アイデアは思考量の数だけ出てくる

アイデア出しの流れをまた考えたので書いておきます。

アイデア出しの流れ

今回はアイデア=思考というのが気づきです。

よって、思考というところで、インプットがあり、その後アウトプットがある。厳密にはインプットしつつもアウトプットしていたり、インプット中にアウトプットがあったり、入れ子だったり、アウトプットの中でインプットがあるとかはありますが、そこは枝葉として切り捨ててます。

操作とは、細かい動きです。実際に該当する事項です。インプットなら刺激と着想があり、それぞれ日常の気づきやニュースとか、着想は思いつきです。アウトプットは整理と伝えることです。分けたり関連付けしたりまとめたり、伝えるは話す、やってみるも含みます。

ここで「思考」とは、哲学者のようなポーズをとって唸る(笑)わけでなく、行動も含みます。これは僕の定義ですが、思考自体が行動といってもいい。

類似概念は、発散と収束というものが1つ。これは類似というか、この流れを説明する時に、発散段階か収束段階かで分かりやすいということです。アート思考とロジカル思考も似ているので入れてみました。

流れが大事だが何度も繰り返すのが前提

こういう絵の危険性は、左から起点で右へいって終わると。そこが世界の終わりでも完全なアイデアになるという話でもないんです。そこは何度もやりましょうと。つまり1サイクルなのか、それとも内部でのサイクルかも何度もやろうと。それは前提です。

逆はあまりない

ここでロジカル→アートとか、収束→発散ということはあまりないです。というか、原材料がないのに、製品があるというか、そういう因果がずれるのであまり想定していません。

思考量を増やすとアイデアの数が増える

アイデアの出し方を整理したところで、今回はこっちがメインです。

思考量とは何かですが、具体的に増やす操作を書いてみました。思考量は端的にいえば気付いた数、疑問の数、課題の数、問いかけの数、数だけでなく、その深さや視点など質的なものもここでは含んでいます。

刺激であれば、気づき数を増やすことです。色々なものを見たり体験するのはそれだけでアイデア出しに有利です。そして思考量が増えます。

着想であれば思いつきの数を増やしたり視点を増やすことです。

整理であれば、分け方を色々工夫してみることです。2軸であれば、軸をどう切るかで全く世界が変わります。整理を馬鹿にする人ほどここを粘ると良いと思います。

伝えるでは、色々な人に言うとか、回数を増やすとか、やってみる数を増やすそういうことになります。

これらの行為をしている人は自ずと「思考」しています。同時に「アイデア」につながります。量が質に転換するタイミングまでは明示できませんが、それぞれのフェーズか、1サイクルした後か、色々なタイミングで生まれます。それが「ひらめき」といってもいいわけですね。

アイデアとは思考である

アイデア出しが思考とは、アイデアは思考の塊といってもいいわけですね。結晶というか。汗水流すではないですが、思いつきだけでは使えないと。でもそれを色々考えて、ドモホルンリンクル!ではないですが、一滴一滴やるわけです。一滴一滴ですよ。

そうやってできたものがアイデアです。アイデアが価値がないという人はいるんですが、僕はそれは言えないなと。そういう思考過程の価値がないとは言えないからです。

ただここでそのアイデアが必ず価値があるかは分からなくてそれはやってみないとわからないです。そして誰かに役立つがあれば価値がある。それだけです。シンプルですよね。

思考そのものと考えると、アイデアマンは多くは哲学者であり、考える人とも言えます。思考量が少ない人はアイデアの数もですが、質も低くなるので、やはり思いつきのまま出してしまうのでしょう。

ChatGPTでラリーが少なく、問いかけが少なく、散漫としているやりとりを見ればその人の思考量がどれくらいか分かるわけですが、それと同様ですね。

アイデアが思考であるということは、考えていくことが前提であり、それが過程であり、それが全てにおいてあるということが言えると。何度も書いていますが、アイデア発想=アイデアの思考法でしかないわけですが、それとも全く同様です。

だから、思考すると疲れるし、脳を使うからカロリーを使うんですね。楽しいですが、疲れます。疲れますが楽しいです。

というわけで、アイデア出しのやり方をぜひマスターしていってください!

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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