広告マグネット活用をネタにしてアイデア出しをやってみよう

アイデアはどこから生まれてくるかというと、インプットからです。あと、そのインプットの組み合わせでしかない。

小さなネタでもなんでもいいからひとまず考えたり、インプットしてみる。もちろんアウトプットする方向性として、なんでやるか、何をしたいか、どういうサービスや商品を提供したいかというものがなければすべて通過します(笑)

今回は、小さなネタを拾ってここからどう膨らませられるかを考えてみます。あなたもぜひ自分の意識している分野や仕事やサービスで考えてみて下さい。

マグネット広告を自分シールに再利用するアイデア

見つけたネタはこちらです。togetterで埋め込み出来るんですね。全然知りませんでした(笑)

ちょっと長いですが見てもらえると、水道屋さんのマグネット広告などがよくあるわけですが、そのシール部分を剥がして、自分の好きなシールを貼って、あとはカッターなどで切る。

そうするとオリジナルスマグネットシール!が出来るというアイデアです。企業からしたらたまったものではないわけですが、とはいえ多くのマグネット広告は捨てられるし、捨てるので捨てるものを活用するという意味でグッドアイデアです。

このアイデアを見て何かヒラメキますか?

簡単にいえば、

既存のマグネット=シール+マグネット

に分解して、

オリジナルマグネットステッカー=オリジナルシール+マグネット

ということで、マグネット部分を利用したわけですね。

ではここから何かアイデアが出せないか考えてみましょう。

マグネットアイデアからアイデアを考える

まずいくつかポイントがあります。冒頭でも書いたように何で使えそうか以上に自分の興味や今の課題やお困りごとや何かしたいことなど、フックが必要です。これはあなたも何か持っていればそのフックを使ってみて下さい。

僕でいえば、

  1. 最近振り返りというのが大きな価値であり、記事の価値自体も高めになり、独自のコンテンツとなっている。振り返るという視点はやはり面白い。振り返りマグネット?付箋より再利用出来るやつ。
  2. 鳥写真をTwitterAPIで集めたものは面白いけどサービス化までに勉強することが多くて断念。でも好きがアレばやりたい。あ、鳥シールとか楽しそう。
  3. 読書をする時にしおりがなくて困ることが多い。読んだら栞を戻さずにそのまま本に入れっぱなしということも多い。戻ってくる栞というか、忘れない工夫とか何か出来ないか。
  4. コースターとか夏場はよく使うけど、濡れた面を拭き取ったり、勝手に乾いてくれると助かる。一番イヤなのはコップ底面が濡れてキーボード等にかかってしまうこと。

などです。

このフック自体は他愛もないことばかりです。というか、生活したりしていれば出てくるはずです。生活っていうと抽象的ですが何か出してみて下さい(笑)不満が0個の人はいないはず。

最初の振り返りは、振り返りマグネットというものになりそうです。具体的にはホワイトボードや冷蔵庫とかに貼ることができるので、「今週とかカレンダーの子の日は何かしよう。例えば精算をするとか、家計簿チェックするとか」そういう目印に使えます。

また、振り返りというのを仮にホワイトボードを使っている場合、PDCAのような目次やツリーや分かりやすいビジュアルがなくても、アイコンシールを貼っておけば(そのあたりはカラー印刷して貼るとか、シール・ステッカー印刷をすれば完成度が更に高まりますね)面白そうです。

鳥写真ネタは、単に鳥さんの写真をはってステッカーにすればなんだか美しい気がします。冷蔵庫に鳥がたくさん止まっているのはいいですね。

読書栞はマグネットをそのままでは無理ですが、やや厚めの栞として使えばそれを活用できるかはおいておいて、一つの切り口にはなりそうです。マグネットをしおりにしても良いようなデザインシールにするといいかもしれません。

最後にコースター代わりにすればマグネットは水をはじくでしょうからいいかもしれません。ただ濡れてしまう点は回避できないので課題の解決にはなっていません。

人のコメントをみてアイデアを膨らませる

今回のネタ=インプットから、自分のフックになりえるお題や不満や気づきを重ねてアイデアを少し考えてみました。

他にも、上のtogetterではコメントがあるのでそこを活用してアイデアを考えるのもありでしょう。

マグネット自体は最近は薄くなっており冷蔵庫に張り付くけれど何か一緒に貼り付けられないという点が不満があるようです。確かに何もつかないので利用価値がない・・・企業も大変でしょうが、何かを貼り付けられないマグネットの価値も考えものですね。どうすればマグネット自体の価値を上げられるか?という切り口にもなりそうです。

はがせることを知らない人も多そうです。僕も知りませんでした。誰もやらないけど思い立ったらやってみると意外なリターンが得られるという面白いネタですね。

子どもと遊ぶというコメントもありますね。子どもたちと一緒に好きなステッカーを作れるのは楽しそうです。それ冷蔵庫に貼れるので、自分でお絵かきをしたらそれを貼るなどが使えそうです。

創作としてステッカーを作る人はまあ剥がす手間もかかりますが、マグネット材料費が節約できますよね(笑)数が足りないですが、プロトタイプとして作るには十分ですよね。

シールも切れば同じ形の小さなシールも作れそうです。ミニマグネットとか、アイデア次第でできそうですね。

100円鏡の裏に貼ってマグネット鏡として使うのは賢いですね。

カレーの香辛料レシピを貼るとか、冷蔵庫に入れて良い悪い野菜を貼り付けるとかも賢いですね。紙に印刷すると場所を取るけれど、直接貼るくらい小さくすれば面白そうです。

おわりに

日常の何気ないというよりもTwitterで見かけたネタも膨らませたりヒントになるということが分かります。もちろん興味がなければ刺さらないですが、気になったものを試すでもいいし、ネタとして考えてみるのもいいよねという話です。

ちなみにうちでは、広告チラシなどは生ゴミの水切り代わりによく使ってますね(笑)こういうアイデアは生活ネタであまり刺さるものではなくても、色々と速攻で使えるから面白いですよね。多くは捨ててしまうと欲しい時に困ったりしますよね。

日常にいっぱいヒントはあります。ぜひネタをフックを活用して、自分なりのアイデアをたくさん出してみて下さい。

最後にまとめると、

ネタはニュースでも活用アイデア自体でもいいし、他の人のTweetでもなんでもオッケーです。そして自分のフックとは、関心事や抱えている課題や不満や新しいアイデアが欲しいことや仕事ネタや企画ネタなどなんでも構いません。それらを重ねると色々と出てくるという話です。

もちろん、このマグネットステッカーを僕がやることはないのですが、栓抜きがなくても紙で開けられるみたいなハックがありますけど、何か使える時がくるかもしれません。また僕であればこういうアイデアが「日常生活シーン」や「広告を活用する」上で、逆利用を狙う事ができます。

例えば、剥がれやすい「マグネット」を使うことで「再利用」を促す。そうすることで逆に「どこかの広告マグネットは剥がれやすい」という認知を得て覚えてもらう(笑)などです。

他にもこういう日常生活をしているという人達がインプットされるので、何かのアイデアのヒントになります。未来の話はなんともですが、何もインプットがなければアイデアが生み出せることはないので大事なインプットなんですね。ネタ自体がどうかに関係なく。

ぜひたまたま見かけたとか、なんとなく出会ったネタを存分に活かしてみてください。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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