猿が芸する居酒屋で外国人をがっちり集客する

一発ネタに近いですが、このネタ自体が悪いとか、一発ネタが悪いとは全く思っていません。

状況が悪い時には、なんでもいいからすがりたいし、その時妙な行動、多額の借金、勝てないところであえてやるという筋が悪すぎるものでなければ、やはり突破口としてなにかのアクションが必要だからです。

今回は本を読んでいて拾ってきたネタを紹介します。

※初出稿:2017年5月17日時点でのネタです。最新情報は適宜お調べくださいませ。

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ネタ元

ある本で知ったのですが、栃木県の宇都宮市にある「かやぶき」という居酒屋はなんと猿がおもてなしをしてくれるそうです。

「なんだ猿か」と思うかもしれませんが、それを外国人客が面白がり殺到ということが話題になっています。インバウンドを狙ったのかどうかは分かりませんが、地方にある普通の居酒屋で集客をする上ではこういった突破口アイデアもあるというネタです。

雰囲気はこんな感じ

宇都宮に外国人殺到!猿のおもてなしが熱い居酒屋「かやぶき」では、猿がおしぼりを持ってくるなど芸も披露されます。猿=動物=衛生上どうかというのもありますが、サルたちは食べ物に手を触れるわけではないということでそこは保健所の指導を当然クリアしているわけですね。

とはいえ、あえて猿をというのはなかなか出来ませんよね。店主の発想なのか、面白いアイデアです。

当然ですが、日本人でも地元の人に対してはどうかは分かりません。冷ややかな目でわりと浮いている存在かもしれませんが、一方で外国人客や日本の遠方から来る人は面白がるためそれがいいのかなと思います。

受けるアイデアは人それぞれ

猿が芸をする居酒屋。そう聞いて行きたいかどうかですよね。私はそこまで・・・というところですが、好きな方は好きなんだろうと思ったりします。一時期、猿が芸をするサーカス団みたいなものがあったり、流行ったこともありましたね。

栃木の小さな居酒屋と世界をつなぐニホンザルのおもてなしでは、店主が猿をお店に立たせた経緯も書かれています。面白いですね。

サーカス団、猿の楽団みたいなものになると猿+躾けコスト+その人などで相当人件費もかかります。ただこのかやぶきでは、店主がペットとして飼っていたニホンザルということなので、猿=集客コストなどと見ず、一緒の家族なのでそういう視点にはなりません。また店主が好きというのがポイントです。「猿」でなく「家族」であり「親子」なわけです。

見た目だけ真似ればいいわけじゃない

そういう部分を見ずに「猿」を入れれば集客出来るのだというのは安易過ぎます。おそらく、目に見えない躾けであったり、練習があるわけですからそれらをできるかどうか?その点も見逃せないところです。おそらく猿がものすごく好きでないと出来ないと感じます。

「おしぼり芸→話題→取材→海外に波及」ということで、話題がうまく広がっていったことになりますね。

集客をしたい側からすれば奇抜なアイデアでぱっと話題を短期的に作ることを狙いたいのも分かります。ただそれらは表面的であり、おそらく継続が出来ません。

今回で言えば猿芸をやることが表層的ということです。

実際はペット以上の家族のように飼っていて、しかも奥さんは飼うことすら反対してた、そういう状況でたまたまおしぼりを渡す芸が出来た、ある種の偶然でもあるといえるし、店主が可愛がっていつも一緒にいられる=仕事も出来る(仕事の時間も長いわけですから、ペットを一人にするわけにも行かないのは飼い主なら誰もが感じることでしょう)。

そういう課題がある中やられたアクションとなります。そこを見ずに継続はあり得ないと考えられます。

とくに奇抜なアイデアについてはこういった視点で「本当に取り入れられるか」「実際はどうなのか」をきちんと見ていくことがものすごく大事です。逆にそこを外していなければ大いに役立つアイデアになっているだろうと考えられます。

おわりに

かやぶきという名前を知っている人はそこまで多くないかもしれませんが、お猿さんが芸をしてくれる居酒屋というとかなり限られる気がします。実際に他であっても、先行者として知れ渡れば人が人を呼びますからね。

今回のネタから読み取ったのは、猿を使った広告宣伝をやればいいではないということです。家族であり親子であるという認識でないと、多分「一緒に店に出る」ことはできないですし、それらは家族愛と捉えたほうがスマートです。あと偶然もありますから。

例えば、自分の愛犬を家に置いておくのはかわいそうと考え、IoTサービスや預かってもらうマッチングサービスを作ったなら、それは売れるかどうかはおいておいて本物だといえます。しかし、とくに愛犬などいない人、経験値が低いか浅い人がそれをやると「すぐ辞めてしまう」取り組みにになるでしょう。

ネタを見て何を参考にするか。その参考にするポイントは捉え方次第ですが、本質や深い点であれば真似は難しいものですね。その点に留意して全ての事例は見ていく必要があるのは言うまでもありません。

ビジネスって面白い、アイデアの価値ってもっとある。そんなことを自分なりに伝えられないかという思いから、シゴトクリエイターをやっています。一緒に楽しいビジネスを生みだしていきましょう。

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