大学生以上のターゲットに対して自社ビジネスの教育サービスをビジネスにするアイデア11

質問

Q.私自身、人をやる気にさせること、プラス思考にすること、背中を押すことが得意なのですが・・・それを生かした形でも、そうでなくても、大学生以上をターゲットにした商品や企画、コミュニティ、ビジネスモデルのアイディアはありませんでしょうか??

回答

1)応援者は応援者である

メルマガ3000人の読者のうち、というところでおそらく面白そうだから登録したという人が多いのだと想定します。

つまり、応援者や興味を持ってくれた人向けにサービスを提供する視点はいいと思うのですが、確実にそれらのニーズが分からないと空振りに終わりそうです。

ここでは、応援者が誰もご自身の指導ノウハウ等以外に興味がないということではもちろんありません。ただ確率として薄い、ヒットしない確率があります。

そこでターゲットについてはもっと踏み込んだ設定が必要かなと感じます。

と、同時にファンはファンである、それ以上の何かを期待しない、例えば何か買ってくれるというのもまた違うという視点も大事かなと思います。

2)資格試験の勉強ノウハウを教える

大学生以上であれば普通は一人で学ぶことが何かしら分かっているはずです。ここではわかりやすく、簿記試験攻略方法を教えるのはどうでしょうか。
資格は色々なものがありますが、とくに机上だけでオッケー、実技等があまりない、ポピュラーで人気がある、例えばユーキャン等に出てくるランキングのものを攻略します。

おそらく既にどの資格でも資格の勉強の仕方はあると思いますが、ここはご自身のやり方で、その勉強方法を惜しみなく出していけばいいと思います。

得意な資格や面白そうな資格で遊ぶ感じでどうでしょうか。

3)出版の仕方を教える

出版で著作があるということでそれらの出し方を教えます。当然出版をしたい、考えている人向けです。

おそらくですが、メルマガ読者でそういう人は極少数だと思われますので、新規で見せていく必要があります。

出版自体は大学生以上でとくに誰もが一度は夢見るかもしれません。そういった人を応援する、まさに強みである背中を押す、やる気に出させることでというのにマッチしていると思います。

4)今さら聞けない大人の勉強の仕方

新しいジャンルや分野を学んでいかないと簡単に枯れていきます。そこでどうやって勉強し続けるか、学び続けるか。それらをアウトプットします。

とくに仕事をしていてなかなかインプット時間がない人向けに、学習方法を具体的にアドバイスすると、大学受験指導ではない部分でも活かせると思うのでニーズはありそうです。

イメージはビジネス書等をわりと要約したものでもいいからさくさくと読みたい、効率性を求める、サマリーを求める、そういう人向けでしょうか。

メルマガ読者に仮に近い人、単身者でかつビジネスマンなら、それらの人をモニターとして募集しても面白そうです。

5)アドラーマン

アドラーはとても出版から人気になったようですが、嫌われる勇気等、それらのニーズは多いようです。

少なくとも、背中を押すというのは非常に価値かなと思います。そこで例えば、シナプスのようなサロン型の定額制モデルはマッチしやすそうです。いつでもその人に相談できる、また悩める人で同じ意識を持って相談できるなどです。
http://synapse.am/

人気ビジネスみたいな面がありますが、メルマガ3000人もいらっしゃるならいけると思います。

ただ、どういう人をサロンに招待するか、またはどういう人向けかは決めたほうがサービス価値が高まる印象です。

6)本をさらに売る

本自体分かりやすい商品があるので何かで本をさらに売るというアイデアです。

または本を売ってもらってアフィリエイト収入としてもらうような仕組みを作ります。仮にファンが本から入ったならば、または本を買ってもいい、そしておすすめしたいならば、そういった低額でもいいので報酬があると薦めやすいかなと思います。

もちろんそういう利益抜きだからこそファンでもあるのでこれはファンの属性に注意が必要です。

7)やる気コンサル

やる気がでない、プラス思考で生きてない。
そんな人はゴマンといると思います。

月1,2回でSkype等でコンサルして月額いくらをもらうというものです。おそらくコーチングに近いですが、これもライバルが多いので、勉強指導というポジションから入っていくのがいいと思います。

