小さな立ち回りを疎かにしない

同じようなことを同じようにしていても結果は全く異なるみたいな話です。

とはいえ、レベルとしてはもっと些細というか細かいことで。

結論的には、小さなことを適当にしないみたいなことを言ってます。リバースエンジニアリングとか、帰納法じゃないですけど、逆にいえば小さいことでそうなら違うこともそうなのかなって感じの話でもあります。

印象が良いかどうかだけ

わりとフラットに立ち回る方なんですがそれでもどうしても駄目というかあかんということもあります。とはいえ、まだまだ青いなあと常に思っています(笑)

それはいいとして、ちょっと前に運営サービスで面白いなあと思うことがありました。

それは、

  • 自分のサイトを宣伝したいのはどちらも一緒(正確にいえばサービスなんだけど)
  • しかし、アプローチが異なった

という話です。

ちなみにあえてぼかしてるのと、情報的に公開したものでないですので、察してください。

立ち回りという言葉が最近好きなのでその言葉で説明してみます。

一方の立ち回りは、ルールに則りサービスを提示してきた。当たり前ですね。そのうえで当然好みそうなものだったかもというのはありますが、まずサービスでなければならない。

他方は、サービスですらなく、ただのサイト宣伝。ここでいうのはコーポレートサイトとか、単なるWebサイトのことです。

これだけなら「NG投稿だったな」くらいで終わるのですが、なんと前者も後者もビジネス的に同じようなことをしている型でした。

印象が良いのはどちらか?当然前者です。後者が駄目とか関わることはないとかまでいかないのですが、あえてマイナスがない世界だとしても、積極的に関わりたいまたは良いイメージがあるのは前者であって、後者は浮上したとしてもそれは0に近い。仮に僕が依頼をするとしても、全く別のほうがむしろ0に近い後者よりは良さそうとなる。

結論的には前者はプラスイメージとなり、後者は0に近くなるというだけなんですね。

その立ち回りは良いのか?

まだ話は続きます。

これだけだと、同じようなビジネスをしている人が宣伝をしたやり方がまずかったんだな、気をつけるかくらいで終わります。

しかし宣伝ということは僕は分かってますし、それらに対して何かマイナスイメージはないです。しつこければ困るのですが、まあそこはおいておいて。

面白いのは両者ともビジネスにおいて、マーケティングであるとか、営業とか、つまり一般よりもそれらに長けているといえるわけです。仕事でやっているからプロといっておきましょう。プロだからどうとかはおいておいて、専門性があり理解がある分野が「営業やらマーケティング」だとすると、それをもった立ち回りがそれだった。それそれいってますが、整理すると、

  • 自社または自分の専門的な仕事をしているところである
  • 知見が一定以上あるため、印象をどう思われるかなど、または宣伝効果があるなど、色々と戦術または戦略的に考えているであろうともいえる
  • 専門家の立ち回りがそれかというと、まあ評価にはならない

ということです。よりマイナス具合が強いってことですね。

ちなみに前者は、そこからマーケティングとしてより興味を持つというか、これは運ですが僕はたまたま知っていたので、より印象が強くなりました。

つまり、前者も後者も同じ立ち回りをした(実際にはNG送ってる点で違うんですがw)んだけど、こうも両極端に印象が変わるのは面白いよね、という話です。

あえていうなら攻めか、守りか

コンテンツマーケティングみたいな言葉って、守りだと思っていますが、一方で攻めって何かっていうとテレアポしかりガンガン行くやつですね。足で稼いでなんぼとか。

嫌いではないんですが僕は無理というか出来ないです。メンタル弱い(笑)そういう意味でその立ち回りをする人をリスペクトしたいところですが、それも限度というかやり方次第ですからね。プレッシャーを与えてはっぱをかけて営業だーみたいなのってあるんでしょうけど、つらそうですね。

それはそれとして、前者は守りで、後者は攻めだったんでしょう。

例えば、後者に限らず、NGをぶっこんで来る方は全部が全部ではないんですが、

  • 自分や自社のサイトがなんでもいいので載ればオッケー
  • 掲載ルールとか知らんがな、とりあえず載ればいい
  • 載らなくても別に他でやればいいでしょ。one of themだからいいっしょ

みたいな感じでしょう。まあ僕にそういう感覚が全くないわけでもないので多分理解できていると思います(笑)

ですが、これやられるとたまったものではないし、まあ「そういう立ち回り」の人と関わりたいとは思わない。なんか挨拶みたいな基本の立ち回りというかそういうレベルになってきます。

つまり、「おはよう」「おはようございます」って挨拶をすることで相手が返すとか。そんなことに近い。別に挨拶をすべきってルールではないんですが、立ち回りとしては話しやすいし、関係は作りやすい。少なくとも挨拶をしない人に積極的に話をしたいわけではないというところですかね。伝わりますか?挨拶しないからどうとか道徳の話ではないんですが。

実際には運営目線でいえば、そういう「NGぶっぱ」してくる人は、他でもone of themの精神でやるはずです。細部に宿るじゃないですけど、どう考えてもものすごくやばい多重人格!みたいなことでないと立ち回りって基本の動作、日常の習慣なりで決まってきます。普段やってないこといきなりできへんってだけですね。だからこそ、ぶっぱする人はぶっぱしてるだけです(笑)というか、例外があるかもしれないですけど、ここではスルーします。ブッパするのは例外で、普段はおとなしいとかもありですが、印象の話であれば、一期一会なんでぶっぱな人ですよね、で終わりですからね(笑)

