シゴクリラジオ:松崎さんとAIテーマで話をしてみた

久しぶりのシゴクリラジオゲストです。ありがたいです。また色々な人と話していかないとー!
松崎さんのAI徒然もAIテーマにしたライブ感、つまりAIを使ってみてどうだったかを大事にしているということなので、そのあたりも聴いてみてください!
目次
ざっとAIでの話概要
軽くですが、話してメモしていた内容などから起こしてみます。AIは使ってません(笑)
まず、松崎さんは友人で社会人になってからのかなり付き合いが長いナイスガイです。16年くらいは経っているような。普段もやりとりしていますよ。
そんな彼がAI徒然というポッドキャストを始めたということもあり、ついでではないですが、一緒にお話するということをやってみました。ゲスト回ですね。
AIによって減る仕事、増える仕事
まず、AIの影響というところでは、仕事自体が減る。これは定型的なPCで簡単に終わるようなものです。松崎さんが言っていたのは、集計するだけとか、スケジュールで毎日のタスクを上げるみたいなものとか。そういうのってもうできちゃうわけですね。だからそれだけが仕事の人は稀でしょうが、そういうのがどんどんAIに置き換わっている。まさにこれは「仕事」が減りますよね。
逆に増える仕事。これは例えば僕が出したかと思うのですが、リクルートなどは営業テレアポでAIをすでに使っていると。それは簡単にいえば、営業マンがどこにテレアポするとかはもうAIがババっと決めちゃうと。ただ、それでトークをどうするとか、何を価値として出すかは営業マンが考えると。まさに決められることはAIがやっちゃって、他のできること、対面で話すなどは営業マンがやる。人と人が会うとかは人しかできないし、人と相談して話をするとか、考えて決めるなんてことは人がやると。これが増える仕事となりそうだと。
AIはまだ練習中状態
とはいえ、じゃあ社会全体にそれらが普及して皆手足のごとく・・・とはいってないのではないか。くらいが松崎さんの捉え方でした。僕もそう思います。一部のAI好きとか使いたい人は何かそういう状態かもしれませんが、なかなかAIでこれやるとかっていうにはまだなっていない。
あっても「やってみようか」「練習してみようか」くらいですよね。手探り中というか、そういう感じがまだまだ強いですよね。
仕事といっても色々ある
さらに先程の増えるとか減るとかでも、いわゆる雇用で業務委託でもいいですが、すでにある仕事ってまあ減る可能性が高い。悲しいかもしれないですけど。
一方でそういった既存の仕事でなくて、プライベートの話としてそれらも仕事といえる。例えば家事。洗濯物を畳むとかそういうのって仕事なんですが、なぜか「仕事」って言わないですよね。「家事」とかいっちゃうけど、「家の仕事」じゃないですかねって改めて思うと。
そういうプライベート寄りの仕事に対しては実はAIが入っていくことで、改善できたりする。それこそ、ダイエットどうするとかを専門のダイエット成功者にきかなくても、AIがわりと相談に乗ってくれる時、「おっと、使ってみるか」ってなりませんか?
そういうですね、マイナスとかネガティブとかだけ見るとちょっとだけども、実は色々もっと使えるんじゃないか。という話が出てきました。というかそういう話をしています。
例えばもっといえば、アイデアを試せるというのは僕もwebsimというのをやっていますが、vibe cordingなどはITエンジニアが試せばすぐコードを書かずにAIでアプリが作れるわけですよね。というとITとかコーディングって専門的な感じがしちゃうのだけど、意図としては「アイデアがあればそれを形にできる」というある種の民主化が起きているわけですね。専門性の陳腐化というと嫌かもですが(専門性を身に着けた人側は)、素人の熟達化(アマチュアでもそこそこできるようになる)という方が基本は恩恵を得られるわけですね。
だから、AIはもっと普及して使える道具となるだろうし、諦めていたことも実はできるかもしれない。という可能性があるわけですね。
片付けられないというのがあったとして、実はAIと相談して解決をしてもらう時でも、それは時間がないだけかもしれないし、何か片付ける心理的な話かもしれないし、片付けなくてもそもそも散らかしっぱなしで生活する(よくなさそうですが、それも常識かもしれませんからね)とか、色々と考え方や解決策はあると。
ここで「解決策」をいきなり求めずに、シンプルに「課題はこれ」かもというお困りごとをまずAIに投げる。そこから解決策のヒントを見出そうとするのはありかもしれませんね。段階を分けるというのは意外に盲点となりやすいですからね。
AIが何ができるかの把握にはAIを使う必要がある
これは鶏が先か、卵が先かみたいな話ですが、AIが何ができるかわからん問題です。
だから、AIを使わないといけないけども、その人が「AI使ってないから怖い」と言われたらもう終わりで。少しずつ驚き不安を感じつつも使ってみて慣れていく。それしかないんですよね。基本はそうです。ただ強引にやるとどうかなと思うので少しずつでしょう。
AIが何ができるかは、アウトプットの数や種類といってもいいし、具体例やパターンや事例といってもいい。あとはシンプルに自分で触って何か解決したとかうまくいったというような成功体験でしょう。
それを知っている、学んだことは役立ちます。AIにはまず触ってみないとなというのはこのあたりからも痛感しますね。
AIと職人魂、職人精神(クラフトマンシップ)との関わりはどうなるか
端的にいえば、今まで頑張って得たことが陳腐化されると。そうすると、俺の仕事が奪われた!ってなるわけですね。そうなると面白くないというのも分かる。
一方で、先程の民主化として、アマチュアや素人がそれなりにできるようになる。料理などもロボAIのほうが上手いわけですね。もちろん人がつくるとか、料理人を否定するわけではなくて。AIってそこで勝負するものではないという感覚というか。将棋もAIのほうが強い。でも対等でないし、なんか違いますよね(笑)
コーディングだけでなく、絵の世界でも、音楽づくりでも、そして僕のアイデアを出すというワールドでも同じことは起きていると。陳腐化は怖いのは分かるのですが、一方で僕はまあそうなったらそうなるので、どうしていくか。違う仕事をするか、さらにAI取り入れて何か生み出すしかないかなという開き直りではないけど、そっちに可能性を見出しています。
最後に話したのですが、そうやって取り入れる前に自力、地力ですかね、それって人がすでにないとできない。それこそAIに何度も命令してねばっていうのはグリッドみたいに流行った、なんとかやりきる力が求められる気がしますし。そういうことが大事になってくるんですよね。
僕も改めて、やるとか、やってみるという意志とかが大事になるよなと思ったのでそのあたりもポイントになるかなと思います。
配信後記
松崎さんと話してみて思ったのは、AIは手段だなと。それをどう使うかなので、人が賢くやれば賢いAIになる。けど、愚かに使えば愚かAIになるというか。犯罪や反社会的なことに使うこともできるからですね。
手段であり道具はできるからといってそれを願うわけではないはずです。AIもですがAI開発者も技術者ももっとピュアなはずで、面白いはずだーと。色々できるぞと。
そんな感じはあるからこそ、もっと可能性やポジティブなこととして、それはネガティブを見ないというわけではなくてですね、伝えていったほうがいいなと。
そしてAIを強制して使わせるのも違うので、面白いとか、実際にやってみたらこうだったよーとか。少しずつやっていくのがいいなあと思っています。
というわけで、松崎さんありがとうございました!また話しましょう!
筆者プロフィール

- 「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は400超。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介、仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューやお問い合わせはお気軽にどうぞ。
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