細かな違いが分かれば、さあ専門家と名乗るべし

専門家の定義については何度も書いているのですが、再度書いていきましょう。ここでは、専門家=プロという意味合いなのですが、プロ=それで食える人という狭義の意味でなく、その道やそこに詳しい人という意味合いで書いています。

専門家って堅苦しい定義は不要で、細かな違いが分かれば、というか分かるからこそ専門家だと思います。そしてそういう専門家なのだから、自信を持って違いを説明したり、「実は色々あって」というプレゼンが可能なのかなと思います。

そしてあるニッチな場所があるとしてそこで仕事を作るなら突っ切る感じで、専門家というのが恥ずかしくてもGOでオッケーです。その後に最適な知識(正確にはお客さんに適したもの)が生まれ、そして最適な商品にもなっていくと考えています。

今回は専門家というのは、小さな違い、細かな違いが分かるという話です。

細かな違いが分かる人こそが専門家

世の中には色々な仕事があります。ここで専門家だなというか、専門家という視点でどういう人がいるか挙げていきましょう。

アイスマニアで知られるアイスマン福留さんは、本を読んだのですが昔確かトラック運転手でこの仕事先がないと思って、ITか英語みたいなところでIT業界に未経験でGOみたいな話がめちゃくちゃおもしろかったです。なぜかアイスといえど、コンビニアイスというニッチなところで専門家となっています。素晴らしいですね。

離婚式プランナーの寺井さんもニッチだなあと思います。離婚式や涙活などユニークな活動をしています。寺井さんも本で知りました。確か涙活はそこまで収益はあがらないけど、離婚式は結構お金になるみたいな話もあったかなと。うろ覚えですが。

しかも、離婚式のネタは結婚式は祝うのに、会社の先輩?が離婚したときに「離婚式させてください」みたいな企画発動から始まったようでものすごく怒られた(笑)ようです。そりゃ最初は面食らうわけですが、説明していくとオッケーでそっから事例となっていくと。

他にも色々な専門家というかニッチなところでやられている方が多いです。僕の仕事柄そういうところを見つけてくるわけですが、それはおいておいて、なんか楽しいですよね。

アイスマニアって何だって思ってもアイスの細かな違いってなかなか分からないですよね。どんなアイスがあるのかとか。もちろんアイスに詳しいというのは「切り口」であって、アイスの何に詳しいかでまた違ってきます。

離婚式も結婚式の反対ですが、バカバカしくやっているのではもちろんなく、きちっとやるんですね。やり始めると皆さんやってよかったとなる方が大半だそうですけど、そんなのが実際でしょう。この場合は新しい概念なので真似するところは出てきても元祖と実績で逃げ切れるか、そんな企画やれないということで諦める人も多いと思います(笑)

そういうところを見ていくと自分のポジションはどこか。ビジネスアイデアを圧倒的に出す人というところでしょうか。そこに絞ってガシガシとやっていこうと思っています。もちろんアイデア出して終わりでなく、アイデアが止まらないところで突っ走る必要があります。アイデアを出してないと死んでしまうというのは冗談ですが、ただ考えないとやっぱ嫌なのでですからぜひお題ご依頼お待ちしております(笑)

違いが分かる人は自信をもって欲しい

まあそんな専門家というのは、偉そうにいうというよりも、自信を持ってオッケーですよということなんです。専門家=偉いのでなく、ポジションがあればできそうならそこで名乗っちゃってください。ということなんですね。

もちろん、名乗ればオッケーでなく、名乗るからにはやることがあって、それはコミットメントというかそこでやるぞというエネルギーみたいなものがあふれることですね。

こんなので名乗っちゃっていいのかなあ。くらいが普通かもしれませんが、大丈夫です。僕もビジネスアイデアのことなら何日も語り尽くせますし、とくにアイデアの話は本当に止まりません。「アイデアとは」から始まって聞かされる人はたまったものではないでしょう(笑)(普通の人にはしませんが、望むならばぜひ)

そんな僕でも専門家です。ビジネスアイデアの専門家ですね。コンサルやそれとは違う切り口の仕事は試して作ればいいわけで、自分の根源というと大げさですが、揺るぎない何かってなんだろうか。そう考えるとやっぱアイデアであり、仕事やビジネスアイデアであり、そういうのが楽しいし、どんどんやりたいよねーというのが最もなところです。そしてそれで人の役に立てることも分かってきたのでさらに深めていくというところになります。

