メモを取ってアウトプットするのは素敵なことじゃないか

考えたことをどこまでアウトプットするか、あとは誰に言うか、どう形にするかなどの話です。

仕事っぽくないので、アウトプット術って感じでしょうか。

寝かせすぎるとややもつれる

ばばっとメモしたことをかなり寝かせて半年以上、メモしたものをこの間アウトプットしていきました。実際にその間に代わってしまったり、新しいものが出てきたりすることもあって、「あれ、これ面白かったのになあ」ということもよくあります。つまり今は面白く感じないなど。

こういうこともあるので、半年はやりすぎかなと思っています。ただ、寝かせても良いような「固い」メモもあるわけです。固いとは、ちょっとやそっとで分からないこと、または「なんかモヤモヤするな、違うけど言語化できんぞ」という類です。

こういったことがない人はいいとか悪いとかいうよりも、行動とかが足りてないことが多いです。単純に多くはうまくいかないことのフィードバックだからですね。行動しろ行動こそみたいなのは言い過ぎるとあれですけど、行動しなさすぎて問題ないというのもあります。

違う視点でいえば、考慮がたりなさすぎてそれで今までやってこれたからというちょっとなあという考えにもなりかねません。

そういうわけで、寝かせる期間とか決まらないのですけど、寝かせすぎては駄目だねということはわかりました。

気になったらすぐ調べるは有効か?

何を有効とするかですが、実際に気になったことは即調べるは「意識は高い」のはいいですが、一方でその高モチベは保ちづらいです。

物理的には、1日にどれくらい「調べたいこと」があるでしょうか。1個、3個?それとも10個?もっと?それをその場で調べられる「時間」があればいいのですが、大体はないはずです。

ここでいえるのは、1個の調べ物が数秒で終わるなら調べるけど、そうでないものは後でという理屈もありそうです。ただ実践としては、調べたいことメモが溜まるだけで、どこで時間をとるの?というのが普通な気がします。少なくとも僕はそうです。

そうなると、「気になったら調べる」は意識としてはいいけど、「調べることもあるけど、そうでないこともある」となっていって、考えるかどうかのリソース配分の話になります。

つまり、「調べることがある」→「そもそも調べるかどうか」を後で考えるみたいな。大事なのはそれならメモしなきゃいいでなく「メモをして忘れない」けど、「あとで取捨選択をする」ということでしょうか。

1日10個メモが増えていくとして、一週間で70個。でも毎日は3個くらいはいけるけど、週末に平日15個やても、55個溜まる。で、これ全部調べますか?という話です。やりたくないと思ったらすぐ終わるわけです。

ではどこで55個を調べる時間を作るか、調べたいのか?それ調べてどうするのか?ということになります。

例えばブログのネタになるからなら、そのままネタになるから調べられます。ただこれもブログを書いて運営する意識に変換されるわけで、今度はブログでどこまでやりたいかになります。結果的に意識がどこで終わるかだけか、どこまで見てやるかだけですね。

仕事のネタとして、企画的には色々な情報とアイデア、または考えが大事です。その場合もどこまでやるか、突っ込むか。どういう視点で切るか。それだけなんですけど、考え出すと結構ハマります。

有限の時間で調べ物という好奇心の反映をどう考えていくかはいわゆる知的労働みたいなカテゴリかもしれませんが、実際にどうするかは結論はないです。ないというか、人によってどうやっていくかだけですね。その分配間違っているとかもないですし、合ってるもないなあと。

そういう意味で仕事術的なものがうまく腑に落ちない、なかなか形に出来ないのは、わりと答えが出ています。それぞれの意識レベル、読者のレベルが異なり過ぎて、まあやれることもあるしやれないこともあるってだけですね。

気になったら調べるは有効というか、それもありだけど、それだけでも駄目かなという感じです。つまり寝かせても寝かせすぎても駄目。早く調べ過ぎれば時間がないんじゃない?ということです。好奇心を殺す?ためにメモを一定量にするのは筋が悪いですね。なぜなら実践としては、1日10個というか、1個もあれば20個もあれば日によって好奇心なんて体調しかりで色々変わるからですね(笑)

見せる場、言う相手などで最適な箱を作る

自分の一つの結論というか現在のやり方はこれです。

つまり、Aというネタはどう人に話すか。未加工でもわりと関係があってダラダラいけるならそれでもいけると。でも、Aをかなり加工しないと伝わらないなら加工すると。もちろんそれがブログだったり、メルマガ、SNSでもいいし、仕事の話ネタとか、もちろん企画のネタとしてもいいでしょう。そういう箱があれば便利です。

実際に僕に「物理的な箱」はないですが、これこっちで使ったらいいんじゃないかという再分配、最適解?はあると思っていて、もちろんそれが常に最適解かは分からないけれど、そうやっています。

