シゴトクリエイターがやっている営業の仕方

シゴトクリエイターの大橋です。

友人のライブに遊びにいってきたんですが、やっぱパフォーマーに自分がなりたいとかって一ミリも感じないんですけど(笑)やってるパフォーマーやクリエイターな人ってすげーなあといつも思います。褒めてますよ。

例えば、「子が生まれたので娘のために一曲書きました。」これってさらっといってるので、何も引っかからないんですが、僕がいえるかというと言えないわけですよ。僕であれば「ビジネスを作って」みたいなところでしょうか。または「シゴトをつくって」というところでしょうか。

その実績や価値や説得力はもはや自分を成長させていくしかないですね。ドラゴンボールが好きでなくても、自分の成長をしないと面白くないし、一緒に成長するって青臭いですけど、そういう人たくさんいて、なんていうか楽しいですよね。格好つけるものから、不器用なところから。そつなく上手くやるってそれも価値ですけど、そういうことじゃないなんだなとも思いますよ。もちろん上手くやれるほうがいいとかあるんですけど(笑)

ここで言いたいのは多様性であり、また表現が異なっても、クリエイティブといえば、ビジネスを作るとか仕事を作ること、楽器を演奏するって僕の中ではかなり一緒です。理由はアイデアというのが根底にあるから、同じに見えるんですね。

長くなりましたが、今回は営業の仕方というところで、シゴトづくりとか、どう商品を売っていくかというところの話をしてみます。

シゴトクリエイターの営業手法

大分前にメモしていて遅くなったのですが、文系フリーランスということで黒田さんのブログ文系フリーランスって 食べていけるの?が面白いです。文系って弱い印象がありますけどパワフルですよね(笑)

とくに、今回はフリーランスの私がやっている20のマーケティング手法を全て公開します!を参考にして、僕も普段やっていることをアウトプットしていきたいと思います。また、営業せずに案件を獲得した一風変わった方法も興味深く営業したかどうかよりも、営業をしている意識がないのが大事だなと思って見ていました。

どちらかといえば、自分ができそうなことをやってもらって、またその視点もあるんだといえば取り入れたりって感じでどうぞ。

1.ブログを書く

ごく当たり前過ぎて拍子抜けする方も多いと思いますが、ブログを書くとは、コンテンツマーケティング、とりわけブログマーケティングといえます。要は、見込み客に見てもらって問い合わせを頂くということです。今年から始めているわけですが、信じてもらうしかないのですが(笑)、やる始める前は「うまくいくのかね」という半信半疑でしたが、「自分は営業としてプッシュしていけるの?」というと「NO」というかできないので、インバウンドで待つためにはそれくらいやらないという話です。

やってみて、10月頃から問い合わせを頂きつつ、11月にお仕事をもらうという流れができました。ブログだけですよ。もちろんこれにあわせ技を使ってもいいですが、ブログを書くこと自体でシゴトにする意識はないので(アフィリエイターみたいなことです)、着地として発注してもらうことが一個できたので、これはあとは件数を伸ばすとか、一定の頻度でもらうとか、またその案件規模を大きくするとかそういう話になっていきます。

またこの事例を使うことで自分の体験を持って話せるので、これをもってさらにシゴトを作る(例えばブログコンサルなどです)ことも出来るわけですね。ちなみにこの時、PV100万でーみたいな話は一切スルーです。そういう人に見て欲しいならそういう人がいるわけですから。その分値段が張りますよね(笑)じゃあ実績が薄い人は安くていいか?そういうことではないんですが、まあそれらも頃合いで変えていけばいいのだと思います。要は、事例→シゴトづくりということの場合、チャレンジをしていくことであってあまり大きく考えない方がいいというもあります。もちろんあえて炎上的なことをしろというのでもありませんよ。

逆に言えば僕みたいに営業ができない!やったことないし!みたいな人はブログはおすすめです。一応文章が普通に書けるスペックがあることに越したことはないのですが、なくても慣れればある程度は出来るというのが相場です。やりながら勉強していってというところですね。最初は誰でも初心者です。

2.ココナラをやる

ココナラ結構やっていますが、当初より大分価格を上げています。とはいえこれは有料化の考察でも書いたのですが、その価格で買う人と仕事をしたい、つまりお客さんになって欲しいというのがあります。これは自分の価値というか、価格をぼっているとかでもなくて適切だという価格です。まだまだ安い=お買い得という認識があります。とくに価格付けでお試しというところであればよりライトな値段になっちゃうんですけどね。

