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法

クリス・ギレボー, 本田直之
672円(03/19 16:46時点)
発売日: 2013/09/20
Amazonの情報を掲載しています

一万円起業は文字通り一万円でできる始められるスモールビジネスです。海外ネタが多いのですが、起業を「モノスゴクムズカシイナニカ」と捉えてしまいがちなバイアスを外すには良いかなと思います。

著者は知らないのですが、海外のアイデアビジネスを取り上げたものです。平易で読みやすいので、アイデアを探すというよりも、なんでそのアイデアできるのか?というように(実際はアイデアが優れているよりも、起業家がトライしていく姿勢にあるんですね)、こちらもバイアスを壊すということになるかなと。もちろん、アイデア自体も(例えばツイートを印刷して売るみたいな)多数あるので読んでみると面白いと思います。

面白いアイデアは世の中にいっぱいある

アイデアだけで形に出来ないと意味がないという話があります。一理ありますが、一方でアイデアがない人はどうすればいいかとなります。答えというか考え方は、アイデアを真似るか誰かに考えてもらうとなります。

この時、アイデアの価値は最大に高まります。アイデアだけは成立しえませんが、アイデア×欲しがる人やアイデア×行動ということで価値になるということですね。

アイデア自体はインプットから生まれるので、そうなるとインプットこそ価値で、ここでいう面白いアイデアこそが学べる価値を高めてくれるといっていいでしょう。

アイデアがあるからこそ形に出来る源泉、イメージ、未来が描けるのではないかとも考えています。

紹介したアイデアは直接ビジネスになったものやそうでないものなど幅広くあると思いますが、基本的にアイデア自体をもっと褒めて伸ばしてそれいいね!これやろう!次やろう!もっとやろう!というほうがいいのかなと思っています。

もちろんすぐ形になったりうまくいかないことも多いわけですが、それでもアイデアは裏切らないし、挑戦した分得るものも多いです。

やっぱりアイデアを考えるのは楽しいし、かつそれで役に立っていけるのは最高だなあとまとめていて感じました。

面白いアイデアあったらぜひご連絡くださいませ。調べてまとめていきたいと思います!

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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