Vol.11 デファクト・スタンダード利益モデル

今回は、デファクト・スタンダード利益モデルです。既存製品などで規格が作られていくようなものですね。

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デファクト・スタンダード利益モデル

今回も会話の中で断片的に、スティーブが答える形でぱらぱら出てくるのでそれらを拾っていきます。

  • マイクロソフトの稼ぎは、グレードアップ、アプリケーション
  • 計画可能性がある。予期せぬ出来事に対応するコストでなく、自分たちがスタンダードを抑えるから次の一歩先を計画し作る事ができる
  • 顧客がマーケティングをしてくれる。例えばマイクロソフト製品をスタンダードにしている顧客から要望などがある
  • IMB360というメインフレームワークは1964年に出て35年以上経過している。それくらいスタンダードを作れば長く利益が得られる

という形です。

デファクト・スタンダードの対の概念は、いわゆるスタンダードですが、これはデジューレスタンダードというそうです。初耳です。いわゆるスタンダードですね。規格ありきで始まるものです。

デファクトが面白いのは、使われた製品こそが出来る、結果的なスタンダードということですね。

簡単にまとめると、デファクト・スタンダード利益モデルは、事実上の標準を作ることで、未来を計画し一歩先に変化を作りライバルに先んじてリード出来る。そのため、シェアを握りやすく、顧客がマーケティングを勝手に行ってくれたり、長期によって利益を生み出せる。

となりそうですが、まあそんなうまくいかないのが普通ですよね(笑)

本章から学べること

業界のスタンダードを作るというのはメジャーなものが多そうで、あまり使えそうなモデルという感じではありません。そういう意味ではあまり気づきは少ない章でした。

多分面白くやるなら、既存ビジネスでデファクトスタンダードとなったものを調べてみるなどですよね。

  • 不動産仲介情報をまとめた書類マイソクは、その作成会社名から来ている。MAISOKUの会社概要沿革を見ると、元々の社名は個人事業とし毎日速報センター(略してマイソク?)となっていて、同社名で会社化。マイソクを見て説明するということで「マイソク」って何という意味ではスタンダード。ただ、マイソク作成などの今どこがメイン化は不明です。そういう意味では微妙かも。
  • Javascript。プログラミング言語ですが、確かうろ覚えでは、GoogleとかがAjaxとして動的に使えるようにしたのか、そのあたりから盛り上がって今でも根強い人気があるかと。もちろん今後は分かりません。
  • メルカリ。フリマの事実上のスタンダードです。昔はヤフオクだったかなと。もちろん両者はありますが、勢力関係というところではメルカリのはずです。性格にはフリマアプリといったほうが良さそうですね。メルカリのIR資料の「成長可能性に関する説明資料」を見ると、ヤフー・ジャパンと比較していましたが、ヤフーはさすがに大きく、流通総額が2.1兆円となっていて、メルカリは3200億円です。ですが、成長率高いからいけるみたいな感じでしょう。ざっくりですが。楽天もでかいですよね、3.4兆円。ECの規模って大きいんですねと呑気に思っていました。楽天はラクマとかありますけどね。

と書いていて微妙だなあと(笑)

ひとまず、業界のスタンダードというものを握るというのは夢がありますが、まあかなりというか大分辛いところです。

シゴトづくり視点でいくと、あまり壮大過ぎて使えないかなと。ただ、確実にお客さんに便利とか、良いねと思ってもらえればそれらは結果的に支持されるというのは事実ですよね。

あと、マラソンではないですけど、自分がペースをコントロールする方が精神的に疲れないかなと。人にペースを握られると休むとか、動くとか分からないですからね。そういう意味で「常に外敵から攻撃を受けて変化せざるを得ない」か「こちらから変えていって変化していくか」はかなり性格なんじゃないかと。企業の性格、個人の性格ということですね。リードしたい人はそれによって確かにやりやすいといえますが、コケるとリスクがあるからついていくほうがいいと考える企業もあるはずです。

そういう意味でこれもデファクト・スタンダード利益モデルというのはあるけど、これをやると万事オッケーってことではないのは確かです。まあ利益モデル自体はそういう稼ぎ方があるよねというパターンでしかないということですが、知っているかどうかで全く物事の捉え方が異なるので面白いですよね。

おわりに

今回は軽めで。

本章は、物語としては最後の下りで、チャオから初の電話があり(固定電話)、宿題を出し忘れたけど出しちゃうよ、スティーブピンチみたいな読み物としては面白い感じです。ビジネス的視点とは全く関係はありません(笑)

次は、ブランド利益モデルです。

ビジネスって面白い、アイデアの価値ってもっとある。そんなことを自分なりに伝えられないかという思いから、シゴトクリエイターをやっています。一緒に楽しいビジネスを生みだしていきましょう。

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