ヒアリングをするとは一体なにか?

シゴトクリエイターの大橋です。

レイコーがうまい時期ですね。カフェではつめたいコーヒーゼリーも発売されており、そんな時期です。というか初夏ばりの温度ですね。

さて今回は、話を聞く、ヒアリングをする、そんなことについて普段どうやっているか、書いていきたいと思います。

僕が考えるヒアリング

文字通り、ヒアリングとは聴くなので、なんとなく耳に入れている聞くではありません。自分の存在をニュートラル(笑)にして、相手の発言を入れてどういうことかを考えていく。よく言っていますが、相手が言いたいことは、発話者の表現力では出せないこともあるため、そこを補ったり、疑問に思ったところを突っ込んでいきます。

間違えると、取り調べみたいになります(笑)ひどい場合ですが。インタビューやヒアリングなどのレベルが低いと「ただ質問事項を聞いている」だけです。これって確かに言った質問の答えは獲得出来るのですが、深まりません。よって、質問やインタビューとは何がゴールかを明確にしておかないと非常に曖昧な結果や回答にしかならないということです。

研究や調査だけで使う話でなく、相談者に対する聞き取りがめちゃくちゃ大事ということです。それができないと多分解決するとかスキルを提供する以前でつまづきます。

ややくどいですが、この点はアウトプットするものが一体なにかをある程度決めておく、つまりアウトプットの着地点というところでも触れた話です。何がゴールかは正解はなく、その状況やクライアントによって変わるのですが、そこが見えてないとお互いにモヤモヤして終わりますね(笑)それはぜひ避ける形には最低限すべきかなと思います。あえてモヤモヤってのもありますが、メタで見えないと辛そうです。

インターネット上で鍛え込んだコミュニケーション

僕はリアルでもそうですが、インターネット上でやり取りが多いためか、会話や挨拶か、そもそも言語メッセージが多いわけですが、テキストでやり取りが慣れています。

それはいいのですが、その点が普通になったために、あまりリアルベースの会話、インターネット上のチャット、メール、または書く言葉と話す言葉の境目というのがあまりありません。書くように話し、話すように書く。ですので、たまにそこに大橋がいるみたいだ、となるわけです。これは素直に嬉しいことです。元気になると言われることもあります。頑張れって言葉はあまり好きじゃないので踏ん張れって言葉を多用していますが、まあどちらも嫌いな人もいるかもしれません。

そういうコミュニケーションに慣れている時に、それが普通と思わないことが大事になります。面倒くさいと思うかもしれませんが、これが普通ではない、当たり前ではない、そういう意識をしています。ツーカーでいけると楽ですが、多くはそうでなく、とくに知らない関係であれば言葉を大分補ったりするわけです。

(自分は当たり前のように知っている)XXXというものがあって・・・

みたいな会話ですが、括弧書きをそのまま伝えたいのであなく、認知や認識がこっちにあると。でも相手はそれを知らないかもしれないし、知っているかもしれない。多くはそういうことが分からないですよね。そういう時に、それらを調整していくのが一つコミュニケーションスキルだと思います。

具体的には、XXXといっても分からないようなら、言葉を変えてみる。極端にいえば、スマートフォンが苦手な人には携帯電話といったり、テレビやビデオといったり、一般的にニュースや話題になっているようなことで代替してみる。これらは詩人でなく、比喩や知っている言葉の量、相手の状況や目線によって色々なやり方があります。どちらかというと語彙があるからでなく、そういう調整をしようとしているか、同時にそれで伝わるかのチェックを丁寧、というよりも厭わず出来るかどうかが大事だと思います。

ですので、概ねブログ記事も書いたものと印象が大きく異なることはないだろうし、こちらもそのままやっているので非常に楽です。嫌な人は来ないですし、楽ですよね。でもこの楽さって「何もしてない」楽ではないので、表現が難しいですね。努力すれば叶うとかではなく、そうではないところで試行錯誤しつつ色々見極めつつどうかって感じで書いているからですね。

まあ、そんな感じで、僕の中では書くも話すもしゃべるもネットも全部同じなんですが、そういう感覚までいく人ってなかなか書き言葉だけでなく人と話すのが好きだったり、わりと同化させる(相手が知らなくても同じ人間ではないか、価値観は違うのだけど)みたいな感覚がある人かなと思います。そういう人はすぐ分かるし、こちらも話していて楽しいですし、印象に残ります。

コミュニケーションスキルをベースにより磨ける

ヒアリングとかコミュニケーションスキルとかいっていますが、この力はめちゃくちゃ使えるのだろうと思い始めています。僕自身はそんなのわりと普通だったのですが、どうもそこまで軽く出来る人もいない感じがしてきたからです。これは手前味噌ですが、自慢ではありません。

どちらかというと、誰もがそういう自分が普通だけど結構使えるものって持っているんだなと、その一つが僕では会話等書き言葉等が全部コミュニケーションツールとして一気通貫して同じような感覚であるというものでした。

あなたもそういうもの多分あると思います。自分が普通だなあとか思っているものを挙げてもらったり、色々と経験をしていくと「差異」が取れるので、「あれ、もしかしてみんなこういうこと苦手だったりする?自分は気にならないし、むしろやりたいんだけど」みたいなことがあります。実はそれこそがシゴトの種かなと思います。

僕の場合はたまたまコミュニケーションみたいなことでした。それがそれぞれあなたにもあるはずだ、というわけで、それをベースに色々と発展させていくと楽しいのではないかという提案です。

実際に僕自身も毎日発見の連続で「あれ、これいけるんじゃないか」「これはダメだっぽいなあ」という失敗の連続でもあります。そういう感覚が多分消えてしまったりすると、潜在的に「鈍ってきた」気分になるので要注意って感じでチェックしていますね。

おわりに

どうやってそういうヒアリングやコミュニケーションを鍛えたかですが、学んだのがこれとかはないですね。多分、ライターであったらインタビューとか、人と話すのが好き(だけでなくその人の何が面白いかを検出するスキル)とか、アイデアを形にするのが好きとか、もはや色々なものが混ざりすぎていてこれだからできるってのは言い難いです。とはいえ全部何もないところからは生まれないので、色々やっていくと本当に地味ですが積み重なってきて最後に「結構大きな塊」になります。

それが実はスキルとか、出来ることとか、自分が提供出来るものなのかなあと思います。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。