マイペースでいいなどの軽い小ネタ

最近、修造先生の日めくりカレンダーを買ってみました。かなりポエミーな感じも受けつつも、「君は本気か、僕は本気だ」と訴えかけるのは迫力しか感じません。

僕はそういうキャラクタではないですが(笑)そういうのも面白いと思ったりします。本気になれない方は多分笑うだけで終わるのですが、本気の人は多分笑わずにしっかりとメッセージとして感じる方です。騙されたと思って試してみて下さい(笑)

今回は、シゴトづくりに直結するわけではないですが、いくつか小ネタをご紹介。そこから何かシゴトのヒントにしてもらえれば嬉しいです。

街角の女性はアネロバッグを持っている

こちらの記事を見てそういえばーと思って見渡すと結構アネロな人がいます。イメージとしては、結構細身な女性が街乗り自転車(ビアンキとか、メロンみたいな色のやつです(笑))に乗ってるイメージです。実際に可愛らしいデザインはわりと細身の男性にも受けそうな感じはします。

近ごろよく見る「あのリュック」 アジアで大人気、実は日本生まれ

これ実は日本でしかも大阪本社なんですよね。逆輸入という感じで、アジアで話題を作って国内に入れると。このパターン最近しっかりと手法化されているというか、狙ったものがたまたま目立っているか分かりませんが、ポケモンGOなんかそんな感じでしたよね。

あまり見すぎると怪しまれますが、女性のカバンが何か。観察すると楽しいですね。ちなみに上のアネロカバンを背負った女性は、スタイリストなどのイメージが勝手にあります。よく美容院とかの前には、小洒落た自転車が置いてありませんか?そうでもない?あれスタッフが乗っていると思うんですが、ママチャリだと理容室みたいなそんな感じですね。

ちなみにカバンを買う時、アネロを見たことがありますが、確かに意外に量は入るし、値段も手頃感があり良い印象があります。デザインが何より可愛いですね。シックなものはあまりないと思いますが、おしゃれメンズならぜひ(笑)

このネタで言えるのは、何かを広めたいとか何か売り出したい時に流れを作りたい。そういう時、地元や国内からやらずにあえて外から周辺からやるっていうのも手だなという話です。

関連しそうな話として、地元では当たり前のものだから価値を見出しづらいとか見出してないものってかなりありますよね。観光客の目線で見えればお宝が見つかるかもしれませんね。

ヒラクさんのコラムが面白い。

小倉ヒラクさんという名前が印象的な方がいます。コラムが面白いです。

お気楽に生きるという処世術。では、マイペースにやってますというのがはったりですと言い切ってます(笑)はったりであるかどうかの真実はどちらもでいいのですが、実際に長い期間で自分の好きなことを疲れない感じでやるには、その通りだなあと感じます。

僕もマイペース派というか、自分のペースを作れないのにやってもパフォーマンスもそうですがやっぱちゃんと向き合えないし出来ないから全く同感です。それを意図的に言うかまたは言わないか、またはどのように見せるかは考え方次第なんですけど、珍獣という点で放置されるのが理想というのは笑いました(笑)

僕はよくどんなシゴトをしてるんですか?何やってるんですか?は相当聞かれます。面倒くさいことが多いので適当に答えたりしていますが、自分のことを言い切れるのは名刺を作って言えた部分が大きいです。一方でコミュニティが違ったり、ステレオタイプな人だと質問が多くて面倒なことが多いです(笑)逆によくわかっているレアキャラな人ですが、あまり聞いてきません。わかってる人だなーとか思います。まあお互いにレアキャラだから珍獣静寂みたいな感じなんでしょうけどね(笑)

ヒラクさんの分析は面白くて、ある種夢を叶えなきゃいけない、夢を叶えました、または自分ってすごい!ってアピールしなきゃいけない人は(適宜実績のアピールは大事ですが)、確かに根底に「自分は憧れてもらったりするほうがやる気になる」みたいなマインドはありそうです。要は目立ちたがり屋とか、そういう手法しか「自分の良さ」を見せることができないといってもいい。もちろんそうではない人もいるかもしれないですが、ものさしとしてはかなり少ない方だろうなあとか。そういうものに振り回されない人って、ものさしが多いから「ふーん」というかスルーしている気がします。まさに僕がそういうスルーマンなのですけどね。

