自助論からの気付き追加

スマイルズの世界的名著 自助論 知的生きかた文庫
サミュエル スマイルズ
三笠書房 ( 2002-03-21 )
ISBN: 9784837972396

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自分が書いたメモを見過ごしていたのですが、自助論ちょっと前に読んで上のメモがひどかったので追記です(笑)

気づきメモは3つ

頑張れみたいな印象は変わらないとして、3つほどメモがあってそれらはわりと響いてきました。

1.眠るライオンより吠える犬がわっしょい

ライオンみたいに強いやつ、強力なものでも眠っていれば使い物にならないし、価値は低い。それならば、吠えるような犬というライオンに比べ劣るけどそっちのほうが使えると。

例えば番犬といいますが、番ライオンがいるとしたら、どうでしょう?色々な現実的なことはスルーして、どちらがいるほうが安心か。もちろん主人を攻撃することはありません(笑)

そうするとライオンです。でも、ライオンは眠っちゃうんですね(笑)そうすると、弱い犬のほうがまだ良い。

というわけで、解釈としては例えば、

  • 拙速は巧緻に優る
  • 70%でもなんでもいいから完成した!といって割り切ってリリース。あとで修正改善していく。完成大事
  • まだまだだと思っていたら人生終わっちゃうので、まずやったところから見せていくスタイル
  • 見せるレベルではないけどとりあえず見せちゃう
  • 熟慮して行動しない、やらないというのもありだけど、それなら軽く考えて動いて試す方がすぐ分かっていいかも

みたいなところです。

ややずれますが、こんな記事が面白かったです。

弱い犬ほどよく吠えるのは本当なのか?ライオンと犬を対峙させる実験結果から見る、他者を攻撃する人間心理。

簡単にいうとテレビ番組でやってたライオンと犬を対峙させたら、強い犬は逃げ腰になり、弱い犬は(土佐犬いるけど)逃げなかったというもの。この視点から上のことわざとはかなりずれてますけど(笑)、犬は犬でも吠えるから怖いとか強いということでなく、相手の強さを正しく認識してないから吠えるかもしれませんよね。これはかなり面白い事象だなあと。確かに心理的に相手に対して何もないならあまり言うことはないですからねえ、とはいえ例外もあると思いますが(笑)

2.暇な時は錨を磨き上げる

時間があったり充電時間とかであれば、徹底的に自分の長所を磨いていくみたいな意味で取りました。

最近見かけたもので出典は忘れましたが、

  • 短所を補うのもほどほどに、それほど時間はない
  • それなら長所を伸ばしてそこでカバーするほうが良さげかも。
  • 良い意味の弱点は開き直りがいいかも。あえてそれで人に迷惑をかけようとかでないなら。割り切り方の話ですな

という感じで、自分の得意技を磨いてベンチを温めていくほうが、今どきはグッドです。時代の流れにあっているといえます。

もちろん、弱点克服型もいいんですが、今だと平均的な人ってなかなかエッジがないので如何せんトンガレずに終わりがちです。トンガレばいいわけではないですが、錨である程度やりたいならある程度の割り切りはいるでしょうし、どっせ同じ時間ならやはりやりたいもの磨いたほうが面白そうです。

3.十分すぎる余暇は身を滅ぼす

せこせこした労働とかってよくわかりませんが、適度な運動も会話も、ゲームも遊びも、仕事も稼ぎも何か適度ってのが大事なんですけど、重要でしょう。

過大なものは、お金も仕事も夢ですら身を滅ぼすかもしれないなと。暇という時間もそうでしょう。暇があるからこそよからぬことを考えてしまうから、ある程度忙しさで思考を縛って集中するのはわりと好きです。これって集中力をあげるって意味で、あくまで「忙しい状態にすればなんでも解決する」という考え方ではないですね。

なんでもそうですが、余暇があれば幸せかですが、そりゃやばい環境で働いて死にそうなら休むべきですけど、そうでないならそれらも適度ですよね。

適度っていうのがどこかは当然どこかまでは言えないですけどね。

自分をピカピカに磨く

自己啓発という意味で自分の意識を高めていって足りないところは補いつつ、良いところは磨いていく。まあ当たり前なのですが、これを意識していくだけで生活は変化しそうです。

そして集客ではないんですが、自分自身の魅力を上げるとか、人間力とかをあげるってなかなかぼんやりしています。ですが、それって自分が面白いことをやっていくこと、人をさらに楽しませていくと、もっと面白くなること。

なんかそんなことを感じます。

最近みかけたツイートで面白かったのはこちら。

長いので簡単にいうと、ゲームを通じて知恵とかが大事。とくにルールを作ることでよりお金持ちになれるみたいなことです。お金持ちでなくてもいいのですが、ルールを作れるって企画をすると同様です。自分の遊びで遊んでもらうというのが大事で、人の遊びで遊ぶのと同じ「遊び」でも全く意味が異なります。

そういう意味で職人とか作る人のほうがルールを作りやすい気がしますよね。面白い内容でした。

ルールを作る人になれとまでは言わないですけど、まあ自分は社会のルールとかになるときな臭いですけど、そうでなくてもガンガンおかしなところは変えていったほうがいいあなと。これもやり過ぎるとアレなのでバランス大事なんですけどね。

おわりに

自己啓発本でなんだったかな、例えば意識として変えたい行動や何か弱い点があるとき、それを指摘するように読むというのが商品というのがあった気がします。

まあその通りなんですけど、学びとか気づき、成長大好きという意味で、指摘してもらったほうが嬉しいですよね。指摘というのも単に駄目じゃんというのもありっちゃありですけど(コミュニケーション慣れしてないなら)、慣れているならばそこまでつっけんどんに言わないかなと(笑)

実際に意識的に何か考えていく場合も同様で、足りないというか、ここはどうなんだろうとか、これはどうだろうと、そもそも読むとか何かを得る行為がそういう「意識」があるので、なんでもいえそうだなと。中身自体が全くなくて、並べてあるだけならやはり違いますしね。

以上、追記的メモでしたー。やはりメモったものはちゃんとアウトプットしとかないとスッキリしませんね(笑)

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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