シゴクリ

アイデアが枯れない3つの大事な秘密

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シゴトクリエイターの大橋です。

秘密なんてものではないんです。釣られた方は、それ以上の価値を約1万字をもってきちっとお伝えしますよ(笑)

いつも読んでるメルマガからヒントを得てお届けします。

アイデアの公式をつくる

いつも読んでるメルマガはこちらの高橋晋平さんのメルマガ。いやあ、面白いですね。個人的にはこの短さが好きですね。結構殿堂入りしているメルマガって長い印象がありますが、長くなっていくのか、元々長いのか分かりませんが。

考え方の公式とインプット (2016年4月4日発行) | 高橋晋平(アイデア・コークリエイター)の「企業をやめ、起業した僕の人生レポート」 – メルマ!

こちらの内容については、以下の言葉でまとめられています。全文短いのでぜひ読んでみてくださいね。

・いかに情報を集めているか
・集めるだけでなく消化してアウトプットしているか
・アウトプットすることを好きになっているか

上記、高橋晋平(アイデア・コークリエイター)の「企業をやめ、起業した僕の人生レポート」、「考え方の公式とインプット」より引用。http://melma.com/backnumber_198538_6338367/

実際に、これその通りだと思いまして、以下に感じたことをまとめていこうと思います。

いかに情報を集めているか

高橋さんのような実績あるアイデアマンですら、焦るというところは否めないわけです。僕自身も、アイデアマンとしてアイデアありまっせというところですが、じゃあ予習をして「依頼を先読み」して「依頼があったら、はいどうぞ」みたいな芸当は無理です(笑)

アイデア自体が枯れることは単純に植物でいえば、「水」が圧倒的になくなれば枯れます。トマトとかって水やりすぎちゃダメみたいですが、そういう例外はおいておいて。水がここでは情報といえます。

僕であれば、

まあキリがないですが、情報って色々あります。勘違いしてほしくないのは、情報が毎日30サイト情報を得てますって人が、じゃあ俺は60サイト見てやるっていって、情報量が2倍得られているからより仕事が磨かれるか。かなり怪しいです。

要はその情報なりを得たものをどう使っているかになります。使えない情報はゴミというと過激ですが、ポジティブにいえば、使えた情報とかリンクした情報(つまりアウトプットに持っていけることですが、後述します)として、より認知というか認識させておけばいいわけですね。

情報量は一定数は必要ですが、おそらく一般の新聞紙でも、見方によって全然異なります。これから企画の仕事をしたいという人がどれくらいいるか分かりませんが、ただビジネスのヒントが欲しい人はかなり多いと思います。それらの人で情報を得ているはずだけでアイデア出てこないなというと、多分「情報を得ているだけ」という状態になります。

これを自分で診断できたり、認知できればいいのですが、基本的に以下の話に続いてくので、まずは情報を集めているか、というところです。逆に「得ているだけ」の人は「得ている」事実はあるので次のステップへいくことになりますし、そうしてください(笑)

情報を消化しているか

集めた情報をただ「集めました」だけではほぼ価値がありません。

例えば、企画で使う場合、市場調査ほど大げさでなくていいし、調査なんて意味がないというのもあります。とはいえ、全くニーズがないのも困り者です。では、どうしたらいいのか?こういうふわっとしたものをどう着地させるかもアイデアや情報の得方によりますよね。

例えば、ランディングページを集めたという、そこそこ有名だと思っていますが、ランディングページ集めましたというサイトがあります。

 

このサイト、確かにランディングページを集めた「だけ」といえるのですが、当然その意図があるわけで、ランディングページのデザイン、その内容の流行りやどういうものがあるかを見たい人向け。またはデザイナーがここからクライアントに出すために使ってもいいですよね「こんなデザインありまっせ」のようにです。

じゃあ、このランディングページ集めました。をつくっている方はどう情報を集めるか?

