ホリエモン本から囲碁本まで

今回もku本を色々と読みありましたのでメモを兼ねたアウトプットです。

読んだ本

刑務所いたけど何か質問ある? マンガ『刑務所なう。&わず。』完全版

ほりえもんの刑務所での話を漫画家したもの。レビューの中にギャグが古典的というのがあったが、確かに若い人のギャグというか笑いではないのは感じた。ただ、刑務所は意外にも普通で規則正しくというのが全体的な印象。もちろん初犯など刑が軽めの人がというのもあるのだろうが、これはこれで別世界を垣間見えて面白い。

 

グラフィックデザイナー必須能力 ビジネスコントロール能力編: 値引きされない見積の書き方・遅れないスケジュールの立て方 知識・経験ゼロから始めるグラフィックデザイナー入門

グラフィックデザイナーの著者が2003年頃にまとめた本の電子化。本書は何部作かのうち見積もりの話がメインのもの。見積もりの考え方はざっくりいって、一式とか管理費10%とかではなく、時間や能力や工程をきちっと出して根拠にしたほうがいいよということ。仮想の電器屋?さんの話などで会話風の例えもあり、なかなか面白い。

グラフィックデザイナーに限らずフリーランスで見積もりの仕方や請求根拠などに迷ったり、他の人がどう考えているかで参考になるかと。

 

コンビニ店長のオシゴト: 〜個性的なお店の作り方~

著者のコンビニ店長経験から考える、個性的なお店の作り方の話。とくに印象に残ったのは、コンビニでカードゲームを売るところ、あと店長としてスタッフの指導や育成についての考え方。発注リスクの面白さというところも興味深いですね。

 

まんがで変わる! 仕事は楽しいかね?

面白かった。仕事は楽しいかね?の方もチェックしてみようかと。

端的にいえば、失敗を楽しむ以前にまずやってみるということに尽きる。主人公奈津がマックスからの教えを聞いた後も「こうしたらお店もっとよくなる」を言えないというか押し黙る人も多い気がする。そこで出来るかどうか。

冷静に考えれば自分も迷ったら言うみたいなこともあって、そういう提案慣れって絶対あるだろうと。それが環境であり職場であり、人であり、雰囲気であるなあと。最初の一歩はまず試すというところということでそこは大事にしたいですね。

ちなみに漫画オンリーでなく、漫画のあとに解説文章もちゃんとあるので漫画のみ期待すると駄目ですが、読みやすい配分だと思いました。

 

やる気クエスト(5)

4巻までは以前読んだので、最新刊をゲット。ブレインよりもさらに格上がいてなかなかおもしろい漫画の展開も。ライフハックとしてやる気についてはいよいよ終わりが近いかも。漫画でささっと読めるのはやはりいいですね。

 

1人ビジネスをしたい方へのアドバイス

著者の経験から一人ビジネスへのアドバイス。ノウハウというよりも、考え方などがメインの印象。後半はチップスっぽいもの。現在サラリーマンだけど起業ということで一人で何かしたい方に最適かも。

 

読んだら、書きたくなる本。 作文が苦手な人が、書くことで食っていくために。

ノウハウというよりも、アドバイス的なもの。自己啓発的といってもいいかも。文量は少ないためサクッと読める。

著者がいう一生もののスキルとは書くということ。その根拠というか言わんとすることは、書けばそれは残るしそこから色々出来る。例えばアフィリエイトでも、電子書籍でもブログでもそこから収入が生まれるのであればすぐやったほうがいいのではないか。という感じ。

これは確かにその通りかも。ただ著者は電書をたくさん作ったり、メルマガバックナンバーとして発行しているが、個人的には1冊でまとめるならある程度分かるが、たくさんあると薄い本の量産となるので個人的には微妙。

 

新規事業の成否はスタート前に決まっている: 経営者が嵌りやすい5つのワナ

著者の新規事業経験から考え方をまとめたもの。とくにタイトルにある5つのワナについて言及している。個人的には新規事業と創業の著者なりの違いがあるところが新鮮だった。