逆にいえば、僕は人のアイデアに対して何がいいか悪いかが分かります。それは多分既にあるけどそれでもやりたい理由はなんだろうかとか、あの事例とこの事例が参考になりそうですよねとか色々言えるんですね。こういう専門領域に触れた時に「細かな違い」が瞬間的に見える。専門家なら見えるんですが、そういうのが少しでもあれば専門家です。

ペットを育てる専門家ではどこにでもいるかもしれません。ペットでも犬なのか猫なのか、爬虫類や熱帯魚、鳥もいるし、うさぎだったり様々です。さらにそういった動物の中でも年齢や用途というところで、一緒の家族なのか、それともインスタ映えな写真を作るみたいなことをするのか、柴犬まるのようなポジションを目指す(笑)とか色々出来ますよね。素材集を作ってそのペットをデビューさせてもいい。デビューペット育成専門家とかもすごくていいですよね。デビューもどういう状態かによりけりですから。

自戒を込めて言うのですが、内向タイプの人は自信がなく、かなり実力があっても出来るっていわないんですね(笑)僕もそういうタイプです。ですから「僕はビジネスアイデアの専門家で、何でも聞いて下さい」と言い切ってしまえばいい。同様にあなたも専門家というところで躊躇せず、これができそうだーできるかもーできるから専門家でみたいな感じでどんどんやっちゃってもらえればいいんじゃないでしょうか。楽しいですよ!

絞って絞ってぴったりなお客さんに出会おう

条件を絞っていくと誰もいなくなるというオチもありえます。ただ絞った上で誰も来ないならそういうものではないかと割り切って受け入れるのもいいと思います。

また絞ってそこで出会うお客さんはきっとあなたにピッタリというか気が合うお客さんの確率が相当高いです。幾多ものハードルや条件を乗り越えてきたわけですからね。そこは出会いに感謝という感じでしょう。

お客さんが誰もいないとか、0人ならまず最初の一人を見つめることから始まります。見つけるというか出会うという感じでしょうか。インターネットを使うことを一応おすすめしていますがそうでなくてもいいでしょう。

最初の一人に出会えたら全然話が違います。そこからそのお客さんと色々話したり、手応えを感じて次のお客さんを探して見つける。この繰り返しです。何人も相手をしていけば自ずと磨かれさらに専門家たる風格を備えるし、知識やスキルもあがり、さらにお客さんのニーズも提供者との違いなどの差も見えてきて新たな風景が見えてくるはずです。

最初のお客さんに合うまでは我慢だとは思いますが、我慢というよりも試行錯誤、仮説検証をやっている最中ということで楽しんでやりましょう。ゲーム感覚でこうしたらどうか、ああしたらどうかという感じです。伝わりますかね?

最初でゲーム感覚である程度やれてかつお客さんが現れて仕事になったら、次は・・・となってどんどん冒険が始まっていく感じです。展開が見えたり見えなかったり面白いストーリーが見えてくるんですね。こんなことやったら面白い、これは駄目かもしれないけどやりたいなあとか、楽しくてしょうがない。そういうことが、仕事を作っていく、ニッチな専門家になってポジションを作る、あなたがワクワクが止まらないことをやり続けるという感じになると思っています。

おわりに

小さな違いがぱっと分かれば多分専門家です。写真でもイラストでも、漫画でも文章でも、Webサイトでも、プログラミングでもなんでも構いません。ニッチすぎる?のも試してみてどうか。それでやってみてからあとで検証してみればいいと思います。

ビジネスアイデア出しもニッチな専門家です。そんなので食えるのか?という言葉が出る前にアイデアを出すくらいの感じでしょうか。食える食えないは試してみてどうか、そういう試す前に色々いっても多くは仕方がありません。食えそうな仕事やビジネスを探すとそれはもしかしたら安定するかもしれないし、「見える」部分では安心かもしれません。

しかし、経験を積むなど狙いがあるならグッドです。ただそれをやり続けても結局使われるパターンは変わりません。もちろんそれは自分が何かやりたい、自分で仕事やビジネスを作りたい人である場合です。このブログには、自分は一生勤めてればいいのだという人はほとんどいないと思います。

むしろ勤めていても何かしてやろうとか、何かヒントはないか、何か仕事にできるネタはないか。そんなことを探しに来られる方が多いと思います。であれば、考えたアイデアは試してみましょう。失敗なんて大丈夫です。僕は毎日失敗しています。一緒に失敗しましょう。サロンで待ってます(笑)

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。