ココナラはそこのプラットフォームで実績を作るとか商売トレーニングとかテストマーケとしてやっています。もちろん最初の頃はがっつりスキルを売るということでしたがやっていくうちにそんな気づきとなりました。9月の記事ですが、AdRotateを使った広告掲載シゴトの作り方実践例なんかは近い話ですね。

もちろんココナラ上でとなっているので発展性は低いんですけど、これは自分のネットワークやお客さんの札数という話であって、お客さんがいれば全然レバレッジというか、てこの原理が効くので、例えばココナラで500円でも効果が確認できれば、それを多分適正な値段で外で売れるんですよね。このあたりはもはやシゴト作って試していくとか、やってる人でないと分かりづらい感覚です。ですが理屈でいっても、価値とはマッチングでありコミュニケーションでしかないのでココナラというのもプラットフォームの中だけで泳ぐのか、そこからあがって他を見てみるか、外から見られる視点を持っているかで全く意味が違うということです。

もちろんブログもそうです。ブログを書けばシゴトが来るなんていうのは甘いわけでして、どうすれば来るか。それを戦略を立てたりしないと駄目ですね。もちろんお問い合わせ頂ければぜひぜひ(笑)

3.本を書く

電子書籍書いています。ココナラ実践からのノウハウと、ちょっと表現的に多分売れないだろうな(笑)と思って書いた1冊と合計2冊です。3冊目はクラウドソーシングノウハウ系でいこうとしたんですが、モチベーション的に今年中にすら出せないので別のアウトプットで消えそうです。

実験的にアイデアを冊子にまとめて売るのもやったりしてます。ただ劣化するので微妙だなと。

電子書籍を書くこと自体でそこからシゴトにつながるには冊数が少なすぎる、つまり売れる部数がボリュームとして1,000は欲しい感じです。本当にシゴトにつなげたいならですよ。もちろん100部以下でもシゴトにしている人は探せばいるかもですが、あまりなさそうです。

僕も100部程度でそこからはシゴトになったことはありません。ただ、自分の考え方を整理する意味では非常に有意義です。あと貯めていけば、ブログとかであれば広告収益くらいにしかなりませんが、本であれば本を読むというところでamazonのkindleなどでアプローチの仕方も変えられます。

これも一つの営業ですね。

4.サービスを運営する

アイデアシェアというコンペサービスと、Webサービスを宣伝できるWebサービス集めましたというサービスをやっています。他にブレストサービスもありますが、全然手を付けてないですね(笑)

サービスってそれ自体で収益を上げれば一番いいですが、いきなりそれを狙うのも大変です。まずは手始めにということでやっているところです。

実際に今の位置づけは当初と変わっていますが、アイデアシェア自体はシゴトクリエイターのフロント商品に近い位置づけです。もちろんアイデアコンペ出来るというのは分かりやすいわけでして、その質は問われるわけですが。一方で依頼する方は良かったなら大橋に頼んでみようという動線ですね。

Web集めはシゴトになりづらそうですが、法人サービスなら逆提案してブレストいかがですかといってもいいし、実際に登録頂いたというコミュニケーションがあるのでメールがしやすいわけですね。こういう仕掛けは大事ですね。ガンガンこれでシゴトが取れる!というわけではないんですが、地味に成果を出すということで、サービスをやりたいとか、またそれを営業のフロントとするのは大いにありかなと思います。

Web制作会社が色々なWebサービス作るみたいな手法に近いかもしれませんねー。

気になる方は使ってみて下さい。

5.Twitterをやる

ブログの更新通知とかですね。ただこれって普段Twitterを使ってないとただの通知アカウントになって全然駄目なのでそれはなしです。よって、Twitterは普通に遊びながらそこに通知を入れています。定期ツイートとかもしてますね。

Twitterからシゴトはないですね。もちろんこれも連絡ツールとして用いることは普通にしています。Twitterは好きなサービスですね。

6.クラウドソーシングをやる

かなりウォッチしている方だと思いますが、これもコンペ自体が少ないのと、コンペ=その仕事で終わりなので、単発で続かないです。ちなみにコンペで結果を出してもその後に案件化するものは・・・記憶にないので、おそらく仕事内容もあるんでしょうが、アイデアや企画では厳しいか、クライアントやプラットフォームというところですかね。

これは営業手法に入れているのは、リピートしなくても、実績はプラットフォームで評価されれば優位に働くということですね。ランサーズであればLancer of the Yearを受賞しているのでそこまでいけば露出も増えるというところですね。ただ現状LOYだからといって何かということはありません。むしろ、自信や評価の一つになったというところが大きいですね。

