シゴクリ

ガラケーの需要はまだまだあるという視点からアイデアを出す

公開日:

ネタはtogetterからです。

https://togetter.com/li/1813284

こういう視点を大事にする、観察する。他でできないかを考える癖をつける。というのがまあ大事という話です。

思い込みが常にあることを念頭に入れる

まずガラケー自体はもう誰も使ってない=使われない=不要というのがあるとします。実際はそうではないものの、「勝手に」思い込んでいるわけですね。

レコードやカセットテープ、PC98などの古いPCも需要があるようです。同様の視点で色々と観察してみてはどうか。頭が柔らかくなるかなと。

例えば、

みたいな感じで出てくるわけですね。これをあなたが見つけた視点でやると。観察ノックもこれと同様なので参考にしてみてください。

正解は常にないということ

上の話でいえば、ある種ガラケーニーズがあることが「正解」というように思ってしまう人がいそうですが、そういうことではないです。少なくとも僕はそう思っていません。つまり、唯一の正解があるなんてことではなくて、ガラケーニーズもあるし、そのニーズがないというのもあるし、どちらも事実だったりします。ここでは実はあるんだというのがニュース性や視点として面白いので取り上げるのであって、だから「ガラケーを出せば売れる」という絶対性ではないですよね。

もちろん、ガラケーを出しているということはそのニーズがあるし、それに答えるメーカーや携帯キャリアということでもありますけど(3Gは使えなくなりますが、4Gで使えるガラケーもあるはずですので)そういうことが正解ではないと。単にニーズにあったものを売る、商売やビジネスとしてはそれをやっているということですよね。

なので、思い込みがだめなのでなく、思い込みを疑いつつ、思い込みも再度活用するほうが一石二鳥というか、色々使えます。

つまり、一度ある概念があるのはしょうがないとして、それを疑ってアイデアを出す、さらにまた戻してアイデアを出すって感じです。

例えば、

というように、ビジネスアイデアとかでもいいのですけど、こういったネタを色々考えるとトレーニングできると思います。

要するに転んでもただでは起きない(笑)みたいな、こすってこすって何でも拾ってアイデアとしていく感じが僕は好きですね。

抽象スキルは常に使える

抽象化スキルみたいなものは、即効性はないです。即効性がないからこそ価値があると僕は考えています。

今回のガラケーの話を抽象化しておくと、少ないリソースで使いまわしが出来ます。色々ラベル化できますが、例えば「意外なもののニーズがある」というのでもいいし「ガラケーは今でもニーズがある」でもいいし、「昔のものは売れる」というのでもいいでしょう。

関連として、思いつくのは「ブームは10年後に来る」みたいなものがあります。たまごっちが未だにあるように、SNSはなくならずより広がってとはいえ結局「消える」感じがしています。連絡手段としてはいいけれど、何かバイアスや余分なものがあって、多分情報伝達みたいなニュース性だけで使えるのでなく人間が使うので余分な心理や思惑が入るんでしょうね、という意味でそれらのリスクが大きいと使いづらいと。

今回の事例を抽象化したらというだけなので、ここでピンとこなくても、観察したものを抽象引き出しに入れておけばいいということです。そして使う時に抽象→具体的にしてみることでアイデアが出てくるってわけですね。

例えば意外なものが売れるというものを閉まっておいたとしましょう。色々生活していて行動していて観察していて、意外なものというのを忘れていても、引き出しに入れていればいつか思い出せます(笑)だから即効性はないのであって、そこはある種の刺激やトリガーがあるかってことです。そういう意味で「昔読んだ本が未だに書店にあるんだな」というのは、ロングセラーなんだろうなという気づきになりますし、コンビニになぜか「ドライフルーツが多い」というのも、違いとして見ていくと面白いわけですね。おそらくドライフルーツは日持ちするし、ある種勉強する学生向けに売れていると予測できます(実際はどうかは仮説として検証してけばいいということで、正解ではないですよ)。

なので、具体事象は抽象化しておいて閉まっておく、そしてタイミングで使う。抽象化したものは、トリガーをうまくつかって刺激して引き出しから出して具体化する。みたいなことを繰り返すと、具体事例の収集時だろうが、抽象的な話だろうがどちらでもヒットします(アイデアの琴線に触れる)。これがコツですね。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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