シゴクリ

ブンゴウメールが面白かったので勝手にアイデア出し

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ブンゴウメールという新着メール形式で毎日少量の文学作品(青空文庫収録)が読めるサービスがあります。1ヶ月で1冊読むみたいなものです。

このサービス面白かったのですが、太宰の走れメロスが中盤から終盤だったはずで、今月下旬に来て飽きてしまいました。1ヶ月続かなった人が何か言うのはあれですが。

サービス自体は面白いのですが、何が微妙だったか。それだけだとリスペクト不足なので、こうすれば飽きなかったかも?なアイデアをだらだら書いていきたいと思います。

作者のonishiさんにはわざわざTwitterでメッセージも頂きましてありがとうございますです!

 

ブンゴウメールとは

ブンゴウメールは、1日3分のメールで無理せず毎月本が読めるサービスです。NOT SO BADという会社のOnishiさんが作っているサービスです。

TabSekkiは面白く使わせてもらっていて、無機質なブラウザに和が入り大変グッドアイデアだと思います。たくさんランダムで24節気を出したい場合は有料になるなど面白いなあと感じました。

他にも年表作成サービスやトーナメント作成サービスなど面白いサービスがあるのでぜひ見てみてください。

それで、本題はブンゴウメールでしたね。

ターゲットはそこまで本を読んでない人

文学作品を1日少しずつ読むとは、面白いと思える一方、文学とかちょっとなあ、固そうという人はまず読まないかもしれません。ただ1分とか3分とか数分ならと思うのですが、メール(RSSでも読める)に関しては実は「1つのメールを数秒から30秒くらい」でさばくかもしれないので、実は3分って多いのではないかと思ったりします(メールという媒体で考えると)。

それで僕がどれくらい本を読むかのざっくりなものを提示しておくので、そういう人には微妙かもな、あくまで一例としてください。

2017年の読書数は66冊でした。これにkindle unlitemidなどの軽い本は含まれてません。感覚的には読んでいる方でしょう。月5冊ちょっとくらいですね。ジャンルはビジネスやなんか面白そうという感じで本を選んでいます。ちなみに、2018年今年は全然読んでいなくて、5ヶ月経過して4冊という数です(笑)

小説という意味では最近エモかったのは、藤田さんの「手を伸ばせ、そしてコマンドを入力しろ」です。この本はまだメモすらしてないのですが、エモかったのでまたちゃんと書いておきます。純粋な小説というよりも、文学に近いという感じでした。リアルとネットがクロスする(意図的にという感じはしない)感じが僕はかなり好きでしたね。

何を言いたいかというと、僕は文学作品へのアレルギーとかはなくて、むしろ文学作品は好きだということです。

ここまででいえるのは、

という2点がいえます。

さらに思い出したのですが、

さらにいえば、

というわけで、本がめっちゃ好きということが少しは伝わればいいかなと。当然世の中にはハイパーなスピードで読んだりする方もいるのでそこらへんはスルーです。

単なるミスマッチ

というわけで、ブンゴウメールに飽きた理由は当然わかるかと思いますが、一つ言えるのは、

というところです。

それで、ターゲット自体が本をそこまで読めてない人とか、忙しくて読めないけど何か読んでおきたいという人だったわけなので、そもそもターゲットではない(笑)ということになります。

ターゲットでないならなぜ使ったのかというと、それは僕の探究心や好奇心であって、とりあえず試したというだけです。面白そうならやるというのは、本ブログ読者ならある程度伝わっているはずです。

本好きな人は多分ブンゴウメールはそこまで面白くないはずです。例えばメロスであれば面白いなと思ったら多分自分で読みに行くか、買うか何かするのかなと。あと本好きなら文学がいけるなら読んでいる可能性もある。多分直観的には作者であるOnishiさんが本好きかどちらかということでかなり作りが分かれるのですが、本好き開発者が作ると詰め込みたくなるはずでそれをあえてライトにしているなら相当の使い手です。

また自分も軽く本を読めればいいというところであれば、実際はこういうサービスは作りきれない気がします。本への愛情がないとまず出来ないはずだと、そう感じました。

飽きた理由

本好きなユーザーが飽きた理由をざっと書き出しておきます。既にミスマッチであるということなので、開発には役立たないものの、ここから逆に本好きのためのサービスが生まれるかもしれません(笑)