ただ、これもやってないと生まれなかったことです。こういうところは好みというか、継続できそうかもありますし、やり方次第ですかね。

7.他で発信する

ブログ以外でも、企画ラボで【企画の本】アイデアの神様はアイデアを考えぬくと降りてくる(前編)を寄稿させてもらったりとか。こういうのって連載とかがっちり持つとまあ結局そのアウトプットが負荷になるので、ブログとどう共存させるか、位置づけとかの課題になるわけですね。

後、最近はネットラジオでVoicyやってますが、こういう試みは常に変化させつつ、変えていくのがいいですよね。

8.サービスを使う

シゴトになるという感覚よりも入り込むみたいなことでやっています。いわゆるβ版やアーリーなWebサービスを早めに使ってそのテストやモニター的な位置づけでぶっこむことです。運営側に色々と言ったりします(笑)もちろん、単に駄目とかはなくて、改善提案をしています。

コミュニケーションが入るので悪い印象にはなりづらいです。むしろまともな人なら、そんなこといってくれてありがとうとお礼を言われます。別にお礼を狙っているわけではないんですが。

そこからコミュニケーションをして、こちらの出来ることを提案するという営業の仕方はかなり自分が好むやり方です。相手も何かサービスや具体的に見える形がないとやりづらいわけで、これはこちらのサービスなのか相手のサービスなのか、友達作りでいえば相手が声をかけるのかこっちが相手に声をかけるのか、結局仲良くなればどっちも変わらないという感覚の元でいっています。これが極度に違和感があればおすすめできません(笑)

実際に無理にシゴトをさせてくださいみたいなのはちょっとできないというかしんどいので、何かあればって感じです。もちろんその時に何をやっているか、そういうアピール出来ることがあれば言っておきますよ。それを会話の中で入れていくことが僕の特徴というか、まあ他の方がどうとかはそこまで知らないのですが、得意技としてやっています。

だからテンプレとしてこれをやれってことでなく、僕がやっているのは、サービスを使う→面白そう→レビューする→オフィスいけたりお茶できるならアポ取って対面みたいなことを普通にやっています。コミュニケーション力が問われると思われがちですが、中の人(サービスを作る側)の人ってユーザの声を聞きたがっているので悪い扱いはされないはずです。逆にされたら多分なんらかの問題があるといってもいいかもしれません(笑)

あとは、対面時にちゃんとフィードバックすることでしょうか。営業の強引なやり口だと思いますがアポ取ればなんとでもなる(笑)みたいな人は、嘘ギリギリのネタでアポとか・・・危ないですよね。あと、因縁ではないですが、問題を起こして合うとか。もはや営業でもなくただの違法というか、やっちゃ駄目ですね。

ちゃんとフィードバックとさらっといってますが、フィードバックするにはちゃんと視点があったりどういうところで使ったか。そのあたりをちゃんとやってなければ「え、なにこの人暇なの?」みたいなだけしかならないのと、相手も業務時間なわけですから有益なものになるようにしましょうね。というかこれは、ただ合うだけでなくってことですね。ここで価値を与えられれば印象に残りますし、後々面白いことになるかなと思って僕はやってます。

これをメインでやれるかっていうと、僕のようにサービス使って面白いとかそれをネタにしたり、学びの元としているとかサイクルがないときついかなとも思います。

サービスを使ってこと自体は誰でも出来ます。ただ一歩先にということで、フィードバックする。これやってみるのは億劫かもしれませんが、自分がいいと思ったらやる感じでやってますね。

9.最近どうかということをたまにする

久しぶりの人に最近何やっているかって聞くと意外に面白いことをやっていて誰か紹介とか、違う話になったりして面白いです。

どちらかといえばこれはそういう関係性をどの程度構築できるかって話ですかね。最近どうですかって聞くこと自体は真似してもそれだけなので(笑)関係性のほうが価値ですね。

同業者でもいいですし、お客さんでもいいですし、このあたりもっと色々できそうだと思うので試していきたいですね。

10.メルマガを書く

明示的にメルマガとブログは違うというか、内容が仮に一緒でも、伝わり方がブログを見にいくのと、メールを見るという視点なので異なります。

メルマガはお客さん視点でいえば、メールが来る、入ってくる。今週も読むみたいな感じですね。ブログは見に行く、チェックする、今回はそんな記事かとか。

メルマガとかメールは好きでして、続けています。メルマガから仕事の依頼はまだ早いですが、地味にやっていって、コミュニケーションが続く、または忘れづらいように話をしていくって感じですね。つなぐメディアですね。もちろん話がつまらなさすぎると駄目ですが、逆に言えば普通の話ならオッケーです。普通とは、そのメルマガのテーマにあうとか、もっといえば自分が成長して伝えようとするとか、何か伝えたいことがあるとかでもいいと思います。それで成立できます。