つまり、コーチングという言葉は使わず、やる気コンサルなどの名前でいくということです。

8)おっさんレンタル

http://ossanrental.thebase.in/

こんなビジネスがあります。おじさんを借りれるという視点で、レンタル家族くらいインパクトがありますね。

先生レンタルとか、そういうネーミングを変えて、指導にいく、またはやる気カツを入れる。イメージは、掃除コンサルなどでお宅におじゃまする感じがいいかなと思います。

これはおっさんということでプロデュースしているわけで、その視点は秀逸だと思います。

9)逆に使う

例えばですが、やる気ない人などを見つけたら登録、またはやる気がでない人がWebサービスなどで登録。

それらのやる気ない人と、やる気にさせる自信がある人を、テレビ番組にあったホコタテのように、マッチングするというものです。

ここでは、やる気を出させるなどでなくそういう人ややる気がない人をマッチングするということでややプロデュース的な立ち位置になります。

10)指導者を指導する

例えば塾や先生などで教える側にいる人向けの指導者です。そういう人がどの程度いるか分かりませんが、先生でやる気に満ちあふれていてもやる気がでない、プロ同士分かるものがあるということでそういうところでやる気を出したい人はいそうです。

SENEINOTEのようなSNSも教員向けにはあり、指導者SNSなどをつくって有料会員機能をつけるなどはどうでしょうか。
https://senseinote.com/

11)ファン層の分析

例えばですが、メルマガ読者として、単身者であれば仕事や勉強方法についてより詳しく知りたいかもしれません。アンケートなどをとってみてはどうでしょうか?こればかりは読者に聞かないと分かりません。

子育てで小さいお子さんがいる主婦層など。そういう方には、子育て方法などを知りたいかもしれません。しかし意外なニーズとして、お子さんを育てるからこそ女性などとくに、自分の色を消して、子育てが落ち着くまでという割り切りが出来てしまう人も多いです。というよりも社会的にまだまだそんなムードが残っているからとも言えますが。

そういう人向けには子育て中でも学べる、時代の先端を学べるなどの視点を提供するだけでも価値となります。子育てウツにならないためにという視点でのアドバイスも出来そうです。

12)まとめ

基本的に、やる気を出させるではない方法であればビジネスは多数あり、それらは個別にあげるよりも、自分でこれが面白いビジネスかなという視点で見られたほうが学び的にはOKかなと思います。

具体的には、
・経営学やケーススタディなどで出てくる事例を学ぶ(こういう学習は得意かもしれません)
・MBA等の資格で学ぶ(ややコストがかかりますが、ビジネススクールなどもあります)
・経営者が来るような勉強会や交流会で話して学ぶ
・日常生活に出くわしたビジネスを調べてみる(個人的にはこれが鍛えられるのでオススメです)
などです。

例えば一例としては、私は炭酸飲料が好きですが、飲料においてはほとんど水に近く原価はとても易そうです。しかし、明らかにオレンジジュースや他のものとそれほど価格が変わりません。一方で手作りジンジャエールなどは、生姜+砂糖+炭酸ですが、店で飲めば500円程度はします。

ここにおいて例えば、自分が手作りジンジャエールを提供していきたいか(プレイヤー視点)、どちらかといえばこれは指導を直接誰かに行うケースに近いです。

次に、誰かに製造を任せて自分は販売だけしたいならば、
これはノウハウを売るというよりも、営業などに徹するパタンです。

ビジネスとして確立したものを売るというのもあります。製造ノウハウを売るみたいなものです。指導方法が売れるなら売ってもらうのもいいと思いますが、ここでは少しずれそうです。

最後に、生姜づくりをするなど原料を作って売るのも面白そうです。ジンジャエール向けの生姜というのは作ることは可能だと思います。ニーズはさておき。

やる気を出す相手として、学生、社会人、女性、主婦、障害者、国会議員、リタイヤしたプロアスリート選手など、もはや無限です。そして、その提供方法も、ネットなのか、電話(予約電話システム等も)、Skypeなのか、直接なのか、無料なのか、様々です。

これらを組み合わせると無限にアイデアは出てきます。ぜひ一度お試してください。

ニーズはそこまでないものの、意識が高い人向けにいけそうなのは、タスク管理やそれらの秘書的な管理をやってくれる比較的安価なサービス、秘書を雇うのの半額以下で有用なサービスを作って提供する。なかなかうまくいかないかもしれませんが、忙しい人には欲しいものだと思います。

ぜひ、何かヒントになれば幸いです。お仕事のご成功をお祈りしております!

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。