何かを辞めるときは何かがはじまるとき
何かを辞める時は、実は何かのスタートかもしれないという話を書いてみます。
ポジティブに辞めるを捉えていこうっていう話ですね。
辞めるってネガティブイメージが強い
辞める。この言葉はなぜかネガティブです。背景に上手くいかなかった、失敗したというのが透けて見えることがあるからですね。
失敗したこと=悪いことであるという潜在的に近い何かがあるわけです。そんなことはないんですけどね。とはいえ失敗も色々ありますのでここでいうのは、自分が何かチャレンジしてみたことという話ですよ。
辞めるに似た言葉は、退職であるとか、目標を立てたけど辞めた(やることすら忘れたり)ということですね。やってきた仕事を辞めるのもですが、学校を辞めたり、色々な立場を捨てたり、色々ですね。
これだけみると、その人や仕事など大事なものを捨てたという感じがします。ですが、人は死ななければ、その後も人生が続いてきますし、続きます。
スペースが空くので余裕が生まれる
辞めた直後は余裕がないかもしれませんが、その後しばらくすると、ぽっかりと何かが空きます。これは時間的余裕とか金銭的余裕とかなんでもいいのですが、多分それ以上に精神やリソースや意識を割かなくていいという余裕なんじゃないかと思います。
何かをついつい考えてしまう前のめりなものならいいのですが、「あれを考えないとだめだとか、考えないといけない」という義務感があると大分違いますからね。紙一重、ほぼ一緒かもしれません。
そうやって余裕が生まれると、今度はさあその余裕をどうするか?となります。
実際に辞める前はやっていたことがあって、それがなくなって今はないから、どうするかと考えるフェーズに移る。この時、なんで次どうするかとか、何か考えるかというと、そもそもやっているとかやってないとか関係なくて、ついつい何かをやろうとする姿勢や意識や性格、企画的資質とか、チャレンジ精神みたいなのがインストールされているからなのかなと。
全くそういう余裕があってものんびりする人もいるわけですし、そうでない人もいる。自分はどういうタイプか見極めたいところですね。当然僕はなにか仕掛けたいというタイプです。
新しいことを始める
余裕が生まれたから、何もしなくてもいい・・・わけでなく、これはもう人生であり姿勢の問題ですが(笑)何かしようと考えます。なんでもいいんです。でも、なるべくならメリハリがあるというか、自分がやりたいことに近いほうがいいと。
当然のめりこめるもので、義務としてやるとかはないよね。当然人と関わっていくものがいいとか。まあ色々出てくるはずです。
そういうふわっとしたり、色々出てきたものを今度は「新しいこと」として始める。実はこういう新しいことは実は以前もやっていた繰り返しでしかないのかなと、ふと思うことがあります。そんなに人は変わらないのだなと思う一方、変わる面もあるのかなと。
僕なんかでいえば、Web本屋をやるといってましたが、これ学生時代のとき考えた「私設図書館構想」という謎の企画がありまして(笑)これと変わらないです。出来なかったけど、今でもあるのかないのか、京都にある私設図書館の方と話をしにいった覚えがあります。京都は学生が勉強するというスペースがなかったのか、京大付近なのか、なんかそういう有料自習室があるのが特徴だなあと今でも思っています。最近は分かりませんが。今でいえばコワーキングスペースのほうがしっくりかもしれませんね。コスタディスペースみたいな。
また始めたよ、あいつ(笑)みたいな感じも自分の中でありつつも、前よりはうまくできるというか、前とは違って今度はこうだみたいな。その繰り返しだけでしかないなあと思っています。
つまり、やりたいことは何度も何度もやりたいと思うし、チャンスというか何度も機会があるからその時をちゃんと掴んでやるって感じです。辞める時ってちょうど良い機会になりやすいんですよね。
辞めた時は振り返るチャンス
振り返りの話は何度も書いていますが、こういう辞めた後は振り返りのチャンスです。色々あったから振り返ってみよう。これは良いことなんじゃないかなと思います。
それらのやったことが自分の血肉となり、糧になる。次に進むためのきっと良い材料となりステップになるはずです。
そうやって振り返ったものがある、また再度やってみたいことがある。これらがあれば大丈夫。あとはやってやって最後にどうなるか。見ていくだけです。
言葉では簡単だけど、それをやるのが難しいって?いや、ガタガタ言わずにやりましょう(笑)
おわりに
何かを辞める時こそ次の新しい何かの準備の期間であり、次のステップになるのかなと最近感じています。
そういう意味で辞めることはかなりポジティブです。逆にネガティブに捉える人が多い場合はそういう環境に疑問を持ったほうがいいかもしれないくらいです。もちろんただ辞めるだけだと駄目なんですが、このあたりの説明が難しいところですね。
一点だけいうなら、辞めるという場合、同時になんでやってたかという意図がなければ、辞めるも何となく辞めるになりますから。言語化や感情整理が上手くなければこれらもうまく説明できないはずです。ただ常に説明できるか(自分の感情は感情だ!)というとそうでもないので、なんともです。かなり冷静に見て意図が当初でなければ、大いに惑うかなくらいです。惑わず直観全開でいける人もいるわけですから。
とはいえ全て論理で決まるとかは全く思ってなくて、迷ったら直観でGOです。それまでにどこまで考えられるかが大事というところですね。
筆者プロフィール
- 「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介、仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューやお問い合わせはお気軽にどうぞ。
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