あともう一個も面白いのでこちらもぜひ読んでみて下さい。

知的基礎体力。ものごとを続けるために必要な力。

こちらの記事では、知的基礎体力ということで、基礎をやりまくってきて、しつこさが過剰で優等生とかではない良い意味のヤバさがある。そういう話が書かれています。頭の良さ=頭の回転が早いってことだけではない、まさにそうだなと。

最近出された発酵文化人類学というこれもマニアックな感じがしますが、発酵というのってじわじわ感があって面白いですよね。その出版の裏というか、戦略も相当やるなーという感じなので、出版のやり方や売り方という以上に、どういう現状でどうするといい感じになるか、そんなところに注目するとよりヒラク感を楽しめる気がします。

【発酵文化人類学】一週間で重版出来!の舞台裏。マーケットではなくコミュニティに届ける。

こちらのネタとしては、そうですね、マイペースとか考え方とかってわりと一個人のやり方や考え方って、世の中のすぐ分かる、利益だ!メリットだ!それ意味あるの?お金?だ!みたいなのに比べると分かりづらい。例えば哲学って意味あるの?みたいなくらい簡単に「意味ないよねー」と言えてしまうんですね。

とはいえ言えるけど、問えるけど、本質ってやっぱ分かりづらいし、ある程度考えたり後で分かるものが多い。10年後20年後に後からじわじわ分かるものってやっぱすぐ分からないんですね。もちろんこれ「伝わらない何か」を正当化しているんでなく、スピードとかやり方とかって色々あるよねって話です。僕のスタンスもマイペース=遅いというステレオタイプがありがちなので、そしてそういう人達は僕も含めて「駄目なんじゃないか」って思いがちです。僕もそうです(笑)全然駄目なんじゃないかとか、全く思わないですよー!なんて常に強い人ではありません。

でも、実際は世の中はモノクロではないし、もっとカラフルだし、「え、こんな人でも生きられるの」(笑)みたいな言い方間違えると失礼な感じですが、あ、ヒラクさんのことではなく、もっと多様だなと思ってます。そういう多様感ってもう付き合う人を増やしたり知るしかないなと。そういう意味で自分も応援というか「駄目じゃないです。それいいですよ!」というスタイルでいきたいなあと感じたところです。

ですので、マイペースでやれば絶対叶うなんてことはいいませんが、そのペース悪くないんじゃないかなあとか、別に早ければいいとかそういうことでもない。というよりも、マイペース!とハッタリをかましてその裏でめっちゃ戦略的なギャップがヒラクさんは面白いですよねー。ぜひ観察対象として見てもらえると面白いのではないでしょうか。

電子書籍もかなりおすすめですよ(笑)

自由なアパレルショップから感じる世界

あるアパレルショップつまりセレクトショップで、服や靴などが売ってるところです。入ったことがありませんが、値段が高そうで入れないというのが本音です。

このお店面白くて、よく休暇を取られるんですよ。休暇って1日とかそういうことでなく、1ヶ月とか、3ヶ月とか月単位です(笑)

お金持ちオーナーとか、色々な世界を勝手に想像して楽しんでいるんですが、フランス人がバカンスであっはーとかそういうレベルではなく、普通にもっと休んでいる気がします。もっともそれ以外でシゴトをしているかもしれないしそこは分かりません。

こういうのって「働けよー」って思いますか?そうじゃないですよね。「いいよなあ」という人が多いと思います。僕もそうです。あくせく働くなら休みたいですよね。もちろん働くというのも面白いなら働くわけなのでどう働くかですよね。

自分のやり方から先程のヒラクさんではないですが、マイペースを感じます。裏ではめっちゃ戦略的かもしれません。

似たような話で、あるカフェが営業時間を限定されてやっているのを見たことがありました。1日における時間帯限定でなく、週に2,3回という感じです。それ以外は教室か何か自分のシゴトをするということが書かれていたと思います。これもマイペースだなと思います。このペース、非常に良いと思うんですね。自分のやりたいペースだからこそ、最もパフォーマンスを出せる。

