好奇心旺盛で興味がたくさんある方がビジネスをしたい場合の3つのアドバイス

質問

Q.私は現在、財務職で会社員をしている者ですが、以前から独立願望がありまして、好奇心に任せて、いろいろ下記資格も取りました。

アロマセラピスト、レイキマスターティーチャー、心理カウンセラー、リンパマッサージのセラピストなど。

また以前、欧州系の商社に勤めていたことがあり、貿易にも興味があり、一時、アマゾン欧州を通じてデジカメなどを少々輸出しておりました。

付け加え、直感的に鋭敏なところがありまして、スピリチュアル方面、心理学、コーチングにも興味があります。

未知のことに興味があるのでしょうか? 新しい人との出会いを大切にしていて、話題に任せて、沢山おしゃべりするのも好きです。

なかなか、好奇心旺盛過ぎて、ビジネスアイディアがまとまらないのですが、資格を活かしながら、物販を取り入れたようなビジネスをちょっと考えております。

例えば、アロマを使用したセルフエステのコンテンツを作って、関連商品を販売することや、レイキを各レベルごとに、教えたりとか、遠隔でレイキを送ったりするサービスなどです。

また、自宅で、週末だけエステサロンを開くことにも興味があります。隠れ家的に簡略な設備だけ整えて、アロマのフェイシャルとか、リンパマッサージ、レイキなどのサービスを提供するようなものです。

あと、以前、外資系の金融機関で働いていたこともあり、色々な外貨を取り扱っていたので、FXにも興味がありまして、今は、中級レベルですが、初心者さんにFXの基礎的なことを教えるのもいいかも知れないと思うことがあります。

このように、あまりビジネスアイディアがまとまらないのですが、なにか現実的なアドバイスをいただけましたら、助かります。

何卒、よろしくお願いいたします。

回答

A.以下で回答致します。

1)あえて興味を絞らない

おそらくですが、色々と好奇心があることで特徴であり強みなので、これを絞り切ると多分不完全燃焼であったり、消化不良になりがちかなと思いました。既にアイデアがあるというところで、それらを一個ずつやっていかれるほうがいいかなという印象です。

・既に組み合わせたアイデアをまずやってみる
実際のアイデアをまずはやってみてもらうといいと思います。
同時に今、一つに絞る必要はないというところです。

・そこから出来ることを作っていく
例えば無理に1個に絞った場合、他のことをしたいのでその1つが出来ない可能性があります。そうなると、たくさんある程度やっていたほうが成功しやすいかなと思います。

総じて、あえて興味を絞らない、つまり決めないことがいいのかなと思いました。逆に絞りたくなったら絞ればいいですし、今決める必要性がないのかなというところです。

決めてやるというのは格好いいこともありますが、たくさんやりたい人にはミスマッチという感じがあります。

2)現実的なビジネス化アイデア

・ターゲットとするお客さんの数、または属性
これは例えばアロマを使用したセルフエステコンテンツという時、誰がお客さんになるか。身近な人ですぐに3人くらいすぐに思い浮かべば素晴らしいです。そういうのが思い浮かばないなら厳しいとか、実際に誰にうるか、その属性を明確にしていくのがいいですね。

・月間、年間の売上や利益を設定する
例えば、年間1000万なのか、300万なのかなどの具体的な売上を設定します。当然この数値をいきなり売るとかビジネスとするのは大変ですので、設定してどれくらい稼働するのか、または稼働したくないのかを考える素とします。

・使えるリソースを考える
資格でなく、場所、人との人脈やそれらの使えるリソース、使えそうなリソースを挙げていきます。
色々な交友関係や知り合いがいればそれらの人々のリソース自体が使えることになります。

・仕組み化できることはないか
ビジネスは仕組みなので、自分が頑張って何かやるというスモールビジネス的なものもありますし、ある程度自分がいなくても回るというやり方もあります。これらの仕組みを意識して、どこを変えたり、作るといいかを検討するといいと思います。仕組みという意味では、例えばビジネスモデルというものを調べるといいこともあります。ある程度のマネタイズや仕組みのヒントを活用することがグッドです。

3)シゴトや企画を提案する

好奇心の数だけネタがあり、それらを旬のネタやパワーが出そうな部分と組み合わせつつ、人に合うことや刺激を受けることで最も最適なシゴトとなりそうです。

そこで、シゴトの作り方を教えたり、またはこういうシゴトをやってみませんかと提案するアウトプットがいいかもしれません。ワークショップやイベントなどもどんどんいけると思います。

本業として、独立して一本でやるまえに、今の状態で色々と試される方がいいと思います。エイヤ!で辞めるのもいいですが、あえてそれがいいということでもないと思います。

また、月3万円ビジネスのように、複業としてたくさんのシゴトを設計してやるのも向いていそうです。ネタの数だけビジネス化できるわけで、飽きないですし、それらをポートフォリオとして、バランスを保つなどが考えられます。

他には出会うことをメインにするような、営業代行的なシゴトもいいかもしれません。具体的にはセラピストやコーチなど、または自分から営業するのが苦手な人向けに、代行というよりは「こんな人がいるのでおすすめするよ」という形で口コミ風に伝えます。やり過ぎると人脈を売るみたいなことになるので、ある程度いい形で割り切れるか、または罪悪感みたいなものが生じないかが大事だと思います。人がお金に見えてしまうなどもありますので。

しかし一方でビジネスや仕事という意味では、紹介料をもらう形がいいのか、それともコラボレーションして一緒にパートナーとして売上の一部をもらうとか、そういうマネタイズの方法はたくさんあるので、それらもアイデア次第となりそうです。

自分に向いていそうなものをやったほうがいいと思います。

4)まとめ

簡単にまとめると、好奇心がたくさんある方なのでそれらを維持して、たくさんのことをやられるのが向いていると思います。仕事もたくさんあると大変だという人もいますが、パラレルで出来るのではないかと思います。

逆に一つに決めてしまうと、少しでもそれてしまう、関係なさそうなことが出来ないため、なんでわざわざこんなことをしているんだっけ?となりそうです。そのあたりのバランスを考えたアイデアをもってテストする、試すことが大事かなと思いました。

そして、ビジネス化、現実的という意味では、数値化やニーズを探る、実際のお客さんや仕組みを考えることを、少しでも進めるとどんどんビジネスっぽくなっていくと思います。これらは手を動かしただけ精度が上がるのですぐにでもやることをおすすめします。

以上、一つでも参考になれば幸いです。
面白いビジネスができたらまた教えてくださいね。

失礼致します。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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