ガソリンスタンド向け新規事業アイデア12

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質問

ガソリンスタンドが減少傾向にあり、スタンド向けのビジネスも低調になってきました。他の新規ビジネスのアイデアはあるでしょうか?

回答

業界自体に詳しいわけではないので、業界本を一冊ですが読みつつ、アイデアを考えてみました。

読んだ本はこちらです。
最新《業界の常識》よくわかる石油業界

パッケージ比較見積もりサイトについては、例えばboxilなどもありますが、
https://boxil.jp/
https://imitsu.jp/

各社が提供しているパッケージ開発元が掲載するわけで、その掲載先で差別化は難しいと感じました。

立場的に開発元でない場合、やはり同じ土俵では厳しいという感じですね。

以下アイデアです。

1)スタッフ接客サービス向上のコーチングビジネス

縮小するGSにおいて生き残れるのは、地域ニーズをしっかり汲み取ったところだけで、後は立地などで適正化されていくという気がしました。

セルフ=安いから来るという以外で、接客が煩わしいという人もいるわけです。また、フルサービスの良さは丁寧な対応であったりするので、そもそもGSでのスタッフのサービスレベルの向上を目指します。

構造や経営的にこれ以上教育にかけられないと言われれば即終了のアイデアなのですが、月に数度くる場所が気持ちの良い場所であれば、良い感じのスタッフがいる方を選ぶのかなと感じました。

コーチングなど一般企業向けに提供しているビジネスはありそうです。例えばコンサルティング会社が行うようなものです。
https://www.smbcc-education.jp/seminar/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%EF%BD%8F%EF%BD%8A%EF%BD%94%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC/?venue=osaka

これをいきなりやるのは厳しいものの、GS業界に特化という点で強みを活かしつつ、売上改善や一人あたりスタッフの売上向上、顧客定着率の向上ということを残すと、他のカーケア商品などが売れることにつながりそうです。

システム提供などを絡めたいのであれば、リモートで受講できるE-ラーニングのような形にする。新規スタッフ教育に責任を持つ(店長業務のフォロー)とか、単に受講や講座でなく、実践でのロープレを行い、そのフォローを行います。例えば現場で撮影した映像を送ってもらい、問題点や改善点を提案するなども可能かもしれません。

これらは、顧客満足視点もありますが、従業員満足視点であれば、スタッフ自体も誇りを持って仕事ができるし、それがお客さんにも伝わるので、良い循環になりそうです。

その時ターゲットとしては、
・フルサービスを使いたい人
・セルフは嫌だという人
・セルフ客で押し売りとか満タンを押し付けない接客なら使いたい人
などのターゲットを分けるのが大事だと考えられます。

2)併設コンビニなどの併設ビジネス

コンビニ等もこれ以上増やせるか分からない点もありそうですし、出店基準も厳しいと考えると、地方のGSでは厳しそうです。

コーヒーショップやクリーニング店、コインランドリーなどの併設をすることで、来店満足度を高めるとかもありそうですが、1社1SSなどであれば小さい店舗となり、土地もないため厳しそうです。

レンタカーなどはわりと相性が良いということで、一つのアイデアとなりそうです。既存のGSにある整備施設や洗車機、整備士などのスタッフ、POSシステムなどもそのまま使えるため、既存リソースを用いて行うということです。

レンタカーの車のメンテナンスや対応、保険などの業務もありそうですが、SSの回りの自動車保有率が低めの都市型近郊で、駅やマンション、商業地や大学や大学寮等があることが条件となりそうです。これらのエリアにあるGSなら、レンタカービジネスを試験的に行い検証してみるのも面白そうです。

当然ながら、既存のレンタカー業が周辺にどの程度あるか、またはそれらの利用者ニーズがどの程度あるかを見極める必要があります。

3)モバイル洗車

前見かけたのですが、水を使わない洗車サービスです。
https://www.kcb-p.com/

実際はどうかは分かりませんが、車でGSにきて洗うスペースやセルフで洗うのも面倒という人に、自宅駐車場に出張して行う形です。その場合スタッフのコストがかかるので、それを含めた投資が必要となるかと思います。

当然ライバルや競合もいるとは思いますが、付加価値サービスとして、顧客目線でニーズがあるかを探っても良さそうです。

例えば、利用シーンに訴求して、どこかへ仲間と出かける時とか、祝い事のときとかに使ってもらうとかでしょうか。この時、お客が来て洗う価値と、来てもらってやってもらえる価値は異なるであろうというのが特徴になります(レストランに行かずに、出張シェフなどのサービスもあるということで想像出来ます)

4)運転代行サービス

地方などでは、仮にドライバー(夫)が飲んでも妻に電話して来てもらうなどというのを聞いたことがあります。地方や都会などでは異なると思いますが、GSが提供する運転代行サービスというのは聞いたことがありません。

人員待機場所の確保やそもそも代行ニーズがあるかというのもありますが、車を使った相性が良いサービスになるかもしれません。例えば、フルサービスでは夜間の利用客が減るため、その分を代行で対応するなどです。

5)アウトドアなどの防災キット提供サービス

ガソリンなどの販売量が縮小していくことで、他の関連商品を売るという思考になります。
そこで、例えば家族連れ向けに、楽しく学べる防災ということで、キャンプ用品(外で炊き出しする、料理する、水を汲む、寝袋で寝る)をあわせて売ります。