それは気分でやることもあるけれど、大体は思ったり感じたことは書いておいて出すかどうかはまた別という感じでしょうか。

加工をすれば時間も労力もかかります。未加工なら楽ですね。ただネタを何度も使うなら、編集をしたい。その場合、軽く話して受けがいいなら、軽く流してみて受けがいいならそれをというのも非常に理にかなうというか、賢いやり方でしょう。ブログ記事で受けたものを掘り下げていくのは正しい戦略ですが、この方法が面白いのは「先に何か出さないと受けるかどうかは永久に分からない」というだけですね。知ってもらえればという仮定形は、実は「知ってもらうためには何か泥臭いことでもやる」ことを良しとするか、それはちょっとというかだけなんですね。ここ大事なんですが、その意識、高モチベに持っていくには、なんとなくではまずは無理そうです。

箱はインターネットだけでなくてももちろんよくて、普段話す人でも、SNSでもいいし、色々と工夫すればたくさんの「話し手」があります。話し手が多くてストレスなら元も子もないですけど、それでいけるならそういう話せる人の数は単純に力というか、魅力になりますし、色々な角度があるからいいですよね。箱というと失礼ですけど、実際に人と話して一つの箱やまたは最適な箱を作っていくイメージでしょうか。

このやり方であれば、寝かせる箱とか、すぐ出す箱とか色々ラベルをはって決めていけばいいとなります。面白いというか、結果的にそうなっています(笑)

ライフハック的にはメモを消化しないと気持ち悪くする

僕のやり方は、メモに書いたものを終わったらボールペンで消すというやり方です。これでやると、線が引っ張って消してないものは未消化ということになります。ちなみに終わったメモは捨てます。

これによって、どうするかですが、僕のやり方ですけど、

  • 好奇心に応じてメモをする
  • 好奇心の数とか気づきの数だけメモが増える(紙の枚数や文字数や項目数など)
  • 後でメモを見直して箱にラベリング、調べて消すなどを繰り返す
  • 全部消したらメモを捨てる。消えてないなら消化する

ここでの消化とはアウトプットと同義です。

このやり方をすると、「メモがある」かつ「未消化で消してないもの」があると「なんかざわざわ」することになります。というかそうなるようにしました。

暑い夜にシャワーなり風呂なりを入らずに寝るのは気持ち悪いと思いますが、他には歯磨きせずに寝るとか、そういうのを起こさせて、「気持ち良い」という状態を目指すということです。

これも万能ではないです。なぜならメモが増えすぎると「まあいっか」(笑)となるからですね。まあ万能なのはないので、これも一つのやり方ということで。

このおかげで、メモがある状態でなく「メモがなくなる状態」をキープしようとします。もちろんこれも有限な時間をどう使うかだけです。

結局なんでも、仕組みがあってもそれに対して時間などリソースがある程度ないと出来ないっていうシンプルな話になります。

メモを寝かせる弊害

メモとか書いたものを寝かせて見直してとかもありなんですが、これって物理的なメモをおいておくってことでなく、単に新鮮な頭で見直せばいいだけのことですから、デジタルデータにしておいても問題ないです。

問題としては寝かせることで、自分の記憶、感動、共感してもらうキーワードまで「忘れる」ことです。ここまできたら「メモを見て何か書くことが出来ない」状態です。これがたくさんあると「メモ」としては失敗していますから、まあ使えないですね。そうならないようなメモのとり方って実は高度な気がします。高度というか、練習して数をこなさないと取れないかなと。

ちなみに僕はこの手のメモをインタビューやら人の話やらメモをして自分の意見はどうだろうかということをわりとやった気がするのでなれている方でしょう。上には上がいるしということでそれがどうとかはおいておいて、結局練習ですね。

たまにありますが、ほとんどメモするってことはそれなりに何かあったからメモするので、それこそ新鮮な記憶のうちにやることに越したことはありません。ただくどいですがメモしたものを全て起こせるのか、全てやるかは難しいからそこで取捨選択していく感じになりますね。

おわりに

メモを取ること、それをアウトプットすること、そして自分の知的好奇心を活かしながら生活することという感じです。それがメモを書いてアウトプットすることになります。

表面的な感想では多分「そのメモの意味が分からない」人もいるかもしれませんが、単にメモをしてアウトプットして自己満足というか、好奇心を満たしただけでも全然オッケーです。さらに副産物としては、何か話題があったり、何かの話に自分の話を付与したり、相手に提案をするためのネタがあったりとまあ話が面白くならない「わけ」がありません。つまり、話が面白くなります。

これは違和感発想法とかでも言ったものと一緒です。その違和感をメモしていって調べていけば、あなたの視点ができる。それだけです。あなたの視点がおもしろいとかどうかは後付けですけどね(笑)ただ自分がこれ面白いと思った!を共感したり共有すること。そういうのを通して磨いていくしかないだけですね。そうすると結果的に面白い話が出るとか、面白いことを話せるネタが常にある(笑)という感じで充実するのではないかなと。もちろんそれを目指さしたいとか、そういう感覚になったらでの話ですが。

ちなみに僕はそこまで高モチベではないですけど、人と話すなら楽しい話とか面白いよねという感じにしたいと大体思っています。つまらない話は眠たくなるし、実際に寝ちゃうので体は正直ですね(笑)それだけでないこともありますが。

今回はこんな感じで。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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