起業アイデアのヒントが欲しい人へ

起業アイデアを考える際に、どんなアイデアならうまくいくかと考えるかと思います。この時、何がうまくいくかは実際にやってみないと分からないのですが、明らかにニーズがなさそうだということは避けたいものです。とはいえ究極的に絶対これが駄目とかいけるということは言えません(主観的に言えますが、客観的には無理でしょう)。

人は未来を予見できないので、あくまで現実から推測してどうなるか、またはこうなりそうだと考えてやってみるしかないわけですね。

とはいえ、元となるアイデアや何かヒントはないのかと考える人も多いわけです。そういう意味で起業のアイデアであったり、ヒントとなるものをまとめ直してみました。

起業アイデアそのものが欲しい方向け

ビジネスアイデア集ということで今まで出したアイデアをまとめています。これはそのまま使えるものはお使いくださいという扱いです。ビジネスアイデアでも特に起業アイデアに絞って見ると、以下のようなものが使えるかもしれません。

自分向けかな?というところで、興味を持ちそうなものを眺めてみてください。そこでそのやり方があるかなとヒントになれば嬉しいです。なければ、次の項を見てみてください。

IoTやスマートスピーカーでの起業アイデア15は、IoTなどでやるとしたらという起業アイデアとなります。他には、製造業経験を活かして出来る起業アイデアとしては、製造業10年経験からの起業アイデア9はどうかというところです。

最近では地域や地方で何かしたいという人も増えていると思うので、そういった地域での起業という意味では、地域資源を活かした地元で起業するアイデア11が参考になるかもしれません。

もっとライトに週末起業として勤めながらやるビジネスということでは、文章が得意な人が始めたい週末起業アイデア10がヒントになりそうです。インターネットビジネスというとECみたいなものを思い浮かべる方もいますが、そうでなくインターネットとアイデアで何かできないかということで、雇われたくない人のための起業アイデア10個はわりと人気がある記事です。雇われないというと自律できる強さが必要ですが、一方で雇われない=自分で決めるのでその責任を持っていくことになります。これはそのままで自分でコントロールをしつつ、とはいえ自由度が上がるかはわりとその人次第なので、よく考えていく必要があります。なんでもそうですが、安易なやり方、自分にとって都合が良いものだけでは世界の見方が怪しくなるので注意が必要ですよね。

日本は国内需要がまだまだあると考えつつも、英語が使えることや海外経験を活かしたいという人もいそうです。そんな方には、英語や海外経験を活かす10の起業アイデアを見てみてはどうでしょうか。

いやいや、スキルとかないです!そんな人でも何かしたいと考えるのは健全です。特段今のスキルで決めることはないので、学習して身につけていけばいいからですね。リアルな感じでいくと、40代独身子供なし事務職で出来る起業アイデアもヒントになるかもしれません。もちろん若いうちから何か勉強して将来に備える、今後生きるはずだという投資的な学習はあったほうがいいでしょう。とはいえ、年齢を経てしてこなかったことを後悔してもあまり建設的な話になりません。今ある意志を讃えて、まずは一歩踏み出すきっかけとなるかもしれません。

IT系で何か初期コストをかけたくないがそれでやりたいという方も多そうです。そんな方には初期コストをかけないIT系起業アイデア10をおすすめします。コストを掛けないということは何が起きるかというと、自分の学習や観察や量でカバーするということが多くなるということです。そこを気張らずにすぐできるものは、まずありません。(仮にある場合詐欺やあなたを弄ぶというだけでしょう)

起業のヒントの見つけ方

ここでは自身でアイデアを見つけたい人向けの話をします。上の起業アイデアを見て何か「これ面白そうだな」というのがあまりなかった方は、その違和感や違いを感じてください。そして、自分で見つけてみる、考えてみることをおすすめします。

ビジネスアイデア発想自体はシンプルにいって、日常生活にあります。あなたの生活で見たこと、聞いたこと、感じたことをメモしていきます。そして世の中や社会の人が不便や不満であったり、問題なんだけど誰も解決してないとか、自分がこれは不満であることを解決してみてください。解決する!というとハードルが高いならば、解決するなら?という頭で考えるだけでもトレーニングになるでしょう。

いきなり考えるといってもどうやってやればいいのか?となるので、僕がやっているやり方を参考にしてみてください。

一つは日常の観察です。観察ノックという企画では僕が見つけたネタを紹介して、こういう切り口にできるということで、切り口化しています。ポイントはあなたが同じものを見つけた時に、切り口はおそらく異なるということです。つまり、記事を見て切り口を考えてもらえば、一気に様々な切り口が手に入ると言えます。当然あなたも日常で同じように切り口化すればどんどんアイデアが増えていくわけです。

もう1つは、アイデアのメモをどんどん公開することです。千本ノックはちょっと激しいのでおすすめはしないのですが、やりたい人はやってみてください。他のやり方は、思いついたメモを自分でストックするだけでもいいですし、それをこんなの考えたのどうだろうか?とブログでもSNSでも友人でもいいので出していくことがポイントです。そうすると、最初はいまいちなアイデアかもしれませんが、どんどんインプットを増やしていくと、社会や今や自分が感じたこととのズレなどが見えてくるようになります。