これ当然人から言われてこうしてくださいって言われた「ペース」もありえるんですが、基本的に決めるとか配分は自分で決めるのが鉄則です。前もちらっと書いた気がしますが、確かランサーズのイベントで合った方は半年休んで自主制作自主活動をして、残り半年でクライアントのシゴトをするといってました。面白すぎますよね。これもマイペースだなと思いました。

働き方っていうと、「オン」状態を意識しがちです。何時間働くかって。でも逆に「オフ」と言わなくても良いんですが、どれくらい休みたいか、何を休みに入れたいか、またはオンの頻度とかどういうトリガーで動くか。そこらへんを含めてマイペースとか、働き方を考えたいですね。

自由ってたまにその「在り方」だけが羨望というか羨ましいと思われがちですが、その手前にある設計ややり方など、またはその人がなぜそうしているかは見られない事が多いですよね。多分そちらのどうしてそうしているかがめちゃくちゃ大事で、それがあってのマイペースかなと。マイペース=その人の考え+見えるペースということですね。マイがないペースってただの言われたやり方でしかないので、解釈も哲学もないと。それではつまらないし、やってもすぐ終わりそうです(笑)

動くと変わる。一歩ずつ変える

メルマガでも少し書いたんですが、結局ココだなと最近感じます。一歩とうと本当に一歩でいいのかい?って思う人もいると思います。

アイデアや企画も言うだけとか机上でもわりと大変ですけど(笑)まあ出来るとします。でも、それを形にしていく、実現化になると壁がたくさんあります、よね。

僕はそういう時一歩ずつしかやらないしやれないなと思います。もちろん効率化や自動化は大事ですが、省略して5歩飛び越えてやろう。そういう考えをすると多くは、絶対にではないですよ、なんと実は足踏みしかしてない、前に進んでないことになります。

思考的にはこうです。

「あーこれやらないといけないけど、なんとか一気にできないかな」

「飛び越えてこうやってやればいいじゃん」

(結局やれない)

「あー何も進んでない、あーあ」

となって停止ということです。これを一歩ずつであれば、

「一歩やるしかない。面倒だけどやろう」

(一歩はやった)

「一歩は進んだから次やろう」

ということで、既に2歩目に進んでいます。この違いはものすごく大きい。停止している人はまた「1歩目」をやらなければならない。正確にいえば「1歩目」をまた繰り返すことになる。次もまた「停止」の可能性が高い。

悪循環とはそういうことです。そういうときは何か断ち切るスイッチややり方を変えたりという工夫が必要です。もちろんただサボっているだけならやりましょう(笑)自分の気持ちとかでは超えられない壁であれば、他人に頼りましょう。

一歩を馬鹿にせずやること。人間って不思議で一歩やると次が楽というか最初より楽なんですね。そういうのを馬鹿にせずにやれるとシゴトづくりだけでなく、色々とアクティブになるかなと。気分の問題もありますけどね。

インプットをもりもりする

最近はとくにインプットを重視しています。アウトプットもしていますが、それ以上にインプットしないと駄目だなーみたいなことを感じています。

生産性はインプットが少なくてもアウトプット出来る率を上げることですけど、とはいえ、インプットなきところに何もなしなので、そこから入れて考えてまた出して、また入れてーの繰り返しです。消化していくんですね。そこから出てくるものはやっぱ濃いですし、自分も再発見したり、気付きを得られて楽しい。

もちろんインプットだけしていればいいとか、本を読んでさえいればいいなんてことはないので、ぜひインプットしまくったらアウトプットしてどんどん一歩進んでいくのがいいと思います。

おわりに

今回は軽い小ネタとしてお届けしたつもりですが、マイペースのネタが強かったですかね。

自分なりのマイペースの取り組み方や設計の仕方、または自分なりのやり方が見えればしめたものです。それを改良したり色々工夫していけばエンジンは止まらずに回し続けられます。

今回はそんなところで。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

違和感で発想のやり方が学べます

日常生活で感じる違和感を用いて、アイデアを出すやり方が学べます。「違和感発想法」は誰でも気軽に出来るサービスです。

LINE公式アカウント登録で無料で学べます。気になる方はチェックしてみて下さい。