というところでしょうか。

文学縛りでなければ、ブンゴウ感がないため、また青空文庫というリソースも使えないため厳しそうです。

これだけだと批判して終わりなので、アイデアを盛り込んでみます。

ブンゴウメールの良かったところ

面白かったところはかなりありました。それらを断片的に書いていきましょう。

というところです。

お手軽に何かお金もかけずに楽しめるエンタメといえば相当優れています。

こうすると面白くなるかもなアイデア

次にアイデアを考えていきます。切り口はいろいろありますが、本好きが面白いというものにすると全く違うサービスになりそうですし、それが良いとも思えません。またマネタイズをするアイデアが出せるかも微妙です。

そこらへんはあまり深く考えずざっくばらんに出してみます。

以上ざっくばらんですがアイデアを考えてみました。

ざっと考えて思ったのは、

というところです。2番目のエンタメとしてというのは、例えばインスタばえするブンゴウみたいなところで、きれいなフォントで読めるとかですかね。

例えば、【ブンゴウメール】走れメロス (29/31)を、およたりサービスを用いて、ちょっとしか入らないですが、

見た目で誤魔化せってことではないですが、インスタ映えライトユーザーには刺さるかも!?

こんな風にも出来たりすると、バカバカしいかもしれないですが意外に刺さるかもですね。文学読んでるんだよって言えるのはエモいです。楽しみ方は人それぞれということを許容する人とそれを楽しむ人がいるという意味で非常に健全な気がします。

マネタイズアイデア

みんな大好きお金の話です(笑)それは冗談として、Webサービスをマネタイズするのって普通に考えると大変です。普通に考えないと楽とかでなく、アイデアが求められます。とはいえ、僕がなんか良いアイデアを持っているとかではないので、こんなのどうかなというところのご参考に。

マネタイズはやはり広告メインになりがちですが、他にはマーケティングとしてここでは本を売りたい出版社など向けとか、あとは文学作品とかを早い段階で触れて欲しいとか思う親(学校)とか。ただ単純に親が本を読んでいる姿を見ているかとかって影響はされるかもなので、なんともです。ただ後天的にいかようにもできると思うのでそこらへんですね。

軽く振り返ってみる

Webサービスを盛り上げるとか、広げていくことって地味に難しいです。一方で地味に簡単なのは毎日何かやることなんですよね。

偉そうにいっていますが、僕が上のアイデアを出来るというわけでもないし、または全然正解でもないです。そこらへんは叩きとして遊んでもらえればいいというのがスタンスです。

僕自身Webサービスを運営していて思うのは、Web開発者や作成者の気持ちもある程度は分かるというのは、アイデアが出てこなくなったり、本当にこれでいいのかと悩んでしまうことです。一方で運用はわりと大変で、誰かが直してくれないので自分でやりきる必要があります。十分に人を雇って対応できていればそれはWebサービス事業であり、素晴らしいビジネスといえると思っています。

文学作品を扱うブンゴウメールは、文学ってなんだか暗い(笑)みたいなところ、そういえば俳句ネタでも同様のことを感じたのでまたアップしますが、スカッと清涼感が溢れる爽やかなサービスだと思いました。爽やかなために、良い意味でベテランにはそこまで好まれないはずです。逆にそれが特色であって、特徴であるので悪いわけじゃないんですね。

僕が何か貢献できることはなんだろうかと考えていくと、そこまで哲学はないのですが、やっぱアイデアで人のお役立ちをすることだと。ただそこに達します。先回のエントリーではアイデアは売れるみたいな(笑)金だ!みたいなこと書きましたが、お金にならないなら全て無価値ですよみたいなことを言わないためにも、自分がこれやってて楽しいをどんな形であれやったほうがいいと思いました。

それがWebサービスであり、アイデアを出すことであり、本を読むことであれ、色々なサービスを使うことであれ(大体僕のことです)、それらを組み合わせると「お、やるやん」みたいなところに少しはなるはずです、きっと多分。

アイデア出すのって楽しい!

おわりに

今回はWebサービスでブンゴウメールという爽やかなサービスについて考えてみました。Webサービスのアイデア出しは久しぶりな気がしますが、僕でよければガンガン考えるので良かったらご連絡ください。Twitterでも問い合わせでもなんでもどうぞ。最近はアイデア出しの場もやっているので、ブログ読者なら大歓迎です。一言メッセージを入れてどうぞ。

ただ全部対応はできないことはご容赦ください。例えば実際に使えなかったり、使う気が起きないとかそういうものです。それって多分ターゲットや依頼者が間違っているだけなので他をどうぞというだけです。

今回のブンゴウメール自体は、僕は非ターゲットでしたが、試しに使ったというのは僕が好奇心でやっただけなんですね。そういう試したことがあるサービスなら話が早いかなというところです。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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