居酒屋への9つの不満アイデア

居酒屋に限らずですが、不満という形で考えてみました。概ね自分の感じるところの不満なので、すなわち取り入れられるかは分かりませんが、商品開発やサービス開発のヒントにしてもらえれば嬉しいです。

不満アイデアとは語彙矛盾な感じもしますが、まああまり気にせずどうぞ(笑)

居酒屋への不満アイデア

1.カラオケは不要

カラオケが出来る居酒屋って結構あるんですよね。まず僕自身がカラオケが嫌いではないですが、コミュニケーションとしてのカラオケが苦手ですね。知らない人とカラオケでコミュニケーションで仲良くなるは・・・今まであった試しがありません。むしろ、カラオケって歌う時に素が出てしまって、悪い意味で仲間の悪い部分が見えることが多い気がします。

と書くとカラオケ自体が好きじゃないよねって話になりますが、実際にカラオケボックスにいけばいいじゃないか。って話をしたいわけです。

ある居酒屋ではカラオケがあることから、僕らは歌わないのですが、隣からあまり上手くない懐メロが聞こえてきて話の腰を折る感じです。そういう居酒屋に行かなきゃいいっていうところでファイナルアンサーですが。

2.愛想のない店員

あまりいい過ぎるとアルバイト店員の質みたいなところでちょっとアレですが、まあとはいえ、仕事という意味で言えば愛想は重要です。愛想がないから駄目というよりも、無愛想なというところがポイントです。

例えばよくあるのは初めてのお店の場合、「オススメどれですか」というと固まる人もいますが、お店のオススメが分からないとか把握してないなら、「自分が勧めたいもの」とかにしておけばいいわけですね。これってコミュニケーションとしては結構高度な方にはいるのだろうと僕は思いますが、それを愛想で求めるのは厳しいですね。すいません。

メニュー表を把握してない、よくメニューが変わるなら分からなくもないですが、どこにフードやドリンクがあるとか、くらいは把握しておいてほしいですね。これは店員への不満ですね。まあそういうこともあります(笑)

3.狭すぎる個室

個室とはいえ、狭さを覚える空間はやはり駄目ですね。感覚的には、一人の個室よりも、複数人いるときの狭さのほうが狭さを感じます。多分心理的距離の問題なんでしょうね。

個室は想定人数から調整が少しは聞きますが、やっぱ人のサイズ感もあるので狭く感じないような見せ方は大事ですね。

どうでもいいですが、最近行ったファミレスの座席空間は狭かったですね。4人席で大人はきつい感じはしますね(笑)

狭い個室なら広い共有スペースとか目隠しがあるほうがいいかなと。これも人次第でしょう。

4.いらっしゃいませなどの応対がない

接客業としてどうかという話になりますので、論外かもしれませんが、仮にそういう挨拶や声掛けがないならタッチパネルでオッケーですし、単に人同士のコミュニケーションレベルになります。

5.ボタン呼び出しなどができない

居酒屋で古いタイプの店は呼び出しボタンがなかったりして大変です。「すいません!」と呼ぶのも大変な店が居酒屋ではなくてもあるわけです。

もちろん、客単価が一定以上でボタンなんて品がない(笑)というところは別ですが、ボタンがないし、店員も呼びづらいではこれは厳しいです。

大衆居酒屋的なところはうるさく、まあ女性などは入りづらいというところになるでしょう。そもそも居酒屋に女性が入りやすいということはないわけですが、ここらへんも何かヒントになるかもしれません。

お客さんがどう呼ぶかはかなり大事だと思います。呼びたいタイミングで呼べるタッチパネルはなんだかんだいって便利ですね。

6.無駄なクーポンは要らない

クーポンもポイントカードもですが不要派です。家電ですがケーズデンキはポイントカードがないはずです。(とはいえパスポートという似たものがありますが、ポイントを貯めて安くするやり方ではないのでやはり考え方は違うと思います。ケーズ電機のポイントカードのメリット~家電せどり~)ポイントカード顧客=値引きするということになるのでサービスと思いきや、ポイント目当てになったり、またはクーポンでしか来ないお客さんが生まれやすくなります。

もちろんクーポンとポイントカードを考えずにやるなということであって、明確な考えがあればやったほうがいいともいえます。

主張としては、そういう割引を行うなら全体の質を上げたり従業員満足を増やすなどして違うお金の使い方をするとかもありなのでは?というところです。結果的にお客さんに還元されることになるのですから。

7.分かりづらい看板

雑居ビルなどに入ったりすると分かりづらいですね。よくビル名の住所がありますが、一見さんには辛いので目印となる看板が地図だけでなく必要でしょう。

小さいことですが、自店の位置が分からないなど考えたことがない人が多いかもしれませんが、自分の店は当然分かるわけですが、初めて来る人はやはり初めてなので分かりづらい人も多いはずです。

8.ネタ的なメニュー

コンセプトによりますが、あるお店は地元の大学の名前を冠したチューハイを作っていました。ネタとしては面白いですが、これも客層に応じてでしょうが、個人的には微妙です。

それがお客と店員のコミュニケーションを誘発しているならいいのですが、「これってどういうのですか?」「えーと、確か・・・」みたいな会話はかなり不毛です(笑)そもそも真剣にネタメニューを頼むのが駄目かもしれませんが、ネタとしてやるにしてもきちっとこういう企画メニューをやるなら一貫して教育してほしいというところです。

もちろんお店のコンセプトがネタであるとか、企画居酒屋ならそういうのもありでしょう。中途半端なやつが駄目ってことですね。

9.飲み放題不要

全ての居酒屋を否定する感じですが、個人的にはお酒はそこまで飲まないので、数杯でオッケーです。不思議なのは、そういう飲み放題のロスやそれでも売上があがるビジネスモデルとしているところです。

もっともこれは飲み放題があるところは単価が低いわけでという矛盾になりますが、さすがに飲み放題で飲もうとは思わないので、そういうお店には行かないとなります。

飲み放題によって集客するとかも分からなくないですが、一方で飲まない人は非常に「渋い」感じの印象しかないでしょう。しょうがない、仕方がないというところで飲み会に来る人がリピートすることはないでしょう。

これに対する解決策はわりとないのでなんともですが、飲んだ量に応じて適切な従量制課金みたいな(格安スマホとかのSIMみたいな)ものを自動で出来るような時代も来るかもしれません。技術に期待しましょう。

おわりに

居酒屋自体で飲んで話すことは相当少ないと思っています。飲むから面白い話になるということよりも、話が面白い人とたまたま飲むくらいだからです。飲むというよりも、じっくり話すこと、語ることが飲むなら居酒屋での体験よりも家飲みであったり、イベント化したり、別に飲まなくてもご飯を食べるというところに着地しているのが僕の感覚です。

もちろん外で食べるとか、居酒屋自体を否定しているわけではないですが、金太郎飴みたいな居酒屋にはやはり魅力はないわけでして、色々とお客さんが喜ぶ仕掛けや満足するものが生まれていって欲しいですね。

というわけで、居酒屋アイデアになればというところで不満をまとめてみました。一つでも参考になれば幸いです。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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