主観感情を客観的にして面白くする話

コミュニケーションの考察です。
自分の中では、感じたことや思ったことは「主観」だと思っています。ただ、これを「他人」に伝える瞬間、またはそうなると思うと、「客観性」の視点が生じます。
この「客観性」が入ることで、「主観」的なものを伝えるだけではなく、相手からみてどう思うかが入ると。この作用って名前が何かわからないんですが、多分「相互作用」みたいなものであるなと。
ほぼ自動的に僕はそれをしているし、人は無意識でやっていると思うって話です。そして、この処理が速ければ適応は早く、例えば同じことをAさんとBさんと違う言葉で説明できる=だからこそ、カスタマイズされて相手に伝わりやすいんじゃないか???って考えた話です。

自分が思ったことをどう伝えているか?

軽い図解です。
まず何でもいいのですが、脳内で1回目の処理が起きます。腹が減ったというのがいいかはおいておいて、悲しいとか、喜怒哀楽でもいいです。サッカーオリンピックが楽しいとかでもいいかなと。
そういう時、「サッカー楽しいですよね。オリンピックあるし」といったとします。相手に対して。これ伝わるかというと、例えば「オリンピックを知っているか」「サッカーなどスポーツが好きか」などの情報がないと、多分わからないんですよ。なので、言わないもあるんですが、ここでは言うと。
ただ、この精度として、N回というか、何度も超高速!?でくり返していって、「このあたりじゃないかな」という探り、あたりを付けていく感じで話していますと。
言語とはここで、「サッカー」とか「オリンピック」とか「好き」「楽しい」とかなんでもいいのですが、相手にそれで伝えてどう相手が感じるか。そこらへんのためのツールということです。自然言語としての日本語がどうとかの特徴はあれど、言葉ならなんでも一緒という前提です。なので、言葉でなくても、ジェスチャーでも良いと思っていて、当然相手がいきなり怒り出すとかもある。それが伝わらないということでもありますよね。

もう少し図解してみると、こんな感じです。
1回目の処理は却下され、2回目を採用しています。こんなシンプルな処理があって絶対こうなるわけでなく模式的に示したということです。
もともとこの話は、
- 僕は自分の言葉で話しているつもり、書いているが、
- 他者がそこにあることで、それが変わる、客観っぽい
- 一体これは、主観でも客観でもないのでは?別にどちらもでいいけど、どういうことだろう?
という自分の疑問から始まっています。
こうやって書いて初めて、主観から始まり、客観想定され、主観に戻り、自分の思いをそのまま「出す」だけでは違うなと。そして相手に応じて伝え方を変えるのだ。
ということが有意義ということが分かります。稀にこれを相手に迎合するとかって言っちゃう人がいますが、それとは全く違うかなと。この場合を迎合といっちゃうと、押し付けしかしない人といっているようなものですから、そこはまずいんじゃないかと。
なので「お腹すいた」も伝え方で変わるというのはよくありそうだし、普通にあると。そして「お腹すいた」状態を医者ではないですが、適切にどれくらい空いたかを伝えるのは結構難しくないかと。比喩でもいいですが、それを尽くしても伝わらないものは伝わらないのではないか。
お腹が千切れそうだとかっていっても、どうなるか。背中と腹の皮がひっつきそうだとかもありますよね(笑)それでもなおって感じです。
その伝わらなさは、前提としてあったほうが僕は良いと思っています。そうであるから、伝えようとするからですかね。
そこに面白さをいれたい説

そういう主観なんだけど客観的にみて、調整を入れていくみたいなことを脳内でやっているわけですね。それは誰でも程度はあれやっている気がしますと。
そのうえで、僕は端的にいって、相手が面白いと思えることをやろうとしています。上で「ひゃっはー」が面白いかどうかはおいておいて、何か相手が笑顔になったり、笑ったり、または適切に伝えるようにしたいってことですね。
これは「俺スタイル」と書いていますけど、多分僕の性質であり個性であり、才能かもしれません。これについて相手のためにコストをかけるという感覚はほぼゼロだからです。当然資料を作るとか、時間がかかったりするし、言葉を変えるとか、表現をすれば書く時間はかかりますよ。
ですが、そこへの時間意識は思ったほど(相手が想定するほど)ないというのが実態です。つまり、労せず感謝される系ってことなんだろうなと。薄々気づいていたのですがこれは様々なコミュニケーションをする時に、効力を発揮します。
相手からすれば、
- なんで私のことを覚えてくれていたり、色々理解をしてくれるのだろう
- 表層でなく深いところで理解頂くのでありがたい
- こちらの分かる言葉で話してもらえる
- 様々な切り口をもってコミュニケーションしてくれるので、話が色々と楽しい
みたいなことになることが多いみたいです。僕が言うとなんか照れくさいですが、こういう事が多いんですね。
ということを、ガッと受け入れてそこを活かすにはどうすればいいか。そんなことを考えていくのが最近面白いです。うまく使えば色々な人を触媒ではないですがつなげられるし、またそこからインプットと合うプットをさらに高めていけるバフ効果ができると。
逆に失敗すると、ネガティブにいえば、かき乱して散らかすことになります(笑)
という意味では、収束は苦手で、発散の方がいいんでしょうね。収束したりまとめたりは、あーこういう図解とか概念はもちろんまとめられますが、無理にまとめるとかは苦手なんですよね。これもまとめられる予感がしてやっているのですが、でもプロトタイプというか、仮説でしかなくて。
それが確固たる自信とか固まっているぞというと多分それはないです。というかそうやって生きている感じですね(笑)
今回は以上です。コミュニケーションする時の俺メモみたいになりましたが、何かヒントがあれば嬉しいです。
筆者プロフィール

- 「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は400超。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介、仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューやお問い合わせはお気軽にどうぞ。
最新の投稿
アイデアネタ2025年2月14日トミカは納車待ちで世界をつくる
アイデアネタ2025年2月13日カレンダーという身近で処分しがちなものを活用するアイデアが素晴らしい
シゴクリラジオ2025年2月12日シゴクリラジオ!だーやまさんと営業ってめちゃくちゃ面白いを学ぶ
アイデアネタ2025年2月12日アイデアを形にする方法は多分無限にあるけれど、そのうち1つでいいのでやってみるが大事