アイデアノックであったり、アイデアネタが参考になるかと思います。どんどん手を動かして、メモを貯めていってみてください。

アイデア発想の仕方

インプットはしているけどアイデアが出せないという方もいるかもしれません。またはインプットは分かるけど、アイデアに転じるということがいまいち分からない方もいるかもしれません。

分かりやすいやり方としては、思考プロセスを正しく把握することです。つまり、インプットをしてないならインプットをしましょう。アイデアを考えるテーマを設定していないら設定しましょう(なんかいいアイデアないかでは、おそらく出ないでしょう)。あなたが考えることはなにか、何に困っているか、どうなったらいいかをある程度明確にしないとアイデアは出ません。

また考える時は基本的にインプットとテーマを考えることの繰り返しです。繰り返しですから、何度も考えては戻るを繰り返しです。戻るというと振り出しと考える人もいるかもしれませんが、振り出しなどの時系列ではなくて、パラレルといいますか、あくまでテーマに対してアイデアというヒントや突破口や切り口を磨いていく形です。少しずつ磨かれていくイメージでいいと思います。ただし時間をかけたから優れたアイデアはない点は留意してください。

閃きは、インプットして考えて休んでを繰り返すと、思考=脳内で起こるランダム的な結合というのがわりと正しい気がします。意図して「閃きたい」といって閃けないので、こういうプロセスを間接的かもしれませんが、多分一番直接的だと思っています、をやるしかないというところです。

発想法カテゴリでは沢山のアイデアに対する考え方をアウトプットしていますが、玄人向けかもしれません。

僕の思考プロセス、アイデアの出し方は、シゴトクリエイター大橋のアイデア生産工場プロセスにまとめてあります。概ねこの通りですが、アイデア出しについては古典的書物でもある「アイデアのつくり方」を解釈した書籍「アイデアのつくり方」にあるアイデア出しの5段階を考えてみたもヒントにしてみてください。ポイントは意識的に出来るのは、インプットや考えることで、その後組み合わせたりひらめくはかなり無意識でやることです。あまり介入の余地がありません。もちろん「これはアレに使えるぞ」は意識的ですが、「これ、あれにつかえるかも!?」は多分無意識です。気づいたら出てくるので、気づく前はインプットと考えをひたすらやるしかないわけですね。あと気づいたらあとは、検討することも意識的にできますが、これは出てきたあとの話です。意外にその時は面白いと思っても、冷静に見ると面白くないことはよくあります。

アイデアがそのまま使えることは稀

ビジネスアイデアや起業アイデアを提供しているというと、よくある誤解として「そのアイデアがそのまま使える」=稼げるアイデアだと思われる方もいるでしょう。気持ちとしては分かるのですが、あくまでアイデアはヒントであって、その人がピンときたり、これは何かできそうだ、自分のやれることややっていきたいことと合っている。または今の現状を変えるヒントとなりそうだというところで、価値となります。

逆にいえば、一発のピンポイントアイデアに「稼ぎ」を大いに期待するのは、期待値が高すぎるわけですね。最も僕自身は絶対ムリだという夢物語をアイデアとしているわけでなく、自分で考えて出したもの=知的生産物といっていいでしょう、をアイデアとして扱っています。当然、同じようなアイデアを出す人はいるわけですのでそこの差別化はありません。(例えばスーパーでは色々な野菜が買えますが、商品の性質上、トマトを差別化するのはなかなか大変です。トマトの生産方法は確立されているはずで、そういう意味でトマトとアイデアの本質的な違いはありません。)

でも、そのようなトマトを売っているスーパーがあるように、アイデアを売っているアイデア相談所がないということは大いに僕の不満や疑問という意味でもアイデア出しをやっていたりします(笑)

もちろん全ての人がトマトを望んでスーパーに行かないわけですから、このあたりはまあそういうものだと考えてやっています。

アイデアに対する期待は分かるのですが、期待をするならまず解像度としてアイデアがどうすると形になるか、その検討をしていく意味では、文字通り自分でアイデアを考えてそれを形にしてみる。その行為で見えてくるものからまた挑戦してみる。というのが最も分かりやすく理解もでき次につながるのかなとも感じます。

そういう意味ではアイデア出しを僕に依頼しないと駄目なんてことは全く思ってなくて、自分で出来る人はどんどんやっていったほうがいいし、アイデアだけでなくどんどん形にしていけばいいわけですね。やれる人はどんどんやっていけばいいし、そうすると社会が面白い変化をしていく気がしています。

ぜひビジネスアイデアが出る出ないという選択肢でなく、そこから脱して、自分でアイデアを出したり、自分の中でインプットを増やしたり、世の中のことに目を向けたりして、何か突破口を探ってみてください。考えることで思わぬところからヒントが得られるかもしれませんね。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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