後者は、同じように他でもブッパしているはずです。でブッパするから(ブッパってぶっ放しってことですw)、僕と同じようなスタンスならNGとなります。しかし数撃ちゃ当たるを頑張れる人もいるので、100あたれば1くらいみたいな(なんかありがちで怖いんですが)になって、そこで掲載されたりする。そこで掲載を認めた人も同じスタンスなんでしょう。そうすると、後者コミュニティみたいなになってく。まあこれも価値観っちゃ価値観で終わっちゃうんですけど、まあ判断要素は色々あれど、基本なしだなと思っています。

それらにリソースを割くのであれば、前者の話が分かりそうな、リスペクトできる人達で関わっていくほうが面白いというか、単にでなく人生おける立ち回りとしては良いだろうという判断をしているからですね。

人と合う時もそんな感じだったなあと

ずっと前ですが友人と出かけたことがあります。あるアートプロジェクトをやっていたときです。懐かしすぎて涙が出るくらいです(笑)

その時に出会ったというか友人の知り合いの人とあった時に意識したわけではないんですが、印象を話すことになっていて、その初見の方に言われた言葉を思い出しました。

簡単にいえば、「あなたはなんかすぐ否定したり、だめっていう人ですね」です(笑)今の僕を知っている人とか、まあこのブログ見ても否定だけで終わることはまずなくて、それなら代替案をって感じなので、否定だけはまずないです。

多分心当たりとしては「こういうことがあったんだけど、駄目だよね」といかそういう話を集中的にしたからかなと思います。でもその頃から、当時は10年くらい前なので、とくに変わった記憶がないです。多分印象としてその方には「駄目が多い人だな」とか「言葉として、駄目とか否定が多い」みたいな感じになったんでしょうね。

僕としては心外で、揚げ足取りでございますな、とか思ったんですが、そこを伝えるか、または伝えても上手く伝わらないことってあります。これが人と話して全部理解とかって超つらいってことであり、印象が形成されたり思い込まれるとなんともだなっていう話に関わってきます。僕も同じように思うこともあるので、その方が悪いとかってことではないんですけどね。

とはいえその方と話したいとか思ったことはないのでそこで終わりですよね。人の出会いってそんなものかなと。ここだけ切り取られれば人の出合いを大切にしないってことになるんですけど(笑)、文脈的にいえば、自分が印象を持つ以上に、相手も同様に印象を持つので、そのあたりが面白いなあと。

やや高度ですが気に入られる立ち回りをするほうがそうじゃないよりいいとかってありますが、これも背水の陣と同様で、結局その行為がどう思われるかって決定的にならないんですね。なぜなら逆に取る人もいるからですね。例えば、気に入られる立ち回りをしているのがかんに触るとかですよね(笑)まあ、それも程度によりけりで、とはいえ全くないのはどうよって人もいたり、そのあたりですよね。こういう感覚を面倒くさいとか、人間関係がいやだなって思う人もいると思うんですが、一方でいい感じでライトにかつ深くいける人もいるので、ぶっちゃけ人次第だし、色々な人(よい意味で)がいるだけかなと。そういう人に出合えてない場合は、多分ですが良い人に今後出会えるってことで楽しみにしてはどうでしょうかってちょっと偉そうですけどね(笑)

一つの行動に何を考え動くか

そんなサービス運営での気付きでした。

こちらが両者に何かを言ったりとかはないので、伝わることはないでしょう。ただ実際には狙いが同じでも大分違うなと。一挙手一投足からどう見るか、感じるか。まさに観察ですよね。

そういう意味でこうやって観察している人がいるぞって示すことで、そういう観察者に触れられるならば多分しっかり見られるので、本質とかもですが、普段の意識が試されるというだけですね。

どちらも同じことを狙いつつも立ち回りが乱暴かどうかだけで大分異なるって話でした。

反論としては、営業または攻めにおいては相手の事は知ったことか(笑)みたいなのはありそうですが、まあ論外ですよね。あと、担当者がやらされているだけという歩合またはブラッキーなこともありますが、それは同情しつつも、知らんがなとなりますよね。

数撃ちゃあたる理論もそれを正当化するだけにしてもらっても困るし、単にルールを確認するだけというよりも、掲載先なりどういうことかをサイトを見て理解しようとしてないだけだろうなと。これって広告媒体なりどう宣伝するかのとき、適当にぶっこめばオッケーみたいな感覚があるかもしれないですね。あと金出すからなんとかなる習慣があるとか(笑)

1万歩くらい譲って、よく分からなくてとりあえず出してみたとかはありそうです。まあそれも結局プラスにはならないだけなので、フラットに捉えているのですが「知らん人が来たなあ」くらいです。とくにそれだけで深いコメントもないんですね。ただ今回の話は後者はそれらを普通は理解しているだろうというところにおいてでした。それなら全然意味合いが異なってくるってことです。

おわりに

印象だけで全てが決まるとかは思わないです。ただ初見のときは立ち回りはわりと意識したほうがいいのかなと。それは損しない意味でです。

ただですね、損しないだけで立ち回りをしていても、無個性というか(笑)損しないだけで得も何も起こらないというか、面白くなくなることもあります。ここらへんどうすればいいとかってぶっちゃけわからないし、その人次第ですね。

というわけで、感じたことを共有してみました。と思わせつつ、実際には色々な立ち回りを見ているってことなので、運営するの結構楽しいんですよね。人の行動や心理を見るのはとても好きです。もちろんそれはコミュニケーションやら、面白さを求めているからであって、人を攻略するとか(笑)そういうのはないですねえ。心理学とかもそうですが、結局ツールなのでどう使うかだけですかね。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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