当たり前ですが、ランディングページを結構な数見ているか、または一定数の数値で「今月はこれだけ」とか、色々サイト作成上の指標は「あるかも」しれませんし、ないかもしれません。とにかく「ランディングページ」を見たらストックしていく。ただ、それらは「このサイト」にまとめていくため、つまりアウトプットするから「集める」わけですね。

このサイトについて – ランディングページ集めました。

こちらではWebデザイナーさんでなく、Webディレクターさんということが分かります。そしてそういうランディングページ参考サイトがなかったので作ったと書かれています。

情報としては、日々の仕事に使えるものを共有しているという感じですね。こういう仕事などに使える、とくに自分が使うものは継続モデルがしっかりしてるので長続きしやすいですね。

情報の消化とは例えばここでは、単にランディングページだけを盲目的に集めるのではないというところでしょうか。

アウトプットが好きになっているか

最後にアウトプットの話です。

これはアウトプット自体は上の例なら、ランディングページを紹介するのが好きか。多分自分が好きとか使えそうって視点で「消化」をして、アウトプットをする。

そうすれば、インプット=ランディングページを見つける、消化=なるほどー、アウトプット=紹介する(追加する)という一連の流れができて、インプットも無駄にならず、むしろ、インプットしたことで、アウトプットになるので、人に感謝されます。使えるサイトありがとうと。

これらは結局サイクルとしてぐるぐると色々な頻度で周ります。何度も書いていることではありますが重要なことに、やはりこれらを環境として構築しているか、作れているかが大事です。

いくらランディングページを見ていても、アウトプットするサイトや場がないと(別にサイト作成だけがアウトプットではありません)結局アウトプット出来ず、インプットした情報が使えないままになります^^;

ここでは、アウトプットするのが楽しいとか好きになったら、インプットもスポンジが水を吸収するがごとく出来ます。楽しいですね。楽しさが楽しさを作り上げるということですね。

アイデアが枯れない秘密とは

上の話でアイデアが枯れる心配がないとは、結局、高橋さんのメルマガにもありますが、インプットをし続けることであるし、その情報を消化する=考えることでありますし、そしてアウトプットし続けることでもあります。

「し続ける」と書いてあるのは、それを1回とかやって終わりじゃダメなんですね。だからちょっとこれを初めて聞くと「え、そんなにやらなきゃいけないんすか」となるんですが、実際は「そうですね、やり続けるくらい・・・」好きとか、人に価値を与えられるとか、なんか「気持ち」が必要ですね。

悪いわけではないんですが、「楽してお金儲けたい」みたいな邪な(笑)考えがあってもいいんですが、そこでいう「楽」が「この公式」なりを回せるかですよね。楽じゃないよねと思ったら多分やらないと思うので、そういう人はやらないでしょう。

マッチョ的な印象もありますが、実はこれってシンプルに「好きなことをやっているから楽しい」以外にないんですね。なぜなら、インプット時点でも「おお、そんな視点があるのか、すごいなー」であるし、「考えている時には、なるほどここまで考えているのか、その視点は絶対自分にないなあ」とか、アウトプット時点では「面白い事例があってですね…ですよねー?」みたいなことになって学びとなります。

ここが一回でも体感できれば病み付きになるくらいかと思っています。全てにおいて、楽しいし、学びになるし、喜ばれるし、自分の仕事にもなるし、あれ仕事ってこんなに楽しくていいんだっけ?となります。

これはアイデアの話とか発想とか企画の話に思われがちなんですが、スペシャリストであったり、メーカーであったり、何でも変わらないはずです。カメラマンであったら、例えば同じ撮り方をし続ければいいなんて思っている人は多分いなくて、ちょっとずつ変えたり、もっといい方法がないかと思ったり。でもその時はベストのものを撮るのがカメラマンでしょう。

また自分の撮り方をどう説明するかを例えば簡単な講演会や人と話す時に「あれ、自分ってこういう面もあったなあ」ということに気づく、気付かされることもあるはずです。

メーカーというと企業のイメージです、単にものづくりをするという人とすると、ではその作りたいものや作ってみたいものはどこから得ているか?当然何かから得ていて、自分の知識や経験だけで「出てくる」ことはほぼないはずです。話す、見る、遊ぶ、を通して出てくるわけです。当然アウトプットは、作ったものですよね。かっこいい!

ここまで考えると秘密って大したことではなくなります。そうです、インプットしているか、それを消化しているか、そしてアウトプットをしているか、それが好きか。

それらを回しているか、回せているか。インプットだけとか、消化だけとか、アウトプットだけって多分あまり成立しないので、少なくともくるくるーと回す必要があります。PDCAサイクルを回すって言葉が簡単すぎるのですが、それぞれのプロセスが重すぎるとやっぱり全然周りません。水車みたいなものも、大きな水車ってものすごい水の勢いで回さないといけませんよね。でも、15センチくらいの水車ならどうでしょう。小さな水の流れでもいけそうです。水車を各プロセスで小さくできているか、小さいもので体感しているかがポイントですよね。

