アイデアを貯めてもそのまま使えることは稀

「アイデアを貯めておくことはできるか?」という問いが浮かんだのですが、この答えとしては、「多分できない」です。

ここでいうアイデアは貯めていおいてもそのまま使えないという意味合いで、その貯めたアイデアが無駄というニュアンスではないです。

貯めておいたアイデアをそのまま使えないが、貯めておくことは意義があるという感じですね。

アイデアを貯めてどうするか?

まずアイデアを貯める行為について考えてみます。

貯めるとは、ここでは簡単に定義すると、何か情報や知識や考え方を調べたり文字通り考えていって、メモしたり記録するということです。

貯めるとは、データでもいいし、紙に書いてもいいですし、体験してもいいかなと。その細かい違いは無視します。

それでこういったアイデアが貯められるかですが、記録としてはデータとしては蓄積されますよね。ですが、それが使えるかは別というところです。

まず貯めたものは、例えば執筆時点でこれは2022年10月14日なのですが、その時のアイデアAがあるとします。それを記録したとします。しかし、明日の10月15日になったら、昨日のアイデアとなります。ここまではオッケーでしょう。

ただ、明日の時点で、僕も違う視点を得たり成長します。あと僕と関係なく、社会は変化します。正確には僕が変わったなと社会に対して認知する部分があるとか、知らないことを知ったりするというわけです。

例えば、ある動画で「リラクゼーション」という言葉はなくて、「リラクセーション」が正しいというのがあったんですね。和製英語というわけで定着してしまったというところでしょう。

これを僕が昨日知らなくて、明日知ったとすると、それまでの認識が変わりますよね。ここでは「ただの言葉の読み方」と思われるのでしょうが、これが例えば法律が変わったとか、大きい出来事もある。例えば震災が起きたら変わるし、コロナ禍も大分変化になりましたよね。というように、もっと大げさにいえば、そういった昨日の、または昨日までのアイデアとは、知識や経験といっていいので、そういうものが使えなくなることもある。または使えることもあるというわけで、それらの保証がないってことです。

ある種リスク資産みたいなもので、安定資産ではないという感じです。最も見方によっては、アイデア資産として貢献するということも出来るのですが、一旦ここでは無視しておきます。

よって、期待としてはアイデアを貯めたものがそのまま明日も使えるぞというのはちょっとウブな感じがすると。そうでなくて、使えないかもしれないけど、考えたものを記録していくのは意味があるかなという、ニュートラルな態度が重要な気がしているというわけです。

貯めたアイデアをどうするかとは、使うならそのために使いたいのでそこで障害となるってことですね。使わないためにただ蓄積するというのも酷ですから、おそらくただ積んでいくだけという人は・・・レアで、習慣化したらそういう無意識レベルになるとはいえ、やはり何かに使えるわけですよ。それはアイデア自体がというよりも、書くことによって定着するとか、調べてメモしたらまた次が再開しやすいとか。これらは僕がメモする意義とほぼ同じですね。

基本的に瞬発性を持ってアイデアの効力を考える

瞬発性とは、あるテーマにおいて今使えそうかってことです。明日使えそうとか、3年後に使えそうって「賢そう」な問いかけなんですが、実際にそれってかなり曖昧で怪しさがあります。

3年後の社会はわからないので、その社会を予測・予想することで、そこから良さそうなものってことですよね。けど、これは予測が出来ないのと、またそこで使えるアイデアを出すことは至難かなと。

これって脳内で考えて色々言えることはできるんですよ。AIがドローンが、NFTがとか色々言える。けど、その具体性はないというか、担保できないってだけです。そういうアイデアを欲しがるのであれば別ですが、なかなかそういう現実性が低いものを好んで求めるってなかなかないでしょう。

ある時点でなくて、今なんですね。今の時点で、テーマをもって今得られる最大の価値というか、これは良さそうを得ていく。これって出し惜しみとかはなくて、既に出力全開な感じです。そこで得ていく。そういうものを記録するって感じです。まさにそれがアイデアです。

そういうものを記録していった時にでも、先と同じで明日今記録した考えたアイデアが使えるわけではないというだけです。悲しいかもしれないですがそんなものなんですよね。

効力とここでは書きましたが、考えた瞬間から一気に効力が消えていく感じです。生まれた瞬間が最大ベクトルというかパワーがある。出てからどんどんパワーを失うイメージです(笑)

ストックしたアイデアを活かすには再加工しかない

では、僕がアイデアを記録していないかというと、記録しています(笑)矛盾ではなくて、そのまま使えないってだけです。調べたり考えたことは記録しているわけです。ブログもその1つです。こんなこと考えたなと、前の記事を見ると冗長なこともあったり、忘れていたりと色々ですが、あなたはどうですか?