もちろんそのメルマガで何をするかですが、例えばコミュニケーションをとっていって、最近どうですかといってニーズを聞き出すはありですし、結構やりやすいです。なぜならメルマガでコミュニケーションをしているからですね。

 

営業手法としてやっていないこと

逆にやっていないことというか、大変そうなことはやっていません。明らかに効率化すれば出来るとかって意外にそこまでいくのが大変です。

1.Facebookの運用

個人で遊び程度にはやっていますが、ガチで使ってない感じですね。ただメッセージサービスとしては普通につかっているので、投稿ほとんどしてないって感じですね。例えばFacebookやるならブログでアウトプットしたものをシェアするみたいなことをやっています。

2.訪問系の営業

当たり前ですが、営業でプッシュは僕は心が持ちません。もちろんそういうテレアポとか心折れながらやってる方もいるかもしれませんが、向いている人に任せましょう(笑)

最近あった営業の方だと、インサイドセールスっぽい切り口で、何か売るというよりヒアリングしてくるのでレベルあがってんなー!とか感心したりしています(笑)

僕もそうですが、いきなり何か売るって駄目ですし、話をする感じがいいですよね。もちろんその話も世間話ではないので、有益なものを出す、準備した上でですね。相手のことを知らないのであればそこから始めてその次って感じですね。

テレアポはもちろん、電話もそうですし、何かプッシュはしていませんし、これからもしないでしょう。

3.広告

広告系は資金があれば出来る話と捉えています。もっともきちっとコンスタントに売上があって、そこから広告宣伝費として出しても回るならグッドです。しかし小さい規模であればあえてやってもやってもやらなくても一緒、リスティング広告などもそうですが低予算で出来るけど、効果も低いみたいなこともありますし、それが普通とも言えます。ノウハウがあれば低予算でも結果を出せるかもしれませんが。

広告でなく広報視点で、相手が取り上げたくなるようなものや、仕事をつくることでそれがさらに営業になるということをしたほうが筋がいいですね。

もちろんこれは事業であれば広告は必須でもあるので、その加減ですよね。正解はないですが、現状広告出して何かってのはないですね。

4.セミナー開催

セミナー等を仕掛けて何かというのはやっていません。やれなくもないのですが、今までプライベート的枠?で色々やってきたのですが、集客がネックです。それだけですね。

だから人がやっているところに飛び込むのはリスクもなく楽そうですね。まあ講師やるならやるよーとかは言うわけですけど。でもそれくらいです。

これも気が向いたらですが、個人で動くならやはり誰かとチームを組んだりがベターですね。今後やっても面白いかもですね。

おわりに

ざっとやっていることを洗い出してみました。他にもやっていると思いますが、基本的に仕事をして信頼してもらって次につなげる。よほど仕事の質が低いとかコミュニケーションがまずいのでなければリピートは出来るかと。

逆に言えば環境や仕組みが整ってないということで、リピートできてないのは勿体無いわけですね。新規を取るのが大変なわけですから。

人のことをそこまでいえる立場ではないですが、まあシゴトクリエイターのやり方というところでご参考になれば幸いです。

大事なことは営業するぞーといってアクションして何かサービスの話をして買わせるのが営業ではないってことです。多分売る営業マンはそういう感じではやってなくて、もちろん「売ります、買ってね!」といって通じるのは「数でアタックして取れるものがあった」からです。がそれはしんどいです・・・。

よって、会話をするとか、コミュニケーションをするとか、何か生活行動の中にさらっと入れていくこと、それが僕は大事だなと思っています。そうしないと営業→受注→制作→納品みたいなことをフリーでは全部やるわけなので切り替えも大変です。働き方という意味では集中したいところに投下するのが筋がいい、またはコントロールできるのがいいわけなのでそこが大事になるわけですね。

継続というか、うまく回るやり方がいいってことですね。このあたりは正解はないので、あなたに合うやり方をぜひ探してみましょうって感じです。

例えばブログは書けないけど動画は撮れるって人は動画でやっていけばいいわけですしね。シンプルにいきましょう。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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