アイデアを出し続けるためにやっていること

最後に、お前はどないやねんってこともあると思うのでまとめてみたいと思います。こういうのって結局一人のやり方が大事であって、一般論とかではないですからね。

インプットとしてやっていること

まずはインプットとしてやっていることです。

他にもあるんでしょうけど、実際見てみてどうでしょう?大したことやってねーなって感じしませんか?実際に僕も「このインプットがすごいんすよ!」なんて言えないですし、皆さんがやれることをやっているだけに過ぎません。多分ここでは差がつかないですし、つけられないですよね。もちろん、有名人とか著名人でもあっても、結局お互いが著名であるだけで基本変わらないはずです。使えるリソースとかやり方は異なるんでしょうが。

情報の消化としてやっていること

次に消化です。情報を得たらどうするか。説明が難しいのですが、基本的に情報を情報として終わらせないためには、自分なりの解釈、考え、なんなんだ?突っ込みなどを入れていくことです。これは別に発言をソーシャルでするとかする必要もなくて、実際に自分がどう思ったかを考えることが大事なところです。

あまり出てきませんが、こんなところです。インプットからアウトプットへの流れではこんなふわっとしたあいまいな感じになっています。人によれば、これはアウトプットかも、インプットかも、どちらか分かりづらいですね。大事なのは雰囲気を伝えたいだけであって、インプットしたものがアウトプットにつながっていればこの消化って、アウトプットする前の「準備運動」「ストレッチ」的なものに近いですね。

逆に普段から考えてない、そのまま得ているだけの人はここで真っ白になります(笑)例えば、ニュースを得てそれを考えるってどういうことですか?という人は結構きついです。上から目線ではないんですが、その場合インプットについて考えるところから始まります。出来ている人はそのままアウトプットの話へどうぞ。

アウトプットとしてやっていること

ここがゴールでなく、一連の流れで出来ているかのあくまで1サイクルをみた場合最後のアウトプットとなります。

こんなところでしょうか。これらも別にやろうと思えば出来ることばかりです。並べてみるとそう感じます。

ポイントはこれらがサイクルとして回っていることです。インプットしたアイデアや話題をアウトプットがあるから使うし、使える。そのアウトプットしたものからさらにインプットにして、次こんなことやってみようとアイデアが出る。そんな連鎖ですよね。このサイクルが早ければ楽しいかもしれないですし、やる気って続きやすいです。継続しますよね。

水車が小さいイメージですね。大きな水車が悪いわけではないですが、自分一人でなくチームや組織で大きなプロジェクトをやる人はこの水車が大きい印象です。それはそれで達成感もありますが、水車を回す歯車の一部となり、何してんだっけ?ということにもなりかねません。アウトプットがある程度かけて出来ればいいですが出来ないと無駄だったのではないかと感じやすいからですね。当然そうならないとか、そう思わないような学びや仕掛けも大事ですね。

まとめ

インプットからアウトプット、そしてまたインプットからアウトプットの流れを今回は高橋さんのメルマガから気づいて、自分なりにまとめてみました。自分にも整理となりましたので、今後インプットからアウトプットどうやってんの?と言われたらこの記事を勧めてみたいと思います(笑)

みなさんもどうでしょうか。結局情報がすごいとか、アウトプットがすごいというよりも、個別で出来る出来ないもあるかもしれませんが、仕組みとして、システムとして動き続けることが大事だということが伝われば何よりです。

システムが回るので、じゃあインプットという具材や素材を「システム」に投下すれば、勝手にアウトプットになるというイメージです。カカオをチョコレートマシンに入れたら、カカオ豆をちゃんと加工してチョコレートに。当然あまった部分も再利用。いいですよね。まさにこのイメージで、カカオ豆みたいなものが情報であり、インプットフェーズ。

アウトプットはチョコレートであったり、上品なチョコから庶民的な?市販チョコまで様々です。アウトプットはチョコレートソースっぽいものでもいいし、チョコチップクッキーみたいなものでいいですし、パン屋さんの新しいチョコパンでもいいし、クロワッサンたい焼きの中にあるチョコでもいいですし、ケーキ屋さんのチョコでもいいですし、無限大ですね。

自分の中にシステム、僕はアイデア生産工場とか勝手に呼んでますが、あると大変楽しいです。作り方のコツとしては、当然何度もやっていって回っていく部分をちゃんと見つめて受け入れて、継続できているか、勝手にできそうな感覚が一番大事ですね。人に言われてもできないことは多いので自分が出来る「仕組み」を自分で考えてトライすることですね。ぜひやってみてください!

 

 

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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