つまり何かしら過去の記録に対して向き合う時、様々な感覚を思い出すはずです。そういう意味で、振り返った時、過去を見た時に、その記録や考察やアイデアを見た時に、まさにその時に使えるかどうかってだけですよね。

それは再加工といったほうがよくて、アイデアAはそのまま使えないが、エッセンスAとはなるとか。切り口Bのための事例となるとか。そういうイメージです。材料の一種といってもいいし、種に変化するとかでもいいし。そういうふわっとしたものがアイデアなんですよね。それがアイデアの特徴といっていい。

だからこそ、固定的で変化がないものはアイデアとしては実は弱くて、固めたものは既に企画とか事業とかサービスとかっていって形にしてあるものを指すと。そうなってないが故にアイデアというわけですね。

再加工、再編集。なんでもいいのですがそうやって過去の考えた物を使うと何がおきるか?

簡単にいえば筋がよくなると思います。思考の再開=レジュームができるので、あるテーマについてこの観点は考え抜いたという記録があるのでそこから出来る。一から考えるコストがかからないといっていい。またはそれを「考えた」といっても証拠にならないけど、ある程度さっとまとめられるなら「考えたこと」の証拠になりますよね。それを提示しなきゃいけないシーンってなかなかないんでしょうが(笑)とはいえ自分の心理的な安全につながりますよね。何もないのに言えばただのハッタリかもしれないので(笑)

新鮮なアイデア?を出すには考え続けること

最終的に常に考えて、それを記録して、また考えてを続けるしかないというのが僕の感覚です。これってしんどそうと思う人とそうでない人に分かれるのですが、僕の場合はとても楽しくやっています。これどうだろ、ああだろうとか。楽しくやっているというのが適切かもですが。

例えば貯めたアイデアでいえば、1年間考えたから、次はそのストックでアイデアを考えなくていいというと・・・まあ無理ですよね。先の例でいえば、あなたが全く成長せず、外部から遮断して何も得ずにつまり、1年前の自分として世に対峙するならありです。

でもですね、基本的に仕事もですが、社会である限りその人や他人や社会と関わるので、その時差は致命傷でしょう。その考え1年前のものですか?今は既にあるので・・・で終わってしまうというか。

こういうとアイデアのストックが意味がないように思えるのですがそれはないです。先も書いたのですが、ここでは極端に1年前のアイデアで勝負、そのままやろうというのがダメってことですね。ダメというか、多分古いんですよ。その古さは伝統的ということのポジティブな意味でなく、単に思考をしていないという、スポーツで言えばベンチでウォームアップせずにどこか適当に見ていて「簡単でしょ」と軽く見てしまうってことかなと。

ちゃんと手抜きせず、そこで最善の状態を整えて体を温めてそこで勝負する。そういうことですよねってことです。それがアイデアでいえば、その時のアイデアをちゃんと考えてそこと混ぜていく。まあ鮮度といえばそれまでですけど、鮮度がないってことは、社会に生きてない、今を見ていないってことですから、それは致命的ってことですね。

例えば魚は新鮮なものでないとまあきついですよね。調理法によっては発酵もありますがそれは一旦おいておいて(笑)刺し身とかってことですね。そういうものを1年前の刺し身ですというのはダメというか食べられない、価値がそこではないわけで。そういう実験をしたいなら別ですけどレアですよね。まあそういうことになります。

だから手抜ける魔法もなくて、ちゃんと毎日、日々考えると。そりゃ体調辛いとか別ですよ。でもそうでないなら、こんなことがあった、こういうこともあるな、これは面白いな、何かに使えそうな気がする。そういう観察や体験をサボらないというわけです。

そうやって過去の考えたアイデアとか、再加工としてスパークしてつながることは普通にありますから、そこは全然期待してもらっていいと。でもそれは今をサボる理由にならないというわけです。

だから、アイデアをストックすることはグッドなんですが、ストックしたアイデアで何か出来るというのはちょっと違うかなと。仮にストックしたアイデアがあってもそれはパーツでしかなく、そのままは使えないので再加工のためのエネルギー、先の話で言えば今時点にして、鮮度を高めた形でってことですがそれが必須です。それこそまさに今考えて瞬発的に出せるかとなるのですが、瞬発性って単に瞬間的ということでなく、今までの知見とトレーニングの総力とも捉えられるのでまさに、今までの蓄えというところなんですよね。

その蓄えが日々の積み重ねでしかないので、考えてこなかったならそれだけってことです。それを否定的に見なくてもいいわけで今からやればいいと。またサボろうとして貯めておくのもまた違うと。それこそお金もそうですが価値が変動するのでインフレ時なら価値が低下しちゃいますよね、そういうわけで、絶対的な安全なものはないという「観点」があれば、アイデアに対しても、アイデアもインフレするって感じですかね(笑)

こうやって冷静に考えられる人にはとても当たり前のことですが、そう考えられない人には衝撃かもしれません。ですが、それがアイデアにおける事実というか、僕の考えていることでした。

だから貯めることはいいんですよ。ただ貯めたものをそのまま使えることは稀だと。その態度を持って日々考えればまあいいんじゃないかなと。僕はそうやってアイデアを考えて、アイデアに対する姿勢ですよね、をもって生きていますという話でした。

ライター

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
ビジネスアイデアメディア「シゴクリ」運営者。生まれてくるアイデアをビジネス化出来ないかを考え続け、アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談やビジネス企画の実績多数。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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