物品ではホームセンター等で負けてしまうので、例えば「GSに来るお客さんをマッチングして仲間づくりのイベントを行う」などのイメージです。

草野球や草サッカーのメンバーを集めるとか、フットサルなども「個サル」という一人参加のものがあり、仲間づくりのニーズは潜在的にあるかもしれません。そもそもキャンプは多いほうが楽しい可能性も高いからです。

仲間づくりというのが厳しいなら、単に楽しい防災という企画をGSに提案して、パッケージ化する(企画+売る防災グッズ+体験の可視化)という感じでしょうか。

6)情報銀行のコンサルを行う

https://www.asahi.com/articles/ASLCY3T7YLCYOIPE006.html

まだ大手企業が中心だと思いますが、GS向けに導入サポートを行います。顧客の個人情報を扱うわけなので、そのあたりの細かい違いを「携帯電話販売代理店」のように、仕組み化するイメージです。

シニア向けなら対面ニーズが強いですし、地域の顔というGSもあるので地域向けに車で来てサポートができそうです。

もっとも、情報を売る顧客が「小遣い欲しい」という点は誰もがあるわけで、そこを丁寧に拾って、その得たお金でGSの商品や付加価値サービスを出すことで、安全や快適な提案につなげるのがベターだと思います。

例えば、孫が来るから車の清掃サービスを提案するとか。それらは普段の付き合いがあるからこそ提案出来るかと思います。

7)新電力の販売

既にやられていると思いますが、電力自由化による電気の販売です。
http://denkidaihikaku.com/keyword/gasoline-setwaribiki/

新電力への切り替え自体はものすごい割合ではなかったはずです。14%程度の乗り換えで、
大手から新電力は約8.7%。
https://enechange.jp/articles/switch-after-2years

これらは消費者の視点で面倒とか、良くわからないとか、制度の理解不足もありそうですが、今後大きく増えるかは分かりません。

一方でメリットが強いなら一つの選択肢としてありそうです。

8)家庭向けのエネルギーコンサル

いわゆる経費削減コンサルに近いです。ただし法人向けは既に多数ありそうです。
https://www.eec-l.com/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9%E5%86%85%E5%AE%B9/%E9%9B%BB%E6%B0%97%E6%96%99%E9%87%91%E5%89%8A%E6%B8%9B%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0/

これらで勝てる領域があればやってみるイメージです。地域ごとの特徴や経営状態を把握しているのであれば尚更強みを活かせそうです。

ここではどちらかといえば、家庭向けのコンサルです。GS自体の利用客にコンサルを提案して、最善となる料金プランを提案します。

既に、電気やガスやその他インフラに近いものは提案がある気がします。例えば保険の窓口などのようなものを、エネルギーでやるということですね。

実際に世帯で考えると男性であれば色々と調べて最善なものを検討しそうですが、女性向けであったり、独身世帯であったりであると、考えるのが面倒とか、そもそも知らないということもありそうです。

コンサルティングで削減した分をフィーとしてもらうよりも、GSに落としてもらうことで継続顧客としてもらったり、付加価値サービスとするほうが長期に使えるかなというところです。

これらのGS→家庭向けコンサルを、パッケージ化して提案する。

システム自体を開発してGS向けに販売するか、Saas等で月額で取るというイメージです。

9)SS経営優秀事例からヒントを探る

経産省の資源エネルギー庁が出している事例集がヒントを探るアイデアです。
http://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/shigen_nenryo/017.html
から、
http://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/shigen_nenryo/pdf/017_b04_00.pdf
がPDFとなります。

SS現場の声が拾えてない、その消費者の客の声というのも、ヒントが散りばめられているように感じます。

10)事業承継支援

廃業するGSや後継者不足が課題というところであれば、それらのGS向けに、事業承継支援を行います。既に地元銀行等がやっていたり、税理士等も行っている気がしますが、一方で充足しているかは不明です。

Webでは、トランビなどがあります。
https://www.tranbi.com/
最もこれは事業承継支援でなく、事業のM&Aマッチングサービスです。

https://www.tranbi.com/buy/detail/?id=716
https://www.tranbi.com/buy/detail/?id=287
ガソリンスタンドでは、例えばこんな案件がありました。

GSを知り尽くしているという強みを活かして出来る可能性があるかもしれません。

11)誤給油アイテムの販売

誤給油というのは事故として多いようです。このあたりはお調べ頂いて、GS向けでも、他の間違えるシーンでも使えないかを考えます。
https://www.sf-j.co.jp/g-signal-mini

カーケア関連商品として売れるものを、GS1店では卸しづらいものを、取り扱う卸的な位置づけです。もちろん、ダイレクトで仕入れ出来れば、意味がないのですが。

12)コインロッカーの設置

https://gogo.gs/news/contents/1514443091
https://lnews.jp/2017/04/j042606.html

地方で車メインの利用者では、コインロッカーを設置して荷物を受け取るか、自宅などに荷物用ロッカーをつけるかの二択かなと想定しています。

コンビニ等でも真似できるモデルだと思うので、どのGSでおけるかは分かりませんが、消費者目線では、コンビニのように使えると便利な気がします。

まとめ)

ガソリンスタンドや石油業界に詳しいわけではないですが、業界自体が縮小する場合にはやはり、他にはない売りを見つけるスピードが肝となりそうです。

そうなると、基本に立ち戻り、消費者のニーズはなにか→GSのニーズは何かということを半歩程度先読みして提案することで、商品やサービスになっていくのではないかと感じました。

一つでもヒントになれば幸いです。

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