またワナというところで、著者は80%は新規事業を成功させており、高い確率で出来るのはそもそもやる前に失敗しそうだというものはまず分かるし、それを省けばそれくらいの確率になるというところを述べている。

そういう意味では新規事業を成功させるには、著者のコンサル視点であれば微妙なものは微妙としてやらないこととなる。

とはいえ、実際に創業するとか起業する立場であれば、そういうことはぶっちゃけどうでもよくまずやりたいか、熱があるか志があるかというところな気がする。ワナの中にある、ビジネスアイデアとビジネスモデルとかは全くその通りだし、突っ走るとか気合でGOとかあまり起業についてぼんやりした考えやあまり見えてない人は読むと参考になりそう。

ただ起業する人が読んでも、そんなものかね?くらいでは終わりそうという感じもする。なので、ワナにはまっているかもしれないかなくらいでメタ的にチェックするくらいでいいかも。

 

マーケティングマインドのみがき方

面白かった。邦銀と外資銀の対応の違いからはじまり、高級車やアパレルのブランドに関するトピックが多いが非常に面白かった。最後に出てきた県庁の本屋さんの売り方も面白く、結局マーケティングとはお客さんがどう考えるか、どう思っているか、そして自分達はどう見せていくか。上っ面ではもちろんない、そのマインドの磨き方は試していって検証して確立していくものだと痛感する。

例えばブランドの顧客が老化するというところもあり、そこで客層を若くするとか、イメージとしてどういうポジションを目指すか、お客さんにニーズをどこまで聞くか聞かないのか、などが面白かった。

ぜひマーケティングとか、ものの売り方とか、ブランドのポジショニングとかそういうことに興味がある人には面白い一冊。

このレビューを書いている時点でku本ではないが、ku本がすぐ解除されてしまったようですね。スピードは大事ですね。

 

自作ゲーライフ3: 個人クリエイターがメディアになる方法。商業本デビューするまでにやった全ノウハウ

シリーズでは3作目。別視点で紙の書籍化にもなったようでおめでとうございます。さて、個人が電子書籍を出すというところで、とくに本書は宣伝についても具体的な数字ややったことが書かれており参考になります。さすがに冊数までグラフでは見えなかったと思うのですが、どういう売上になるかのイメージは掴めそうです。

目次が見えますが、宣伝についてという60から82がその部分になります。電子書籍を個人で出して宣伝したい人は何かヒントになるかもしれません。あと宣伝ですが、kindle本集めましたもぜひ使ってくださいね(笑)

 

多店舗経営戦略ボードゲーム『囲碁』

切り口が面白い。囲碁を戦略ボードゲームとしてお店の開発みたいなイメージで店舗、立地戦略というところから考えた本。囲碁のルールが分かるというよりも、囲碁に親しむ視点が増えるのが面白い。少し囲碁をやってみたくなりました。

おわりに

今回は色々あたりというか自分の中で印象に残るものが多かったです。マーケティングマインドのみがきかたなどは、ku本を日々確認しているとささっとku本として見えるのですが、時期がすぎると解除されていたりとなかなか素早い動きがあるなあと感じました。本自体は面白いので買いですが、出会えなければ知らなかったので良い出合いでした。

電子書籍の面白いところは玉石混交感はあれど、著者とくに個人の信頼性が高い、つまり一定の面白さを感じる人であればそこまで外すことではないでしょうから、ブランディングには使えるなあと思いました。

例えばブログ→電子書籍もあれば、電子書籍→ブログもありえます。ただ電子書籍はまとまっていることが多いので、そこを外すと、ブログ=電子書籍となると、あまり商材を分けるというかアウトプットを分ける意味はなくなるので、個人的には電子書籍量産型は微妙だろうなと思っています。例えば1記事を1冊とかは、まあ僕もそんなこと言っておきながら書いてますが、電子書籍と見ると薄くなってしまって、もちろんライトな本を書くというのならいいですが、薄さ×多数=より薄いとなるのでこれもまた微妙なところだろうというところです。

ぜひ、電子書籍を個人で出そうとしている方、もちろん会社や法人でもそういうことを考えている人は参考にしてみてください。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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