kindle unlimited対象本の既読KENPの単価ってどれくらいになるか

5月14日にクラウドソーシングでの気づきをまとめた電子書籍をリリースしました。それを機に手持ちのkindle書籍をkindle unlimited対象本に変えています。
良かったら新刊もチェックしてみてください。
電子書籍「クラウドソーシングでシゴトづくりを3年以上実践して学んだ19の気付き」をリリース!生の企画書+実際の作り方も共有します。
さて気になるのはkuでは既読KENP(Kindle Edition Normalized Pages)という1ページの単価が固定でなく、どうも全体の読まれたページ数やらで決まってくるようです。このあたりの細かい仕組みはおいておいて、一体1既読どれくらいなのか、データが少し整ってきたのでそのあたりについて調べてみました。
まずは先達の情報を調べる
既に情報があがっているのですが、2017年情報がわりと見つからないところです。
【日常の研究】Amazon Kindle、KENPの2016年現在の相場(単価)はズバリ?の著者の方は大学生で既に4冊もリリースされているんですね。しかも僕より全然売れています。すごいですね。今の大学生はKDPでリリースして商売というほど売れるわけではないものの試せるのはいい環境かもしれません。この方によれば、1KENPが0.509円ということとなっています。
KDP個人出版のの売り上げ13ヶ月の推移では、そもそもkuが始まる前からKENPという指標はあったようでそれが1KENP=1円の時代(金固定相場制みたいですね。1ドル360円の時代があったみたいな)から、ku後は1KENPは0.504円ということでした。
どちらも2016年の話でした。
自著のデータはどうなっているか?
結論を先にいえば、1KENP約0.53円でした。先程のブログにあったように0.5から1割ほど上がっていますね。出版社の優遇措置が終わって半年は経っているからでしょうか。
2017年4月は、99KENPで53円。(1KENP0.53)
2017年5月は、916KENPで492円。(1KENP0.53)
2017年6月は、642KENPでした。
既読数が少ないよねというのはスルーするとして(笑)概ねKENPの半分くらいがロイヤリティとなります。そう考えると、1万KENPで5,000円程度ということですが、今の10倍既読されてというところですが、大分先の話になりそうですね。
おわりに
KENPにすれば売上が上がるとかそういうことは分かりませんが、KENP既読がロイヤリティに変換されるのは少しタイムラグがあるので分かっていると概ねの収益が分かっていいですね。
電子書籍でkindle unlimitedで本を出す方には参考になれば幸いです。もちろん、内容がよくないと読まれないでしょうし、kuユーザー以外には単に電子書籍kindleでの単価は変わらないのでどうすればこうなるというのはなかなか言い難いところですね。
定点観測してまた報告出来ればと思います。
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